[過去ログ] 純粋・応用数学・数学隣接分野(含むガロア理論)20 (1002レス)
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(1): 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP 05/05(月)17:15 ID:Y7s/vlgi(5/5) AAS
>>135 タイポ訂正・追加

堀川穎二先生は、1947-2006だから すごく早く亡くなられたらのですね
 ↓
堀川穎二先生は、1947-2006だから すごく早く亡くなられたのですね

追加参考
外部リンク:x.com
x.com 山口一男 2025年3月28日
柏原正樹氏のアーベル賞受賞心から祝したい。生まれは同期だが、東大数学科では一学年上の柏原正樹、堀川頴二、高橋陽一郎(高校同期)の3氏は当時そろって私には及びもつかない数学の天才に思えた。私は自分の才能に早くに見切りをつけ数学を離れたが、いろいろと感慨深い

外部リンク:researchmap.jp
高橋 陽一郎
1996年 - 2009年京都大学 数理解析研究所, 教授
1992年 - 1996年東京大学 大学院数理科学研究科, 教授

外部リンク[html]:memoirs-of-dr-hara.blogspot.com
The Memoirs of Dr.Hara 20190311
高橋先生のこと
先日の三月三日、高橋陽一郎先生がお亡くなりになった

私が大学四年生の頃、就職をする気もなかったのだが、大学院に行ってどうなるものでもないし、どうしたものかなあ、と思いつつ、先生から「来年どうするの」と訊かれ、「進学しようかなあと……」と口を濁すと、「うん、むいてるかもね」とおっしゃっていただいたのが、先生から本格的にご指導いただく日々の始まりだった

先輩方からは怖い先生だと聞いていて、実際、怖い先生だったのだが、私が進学したころからは柔らかくなったとのことである。事実、私が厳しく叱責されたのは、以前に「池田先生のこと」に書いた一回だけだった。とは言え、一週間に一回の修士ゼミ、博士ゼミは毎回とても恐しかった

ゼミでは論文を読んだ話をするか、自分の研究の話をするかだが、後者はもちろん、前者ですら進展がないことがある。学生が皆そうだとなると、どうやって今週のゼミを穏やかにやり過すかという作戦を練る(大体が「継投策」だ)。そして、おそるおそる 4 階の院生室から先生の研究室に降りて行き、びくびくしながらノックをして、今日のゼミをお願いします、と言うわけだ。そして大抵、穏やかには済まされないのだった

学生の頃の私はあまり意識していなかったが、先生は変わったタイプの数学者だったようだ。一言で言えば、あまり論文を書かない。先生が書いた一番良い論文は学生時代に書いた論文だという悪口も聞いたことがある。しかし、確率論やエルゴード理論や力学系の広い分野で一目も二目も置かれていた。その理由は、表面的には、「(仕事はしないが)頭が良い、キレる」ことと「面白いホラを吹く」ことだったように思う

数学者の「頭の良さ」には色々あるが、私が感じた先生の鋭さは、問題を初等的な線形代数や微積分のパズルに落とし込む鮮やかな手並みだった。先生は抽象論より、具体的な小さな問題を好んだ。素朴なモデルで本質は言い尽せると思っていて、大きな抽象論は信用していなかった。それだから、と言うべきか、理論構築は苦手だった。そんなスタイルが若い頃に留学していたソ連(ロシア)の数学と関係があるのかどうか、私にはわからない。しかし、独特の深い数学観を持っていた
以下略す

Keisuke HARA
老猫一匹との隠居暮らし。著書に「測度・確率・ルベーグ積分」(講談社)、訳書に「世界を変えた手紙」(デブリン著/岩波書店)
138: トイレのうんち 05/05(月)19:27 ID:OTieMzkR(3/3) AAS
>>136
微分積分や線形代数の理論もまるっきり理解できんおミソには
問題を初等的な線形代数や微積分のパズルに落とし込む芸当も
到底無理だろう

落とし込まれたパズルを解いて喜ぶゲームプレイヤーが関の山
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