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現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む78 (1002レス)
現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む78 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1571400076/
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219: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/26(土) 11:07:05.96 ID:fHUQGPHQ >>218 つづき 今のところ素体 (有理数体 Q および有限体) に関係する体において、扱いやすい形で Abel 拡大における Galois 群を近似する方法・すなわち類体論がいくつか知られているわ けだが、素体によらない体で、類体論が構成され得るのか? また1世紀以上過ぎても依然 として Hilbert23 の問題の未解決問題として残っている類体の構成問題は、類体論が証明 されているすべての体上で解決できる問題なのか? など代数体の類体論が完成して、一世 紀弱が経過しているが、類体論について考えるべき問題が依然として多く残されている. (引用終り) つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1571400076/219
221: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/26(土) 11:08:39.45 ID:fHUQGPHQ >>219 つづき 河田 敬義先生 数学1954年 「§7.結び もともと類体論はHilbertによつて示唆 されたように,代数函数体の不分岐拡大の理論の 整数論における類似を求めようという企てから出 発した. しかし高木先生およびArtinによつてで き上つた類体論は,Hilbertの示唆をはるかにこ えて,一般アーベル拡大の理論が含まれてしまつ た.従つて代数函数体の理論との類似は必ずしも 密接ではなくなつてしまつた.しかし類構造の立 場からここに再び両者の関係をつけることができ た.この類似から見ると,いくつかの問題がおこる.」 https://www.jstage.jst.go.jp/article/sugaku1947/6/3/6_3_129/_article/-char/ja/ 数学/6 巻 (1954-1955) 3 号/書誌 種々のアーベル拡大の理論と類体論との関係について 河田 敬義 https://www.jstage.jst.go.jp/article/sugaku1947/6/3/6_3_129/_pdf/-char/ja 論説 種々のアーベル拡大の理論と類体論との関係について 東京大学 河田 敬義 数学1954 年 6 巻 3 号 p. 129-150 (抜粋) 類体論を新らしい立場から,特にコホモロジー 論を利用して再構成しようという企ては,多くの 人々(Artin, Chevalley, Hochschild,中山, Tateら)によつてなされた.これはすでに本誌に おいて論ぜられたことである(中山[13]).Artin はPrincetol1大学における講義(1952-3)で, 大局的および局所的類体論の或る部分がコホモ戸 ジー論によつて統一的に論ぜられることを指摘 し,類構造(class formation)の理論を展開し た(Artin-Tate[2]).一方アーベル拡大の理論 は,類体論の他に,Kummer拡大の理論,標数 力の体の力拡大の理論(Witt[19]),古典的1変 数代数函数体の不分岐拡大の理論(Wey1[18])な どが知られている.そこで当然これらの理論がす べて共通の立場から論ぜられないかという問題が 生じる.本論説の目標は,類構造の理論を中心 に,すべてのアーベル拡大の理論を統一的に論じ ようということである。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1571400076/221
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