【勉強会】The QABALISTIC TAROT【+雑談】Part3 (551レス)
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535: 2014/11/08(土)08:12 ID:5x1AeVL5P(1) AAS
「カバラ」の章の続きです。

--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 50) ---
To reiterate: In divination the Court Cards are the choices of men, the Trumps are
the choices of the Gods (although at a more complex level, these are our own choices,
too) and the small cards are the forces brought into play.
繰り返して言うと:占いにおいては、「コートカードたち」は人間たちの選択であり、
「大アルカナたち」は「神々」の選択であり(より複雑な水準では、これらもまた我々自身
の選択ではあるが)、そして小アルカナ(の2〜10の数札)たちは実演の場にもたらされた
力たちである。

Of course any card of the deck may be a clear reference to an individual.
もちろん、デッキのどのカードでも、個人への明らかな言及であるかもしれない。
--- ここまで ---

まとめると、
 「大アルカナ」=神々の隠された強制力(神、経営者)
    ↓
 「コートカード」=支配者階級の人間の決断力(大天使、上級管理職)
    ↓
 「2〜10の数札」=正規社員の指示(天使、中間管理職)
    ↓
 「我々人間」=契約社員、アルバイト、ロボット
という、ブラック企業みたいな縦社会であるということですかね。

とはいえ、現実の占いにおいては、こういう厳密でブラックな解釈は行いません。
つまり、場の雰囲気を読んで、とりあえず客ウケするような、それっぽい話をデッチ上げる
ことが先決ですので、「大アルカナ」とか「コートカード」とか「数札」とかのレベルの
違いをきちんと考慮せずに、適当な夢のあるストーリーを仕立ててしまうわけです。
まあ、それで客が納得して金を払ってくれるのであれば、それはそれでいいわけですし、
それについて、ワタシがとやかく言うようなものでもありません。

ただ、その背景には、こういう厳密な階層があることを、きちんと知り、きちんと考えて
おくことは、決して悪いことでもありませんし、それなりに有益なことです。

つまり、こういう階層のことを知らないままでは、いつまで経っても、最下層の人間は
最下層のままであり、死ぬまで神々に操られた契約社員やアルバイトやロボットとして
生きていくことになる可能性が高いわけです。
まあ、それはそれで幸せなのかもしれませんが、ワガママなワタシとしては、そういう
不自由な生き方をするのって、いまいち面白くはないわけですよね。

つまり、「タロット」という「神々のカードゲーム」のルールを知り、きちんと使いこなせる
ようになれば、これにより世界征服も宇宙制覇も不可能ではないわけですよ。←厨二病w
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