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現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む78 (1002レス)
現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む78 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1571400076/
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149: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/22(火) 10:53:50.77 ID:u309yKT7 >>138-139 ? ケーリー(Cayley)の定理(>>129)より 任意の群Gは、置換群による表現を持ち、ある大きな対称群Snに含まれる そして、ある体E上で、対称群Snをもつ一般方程式(それはn次になる)が存在して、代数拡大F/Eが得られる これは、Q上でも同じ それで良いなら、 ガロア逆問題 ”All permutation groups of degree 16 or less are known to be realizable over Q [4]; the group PSL(2,16):2 of degree 17 may not be [5].” なんてことにはならないでしょ? なんで、”the group PSL(2,16):2 of degree 17 may not be [5].”なの? ある体E上で、PSL(2,16)を使って、拡大体Fがどうなるか? どぞ、PSL(2,16)の拡大体Fを示してください >>46 https://en.wikipedia.org/wiki/Inverse_Galois_problem Inverse Galois problem (抜粋) ( unsolved problems in mathematics) Partial results All permutation groups of degree 16 or less are known to be realizable over Q [4]; the group PSL(2,16):2 of degree 17 may not be [5]. 参考 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%A3%E6%95%B0%E6%8B%A1%E5%A4%A7 代数拡大 (抜粋) 抽象代数学において、体の拡大 L/K は次を満たすときに代数的(英: algebraic)であると言う。 L のすべての元は K 上代数的である、すなわち、L のすべての元は K 係数のある 0 でない多項式の根である。代数的でない体の拡大、すなわち超越元を含む場合は、超越的 (transcendental) と言う。 例えば、体の拡大 R/Q, すなわち有理数体の拡大としての実数体は、超越的であるのに対し、体の拡大 C/R や Q(√2)/Q は代数的である。ここで C は複素数体である。 すべての超越拡大は無限次元の拡大である。言い換えるとすべての有限次拡大は代数的ということになる[1]。しかしながら逆は正しくない。無限次代数拡大が存在する。例えば、代数的数体は有理数体の無限次代数拡大である。 a が K 上代数的であれば、K 係数の a による多項式全体の集合 K[a] は環であるだけでなく体である:K 上有限次の K の代数拡大である。逆もまた正しく、K[a] が体ならば a は K 上代数的である。特別な場合として、K = Q が有理数体のときは、Q[a] は代数体の例である。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1571400076/149
151: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/22(火) 10:56:47.41 ID:u309yKT7 >>149 補足 >どぞ、PSL(2,16)の拡大体Fを示してください ああ、好きに基礎体Eを選んで良いよ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1571400076/151
155: 132人目の素数さん [sage] 2019/10/22(火) 11:15:56.79 ID:4TZy/f/c >>149 > >>138-139 > ? > ケーリー(Cayley)の定理(>>129)より > 任意の群Gは、置換群による表現を持ち、ある大きな対称群Snに含まれる > そして、ある体E上で、対称群Snをもつ一般方程式(それはn次になる)が存在して、代数拡大F/Eが得られる > これは、Q上でも同じ ここまではわかるの? つまり 3) ∀G finite gp. ∃n natural num. ∃H sub gp. of S_n s.t. G ≅ H 2) ∀n∃K/Q s.t. K/Q galois ext. Gal(K/Q) ≅ S_n の二つはわかるんだな? じゃあこの二つを組み合わせたら 1) ∀G finite gp. ∃K/k/Q s.t. K/k Galois ext. Gal(K/k) ≅ G が出るのわからん? そしてコレからは直ちに 4) ∀G finite gp. ∃K/Q s.t. K/W Galois ext. Gal(K/Q) ≅ G が導出されないのはわかる? ホントに分からんの? それともわかったと認めるのは負けを認めることになるからプライドが許さないの? http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1571400076/155
170: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [] 2019/10/24(木) 07:55:14.12 ID:G70Rid0Q >>168 ID:9DQGDl/5さん、どうも。スレ主です。 夜遅く、回答ありがとう さて、ガロア理論で、体のガロア拡大とガロア群の対応を考えるとき ・体のガロア拡大は、正規かつ分離 ・拡大体と群のガロア対応は、あきらかに包含関係を逆にしている この2つは、重要だよね (下記「ガロア理論の基本定理」及び「ガロア理論」) で、定義を聞いた >>165で ガロア対応は、”H sub gp of Gal(K/Q) ⇒ ∃k s.t. K/k Galois ext. Gal(K/k)=H”ですね こちらが、合っている ところで、ガロア群Gal(K/k)が既に存在するときは良いが、 逆に、ある群Hが与えられたときに、 群Hを、ガロア群とする体のガロア拡大(=正規かつ分離)が、 必ず存在するかどうか それが、ガロアの逆問題でしょ(>>45 & >>149) で、念押しだが現代数学の「ガロア理論の基本定理」(ガロア対応)は、基礎体k(下記ではF)に依存しないでしょ? 基礎体は、Qに限定されない https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AD%E3%82%A2%E7%90%86%E8%AB%96%E3%81%AE%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E5%AE%9A%E7%90%86 ガロア理論の基本定理 ガロア理論の基本定理 (英: fundamental theorem of Galois theory) とは、ある種の体の拡大がなす構造を記述する結果である。 定理の最も基本的な主張は「体の有限次ガロア拡大 E/F が与えられると、その中間体とガロア群 Gal(E/F) の部分群の間に一対一対応が存在する」ことである。 (中間体とは、F ⊆ K ⊆ E を満たす体のことを言う、それらを E/F の部分拡大と言う。) この定理は拡大体 E/F の中間体の分類という難しく聞こえる問題を、ある有限群の部分群を列挙せよというより扱い易い問題へ変換している。 (抜粋) 証明 基本定理の証明は、自明なことではない。通常の扱いで最も重要な点は、与えられた自己同型群により固定された中間体の次元を制御することができるという、エミール・アルティンによる幾分繊細な結果である。 ガロア拡大 K/F の自己同型写像は、体 K 上の函数として線型独立である。この事実は、より一般的な事実である指標の線型独立性から従う。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1571400076/170
173: 132人目の素数さん [sage] 2019/10/24(木) 09:31:00.36 ID:V4UM6AG2 >>170 > ところで、ガロア群Gal(K/k)が既に存在するときは良いが、 > 逆に、ある群Hが与えられたときに、 > 群Hを、ガロア群とする体のガロア拡大(=正規かつ分離)が、 > 必ず存在するかどうか > それが、ガロアの逆問題でしょ(>>45 & >>149) > このあたりからもう理解が、ガタガタなんですよ。 1) H sub gp of Gal(K/Q) ⇒ ∃k s.t. K/k Galois ext. Gal(K/k)=H 2) H sub gp of Gal(K/Q) ⇒ ∃k s.t. k/Q Galois ext. Gal(k/Q)=H が違うのはわかっていて1)の方は簡単に証明できる話だというのは一応わかってるのね? ところが問題なのは1)と2)はとてもよく似ていて実際、日本語の文章にするとどっちの意味なのか迷ってしまうことがあります。今回の逆問題の説明などまさにそれです。 例えば次の文章はこの部分だけ見ると1)の意味にとってしまっても不思議はありません。 More generally, let G be a given finite group, and let K be a field. Then the question is this: is there a Galois extension field L/K such that the Galois group of the extension is isomorphic to G? これがキチンと数学の文章を全体を通じて意味を理解しないと危ない部分なんですよ。 この部分 "だけ" を切り出してしまうと1)の意味のようにKとkの両方を動かしていいと思ってしまう可能性はなくはありません。 しかし前段にある文章 In Galois theory, the inverse Galois problem concerns whether or not every finite group appears as the Galois group of some Galois extension of the rational numbers Q. を見ると2)の意味であろうと推察できます。 これなんか論理式で書くと明白に違いがわかる文章でも我々が普段使っている言語に直してしまうとどちらの意味にでもとれてしまう "怖さ" があるんですよ。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1571400076/173
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