【剣と魔法と】ここだけ世界の境界線★24【光線銃】 (1002レス)
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687
(3): イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555 [saga] 2019/05/21(火)00:02 ID:DLWqYz7lo(1/10) AAS
>>686

「…根性無しめ」

 顔を洗われながらイムカはぼつりとつぶやく。が、次の瞬間、自分の言葉にハッとなって頭を抱えた。
 銃が手元になくてよかった。衝動的に頭蓋骨を撃ち抜いてしまっていたやもしれぬ!!

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「おはよう」
省13
688
(1): ジョシュア・アーリントン◆4J0Z/LKX/o [saga] 2019/05/21(火)00:18 ID:QCTfu2cx0(1/3) AAS
>>687
「おはようございます、コミッサー」

いつも通りになって帰ってきたイムカには、あらゆる邪念を消し去ったかのようなさわやか笑顔で対応。
これで良い。ジョシュアも偶にはタガが外れる時もあるが、それが常であることは好まれない。上官と部下とはかくあるべきなのだ。
……などと、女に手が早いとは思えないほど、ジョシュアはイムカに対して奥手な考えを持っていた。
それほどイムカに思い入れがあるか、あるいはこれが彼の本当の姿なのか。真実を知るにはまだ些か尚早である。

「了解、すぐ向かいます」

銃を仕舞うと洗面所へと向かい、手に付着したガンオイルを落として戻ってくる。
すると食卓に用意された朝食が目に映り、ジョシュアは意外そうな表情を浮かべた。
驚いた。イムカが食材を狙った形に切れるとは。ブツ切りにしようとすればみじん切りになるような、豆腐を切ろうとして圧壊させるような女性であるイムカが。
省6
689: ジョシュア・アーリントン◆4J0Z/LKX/o [saga] 2019/05/21(火)00:20 ID:QCTfu2cx0(2/3) AAS
>>687(追記)
おそらくおろし金による加工も、ジャガイモの粉塵化およびドロッとしたプラズマ化を伴う惨事となったのであろう。
691
(1): ジョシュア・アーリントン◆4J0Z/LKX/o [saga] 2019/05/21(火)00:53 ID:QCTfu2cx0(3/3) AAS
>>687
「いやァ、キツいですよ……グリードは特性でモノを視ますから」

初めて出会った時より、ニュクスはイムカを母親だと認識している。それは彼女を構成するに至った因子として、イムカの肉片が用いられているからだろう。
つまりニュクスとは、ある意味でイムカのクローンのようなものだ。生物ではないため、生殖ではなく捕食による模倣という形を取ってはいるが。

「逆に言えば、俺もグリードみてェなモンなのに、ニュクスが俺を肉親だと思わないのは……種族が同じだけで、完全な別個体だからでしょう」
「そんだけグリードの個体識別は、完璧だと言えます」

かつてグリードとの戦争に陥った際、個体ごとに独立した役割が与えられていたことを覚えているだろうか。
ジョシュアであれば戦士級、その他にも不定形の捕食級や大型の射手級などのさまざまな役職が存在していた。
ニュクスの素体となったのは高い学習能力を誇り、他の個体にその情報を伝達するグリード・サーバ級である。
各自を構成するグリードは種族こそ同一なれど意識は共有しておらず、ゆえにジョシュアとニュクスにも血筋的な繋がりは一切ないということだ。
省11
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