堀裕子「福井で人気のさいきっくサキュバスです!?」モバP「えっ」 (33レス)
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9: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/06/07(日)23:02 ID:l/v3zoKYo(9/30) AAS
「ふぇ、プロデュー……さ、ぁっ――んぷっ!? んむぅうっ、んんんーっ!」
(く、くちびるっ!? くちびるとくちびるで……きす、キスっ、され、て……
 プロデューサーにっ、奪われちゃってるっ、私の、ファーストキスっ)

 かしましい口を塞いでやる。
 ユッコは最初はびくびくして、粘膜や皮膚越しにも驚愕と緊張がこっちまで伝わってきたが、
 くちびるを重ね、ちゅぷちゅぷと軽く吸い立ててると、理解してきたのか、
 甘酸っぱい涎や、ふぅふぅとくすぐったい鼻息を溢れさせる。

 前のキスなんて忘れてしまっているせいか、まるで夢じゃないみたいにリアルだ。

「やぁあ、ひゃむっ……らあっ、ぁああっ、んあっ、れる、ひうんっ」
(きす、しながら、あたま、まで……プロデューサーに、なで、あ、あっ……!)
省28
10: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/06/07(日)23:03 ID:l/v3zoKYo(10/30) AAS
「ん、うぅうっ、ひぅう……へ、へんですねーっ。かなしくないのに、なみだ、がっ」
(そう言ってもらってから……あなたの顔を見て、声を聞いて、そのたびに、思い出すんです……。
 何度も、何度も……最初のステージが終わって、ハケて、裏であなたが褒めてくれた時の……
 頭がしゅわしゅわして、胸がどきどきして、足元がふらふらしちゃうのが……)

 後ろのユッコが注ぎ込んでくる恨みがましい声……だけじゃ足りない、とばかりに、
 前のユッコは腕を締め付けるほどキツく抱きしめてきて、肩だか背中だかに爪を立ててくる。

(……あの催眠術、私にもかかっちゃったんですか?
 私も、あなたと同じように、人差し指のさきっぽ動かすのを見ちゃってたから……。
 それとも、私の勘違い? 前に歌ったみたいに、嬉しくなって、勘違いをしただけなの?)

 後ろのユッコは悠長なつぶやき。こいつ、いまさら何言ってるんだ。
省34
11: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/06/07(日)23:03 ID:l/v3zoKYo(11/30) AAS
「プロデューサーとしても、一人のオトコとしても、だ。
 ユッコは、可愛いけど、可愛いだけじゃないから。でも、困ったな」
「な、何が……」
「プロデューサーとしては、色っぽいユッコをみんなに見せつけてやりたいけど、
 オトコとしては、色っぽいユッコをみんなから隠して独り占めしてやりたい」
「ひ、ひとりじめぇ……っ、ぅうっ、きゅううぅうっ……」

 ユッコの表情は見えなかったが、ユッコの耳は暗闇でも間違えようのないほど真っ赤に染まっていた。

(え、独り占め……独占!? わ、私っ、プロデューサーに、絶対特権を許しちゃう……?)

 血行が良くなったおかげか、ユッコの匂いの甘さが強まる。まるで発情してるみたいだ。
省41
12: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/06/07(日)23:04 ID:l/v3zoKYo(12/30) AAS
「ユッコ……さ、触ってもだいじょうぶか?」

 俺まで思わず声が震えてしまう。

「さ、触りたいんですか……さ、触られちゃったら、あ、あっ……その、あの……うぅー……っ。
 その……っ! いま、プロデューサーに触られちゃったら、私のどきどきでサイキックパワーが暴走して……」
(さわりたいんですよね、プロデューサー……? それなら、さわって、さわってぇっ!)

 どっちだよユッコ。どうせ夢なら、きっぱり「触って欲しいですっ」って背中を押してくれればいいのに。

 ……だめ、だめぇって言うのを触らせてもらうのも、心惹かれるのは確かだが。
 うわ。性犯罪者の感覚だこれ――ユッコはJKだからすでに俺は犯罪――ええい、これは夢だ、夢っ。
 夢で、半分触ってほしいというのなら、俺はそれに甘えさせてもらう。
省30
13: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/06/07(日)23:05 ID:l/v3zoKYo(13/30) AAS
「ユッコは、優しくされるのが好きなんだな。覚えておく」
「ふ、ふふふっ……プロデューサーは、オトナですけど、乙女の扱いは、私に分があるようですねっ」
(おぼえて――おくってっ、また――これから――されて、どんどん――私の――覚え、られっ――)

 覚えるってどういうことなんだろう。
 まさか、俺が夢の中のユッコに愛撫したのを現実のユッコが覚えているわけがなかろうし、
 下手すると夢から覚めた俺自身でさえ忘れているのかも知れないのに。

 そう思うと、ちょっとこの胸の触り方は遠慮しいしいだな。もったいない。

「……でも、今の俺は、もうちょっといじめてやりたいなぁ」
(――ふぇ、え――いじ、め――っ)

 ユッコは首筋や背中や呼吸やらを怯えてるようにぷるぷる震えさせながら、
省37
14: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/06/07(日)23:06 ID:l/v3zoKYo(14/30) AAS
 前のユッコは、さっき『はぁあっおぉおぉおっ』とか、
 雄欲をあんまりにもあけすけに掻き立てる喘ぎを漏らしてしまったのを気にしているらしい。
 それでいて後ろのユッコは、声を茹だらせて乳首いじめをねだってくる。

 ユッコは乳首をこりっこりに勃起したままなので、たぶん後ろのユッコが、体の本音に近いだろう。
 指先でユッコの勃起乳首を軽くこねつつ、手のひらや手首で乳房の膨らみを圧迫して楽しむ。

「もぁああっ!? ぷ、ぷろでゅーさー、そんな、むね、あちこちぃ、したらぁ……!」
「いや、でも、かわいいから……」
「ああぅうっ……! も、もうー……かわいい子にいじわるなんて、子供みたいですっ。
 私じゃなかったら、幻滅され、て――んきゅぅうううっ!?」
(ちくびぃ、おっぱいもぉおおっ、あつくて――ひっ、い、いく――いっちゃうっ、
省28
15: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/06/07(日)23:07 ID:l/v3zoKYo(15/30) AAS
――さん、プロデューサーさんっ。

 あれ。誰の、声? ユッコ、じゃない、よな――えっ?

――プロデューサーさんっ、プロデューサーさんっ。

「――プロデューサーさんっ、起きてくださいっ。聞こえてますか? プロデューサーさんっ」
「のわぁあっ!?」

 肩のあたりを強く揺さぶられた――と思ったら、仮眠室。
 電気がついている。目蓋越しなのに感じられるほど明るい。クソ暑い。誰だ?
省19
16: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/06/07(日)23:08 ID:l/v3zoKYo(16/30) AAS
※※

「ユッコ、もしかして体調が悪いのか?」
「ふぇっ!? ど、どーですかねぇ……」

 ある日、秋に向けた食レポの収録後、私はプロデューサーに心配そうな声をかけられてしまった。

「私、風邪は引いたことがないんですけどっ……な、夏バテ? ですかねぇ……」

 嘘はついてないと思う。放映が秋ということで、収録は夏。
 秋の温かい食べ物を夏に食べるとなると、正直しんどいところはあった。
省30
17: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/06/07(日)23:08 ID:l/v3zoKYo(17/30) AAS
※※

「東京って田舎と違って、いろーんな建物があるなぁって思ったんですけど、
 ……二人っきりになれる場所って、なかなか見つからないんですね」

 ユッコは、上京に伴って転入した高校の校舎で、俺を先導して廊下を歩く。
 制服姿だ。ブレザー、ブラウス、プリーツスカート。さっきまで歩いてた外が暑かったからか、
 第1ボタンがめいっぱい開けられて、ゆるゆるのネクタイと合わせてひらひらしそうだ。

「ユッコの田舎は知らないが、ふつうは俺みたいな部外者が、高校の校舎なんか入れんぞ。
 このご時世じゃ、卒業生だってアポ無しだと門前払い食らうところもある」

 ユッコの高校は、うちの事務所が大口のスポンサーになってるところなので、
省41
18: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/06/07(日)23:09 ID:l/v3zoKYo(18/30) AAS
「さ、さっ、プロデューサー、早く入ってください」

 ユッコがディンプルシリンダーのキーを引き抜いてドアを開き、俺を引っ張り込んでくる。
 テンキーとかセンサーとか電子式じゃなくって、物理式でよかった。
 電子式だと入退場の履歴でバレバレだから。それでは困る。

(プロデューサーと、二人きり……ここなら、誰も邪魔が入らない……)

 つまり俺は、ここでユッコとバレバレでは困ることをする……
 きっとただの悩み相談では終わらない……という予感をすでに抱いていた。

「プロデューサーがこの部屋にいるって……なんだか、現実感がないですねっ」
省36
19: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/06/07(日)23:10 ID:l/v3zoKYo(19/30) AAS
(え、へへっ……私から、キス、しちゃったぁ、しちゃったよぉ……っ)

 そのままユッコを食らい付くして俺と一つにしてしまいたい。無茶苦茶な衝動が降って湧く。
 ユッコの細い肩や腰をキツく引き寄せて、おまけにキスしたままユッコの口中へ舌を突っ込んで、
 細かい溝の入った歯のエナメルや、じゅるじゅると呻く舌や、硬いけどどこか脆そうな口蓋を可愛がった。

(お、おとなの、きす、きしゅっ……なか、まで……す、ご、ぉ――)

 ユッコがぐらぐらと腰砕けになるまで、俺は陵辱じみたそれを止められなかった。
 手や舌を緩めたら、こんなに近くにいるユッコが、またたく間に沫雪のように溶けるか、
 あるいはテレポーテーションでパッと消え去ってしまう……なんてパラノイアに憑かれていた。

「こ、このぐらいなら、私でも咥え、られますかね……えへへ」
省38
20: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/06/07(日)23:11 ID:l/v3zoKYo(20/30) AAS
 俺はユッコの頭を撫でてやりながら、

「ユッコ……気持ちいい、ぞ……」

 だからもう止めてもいい、って意味の言葉と目線を投げたつもりだったんだが、
 丸く大きくくりくりした目でこっちを見上げるユッコは、それをどうとったのか、

「ふぇ、えへへ……そう、ですか……? じゃあ、もっと、して……」

 ユッコはくちびるを軽くすぼめると、裏筋と鈴口のところに、
 まるでくちびる同士のキスのような表情でくちづけしてくる。
省36
21: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/06/07(日)23:11 ID:l/v3zoKYo(21/30) AAS
 たぶん、俺が意識を飛ばしていたのは、一瞬か、長くても1分ぐらいだと思う。

「んぢゅ、ぶ……ちゅ……んぐうぅ……うぇ、ぇええう……っ」

 気がつくと、ユッコは俺が口中にぶっ放してしまった精液で口周りや鼻までべとべとにして、
 ぼろぼろ泣きながら、俺の太腿やパイプ椅子の座面に落ちた白濁液を舐め取っていた。

「お、おい、やめろ……汚いからっ! ほら、顔を拭け!」
省40
22: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/06/07(日)23:13 ID:l/v3zoKYo(22/30) AAS
 あぁ、もう、いいか。
 毒を食らわば皿まで、って言うし。

「入れる、力を抜けよ」
「はいっ!」

 ユッコのヒップとか、花びらのように均整の取れたすぼまりのアヌスとか、
 いやらしいよだれでべとべとのマンコが、きゅっと引き締まった。

「逆だよ。力んでる。ほらユッコ、リラックス、リラックス……」
「は、はぁい……ええと、りらっくす、りらっくす……」
(うぅ、うぅうぅ……せつない、よぉ……)
省36
23
(1): ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/06/07(日)23:14 ID:l/v3zoKYo(23/30) AAS
(あ、やぁあっ……恥ずかし、い――いやらしい、音、おとっ、とめられない……っ)

 ぶぴゅ、ぎゅぽ、じゅ、ぱっ……声帯のない代わりか、これがマンコから鳴るのかという勢いの水音。
 ユッコの膣内は強烈な締め付けをかましてくる――先にフェラで出してなかったらとても持たない――一方で、
 膣奥の弱いところにあたると、変な痙攣でもしてしまうのか、ほんの少し膣口とペニスに隙間ができて、
 それでいわゆるマン屁を出してしまうらしい。

(や、やらぁ――おまんこ、だめっ、ぷろでゅーさーに、ひかれ、ちゃ――)

 どうやらサキュバス漫画にマン屁は載ってなかったようで、ユッコは激しい羞恥とともに、
 なんとしてもペニスを捉え直そうと、膣壁も、その周りの筋肉――尻も腰も太腿も、たぶん腹も――必死で、
 まるで下半身全体でバキュームフェラしてくるような風情だ。
省40
24: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/06/07(日)23:16 ID:l/v3zoKYo(24/30) AAS
訂正>>23

× phychic
○ psychic
25: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/06/07(日)23:17 ID:l/v3zoKYo(25/30) AAS
「――ゅーさーっ、プロデューサーっ、起きて、起きてくださいっ」
「ふぁ、ま、ぁあぁあっ……ゆ、ユッコ……?」
「もうっ、だらしないですよプロデューサー、よだれなんか垂らしてしまってー」

 ユッコの声――笑い声だ。ずいぶんご機嫌な響き。

「ほらーっ、ほっぺたに、ワイシャツのあとまで……とりあえず、よだれを拭いてあげますから……」
「す、すまないユッコ……ん、んん……?」

 ユッコがポケットティッシュで俺の口元をぬぐってくれる。
 おいおい、俺はお子様ランチを食べこぼした子どもか……?
省27
26: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/06/07(日)23:18 ID:l/v3zoKYo(26/30) AAS
※※

――あ、プロデューサーさん。青木で……じゃ、通じませんね。トレーナーの三女の明(めい)です。
  ユッコちゃん、昼間にいっしょにいたそうですけど……調子、どうでした?

「体は健康そうでした。ただ……最近、落ち込むというか、気にかかることがあるかもしれません。
 俺の力が及ばず、具体的な悩みは聞けていない状態です」

――実は……ダンスレッスンがかなり硬くてつらそうだったんで、
  独断で体の負担の軽いメニューに差し替えちゃったんです。でも、メンタルのほうで……?
省6
27: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/06/07(日)23:19 ID:l/v3zoKYo(27/30) AAS
※※

「プロデューサー、これを見てくださいっ! ……どうです? 太古から伝わるぱわーを感じませんか?」
「これは……バウムクーヘン? バウムクーヘンって、丸くなくても焼けるんだなぁ」

 プロデューサーと二人きりの面談室で、私は実家から送ってもらった丸岡屋のバウムクーヘンを取り出した。
 普通のバウムクーヘンと同じように生地を多層にして焼き上げているんだけれど、
 変わっているのは、なんと輪型じゃなく長方形になっているところだ。

「ふっふっふ……福井県といえば、だいなそー! 恐竜ですよっ。
 福井の小学生はみーんな恐竜博物館に社会科見学で行って英才教育されるんです。もちろん私も!」

 なんでも、バウムクーヘンを焼く芯棒がいきなり壊れてしまって、
省19
28: ◆FreegeF7ndth [saga] 2020/06/07(日)23:20 ID:l/v3zoKYo(28/30) AAS
「ふふっ、良かったです。プロデューサー、最近いつもお疲れ気味のようなので。
 エスパーユッコとティーブレイクして、ぜひぜひ英気を養ってください」

 夏休みのアレから、プロデューサーは私と二人きりになると、
 ちょっとずつ私をどろどろとした熱っぽい目線で見てくれるようになった。
 他のアイドルの手前、気づかれないよう努めているようですが、エスパーユッコにはお見通し。

 前は私だけがドキマギしてたんだけどね。今やプロデューサーも仲間。
 こうなると私たちの間だけで熱いテレパシーが伝わってるみたい。
 視線が一瞬かぶるだけでふわふわした気分になっちゃう。

 今だって、事務所じゃなかったら……密室で、二人きりだし……。
省15
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