【勉強会】The QABALISTIC TAROT【+雑談】Part4 (196レス)
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163: 2015/05/08(金)06:51 ID:OLp(1) AAS
「セフィロトの図案たち」の章の続きです。

--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 68) ---
It is the most dense manifestation of the Elemental Yod Force, and is the energy
which brings about material fruition and growth as Waite has shown here in a very
effective card.
それは「四大元素のヨッドの力」の最も高密度の顕在化であり、ウェイト氏がここで非常に
効果的にカードに示してきているように、物質的な結実と成長をもたらす精力である。
--- ここまで ---

「王」のカードの主体というか基本にあるのは、「Elemental Yod Force/四大元素の
ヨッドの力」であり、それが「五芒貨の王」という「アッシャー界」の次元においては、
どのように我々に見えてくるのか、どう関係してくるのかということです。

そして、それが最もわかりやすい形で表現されているのが、ウェイト版の「五芒貨の王」
であるということなんですよね。

ただし、ウェイト版のデザインは、「"T"の書」からは若干の修正があり、どちらかと
いうと、より俗物的かつ守備的な感じが強く出ています。
つまり、野性の雄鹿ではなく家畜の雄牛を、トウモロコシではなくブドウを、そして単なる
肥沃な土地の上で馬に乗る姿ではなく、自ら築いた城で玉座に坐る姿になっています。

要するに、「"T"の書」では「material growth/物質的な成長」段階であり、その一方で、
ウェイト版では「material fruition/物質的な結実」の段階であるということですよね。

そして、ウェイト版では、ブドウの実ったガウンの下には、頑丈そうな鎧を着用していて、
もう完全に守りに入っている状態ですよね。
なんだかもう、農園を経営する頑固なオヤジといった感じの王様です。

とはいえ、ウェイト版での占いの意味は、そんなに悪いものではなく、どちらかというと、
知的で計算能力に長けた、優れた商業的な経営者としてイメージされている感じです。
人は見かけによらない、ということですかね。
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