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現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む78 (1002レス)
現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む78 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1571400076/
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176: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/24(木) 17:13:36.82 ID:zndIMm6S >>173 ID:V4UM6AG2さん、どうもスレ主です。 あなたは、かなり勉強されているみたいだから、もう少し教えてもらえますか? 少し、記号を整備しましょう。 下記、ガロア理論の基本定理にならいます。 基礎体F、拡大体E、中間体K、有理数体Q 体の有限次ガロア拡大 E/Fのガロア群 Gal(E/F) 基礎体F上、F係数の一般n次方程式による体の拡大を考えて、拡大体Eが得られたとする (簡単のために、FはQ上の代数拡大体とする) Gal(E/F) =Sn (n次対称群) 体:Q ⊆ F ⊆ K ⊆ E ↓↑(ガロア対応) 群:S'⊇ Sn⊇ G ⊇{e} ここに、GはSnの部分群で、S'はSnを含む群、 {e}は単位元からなる自明な群 (そして、ケーリー(Cayley)の定理(>>129)から、Snを十分大きく取れば、任意の群Gに対して、”Sn⊇ G”成立) で、あなたは、 体:F ⊆ K ⊆ E ↓↑(ガロア対応) 群:Sn⊇ G ⊇{e} なら、作れるといったわけですよね(>>80) (体 F、K、E を自由に選んで良いなら、自由度が上がっている? ) でも、ガロア逆問題は 体:Q ⊆ K ↓↑(ガロア対応) 群:G ⊇{e} となる体:Q ⊆ K (Q上の拡大体K)が存在するかどうか(あるいは見つける)ですよね(あなたの言葉を借りれば) そういう理解で良いですかね? なるほど しかし、Qに限らないのでは? 自由度の問題では? https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AD%E3%82%A2%E7%90%86%E8%AB%96%E3%81%AE%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E5%AE%9A%E7%90%86 ガロア理論の基本定理 (抜粋) 定理の最も基本的な主張は「体の有限次ガロア拡大 E/F が与えられると、その中間体とガロア群 Gal(E/F) の部分群の間に一対一対応が存在する」ことである。 (中間体とは、F ⊆ K ⊆ E を満たす体のことを言う、それらを E/F の部分拡大と言う。) つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1571400076/176
177: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/24(木) 17:14:14.50 ID:zndIMm6S >>176 つづき https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BE%E7%A7%B0%E7%BE%A4 対称群 (抜粋) 6.1 一般多項式のガロア群 多項式のガロア群とは、多項式の根の全体からなる集合上の置換群のことをいう。 n-次対称群 Sn は有理数体 Q 上の n-次の一般多項式(係数の間に何らの代数的な関係式も成立しないような多項式) のガロア群であることが示される。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E6%98%8E%E7%BE%A4 自明群 (抜粋) 自明群、自明な群 (trivial group)、単位群 はただ1つの元からなる群である。 自明群のただ1つの元は単位元である (引用終り) 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1571400076/177
179: 132人目の素数さん [sage] 2019/10/24(木) 18:13:01.45 ID:dI8bXOuQ >>176 やはりまずはきっちり問題をまず論理式で書いて下さい。 変数はL,K,Gとして条件は L/K Galois ext ∧ G≅Gal(L/K) で束縛されているのはGとLで ∀G∃L s.t. L/K Galois ext ∧ G≅Gal(L/K) の形、すなわちKは自由変数でその値によって真偽値が確定します。 例えばK=C(複素数体)のときはGとして現れうるのは単位群のみなので偽である事が確定します。 K=R(実数体)のときも偽です。 K=Rの場合が大元の逆問題で現時点で真偽不明です。 おそらくQ上の有限次代数拡大Kで真偽が確定している体は一つもないと思います。 私は専門家ではないのですが知り合いの得意な人に2000年の時点で質問した時は知らないと言ってました。 少なくともその時点ではオープンプロブレムだったハズです。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1571400076/179
180: 132人目の素数さん [sage] 2019/10/24(木) 18:22:47.31 ID:VtUUj/v5 >>176 わたし(>>122)とID:V4UM6AG2さんは別人ですよ。 >>117に対する回答が>>122です。 この回答に誤りがあるなら言ってください。 (わたしはないと思ってます。 そして何度も言っているように自明・トリヴィアルな話。) 「基礎体は固定されておらず動かしてもいい」 ということも最初から言っています。 貴方は何年間もガロア理論を勉強されてきて こんなことも分からないほどモノになっていない ことを自覚して下さい。 貴方はまずは「不明だったのはは自分でした」 と認めて下さい。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1571400076/180
185: {} ◆y7fKJ8VsjM [] 2019/10/24(木) 19:28:10.41 ID:D1dAD1u7 >>176 馬鹿に質問だ 体 L を体 K の有限次ガロア拡大とし Gal(L/K)を拡大L/Kのガロア群とする そしてHをGal(L/K)の部分群とする 貴様は L の元のうちで H の下で不変になっているものの全体である Lの部分体L^Hが必ず存在するとはいえない、といいたいのか? http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1571400076/185
186: {} ◆y7fKJ8VsjM [] 2019/10/24(木) 19:45:47.14 ID:D1dAD1u7 >>176 要するに馬鹿は 体:F ⊆ E^G ⊆ E ↓↑(ガロア対応) 群:Sn⊇ G ⊇{e} となるE^Gが常に存在するとは限らない、といいたいのか http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1571400076/186
190: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/25(金) 18:50:08.96 ID:xcx18NtP >>176 なるほど なるほど 分かりました 分かりました "ガロアの逆問題": 「ある基礎体Eに対して、群Gを与えたとき、拡大体Fを求めよ」という問題ですね で、この視点から、これを広く解釈すれば、類体論もこの類の問題になる(後述) 1)可換の場合 ・基礎体Q、1 の冪根(円関数)で、クロネッカー?ヴェーバーの定理 ・有理数体の虚二次拡大体の場合、高木類体論(楕円曲線の虚数乗法) ・一般の基礎体Fなら、ノイキルヒの本らしい 2)非可換の場合 ・ラングランズ対応 3)これ以外で、数論幾何における高次局所体および高次大域体のアーベル拡大 ・A. パーシン、加藤和也、イヴァン・フェセンコ、スペンサー・ブロック、斎藤秀司ら とか書かれていますね(下記) イヴァン・フェセンコ先生は、例のIUTで望月先生を支持している方かな? ではまた(^^ (参考) (>>45-46) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AD%E3%82%A2%E7%90%86%E8%AB%96 ガロア理論 (抜粋) 逆問題 与えられた方程式(あるいは体のガロア拡大)のガロア群を計算する問題を "ガロアの順問題"、与えられた群をガロア群にもつ方程式(あるいは体の拡大)を構成する問題を "ガロアの逆問題" と呼ぶことがある。 https://en.wikipedia.org/wiki/Inverse_Galois_problem Inverse Galois problem https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B3 イヴァン・フェセンコ(Ivan Fesenko)は、数論および現代数学での他分野との(数論の)相互作用を研究している、ロシアの数学者である。 (抜粋) フェセンコは、望月新一の宇宙際タイヒミューラー理論(英語版)(Inter-universal Teichmuller theory、IUT)の研究を整頓するうえで積極的な役割を果たした。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1571400076/190
214: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/26(土) 10:55:16.75 ID:fHUQGPHQ >>198 ID:QC0xCFfPさん、どうも。スレ主です。 ありがとう ありがとう 了解です あなたの言っているのは、 自由度を上げると解けるって話ですね 元は "ガロアの逆問題" (下記): 基礎体Fと群G(非可換の場合も)が与えられたとき、拡大体Eを構成せよ 対して、 あなたの変形した問題: 群G(非可換の場合も)が与えられたとき、ある基礎体Fと拡大体Eの組が存在するか あなたの変形した問題では、自由度が上がって、基礎体Fと拡大体Eの組合わせが1つあれば良い それは、>>176に示したように、ガロア理論の基本定理と ケーリー(Cayley)の定理(>>129)から、 Snを十分大きく取れば、 任意の群Gに対して、 Gal(E/F) =Sn (n次対称群) 体:Q ⊆ F ⊆ K ⊆ E ↓↑(ガロア対応) 群:S'⊇ Sn⊇ G ⊇{e} から、「 K ⊆ E」の存在が示せるってことですね ”自由度を上げる”というのは、数学では、他にもいろいろありますね 整数解を求める前に、有理数解を求めるとか、代数的整数の解を求めてみるとかね (>>45より) (参考) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AD%E3%82%A2%E7%90%86%E8%AB%96 ガロア理論 (抜粋) 逆問題 与えられた方程式(あるいは体のガロア拡大)のガロア群を計算する問題を "ガロアの順問題"、与えられた群をガロア群にもつ方程式(あるいは体の拡大)を構成する問題を "ガロアの逆問題" と呼ぶことがある。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1571400076/214
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