[過去ログ] 現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む83 (1002レス)
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40(3): 2020/02/10(月)17:09 ID:cxexSbfY(1/4) AAS
或る3以上の整数nが存在して、何れも或る3つの正整数 x、y、z が存在して、x^n+y^n=z^n が成り立つとする。
Euclid 平面 R^2 上の半径1の円周をCで表す。
仮定から、nは3以上の整数だから、仮定で成り立つとした等式 x^n+y^n=z^n から、
3つの正整数 x、y、z の大小関係について、0<x<z、0<y<z が両方共に成り立つ。
仮定から x、y、z は何れも有理整数だから、x、y、z∈Z。また、有理数体Qは有理整数環Zの商体だから、Z⊂Q。
よって、z>0 から、x/z、y/z∈Q。0<x<z だから、0<x/z<1。同様に、0<y<z だから、0<y/z<1。
平面 R^2 上で点 A(x/z,y/z) と原点 O(0,0) とを結ぶ線分と、x軸正方向とのなす角をθとする。
0<x/z<1、0<y/z<1 が両方共に成り立つから、0<θ<π/2 である。
平面 R^2 上の半径1の円周上には、a^2+b^2=1、0≦|a|≦1、0≦|b|≦1 を何れも満たしているような有理点 (a,b) が稠密に分布する。
逆に、a^2+b^2=1、0≦|a|≦1、0≦|b|≦1 を何れも満たしているような有理点 (a,b) は、すべて平面 R^2 上の半径1の円周上に存在する。
41(1): 2020/02/10(月)17:11 ID:cxexSbfY(2/4) AAS
(>>40の続き)
このことに注意して、有理点 A(x/z,y/z) が存在する位置について場合分けをする。
Case1):平面 R^2 上の半径1の円周上に有理点 A(x/z,y/z) は存在するとき。
0<x/z<1、0<y/z<1 から、確かに平面 R^2 上の半径1の円周上に有理点 A(x/z,y/z) は存在し、(x/z)^2+(y/z)^2=1 を満たすことになる。
θの定義と 0<θ<π/2、0<x/z<1 から、cos(θ)=x/z。同様に、θの定義と 0<θ<π/2、0<y/z<1 から、sin(θ)=y/z。
仮定において成り立つとした等式 x^n+y^n=z^n から、(x/z)^n+(y/z)^n=1。よって、cos^n(θ)+sin^n(θ)=1 となる。
しかし、仮定から n≧3 であり、0<θ<π/2 から 0<cos(θ)=x/z<1、0<sin(θ)=y/z<1 だから、
0<cos^n(θ)+sin^n(θ)<1 から cos^n(θ)+sin^n(θ)≠1 となって矛盾が生じる。
Case2):平面 R^2 上の半径1の円周で囲まれた円の中に有理点 A(x/z,y/z) が存在するとき。
0<x/z<1、0<y/z<1 から、確かに平面 R^2 上の半径1の円周で囲まれた円の中に有理点 A(x/z,y/z) は存在し、(x/z)^2+(y/z)^2<1 を満たす。
θの定義と 0<θ<π/2、0<x/z<1 から、cos(θ)=x/z。同様に、θの定義と 0<θ<π/2、0<y/z<1 から、sin(θ)=y/z。
よって、0<cos^2(θ)+sin^2(θ)<1 となる。しかし、これは cos^2(θ)+sin^2(θ)=1 に反し矛盾する。
Case3):平面 R^2 上の半径1の円周で囲まれた円の外側に有理点 A(x/z,y/z) が存在するとき。
0<x/z<1、0<y/z<1 から、確かに平面 R^2 上の半径1の円周で囲まれた円の外側に有理点 A(x/z,y/z) は存在し、(x/z)^2+(y/z)^2>1 を満たす。
θの定義と 0<θ<π/2、0<x/z<1 から、cos(θ)=x/z。同様に、θの定義と 0<θ<π/2、0<y/z<1 から、sin(θ)=y/z。
よって、cos^2(θ)+sin^2(θ)>1 となる。しかし、これは cos^2(θ)+sin^2(θ)=1 に反し矛盾する。
Case1)、Case2)、Case3)から、有理点 A(x/z,y/z) が存在し得る位置について、何れの場合においても矛盾が生じる。
背理法が適用出来るから、背理法を適用すれば、どんな3以上の整数nに対しても、x^n+y^n=z^n を満たす3つの正整数x、y、zは存在しない。
54(2): 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE 2020/02/10(月)18:02 ID:V1TcM3E2(3/4) AAS
>>42
おっちゃん、どうも、スレ主です。
お休みなさい
さて
(>>40 より)
(引用開始)
或る3以上の整数nが存在して、何れも或る3つの正整数 x、y、z が存在して、x^n+y^n=z^n が成り立つとする。
Euclid 平面 R^2 上の半径1の円周をCで表す。
仮定から、nは3以上の整数だから、仮定で成り立つとした等式 x^n+y^n=z^n から、
3つの正整数 x、y、z の大小関係について、0<x<z、0<y<z が両方共に成り立つ。
仮定から x、y、z は何れも有理整数だから、x、y、z∈Z。また、有理数体Qは有理整数環Zの商体だから、Z⊂Q。
よって、z>0 から、x/z、y/z∈Q。0<x<z だから、0<x/z<1。同様に、0<y<z だから、0<y/z<1。
平面 R^2 上で点 A(x/z,y/z) と原点 O(0,0) とを結ぶ線分と、x軸正方向とのなす角をθとする。
0<x/z<1、0<y/z<1 が両方共に成り立つから、0<θ<π/2 である。
(引用終り)
これフェルマーの簡単な証明を目指しているのでしょうかね?
フェルマーっぽいねー(^^
でも、おっちゃんらしいなーと
(参考)
外部リンク:ja.wikipedia.org
フェルマーの最終定理
(抜粋)
フェルマーの最終定理(フェルマーのさいしゅうていり、Fermat's Last Theorem)とは、3 以上の自然数 n について、xn + yn = zn となる自然数の組 (x, y, z) は存在しない、という定理のことである[注釈 1]。
フェルマーの大定理とも呼ばれる。
ピエール・ド・フェルマーが驚くべき証明を得たと書き残したと伝えられ、長らく証明も反証もなされなかったことからフェルマー予想とも称されたが、
フェルマーの死後360年経った1995年にアンドリュー・ワイルズによって完全に証明され、ワイルズの定理あるいはフェルマー・ワイルズの定理とも呼ばれるようになった[1]。
166: 2020/02/11(火)15:14 ID:Ft3PUJtH(1/14) AAS
おっちゃんです。
>>54
>>40-41のCase2、Case3の議論は間違っている。
それらを軌道修正して、訂正すれば問題ないとは思う。
Case3の議論は、Case2のような議論に帰着される。
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