西武ドーム (60レス)
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2: 2014/07/23(水)19:15 ID:AnbpbQig(1/4) AAS
埼玉県南西部の狭山丘陵に立地し、周囲を緑に囲まれたロケーションの中に位置している。
平地にスタンドなどの構造物を建設するのではなく、丘陵地を掘り下げて構造物を設置する手法が用いられており、掘り下げ部の斜面を利用してスタンドが設けられている。
掘り下げ式のため、観客は外野バックスクリーン後方の中央口から入場し、外野スタンド外周のスロープ状の通路を経由して、各座席へ誘導する動線が取られている。
そのためバックネット周辺の座席へ向かうにはスタンドを概ね半周することになるが、ネット裏のボックスシートを利用する観客には専用の出入口が別途設置されている。
1997年と1998年のそれぞれオフ期間に2箇年を掛けて工事を実施し、球場全体に屋根が架設された。
だが他のドーム球場と違って壁面を設けず、スタンドと屋根の間の全周をフルオープンとして通気性を高めた構造を採用しており、自然の空気を取り込めることから空調設備はない。
屋根は外周部がドーナツ状の金属製で、中心部には鉄骨で組まれた総面積17,000m²に及ぶ一重のテフロン膜が張られており、自然光を取り入れることができる。
現存するドーム球場の中で最も低コストで造られ、最も環境に配慮した球場として、西武グループでは「自然環境共存型スタジアム」としてPRを行っている。
また狭山丘陵の豊かな自然を活かした部分などが評価され、埼玉県が優れた景観の建造物等を表彰する「彩の国景観賞」を1999年に受賞している。
屋根は柱で支えられているが壁面が無いため、日本で唯一「場外ホームランの出るドーム球場」である。
省1
3: 2014/07/23(水)19:18 ID:AnbpbQig(2/4) AAS
内陸の狭山丘陵に位置する立地条件から春先や秋口のナイトゲームは寒く、夏場はナイトゲームでも蒸し暑い。
更に空調が無く全て自然通気のみに依存する方式のドーム化により、通気条件が低下したことでその傾向はより顕著となり、
春先や秋口、降雨時などには防寒対策が、夏場には熱中症対策が必要になる。そのため他の全天候型のドームと異なり、夏場のデーゲーム開催を行っていない。
また強制的に換気を行う設備も設けられていないことから、降水時には湿気がこもり時にはフィールド内に霧が立ち込める。
またデーゲーム時の夕方などには日が差し込むことになる。
こうした事から場内で販売される飲食物の売り上げ傾向にも特徴があり、寒い時期には球場では定番のビールをはじめジュース、アイスクリームなど冷たい物の売り上げが落ち、
逆に甘酒、おしるこ、ホットコーヒーなどの暖かい物が良く売れる。一方、蒸し暑い夏季(7月 - 8月)には球場内が蒸し風呂状態になるため、冷たい物が良く売れる。
なお当地の名産である狭山茶が夏はアイスで、冬はホットで通年売られている。
絣柄の着物に赤いたすき、手ぬぐいの茶摘娘の衣装による売り子販売もあってか西武ドームの名物の一つである。
その一方で分煙対策の上では問題が残っており、ドームの屋根内には消防法上の規定により喫煙所を設置できないため、内外野共に屋根に覆われない部分に喫煙所を設置している。
省2
4: 2014/07/23(水)19:25 ID:AnbpbQig(3/4) AAS
元々は1963年に竣工した「西武園球場」という小規模な球場で、アマチュア野球を中心に使用され、
プロ野球の二軍戦であるイースタン・リーグの試合もごく少数行なわれていた。
その後、プロ野球開催可能な貸し球場として1978年6月、改築工事に着手。
その最中、国土計画がクラウンライターライオンズを買収、西武ライオンズと改称し、新球場を同球団の本拠地として使用することを決定。
屋外球場西武ライオンズ球場として1979年に開業した。
こけら落としとなる初めての公式戦では前内閣総理大臣で、堤義明オーナーの媒酌人でもあった福田赳夫が始球式を務めた。
5: 2014/07/23(水)19:28 ID:AnbpbQig(4/4) AAS
1999年に日本で5つ目のドーム球場として生まれ変わった。
既存施設に後からドームの屋根を架設するという異例の建設方式によって作られたが、
西武球場自体は当初から将来を見据えドームが架けられるように設計されていた。
1998年に観客席部分にステンレスの金属屋根がついた第1次工事完了時に西武ドームと改称。
ただしこの年はグラウンド部分がまだ屋根で覆われていなかったため、“ドーム”と名乗っていながら雨天で試合中止となったケースが何度もあった。
(なおこの年の西武“ドーム”球場は、エルニーニョ現象による多雨のため、本拠地球場の雨天中止のプロ野球記録を作っている。)
同年シーズン終了後、グラウンド部分の膜屋根取り付け工事が行われ、翌1999年からは完全なドームの形状となった。
なお、この工事に伴いグラウンドも従来の両翼95m・中堅120mから、それぞれ100m・122mに拡張された。
ドーム化後の第1号ホームランは1999年3月20日の対巨人オープン戦で巨人の松井秀喜が記録している。
これにより“雨天”による試合中止はなくなったが、台風等があった場合に選手・観客の安全面を考慮したり、交通機関の運休により試合を中止することがある。
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