[過去ログ] 純粋・応用数学・数学隣接分野(含むガロア理論)20 (1002レス)
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665(1): 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP 06/21(土)10:42 ID:sEkgudR9(3/7) AAS
>>649 戻る
>無限の存在が集合論の他の公理から独立である
これ >>629の "P173 3 無限の存在証明" RIMS講究録
Dedekind の数学の基礎付けと集合論の公理化 渕野昌 2011 外部リンク[pdf]:www.kurims.kyoto-u.ac.jp
さて、アリストテレスの昔から 「無限」は、いろいろ論じられてきた
上記 Dedekind の数学の基礎付けと集合論の公理化 によれば、Dedekindが 無限集合で 無限公理は必要ないと考えていたらしい
一方で、カントールや Dedekind以前では、「無限」は集合論の外で 論じられていた
”ポンスレの射影幾何無限遠点や、リーマンの複素平面を球面としたときの北極点など”>>649
カントールは、フーリエ級数の収束を考察する必要から
無限集合論を構築したという。現代数学の視点では
”ポンスレの射影幾何無限遠点や、リーマンの複素平面を球面としたときの北極点など”
すべてを、無限集合論で論じることができるようになったのです
なので、そういう大きな枠組みとして、渕野"3 無限の存在証明"は これで 十分分るのです(^^
(参考)
外部リンク:www.medieviste.org
アリストテレスと「無限」20160823 sxolastikos
(抜粋)
A.W.ムーア『無限 その哲学と数学 (講談社学術文庫)』(石村多門訳、講談社、2012)
原著は1990刊。古代ギリシアから現代にいたるまでの「無限」にまつわる思想の展開を追ったもので、哲学史と数学史が交差する興味深い一冊
前半は思想的な通史のまとめ、後半は現代数学での無限の解釈についての概観になっている
前半部分の前半、つまり全体の4分の1で主役となっているのは、なんといってもアリストテレス。プラトンとそれ以前の古代ギリシアの無限論では、無限はつまるところ事物の構造の基礎をなしているという考え方がある程度「共有」されていたというが、それらに対して、そもそも現象と実在の区別を否定するアリストテレスの場合、もしその共有された考え方を保持するなら、無限を時空間の場面において理解する必要に迫られることになる。つまり自然の中に無限なものが存在するかどうかが重要な問題となった、という
では自然界にそのような無限なものは存在するのか。アリストテレスは自然界には「何も無限なものは存在しない」との立場を取るのだが、そこにはジレンマもあって、時間の無限の分割可能性、物質の無限の分割可能性、自然数の連続や空間が無限であるという数学的真理などが立ちふさがった。で、それらへのアリストテレスの対応策として出てきたのが、有名な「無限は可能的には存在するが現実的には存在しない」という考え方だという。これは、「すべてが同時にそこに存在できはしないという意味での無限」の言い換えでもある。この可能的/現実的の区別はなかなか秀逸で、時間や空間が分割において無限であることはこれで一応認めることができ、数学で仮定される空間は、現実の空間がどんなものかとはおよそ関係がないとすることもできる
外部リンク:www.jstage.jst.go.jp
哲学/1968巻(1968)
アリストテレスの無限 和泉良久
667: 06/21(土)11:24 ID:vzkn7e2Y(9/17) AAS
>>665
君そういうの好きだね
数学はからっきしだけどね
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