[過去ログ] 男「恋愛アンチなのに異世界でチートな魅了スキルを授かった件」 2スレ目 (1002レス)
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479: [sage saga] 2019/04/19(金)23:33 ID:AeuByUDcO携(1) AAS
乙ー
480: 2019/04/20(土)06:45 ID:MmHZP0gjO携(1) AAS
乙!
481: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/04/21(日)21:32 ID:1WFve+Kp0(1/12) AAS
乙、ありがとうございます。

投下します。
482: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/04/21(日)21:32 ID:1WFve+Kp0(2/12) AAS
男(夜)

男(俺は宿屋に帰ってきた女友、女と合流して、宿屋に併設した食堂で夕食を取りながら情報交換をしていた)

女友「今日の調査の結果、この都市について色々分かってきましたが……どこまで報告すればいいですか」

男(女友の疑問は俺が魅了スキルを姫様にかけるために、これ以上悪く思わないように情報を遮断していることを気にしてだろう)

男(独裁都市は姫の思うがままな支配地だ、ひょんな情報が姫の評価に影響するだろうことは想像できる)
省5
483: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/04/21(日)21:33 ID:1WFve+Kp0(3/12) AAS
男「つまり多くの人の前に姫様が姿を現すってわけか」

女友「そのはずです。木の葉を隠すなら森の中、人を隠すなら人混みの中」

女友「魅了スキルの光を隠せなくても多くの人が居る場所でスキルを発動すれば、男さんがスキルを発動したとはバレないんじゃないでしょうか?」

男「いい考えだな。俺も似たようなことは考えていたが……問題点が二つある」

男(俺は指を二本立ててみせる)
省5
484: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/04/21(日)21:34 ID:1WFve+Kp0(4/12) AAS
女友「それでもパレードの時を狙ったほうが良いと思います」

男「どうしてだ?」

女友「ご存じの通り姫様はワガママなところがあるので行動パターンが掴めません」

女友「予定があってもその日の気分でキャンセルしたり、逆に昨夜あの店にいきなり現れたりなど」

男「本能のままに生きてるのな」
省9
485: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/04/21(日)21:34 ID:1WFve+Kp0(5/12) AAS
男(話の整理が終わったことで、ようやく次の問題に踏み込める)

男「それで……女。今度は何で悩んでるんだ」

男(話し中ずっと上の空だった少女の名前を呼ぶ)

女「ご、ごめん……」

男「話はちゃんと聞いてたんだよな?」
省7
486: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/04/21(日)21:35 ID:1WFve+Kp0(6/12) AAS
女「それで私の悩みなんだけど……その前に質問いいかな」

女「今回姫様に魅了スキルかけて宝玉を手に入れたら、私たちはそのままこの都市を去るつもりなんだよね?」

男「そのつもりだが。他に何かしたいこととか、しないといけないことでもあるのか?」

女「今日ね、この都市の色んな人に話を聞いたんだけど……みんな苦しんでた」

女「高い税に治安の悪化……元を辿ると全部姫様のせいで」
省10
487: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/04/21(日)21:36 ID:1WFve+Kp0(7/12) AAS
男「……まあ命令はしないけど、魅了スキルさえかければ姫様と話す機会はあるはずだから考えを改めるように説得してみるよ」

女「本当!?」

男「言っとくけど上手く行かなくても勘弁してくれよ」

女「大丈夫、男君ならきっと上手く行くよ!」

男「いや、だから……」
省11
488: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/04/21(日)21:36 ID:1WFve+Kp0(8/12) AAS
女友「あれ、そういえば男さんに面と向かって言ったことはありませんでしたっけ? 私は女の思いを応援する立場ですよ」

男「言動の節々からそんなところだろうとは感じ取ってたけど……いいのか?」

男「大事な親友が俺なんかと………………って女友にも魅了スキルがかかっているから、俺のことを好意的に思ってるんだよな」

男「女ほど主張が激しくないから忘れそうになるけど、最初とか俺に子作りを迫ってきてたし」

女友「そんな時期もありましたね……以前は男さんのことを振り回す悪女だったのに、今では手間のかかる二人のお母さんの気分ですよ」
省9
489: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/04/21(日)21:37 ID:1WFve+Kp0(9/12) AAS
女友「まあ私のことはいいんです。それより女ですよ」

女友「最近の男さんは女を抱きしめたり、自然と手を握ったりと結構ガードが緩いですよね」

男「げっ……そこに話を戻すのかよ」

女友「ええ。私が柄にもないところを見せたんですから、男さんにも恥ずかしい思いをしてもらわないと収支が合いません」

男「それこそ感情のままに動いていないか?」
省7
490: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/04/21(日)21:38 ID:1WFve+Kp0(10/12) AAS
男「魅了スキルをかけると俺に好意を持つようになる」

男「つまり姫様も俺に好意を持つ予定だが、好意を持った相手に対する反応はそれぞれ違うものだろ」

女友「私は男女交際は生涯を共にする伴侶とのみするべきだという価値観ですから、子作りを迫ってしまったわけですし」

男「そして女友以外に魅了スキルにかかっているのは…………二人か、少ないな」

男「女は中途半端に魅了スキルがかかっている結果特に何もなくて」
省5
491: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/04/21(日)21:39 ID:1WFve+Kp0(11/12) AAS
女「え、男君ツンデレが好きなの?」

男(そのとき女がちょうど戻ってきたのだが、会話の流れを掴めず言葉尻だけでそう判断したようだ)

男「いや、違うからな」

女「だったら……」

男(否定するが聞こえていない。少し考えた後、俺の方を見て)
省8
492: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/04/21(日)21:39 ID:1WFve+Kp0(12/12) AAS
続く。
493: 2019/04/21(日)22:39 ID:VcAvq8FJ0(1) AAS
乙!
494
(1): 2019/04/22(月)04:52 ID:eG6Oikdj0(1) AAS

完全に夫婦漫才じゃないですかーやだー
495: [sage saga] 2019/04/22(月)06:15 ID:4TVTmtbkO携(1) AAS
乙ー
496: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/04/23(火)23:30 ID:Tyn5Y4290(1/13) AAS
乙、ありがとうございます。

>>494 完全に夫婦漫才ですよねー。

投下します。
497: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/04/23(火)23:30 ID:Tyn5Y4290(2/13) AAS
女(翌日)

女(私は女友と一緒に中心街に繰り出していた。例によって男君は宿屋で留守番している)

女(目的は魅了スキルの使用予定であるパレードについての詳細情報だった)

女(当日どのような行程で進むのか、御輿はどのようなルートを進むのか、姫様はその際どのような感じなのかなど、必要な情報は既に手に入った)

女(現在はとある事情により古びた本棚が並ぶ中を歩き回っているところだった)
省8
498: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/04/23(火)23:31 ID:Tyn5Y4290(3/13) AAS
おばあさん「どうかい、あの人のコレクションは」

女(この家の主、おばあさんのしわがれた声が響く)

女「もうすごいですよ、これだけの数!」

おばあさん「そうかい、そうかい。いやはや私には価値が分からなくてね」

おばあさん「家のスペースを占有するし、本棚の重みで床板が軋むしで処分しようと思っていたけれど……まあお嬢ちゃんの喜ぶ姿が見れたなら取っておいたかいがあるかねえ」
省10
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