[過去ログ] 現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む78 (1002レス)
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175: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE 2019/10/24(木)12:41 ID:zndIMm6S(1/3) AAS
メモ
外部リンク[html]:www.asahi.com
60年解けなかった数学の難題 世界中のPCつなぎ解決 石倉徹也 朝日新聞 2019年10月24日07時05分
世界中のパソコン50万台をネットワークでつなぎ、スーパーコンピューターをも超える能力で計算させることで、未解明だった数学の難問を解決することに欧米の数学者が成功した。ある整数を3乗した数(立方数)を三つ、足したり引いたりして1〜100を作る問題で、最後まで残っていた42となる三つの組み合わせが64年目にしてついに見つかった。
この問題は1950年代、英国の数学者ルイス・モーデルが考え出した。例えば、1の3乗+1の3乗+1の3乗は3になる。4、4、−5の組み合わせでもそれぞれ3乗して足すと、64+64−125となって合計は3になる。モーデルは論文で「この2通り以外に3をつくれる組み合わせがあるのか、私には分からない。見つけるのは非常に難しいに違いない」と記した。
55年には、3だけでなく、三つの数字を組み合わせて1〜100の数をすべてつくれるか、という問題に発展した。整数論の重要な定理「モーデル予想」を提案した大数学者の問いかけとあって、世界中の数学者が色めき立って考え始めた。
手計算で手に負えなくなると、コンピューターによって手当たり次第に探されるようになり、2016年までに33と42を除くすべての答えが出た。13や14のように、9で割って余りが4か5になる数には答えがないこともわかった。
そして今春、英ブリストル大の…
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176(7): 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE 2019/10/24(木)17:13 ID:zndIMm6S(2/3) AAS
>>173
ID:V4UM6AG2さん、どうもスレ主です。
あなたは、かなり勉強されているみたいだから、もう少し教えてもらえますか?
少し、記号を整備しましょう。
下記、ガロア理論の基本定理にならいます。
基礎体F、拡大体E、中間体K、有理数体Q
体の有限次ガロア拡大 E/Fのガロア群 Gal(E/F)
基礎体F上、F係数の一般n次方程式による体の拡大を考えて、拡大体Eが得られたとする
(簡単のために、FはQ上の代数拡大体とする)
Gal(E/F) =Sn (n次対称群)
体:Q ⊆ F ⊆ K ⊆ E
↓↑(ガロア対応)
群:S'⊇ Sn⊇ G ⊇{e}
ここに、GはSnの部分群で、S'はSnを含む群、 {e}は単位元からなる自明な群
(そして、ケーリー(Cayley)の定理(>>129)から、Snを十分大きく取れば、任意の群Gに対して、”Sn⊇ G”成立)
で、あなたは、
体:F ⊆ K ⊆ E
↓↑(ガロア対応)
群:Sn⊇ G ⊇{e}
なら、作れるといったわけですよね(>>80)
(体 F、K、E を自由に選んで良いなら、自由度が上がっている? )
でも、ガロア逆問題は
体:Q ⊆ K
↓↑(ガロア対応)
群:G ⊇{e}
となる体:Q ⊆ K (Q上の拡大体K)が存在するかどうか(あるいは見つける)ですよね(あなたの言葉を借りれば)
そういう理解で良いですかね?
なるほど
しかし、Qに限らないのでは? 自由度の問題では?
外部リンク:ja.wikipedia.org
ガロア理論の基本定理
(抜粋)
定理の最も基本的な主張は「体の有限次ガロア拡大 E/F が与えられると、その中間体とガロア群 Gal(E/F) の部分群の間に一対一対応が存在する」ことである。
(中間体とは、F ⊆ K ⊆ E を満たす体のことを言う、それらを E/F の部分拡大と言う。)
つづく
177: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE 2019/10/24(木)17:14 ID:zndIMm6S(3/3) AAS
>>176
つづき
外部リンク:ja.wikipedia.org
対称群
(抜粋)
6.1 一般多項式のガロア群
多項式のガロア群とは、多項式の根の全体からなる集合上の置換群のことをいう。
n-次対称群 Sn は有理数体 Q 上の n-次の一般多項式(係数の間に何らの代数的な関係式も成立しないような多項式)
のガロア群であることが示される。
外部リンク:ja.wikipedia.org
自明群
(抜粋)
自明群、自明な群 (trivial group)、単位群 はただ1つの元からなる群である。
自明群のただ1つの元は単位元である
(引用終り)
以上
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