[過去ログ] 【バッタ】コロナの裏で、中国に「4000億匹」のバッタの大群が襲ってきた…!中国は「10万羽のガチョウ」で迎撃…!? [5/3] [新種のホケモン★] (1002レス)
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(35): 新種のホケモン ★ 2020/05/03(日)11:03 ID:CAP_USER(1/3) AAS
その1

 「4000億匹のバッタの大群がインド・パキスタン国境から中国に迫っている」 2月19日、中国国営中央テレビが展開する国際放送局はこう報じた。

 新型コロナウイルス・パンデミックにより世界中の社会と経済が大混乱に陥る中、もう一つの危機がアフリカ大陸で発生し、中東、南アジアを超えて、中国にまで迫っている。この危機の正体は、サバクトビバッタというバッタが引き起こしている蝗害(こうがい)だ。

 蝗害とは、夥しい数のバッタが作物を食べ尽くしてしまい、人間が食糧難に陥る問題のこと。2019年6月にアフリカ東部で大量発生したサバクトビバッタは紅海とペルシャ湾を超え、イランに上陸。そのまま東へと移動し、中国付近まで到達している。

 蝗害は、人類の歴史において、度々発生が確認されており、蝗害自体はそれほど珍しいものではない。だが今回、規模が尋常でない。  観察されている記録では、今回サバクトビバッタは1平方キロメートルあたり4,000万匹にまで繁殖し、1日で35,000人分の農作物を食い尽くしているというのだ。
省14
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(1): 新種のホケモン ★ 2020/05/03(日)11:03 ID:CAP_USER(2/3) AAS
その2

イナゴよりも恐ろしいバッタの群れ

 中国語でトノサマバッタは「飛蝗」と書く、この「蝗」は日本では「いなご」と読むため、いなごが蝗害を引き起こしていると思っている人も多い。だが、実際にはイナゴは、トノサマバッタとは生物学的には異なる種で、トノサマバッタは蝗害を引き起こすが、イナゴは蝗害の原因にはならない。

 旧約聖書にもサバクトビバッタによる蝗害は登場する。「出エジプト記」によると、イスラエル人が、かつて古代エジプトで奴隷状態にあった時代、神がイスラエル人を救出するために、エジプトにもたらした十種類の災害「十の災い」をもたらしたという。その一つが「蝗(バッタ)を放つ」だ。

 ここで疑問が湧く。どうしてサバクトビバッタは、常にではなく時折、大量発生して蝗害を引き起こすのだろうか。
省6
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(2): 新種のホケモン ★ 2020/05/03(日)11:04 ID:CAP_USER(3/3) AAS
その3(最後)

風に乗って1日に100km移動することも

 生物学者は、群生相のサバクトビバッタについて、翅(はね)のない「ホッパー」期の状態を「バンド(Band)」、翅の生えた「成虫」期の状態を「スワーム(Swarm)」と呼んで区別している。バンドの状態でも、1日200mから1700mも移動する。理由は定かでないが、同じ方角に進む習性がある。  スワーム状態では、翅があるため、さらに移動距離が長くなる。日の出とともに体を地面の熱で暖めてから飛び立ち、そのまま日が暮れるまで飛び続ける。しかも風に乗って一定の方向に飛ぶ習性があり、なんと1日で100km以上移動するケースもある。

 この長距離移動を、何百万、何千万という大群が、巨大な層を形成して一斉に移動する。日暮れになると着陸し、一晩かけてそこにある植物を食べ尽くしていく。この状態が、旱魃期が到来するまでずっと続く。これが蝗害となる。

 現在パキスタンまで到達したサバクトビバッタは、今後どこまで進むのだろうか。サバクトビバッタは、高度は海抜2,000mまで上昇することが出来るが、それ以上は気温が低すぎ、上昇できないとされている。そのため、山脈地帯より先には行かないと考えられている。
省9
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