ポーランド語からフィンランド語に専攻変えた結果w [無断転載禁止]©2ch.net (51レス)
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45: ボケ老人 (オイコラミネオ MM4f-gD8T) 2020/12/13(日)12:43 ID:cRZlIN7JM(4/6) AAS
両言語の受動態についても一言駄文を付け加えたく候

フィンランド語にもポーランド語にも受動態がある。
受動態の説明をする場合、英語の this book was read by Paul のような文章を大体取り上げることが多い
このような文は一応ポーランド語には直訳できる:ta książka została przeczytana przez Pawła
ただ、ポーランド語に限らずスラブ語では全般的に、こういう受動構文は好まれないので、
能動態で表現することがほとんどである:tę książkę przeczytał Paweł の如し

ところがフィンランド語では受動態という文法範疇は存在するものの、この種の受動構文は一切不可である
なぜなら、芬語受動態には人称変化が無いので、主語の人称に応じた動詞形を選ぶということができない
koulussa luetaan usein tämä kirja「学校でこの本はしばしば読まれる」みたいな使い方しかできないのだ

実用フィンランド語の習得を目指す人が悩まされるのは、口語フィンランド語と文章語との乖離であるが、
省6
46: ボケ老人 (オイコラミネオ MM4f-gD8T) 2020/12/13(日)12:44 ID:cRZlIN7JM(5/6) AAS
日本語で「行かれる」というような形式上の受身文を作ると、それは行くことが可能という意味になることが殆どである
「バス停で降りて、その場所までは歩いて行かれますか?(行けますか?)」とか言う日本人は多い筈である
とすると、先のMennäänkö?もそんな風に日本語的な感覚で解釈して、
「(もう)行かれますかね?→そろそろ行きませんか?」というお誘いの意味なら、とてもしっくりくる表現なのだ

こんなこと考えていて、吾人の脳ミソにビビビッと浮かんできたのが、又件のドイツ語である:
hier wird gut getanzt「ここでは楽しく踊れるよ」
ここのドイツ語 tanzen「踊る」は自動詞であるにもかかわらず、非人称受動態で使われており、「(一般に)踊ることができる」という意味になる
何だ、ドイツ語ってガチガチの印欧語とか言いながら、似たようなことやってんじゃんかよ!

Kiva tyttö, tanssitaanko (kylvyssä) yhdessä?「お嬢さん、一緒に踊りませんか? 」
※注意!()内の語を実際に言うとぶん殴られますのでお気を付けあそばせw
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