[過去ログ] 現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む78 (1002レス)
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(3): 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE 2019/10/25(金)18:50 ID:xcx18NtP(1/7) AAS
>>176
なるほど なるほど
分かりました 分かりました

"ガロアの逆問題":
「ある基礎体Eに対して、群Gを与えたとき、拡大体Fを求めよ」という問題ですね

で、この視点から、これを広く解釈すれば、類体論もこの類の問題になる(後述)
1)可換の場合
 ・基礎体Q、1 の冪根(円関数)で、クロネッカー?ヴェーバーの定理
 ・有理数体の虚二次拡大体の場合、高木類体論(楕円曲線の虚数乗法)
 ・一般の基礎体Fなら、ノイキルヒの本らしい
2)非可換の場合
 ・ラングランズ対応
3)これ以外で、数論幾何における高次局所体および高次大域体のアーベル拡大
 ・A. パーシン、加藤和也、イヴァン・フェセンコ、スペンサー・ブロック、斎藤秀司ら

とか書かれていますね(下記)
イヴァン・フェセンコ先生は、例のIUTで望月先生を支持している方かな?

ではまた(^^

(参考)
>>45-46
外部リンク:ja.wikipedia.org
ガロア理論
(抜粋)
逆問題
与えられた方程式(あるいは体のガロア拡大)のガロア群を計算する問題を "ガロアの順問題"、与えられた群をガロア群にもつ方程式(あるいは体の拡大)を構成する問題を "ガロアの逆問題" と呼ぶことがある。

外部リンク:en.wikipedia.org
Inverse Galois problem

外部リンク:ja.wikipedia.org
イヴァン・フェセンコ(Ivan Fesenko)は、数論および現代数学での他分野との(数論の)相互作用を研究している、ロシアの数学者である。
(抜粋)
フェセンコは、望月新一の宇宙際タイヒミューラー理論(英語版)(Inter-universal Teichmuller theory、IUT)の研究を整頓するうえで積極的な役割を果たした。

つづく
191
(1): 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE 2019/10/25(金)18:51 ID:xcx18NtP(2/7) AAS
>>190

つづき

フェセンコは同研究のサーベイ論文[pub 19]及び一般論説[pub 20]の著者であり、数学界の難問ABC予想を証明できたとする望月の論文(2012年)に関して「証明内容に誤りは無い」と後押しする主張を行った数学者の1人である[4]。
フェセンコは、IUTに関する(同理論を理解したいと考える数学者に向けて内容を説明する)2つの国際ワークショップを共同開催した[pub 21][pub 22]。

外部リンク:en.wikipedia.org
Class field theory

外部リンク:ja.wikipedia.org
類体論
(抜粋)
数学における類体論(るいたいろん、英: class field theory, 独: Klassenkorpertheorie)は、有限体上の曲線の函数体や数体のアーベル拡大について、およびそのようなアーベル拡大に関する数論的性質について研究する、代数的整数論の一大分野である。
理論の対象となる体は、一般に大域体もしくは一次元大域体と呼ばれるものである。

与えられた大域体の有限次アーベル拡大と、その体の適当なイデアル類もしくはその体のイデール類群の開部分群との間に一対一対応が取れるという事実によって、類体論の名がある。
例えば、数体の最大不分岐アーベル拡大であるヒルベルト類体は、非常に特別なイデアル類に対応する。類体論は、大域体のイデール類群(即ち、体の乗法群によるイデールの商)によってその大域体の最大アーベル拡大のガロワ群へ作用する相互律準同型 (reciprocity homomorphism) を含む。
大域体のイデール類群の各開部分群は、対応する類体拡大からもとの大域体へ落ちるノルム写像の像になっているのである。

標準的な方法論は、1930年代以降発達した局所類体論(英語版)で、これは大域体の完備化である局所体のアーベル拡大を記述するものであり、これを用いて大域類体論が構築される。

つづく
215
(3): 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE 2019/10/26(土)11:03 ID:fHUQGPHQ(2/24) AAS
>>190
Fesenko先生、下記 渡邉崇
”高次元局所類体論の諸定理を I.B.Fesenko([F2]) の方法で示した”か

で、ところで、下記はOpenなのか
”今のところ素体 (有理数体 Q および有限体) に関係する体において、扱いやすい形で
Abel 拡大における Galois 群を近似する方法・すなわち類体論がいくつか知られているわ
けだが、素体によらない体で、類体論が構成され得るのか? また1世紀以上過ぎても依然
として Hilbert23 の問題の未解決問題として残っている類体の構成問題は、類体論が証明
されているすべての体上で解決できる問題なのか? など代数体の類体論が完成して、一世
紀弱が経過しているが、類体論について考えるべき問題が依然として多く残されている.”

類体論を、ガロアの逆問題(>>45)として見たとき
ガロア群がアーベルの場合は、類体論が役に立つ

では、
・ガロア群がアーベルの場合には、類体論で全て尽くされているのかどうか?
・ガロア群が非アーベルの場合は、どこまで解明されたのか?

外部リンク:www.math.kyoto-u.ac.jp
雪江明彦のホームページ
外部リンク[pdf]:www.math.kyoto-u.ac.jp
Parshin による高次元局所類体論の構成について M2 渡邉 崇 2007年修士卒業 東北大学

目次
2 高次元局所体 7
2.1 諸定義 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7
2.2 高次元局所体の位相 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10

1 序文
1.1 概略
本修士論文は A.N.Parshin([P1]) による高次元局所類体論の主定理の証明の紹介と、そ
の論文の中で示されていない高次元局所類体論の諸定理を I.B.Fesenko([F2]) の方法で示
した、標数 p (> 0) の高次元局所類体論の証明である. 主にこの論文通じて示したいこと
は次の主定理と類体論の諸定理である.
定理 1.1 (高次元局所類体論の主定理). F を標数 p (> 0) が n 次元局所体. Ktop
n (F) を
位相的 n 次 Milnor K-group とするとき
ψF : Ktopn(F) → Gal(Fab/F)
単射連続な準同型 ψF でその image が dense となるものが存在する.

つづく
482
(2): 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE 2019/11/04(月)18:34 ID:Qu1TcOyQ(13/28) AAS
>>473
>ガロアの逆問題に関心持つのはおかしいでしょ

いやね
ガロアの逆問題ね
面白いなーと思ったね

>>190より)
"ガロアの逆問題":
「ある基礎体Eに対して、群Gを与えたとき、拡大体Fを求めよ」という問題ですね

で、この視点から、これを広く解釈すれば、類体論もこの類の問題になる(後述)
1)可換の場合
 ・基礎体Q、1 の冪根(円関数)で、クロネッカー?ヴェーバーの定理
 ・有理数体の虚二次拡大体の場合、高木類体論(楕円曲線の虚数乗法)
 ・一般の基礎体Fなら、ノイキルヒの本らしい
2)非可換の場合
 ・ラングランズ対応
3)これ以外で、数論幾何における高次局所体および高次大域体のアーベル拡大
 ・A. パーシン、加藤和也、イヴァン・フェセンコ、スペンサー・ブロック、斎藤秀司ら
(引用終り)
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