[過去ログ] 現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む78 (1002レス)
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446
(2): 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE 2019/11/03(日)21:50 ID:apiWSBWV(26/33) AAS
祝 甘利俊一先生、文化勲章受章おめでとうございます(^^
ノーベル賞 吉野彰氏とならんでの受賞です
外部リンク:www.jiji.com
時事ドットコム
文化勲章受章者と文化功労者の業績
2019年10月29日11時57分

 【文化勲章】
 甘利 俊一氏(あまり・しゅんいち)東京大名誉教授。世界に先駆けて情報幾何学を創始するとともに、神経回路網理論研究でも数多くの卓越した業績を挙げた。計算論的神経科学や数理工学の発展に貢献。11年瑞宝中綬章。東京都出身。83歳。

 吉野 彰氏(よしの・あきら)旭化成名誉フェロー。電気自動車などに欠かせない小型・軽量で高出力の充電式電池であるリチウムイオン電池の基本構造を確立した。04年紫綬褒章。18年日本国際賞。19年欧州発明家賞(非欧州諸国部門)。大阪府出身。71歳。

Twitterリンク:hashtag
とね
@ktonegaw
10月29日
その他とねさんが講談社ブルーバックスをリツイートしました
甘利先生、文化勲章 受賞おめでとうございます。
#甘利俊一 #文化勲章

外部リンク:ja.wikipedia.org
甘利俊一
甘利 俊一(あまり しゅんいち、1936年1月3日[1] - )は、日本の神経科学者、計算論的神経科学研究者。情報幾何学の創始者でもある。
独立行政法人理化学研究所脳科学総合研究センター特別顧問・公立はこだて未来大学客員教授、東京大学名誉教授。
外部リンク:researchmap.jp
甘利 俊一
学歴
- 1963年 東京大学 応用物理学
- 1958年 東京大学 工学部 応用物理
Twitterリンク:5chan_nel (5ch newer account)
447
(3): 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE 2019/11/03(日)21:51 ID:apiWSBWV(27/33) AAS
>>446 追加

情報幾何の生い立ち 甘利 俊一
外部リンク:www.jstage.jst.go.jp
応用数理 2001
フォーラム
応用数理の遊歩道(26)
情報幾何の生い立ち
甘利 俊一
1 情報幾何の始まるまで
私にとっては,情報幾何は大学院修士課程の2
年のときに始まる.大学院に入ったころは,独学
でSchoutenの微分幾何の本(Ricci Calculus),
van der Waerden の Modern Algebra,それに
LefschetzのAlgebraic Topologyを読んでいた.
分からなくなると先輩の伊理正夫氏にしつこく聞
いたものである.しかし,講義の単位もある程度
は取らないといけない.こうして出席したのが,
統計学輪講であった.ここで,若き竹内啓氏が,
折しも出版されたKullbackのInformation and
Statisticsの紹介を始めた.そこでは二つの確率
分布の間にかの有名なKLダイバージェンスとい
う擬距離が提案されている.ところで,二つの分
布が近いときには,これはFisherの情報行列を
用いた2次形式で表せる.これはリーマン計量で
はないかと言ったのが森口繁一教授であった.
これは実はRaoのアイディアである.Raoは,
統計学の基礎として,リーマン空間の重要性に気
が付いた.その論文は,CulcattaJournalof
Mathematicsに1945年に発表された.後に
Cramer?Rao の定理と呼ばれる統計学の基本定
理もこの同じ論文に書かれている.
私は,この輪講のレポートとして,正規分布の
なす2次元の空間を取り上げ,リーマン計量(Fi?
sher 情報行列)を計算してみた.また,測地線や
曲率を計算した.程よい演習問題である.ところ
が,これが負の定曲率空間,すなわちボヤイとロ
バチェフスキーの考えた非ユークリッド空間にな
るのを知って,いたく感激した.このきれいな構
造の背後にあるものはなんだろう.また,確率分
布族の曲率は,統計学にとってどのような役割を
担っているのだろうか.
それ以後,私は多くの人にこの話をした.これ
が刺激となって吉沢正氏や滝山竜三氏の仕事が生
まれた,しかし自分では満足な仕事は何もできな
かった.

つづく
451
(1): 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE 2019/11/03(日)22:13 ID:apiWSBWV(31/33) AAS
>>446
甘利 俊一
学歴
- 1963年 東京大学 応用物理学
- 1958年 東京大学 工学部 応用物理

(>>447)
私にとっては,情報幾何は大学院修士課程の2
年のときに始まる.大学院に入ったころは,独学
でSchoutenの微分幾何の本(Ricci Calculus),
van der Waerden の Modern Algebra,それに
LefschetzのAlgebraic Topologyを読んでいた.
分からなくなると先輩の伊理正夫氏にしつこく聞
いたものである.しかし,講義の単位もある程度
は取らないといけない.こうして出席したのが,
統計学輪講であった.ここで,若き竹内啓氏が,
折しも出版されたKullbackのInformation and
Statisticsの紹介を始めた.そこでは二つの確率
分布の間にかの有名なKLダイバージェンスとい
う擬距離が提案されている.ところで,二つの分
布が近いときには,これはFisherの情報行列を
用いた2次形式で表せる.これはリーマン計量で
はないかと言ったのが森口繁一教授であった.
(引用終り)

工学から見て、数学は、物理や化学と同列なのよ
まあ、教養ですよ

おサルは数学科らしいけど
リーマン幾何や
負の定曲率空間の研究が、修論テーマらしいな

だが、当時の甘利俊一先生
(東京大学 工学部 応用物理の独学)
の方が、レベルが上だったろうかねー
van der Waerden の Modern Algebra
LefschetzのAlgebraic Topology
Schoutenの微分幾何の本(Ricci Calculus)
別に数学科の独占でもあるまい
甘利先生
修士課程の2年というから、1960年ころだろうな
いま、2019年だよね
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