[過去ログ] アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ3 (397レス)
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(2): 2007/09/29(土)00:19 ID:gkLnlZ+4(1/10) AAS
このスレはアニメキャラ・バトルロワイアル2ndの作品投下スレです。
基本的に、SSの投下のみをここで行ってください。

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アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ2
2chスレ:anichara
アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ1
2chスレ:anichara
省19
2: 2007/09/29(土)00:20 ID:gkLnlZ+4(2/10) AAS
・参加者リスト・(作中での基本支給品の『名簿』には作品別でなく50音順に記載されています)

7/7【魔法少女リリカルなのはStrikerS】
○スバル・ナカジマ/○ティアナ・ランスター/○エリオ・モンディアル/○キャロ・ル・ルシエ/○八神はやて/○シャマル/○クアットロ
6/6【BACCANO バッカーノ!】
○アイザック・ディアン/○ミリア・ハーヴァント/○ジャグジー・スプロット/○ラッド・ルッソ/○チェスワフ・メイエル/○クレア・スタンフィールド
6/6【Fate/stay night】
○衛宮士郎/○イリヤスフィール・フォン・アインツベルン/○ランサー/○間桐慎二/○ギルガメッシュ/○言峰綺礼
省35
3: 2007/09/29(土)00:21 ID:gkLnlZ+4(3/10) AAS
・参加者リスト・(作中での基本支給品の『名簿』には作品別でなく50音順に記載されています)

6/7【魔法少女リリカルなのはStrikerS】
○スバル・ナカジマ/○ティアナ・ランスター/○エリオ・モンディアル/●キャロ・ル・ルシエ/○八神はやて/○シャマル/○クアットロ
6/6【BACCANO バッカーノ!】
○アイザック・ディアン/○ミリア・ハーヴァント/○ジャグジー・スプロット/○ラッド・ルッソ/○チェスワフ・メイエル/○クレア・スタンフィールド
6/6【Fate/stay night】
○衛宮士郎/○イリヤスフィール・フォン・アインツベルン/○ランサー/○間桐慎二/○ギルガメッシュ/○言峰綺礼
省35
4: 2007/09/29(土)00:23 ID:gkLnlZ+4(4/10) AAS
【基本ルール】
 全員で殺し合いをしてもらい、最後まで生き残った一人が優勝者となる。
 優勝者のみ元の世界に帰ることができる。
 また、優勝の特典として「巨万の富」「不老不死」「死者の蘇生」などのありとあらゆる願いを叶えられるという話だが……?
 ゲームに参加するプレイヤー間でのやりとりに反則はない。
 ゲーム開始時、プレイヤーはスタート地点からテレポートさせられMAP上にバラバラに配置される。
 プレイヤー全員が死亡した場合、ゲームオーバー(勝者なし)となる。
省37
5: 2007/09/29(土)00:24 ID:gkLnlZ+4(5/10) AAS
AA省
6: 2007/09/29(土)00:25 ID:gkLnlZ+4(6/10) AAS
AA省
7: 2007/09/29(土)00:26 ID:gkLnlZ+4(7/10) AAS
【読み手の心得】
・好きなキャラがピンチになっても騒がない、愚痴らない。
・好きなキャラが死んでも泣かない、絡まない。
・荒らしは透明あぼーん推奨。
・批判意見に対する過度な擁護は、事態を泥沼化させる元です。
 同じ意見に基づいた擁護レスを見つけたら、書き込むのを止めましょう。
・擁護レスに対する噛み付きは、事態を泥沼化させる元です。
省29
8: 2007/09/29(土)00:27 ID:gkLnlZ+4(8/10) AAS
【NGについて】
・修正(NG)要望は、名前欄か一行目にはっきりとその旨を記述してください。
・NG協議・議論は全てしたらばで行う。2chスレでは基本的に議論行わないでください。
・協議となった場面は協議が終わるまで凍結とする。凍結中はその場面を進行させることはできない。
・どんなに長引いても48時間以内に結論を出す。
『投稿した話を取り消す場合は、派生する話が発生する前に』

NG協議の対象となる基準
省24
9: 2007/09/29(土)00:29 ID:gkLnlZ+4(9/10) AAS
AA省
10: マタタビからの挑戦状 ◆hNG3vL8qjA 2007/09/29(土)01:48 ID:c1UV49uq(1/5) AAS
事のきっかけは周囲に広がる工事の音。
北上しようと穴倉を脱出した1人の女をそれは引き止めた。
女はするりするりと引き寄せられ、そして……。

「――で、お前は何しに来たんだ」
「……やはり気づかれていましたか」
「悪いが今取り込み中だ。出直して来い」

姿勢良い女を待ち受けていた、荒れた木の板にカンナをかけようと息巻く猫。
省16
11: 2007/09/29(土)01:49 ID:hJ9iKQJ4(1/6) AAS
 
12: マタタビからの挑戦状 ◆hNG3vL8qjA 2007/09/29(土)01:49 ID:c1UV49uq(2/5) AAS
(本能のままに『行動』する……まさに『獣』。見くびられたものね)

リザは慎重にポケットからダーツを1本取り出し息を殺して構えをとる。狙いは当然自分のことなど見向きもしない修理屋だ。
彼女は自分のしている行為に何の自責の念はなく、また命を取るつもりもなかった。
ただ全力で相手の頭の横を通り抜けるように投げただけだった。
しかし、標的はなんと振り向かないままダーツの矢を右手の指で挟んでキャッチしたのだ。

「……おい、いい加減にしろ。女のデートに付き合う暇なんてない」
省21
13: マタタビからの挑戦状 ◆hNG3vL8qjA 2007/09/29(土)01:51 ID:c1UV49uq(3/5) AAS
(み……見えな……いや、気づけなかった! もし、ノミの狙いが鞄ではなく私だったとしたら……)
「おい女、動物に理性を求める愚かさが身に染みたか? そんなに生き残りたければ今度は『人間』の仲間を探すこった」

振り向かぬまま、マタタビはノコギリで木材を切り始める。
リザは普段と変わらぬ彼の仕事を見せ付けられ、初めて唾をごくりと飲んだ。
元々ブラックハヤテ号を飼いならしているように、彼女はペット……もとい小動物に目が無い。
だから最初に温泉でマタタビを見つけた時は、その奇妙な光景への驚きよりも、かまってあげたいという愛情が勝っていた。
しかし彼女は思い知らされた。
省16
14: 2007/09/29(土)01:53 ID:JtRpEUfn(1/2) AAS
 
15: 2007/09/29(土)01:53 ID:hJ9iKQJ4(2/6) AAS
 
16: マタタビからの挑戦状 ◆hNG3vL8qjA 2007/09/29(土)01:55 ID:c1UV49uq(4/5) AAS
マタタビはリザにそう言い捨てると、壁に突き刺さっていたノミを引っこ抜いて再び大工仕事を始めた。

(……生き延びてみせます。生き延びて見せますとも……20時間ッ!)

リザ・ホークアイはグッと拳を握り締めると、自分の支給品であるデジタルカメラを取り出し、後姿のマタタビを撮った。

(あなたの姿……この目に、そしてこれに焼き付けておきます! )

そして彼女はそのままマタタビに声もかけず、駆け出した。
だがその姿に、恐怖はない。
走る彼女の両目は、まるで生への執着を潜めた獣――鷹のような目つきだった。
省7
17: 2007/09/29(土)01:55 ID:kFNPOpe/(1) AAS

18: 2007/09/29(土)01:56 ID:hJ9iKQJ4(3/6) AAS
 
19: 2007/09/29(土)01:58 ID:hJ9iKQJ4(4/6) AAS
 
20: 2007/09/29(土)01:58 ID:KZpC5T0H(1/2) AAS
 
21: マタタビからの挑戦状 ◆hNG3vL8qjA 2007/09/29(土)01:58 ID:c1UV49uq(5/5) AAS
【H-6 温泉 1日目 早朝】
【マタタビ@サイボーグクロちゃん】

[状態]:良好
[装備]:大工道具一式@サイボーグクロちゃん、マタタビのマント@サイボーグクロちゃん
[道具]:デイバッグと支給品一式、メカブリ@金色のガッシュベル!!(バッテリー残り95%)
[思考]:
1、この建物を直す。 建物に来た奴には作業を手伝わせる。
省29
22: 王の視察 ◆0BwdWOApVI 2007/09/29(土)02:05 ID:JPC+7/v0(1/6) AAS
「おい、蜘蛛女」

「なによ金ぴか」

 唐突に声をかけられ振り返れば、目に入るのは痛いほど金ぴかな、自称王様ギルガメッシュの姿だった。
 金ぴかに輝くその様は夜道でも灯りがいらず、結構なことだ。

「あれは何だ?」

 言われて、金ぴかが指差す方向を見つめるが、夜の暗さに加え誰かさんのせいで片目が塞がっててよく見ないっての。
 仕方ないので、眼帯を僅かにずらして両目を凝らす。
省22
23: 王の視察 ◆0BwdWOApVI 2007/09/29(土)02:06 ID:JPC+7/v0(2/6) AAS
 …………――結局、着てしまった。
 こいつの強引さにはマジで頭が下がる。
 その上、なまじ力もあるから最悪だ。
 ため息をつきながら見上げれば、目の前には薄暗い校舎が聳え立っている。
 独特ともいえる不気味な雰囲気に恐怖を覚えるヤツもいるのだろうが、私もこいつも今更そんなものを感じるタマじゃない。
 校門は開いていたのでとっとと校内に進入する。
 夜の学校は静寂に包まれていた。
省37
24: 2007/09/29(土)02:07 ID:dfsTw/0H(1/12) AAS
 
25: 2007/09/29(土)02:07 ID:/5naAjDY(1/5) AAS
 
26: 王の視察 ◆0BwdWOApVI 2007/09/29(土)02:07 ID:JPC+7/v0(3/6) AAS
「なにこれ………墓?」

 人一人軽く磔られそうな巨大な十字架は墓標のようだ。
 それが職員室に突っ立つ光景はなかなかにシュールだ。
 金ぴかは十字架をまじまじと見つめ、少しだけ忌々しそうに眉をひそめて鼻で笑った。

「ふん。大方、聖堂教会あたりが作り上げた武装の一種であろう」

「…………武装って、武器なのこれ?」

 この馬鹿でかい十字架が武器と言われても鈍器として使うくらいしか使い道が思い浮かばない。
省18
27: 2007/09/29(土)02:08 ID:hJ9iKQJ4(5/6) AAS
 
28: 2007/09/29(土)02:08 ID:JtRpEUfn(2/2) AAS

29: 王の視察 ◆0BwdWOApVI 2007/09/29(土)02:08 ID:JPC+7/v0(4/6) AAS
「うわ……マジで入った」

 若干引きつつも、十字架を仕舞ったバックを背負いなおして、金ぴかを振り返る。
 金ぴかはどこを見ているのか、全体を見るように職員室を見渡し、ある一点で一瞬視線をとどめた。

「どうしたの?」

「なに、気にするな。紛れた小石に目が触れただけだ。
 汚れもせんが、洗われもせん。たいした意味はないだろうよ」

「はぁ?」
省29
30: 2007/09/29(土)02:08 ID:RVEdztOg(1) AAS

31: 王の視察 ◆0BwdWOApVI 2007/09/29(土)02:10 ID:JPC+7/v0(5/6) AAS
(畜生ッ! 何なんだ!? 何なんだよあいつはッ!?)

 二人が立ち去った後も、間桐慎二は職員室の片隅にあるロッカーの中で、一人身を震わせていた。

 暗闇を恐れ職員室に戻ったものの、明かりを点けたままでは自分の場所を知らせているようなものだと気づき、すぐさま明かりを消した。
 そして、一人静かに職員室の隅で膝を抱える。
 一人は静かで寂しい。
 暗いのは怖い。
 けど、死ぬのはもっと怖い。
省23
32: 王の視察 ◆0BwdWOApVI 2007/09/29(土)02:11 ID:JPC+7/v0(6/6) AAS
 赤い瞳に囚われた永遠とも思える一瞬の中、慎二の脳裏を駆け巡るのはどう命乞いをするかということばかり。
 だが、慎二の心中に反して、黄金のサーヴァントはあっけなく目をそらし、踵を返した。
 慎二の存在に気づかなかったはずがない。
 ”敵”を見逃すような甘い相手でもないだろう。
 ならば、見逃した理由は簡単だった。
 何より、その目が語っていた。
 慎二を捕らえたあの瞳は、道端に転がる小石を見るもののと同じだった。
省30
33: 銀鉱少年と魔法少女(?) ◆oRFbZD5WiQ 2007/09/29(土)12:40 ID:Ox9AiNOY(1/9) AAS
 クロと別れた八神はやては、ふむ、と言うように顎に手をやると地図を注視した。
 自分が座っているベンチのすぐ傍には、ヘビのように道路が伸びている。
 本来なら、そこを通るべきなのだろうが――

(ちょーっと、危ないかな)

 なにしろ丸見え、遮るモノは皆無なのだ。民家はあるにはあるが、咄嗟に隠れる事ができるわけではない。
 このような状態で狙撃、長距離砲撃などを受けたら一たまりもない。
 かと言って、森の中を突っ切るのもいただけない。木々の合間に誰かが潜んでいれば、自分は軽く殺されてしまう。
省24
34: 銀鉱少年と魔法少女(?) ◆oRFbZD5WiQ 2007/09/29(土)12:41 ID:Ox9AiNOY(2/9) AAS
「ううん、残念やけど知らんなぁ」
「そっか、じゃ!」
「うん、元気でな――って、ちょい待ちぃや!」

 ならば用はないと言うように、そのまま東へ駆け出そうとする少年の襟を背後から掴み取る。ぐへぇ、とカエルの鳴き声にも似た呻きが漏れた。
 
「っつ〜……なにすんだよ!」
「なにってな……自分だけ情報聞き出したらほいさいなら、ちょいと失礼ちゃうか?」
省24
35: 銀鉱少年と魔法少女(?) ◆oRFbZD5WiQ 2007/09/29(土)12:42 ID:Ox9AiNOY(3/9) AAS
「ドーラさんに、ムスカ……」
「うん、詳しく教えて?」

 はやてが促すと、パズーは頷いた。

「えっと、ドーラって人は、おばあさんで海賊で――あっ、けど特別悪い人じゃないんです」

 おばあさんの海賊なー、と頷き、名簿にチェックを入れる。
 人間の記憶というのは曖昧なのだから、忘れた時の為の保険は必要だ。

「次にムスカって奴だけど……こいつはあんまり信用しないほうがいいよ。シータを連れ去った奴らの仲間なんだ」
省23
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