[過去ログ] 純粋・応用数学・数学隣接分野(含むガロア理論)20 (1002レス)
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657(3): 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP 06/21(土)09:11 ID:sEkgudR9(1/7) AAS
>>655-656
ふっふ、ほっほ
>>”ω を 0 を含み、かつ後続集合によって閉じられたすべての集合の共通集合(したがって包含の意味で最小)として定義することにより実現される
>共通集合って書いてあるじゃんw
その通りだよ。やろうとしているのは、カントールの順序数理論の 公理的集合論による構築なのだから
「順序数」 外部リンク:ja.wikipedia.org
を百回音読してね
結論は、”ω を 0 を含み、かつ後続集合によって閉じられたすべての集合の共通集合(したがって包含の意味で最小)として定義することにより実現される”だよ
これを、(例えば)ZFC公理系で実現することだ
>>Set theorists will sometimes write "⋂M"
>って書かれてるけど、「範囲が書かれてない! 尽くされてるか保証が無い!」って発狂しないのかい?w
そこ君のつまみ食いだろw 全文引用するから、百回音読してね
Intersection (set theory) 外部リンク:en.wikipedia.org
Arbitrary intersections
Further information: Iterated binary operation
The most general notion is the intersection of an arbitrary nonempty collection of sets.
If M is a nonempty set whose elements are themselves sets, then x is an element of the intersection of M if and only if for every element A of M, x is an element of A.
In symbols:
(x∈⋂A∈M A)⇔(∀A∈M, x∈A).
The notation for this last concept can vary considerably. Set theorists will sometimes write "⋂M", while others will instead write "⋂A∈M A".
The latter notation can be generalized to "⋂i∈I Ai", which refers to the intersection of the collection {Ai:i∈I}.
Here I is a nonempty set, and Ai is a set for every i∈I.
In the case that the index set I is the set of natural numbers, notation analogous to that of an infinite product may be seen:
⋂i=1〜∞ Ai.
When formatting is difficult, this can also be written "A1∩A2∩A3∩⋯".
This last example, an intersection of countably many sets, is actually very common; for an example, see the article on σ-algebras.
662(2): 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP 06/21(土)09:57 ID:sEkgudR9(2/7) AAS
>>657 補足
・天地創造 外部リンク:ja.wikipedia.org
1日目神は天と地をつくられた ・・・ 6日目神は獣と家畜をつくり、神に似せた人をつくられた 7日目神はお休みになった
・さて、やろうとしていることは 公理的集合論による カントールの順序数などの構築だ
1日目 神は空集合を作られた
2日目 後者関数を作られた
3日目 有限順序数を作られた
4日目 無限公理を作られた。そこから、最初の無限順序数ω (極限順序数)を分離された *)
5日目 ωから、カントールの順序数構築された
6日目 ノイマン宇宙 外部リンク:ja.wikipedia.org
を作られた。そこには、実数も含まれる。人は、∩も無限集合に対して使えるようになった
7日目 数学の神はお休みになった
*)4日目の 無限集合が無限公理で導入された直後に∩を使うのは、如何なものか
時期尚早でしょう (^^
目指しているのは、そこで 結論も正しいのだが
公理的に一歩一歩進んでいこうという話だから、先を急ぎすぎてはいけないってことだね ;p)
665(1): 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP 06/21(土)10:42 ID:sEkgudR9(3/7) AAS
>>649 戻る
>無限の存在が集合論の他の公理から独立である
これ >>629の "P173 3 無限の存在証明" RIMS講究録
Dedekind の数学の基礎付けと集合論の公理化 渕野昌 2011 外部リンク[pdf]:www.kurims.kyoto-u.ac.jp
さて、アリストテレスの昔から 「無限」は、いろいろ論じられてきた
上記 Dedekind の数学の基礎付けと集合論の公理化 によれば、Dedekindが 無限集合で 無限公理は必要ないと考えていたらしい
一方で、カントールや Dedekind以前では、「無限」は集合論の外で 論じられていた
”ポンスレの射影幾何無限遠点や、リーマンの複素平面を球面としたときの北極点など”>>649
カントールは、フーリエ級数の収束を考察する必要から
無限集合論を構築したという。現代数学の視点では
”ポンスレの射影幾何無限遠点や、リーマンの複素平面を球面としたときの北極点など”
すべてを、無限集合論で論じることができるようになったのです
なので、そういう大きな枠組みとして、渕野"3 無限の存在証明"は これで 十分分るのです(^^
(参考)
外部リンク:www.medieviste.org
アリストテレスと「無限」20160823 sxolastikos
(抜粋)
A.W.ムーア『無限 その哲学と数学 (講談社学術文庫)』(石村多門訳、講談社、2012)
原著は1990刊。古代ギリシアから現代にいたるまでの「無限」にまつわる思想の展開を追ったもので、哲学史と数学史が交差する興味深い一冊
前半は思想的な通史のまとめ、後半は現代数学での無限の解釈についての概観になっている
前半部分の前半、つまり全体の4分の1で主役となっているのは、なんといってもアリストテレス。プラトンとそれ以前の古代ギリシアの無限論では、無限はつまるところ事物の構造の基礎をなしているという考え方がある程度「共有」されていたというが、それらに対して、そもそも現象と実在の区別を否定するアリストテレスの場合、もしその共有された考え方を保持するなら、無限を時空間の場面において理解する必要に迫られることになる。つまり自然の中に無限なものが存在するかどうかが重要な問題となった、という
では自然界にそのような無限なものは存在するのか。アリストテレスは自然界には「何も無限なものは存在しない」との立場を取るのだが、そこにはジレンマもあって、時間の無限の分割可能性、物質の無限の分割可能性、自然数の連続や空間が無限であるという数学的真理などが立ちふさがった。で、それらへのアリストテレスの対応策として出てきたのが、有名な「無限は可能的には存在するが現実的には存在しない」という考え方だという。これは、「すべてが同時にそこに存在できはしないという意味での無限」の言い換えでもある。この可能的/現実的の区別はなかなか秀逸で、時間や空間が分割において無限であることはこれで一応認めることができ、数学で仮定される空間は、現実の空間がどんなものかとはおよそ関係がないとすることもできる
外部リンク:www.jstage.jst.go.jp
哲学/1968巻(1968)
アリストテレスの無限 和泉良久
666(5): 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP 06/21(土)11:17 ID:sEkgudR9(4/7) AAS
>>663
>後者関数を定義するには対の公理と和集合の公理が必要。
ふっふ、ほっほ
おっさん、なんも分ってないね (^^
まず >>657より
Intersection (set theory) 外部リンク:en.wikipedia.org
Arbitrary intersections
Further information: Iterated binary operation
ここで、”Iterated binary operation”に下記のリンクがあるよ
外部リンク:en.wikipedia.org
Iterated binary operation
(google 和訳)
反復二項演算
数学において、反復二項演算とは、集合S上の二項演算を、反復適用によってSの有限個の要素の列上の関数へと拡張したものである。 [ 1 ]一般的な例としては、加算演算を総和演算に拡張することや、乗算演算を積演算に拡張することがあげられる。集合論的な演算である和と積など、他の演算も反復されることが多い
Σ、Π、∪、∩
さらに、下記がある(英文に戻す)
If S also is equipped with a metric or more generally with topology that is Hausdorff, so that the concept of a limit of a sequence is defined in S, then an infinite iteration on a countable sequence in S is defined exactly when the corresponding sequence of finite iterations converges. Thus, e.g., if a0, a1, a2, a3, … is an infinite sequence of real numbers, then the infinite product
∏i=0〜∞ ai
is defined, and equal to
lim n→∞ ∏i=0〜n ai,
if and only if that limit exists.
(引用終り)
つまり、集合論の公理として 二項演算で ∪、∩ を定義するのは良い
また、その有限の繰返しとして、 ∪と∩ を使うのも良い
しかし、∪と∩ を (可算)無限回繰り返すのは、”ご注意を!”ってことだよ
やれやれ、子供に教えている気分だなw ;p)
672(4): 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP 06/21(土)12:41 ID:sEkgudR9(5/7) AAS
ふっふ、ほっほ
>>644 より再録
囲碁上達の格言の一つに、”相手の手のついて回るな”というのがあります
これを、君の>>641に当て嵌めると
君のヘボ手にお付き合いする必要がないってことだなw ;p)
以上
(参考)
外部リンク[html]:ss406167.stars.ne.jp
≦囲碁上達ヒント集≧
第一部 思想・考え方編
碁の主導権と先手
(引用終り)
さて、まとめると
1)カントールや デデキントにより、素朴無限集合論が出来た
2)ところが、ラッセルのパラドックスのパラドックスが出てきた(下記)
3)そこで、ヒルベルトは無限集合論を公理的に構築することで、このパラドックスを解決しようとした
4)つまりは、結論は分っている。公理的に カントール、デデキントの無限集合論を再構築すること
5)このときの大きな問題の一つが、無限公理だった
極限順序数ω=N これは、自然数の集合であるが、極限順序数なので 有限順序数の後者関数としては実現できない
よって、なんらかの無限公理を置く必要がある
6)このとき、単純に 極限順序数ω=N のみを認める公理にすると、
単純だが その後でさらに ωに後者関数を適用して 無限集合たる順序数の構築を続けたいのだ
なので、無限公理としては、極限順序数ω=Nを含む無限集合を認めることにしたのです
勿論、ω=Nや 順序数という言葉を使わずに 無限公理を定義するのです
7)こうして、無限公理として認めた 極限順序数ω=Nを含む無限集合から、集合操作の公理のみを使って、ω=Nを分離する
無限公理の陳述として、極限順序数ω=Nを匂わせる記述を入れてあるから、これは可能なのだ
8)こうやって、極限順序数ω=Nが出来たあとは、これをもとにいろんな無限集合 例えば実数Rとかも 構成できるのです
あとは、集合論の本を読んでください!■ (^^
(参考)
外部リンク:ja.wikipedia.org
ラッセルのパラドックス(英: Russell's paradox)
矛盾の解消
公理的集合論ではまず集合論を形式化する。次にいかなる形の集合が存在するかを公理によって規定する。
集合論の公理は通常の数学を集合論の上で展開するために十分なだけの集合の存在を保証しつつ、パラドックスを発生させる集合は構成できないように慎重に設定する必要がある。
1.公理的集合論による解消
略
2.単純型理論による解消[注 2]
略
677(6): 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP 06/21(土)20:56 ID:sEkgudR9(6/7) AA×
>>673

外部リンク[pdf]:fuchino.ddo.jp
外部リンク[html]:www.utp.or.jp
外部リンク[htm]:www.ms.u-tokyo.ac.jp
外部リンク[pdf]:www.ms.u-tokyo.ac.jp
680: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP 06/21(土)22:12 ID:sEkgudR9(7/7) AAS
>>678-679
ふっふ、ほっほ
渕野 昌(フチノ サカエ)先生
早稲田大学, 理工学部, 化学科 出身だよ
君の先輩だ
日本の宝だね
まあ、下記など
・カントルの精神の継承 -̶ 無限集合の数学/超数学理論としてのカントルの集合論の その後の発展と,その「数学」へのインパクト 数学文化
・フォン・ノイマンと公理的集合論 現代思想
ここらを 百回音読してね
勉強になるよ (^^
(参考)
外部リンク:researchmap.jp
渕野 昌
フチノ サカエ (Sakaé FUCHINO)
学歴 3
1979年4月 - 1984年3月Freie Universität Berlin, Fachbereich Mathemtatik
1989年Dr.rer.nat.(ベルリン自由大学)。外部リンク[html]:www.nippyo.co.jp
1977年4月 - 1979年3月早稲田大学, 理工学部, 数学科
1973年4月 - 1977年3月早稲田大学, 理工学部, 化学科
外部リンク:researchmap.jp
外部リンク:researchmap.jp
2018年2月
カントルの精神の継承 -̶ 無限集合の数学/超数学理論としてのカントルの集合論の その後の発展と,その「数学」へのインパクト
数学文化
PDF: 外部リンク[pdf]:researchmap.jp
外部リンク:researchmap.jp
2013年8月
フォン・ノイマンと公理的集合論
現代思想
PDF: 外部リンク[pdf]:researchmap.jp
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