一度きりの大泉の話(萩尾望都)感想スレ@NEXT (56レス)
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28: 2021/06/27(日)19:22 ID:fG7Od4ZD(1) AAS
往々にして事象は合わせ鏡のようなもの
自分が傷つけられたら大騒ぎしたりいつまでも根に持ったりヒステリー起こしたりする人ほど
自分が他人を傷つけたことには無邪気だったり無自覚だったり無関心だったりするケースには時々遭遇する
29
(1): 2021/06/30(水)17:37 ID:EXwGDpvo(1/2) AAS
>>23
萩尾氏竹宮氏どちらにも大して思い入れのない自分から見てると
それが一番不思議なんだよね
描きたいのに(親に)漫画を描かせてもらえなくて苦しかった時代、
描いた作品を(編集部に持って行くたびボツにされて)世に出せなくて苦しかった時代、
どちらのつらさも経験している萩尾氏は
今までの数十年間のいつかある日に、ふと、竹宮氏のそれも理解してあげられなかったのだろうか

ましてそのつらさから抜け出すきっかけ(漫画を描いて発表できる状況)を提供してくれたのは、
つまり手を差し伸べてくれたのはまさにその竹宮氏なわけだし
30: 2021/06/30(水)18:05 ID:EXwGDpvo(2/2) AAS
ある日どこかでふっと
ああ私も傷ついたけどあの人も傷ついていたんだなあ、と気づくだけで
あの時は私も悪かったなあ、と哀しむだけで、たったそれだけのことで
年寄りになってこんな後出しジャンケンか泥試合みたいなことはしなくて済んだだろうに
31
(1): 2021/07/03(土)04:28 ID:Uu7gGlo3(1) AAS
>>29
1,竹宮氏が手をさしのべてなかったら萩尾氏は東京でプロ漫画家として活躍できたかどうかも怪しく
竹宮増山萩尾三名での大泉生活がなければ風と木もトーマも生まれてなかった
2,そして増山氏という当時としてはすばらしく芸術的なキュレーションのできる目利きがいなければ
萩尾氏も竹宮氏も『悲しみの天使』その他多くのネタ元に出会うこともなかった

この状況と条件下でものを創れば
お互い似るのはやむをえず
パクったパクられたと思い思われるのも無理はない
せめてどこかでそう彼我を客観視できればよかったのにな

盗用した云々のトラブルは同じもの見て創作すればよくあること(二次創作はそのいい例)
省2
32: 2021/07/03(土)13:03 ID:LS7G+/GX(1) AAS
>>31
> ありがちな一般事象の特別視を数十年間自分に課しさらに今後もまだそれを続けたがっている

ありがちと言えば
何か(理不尽なこととか)言われて不快でも怒りで頭がいっぱいになってその時は黙ってしまう、とか
何か(心外なこととか)言われて頭が真っ白になってその時は何も言い返したりできない、なんて
誰でもよくあることだよね
べつに著者自身が特別なわけでもない

問題なのはその後の行動をどうするか
子どものケンカじゃないなら尚更
33
(1): 2021/07/03(土)16:01 ID:Q9hqEm65(1) AAS
「何か言われて不快でも黙ったまま、後になってから作品の中で反論する」
作品を個人的関係者に対する不快感の解消に使うって、つまらない

そんな描かれ方をする漫画が可哀想
作中では対応できない相手も可哀想
漫画をそんな用い方する作者も可哀想
34: 2021/07/03(土)17:13 ID:5ht7R84a(1) AAS
>>25-27
本当に何度も繰り返しになるがこれほど突っ込みどころの多い内容で何故に出版許可したのだ
意図がわからん
35: 2021/07/03(土)17:35 ID:+ToHcMIW(1) AAS
著者自身にとっては
>>33
>後になってから作品の中で反論

する意図があって不快をスッキリさせたかったんだと思うけど
これだと悪手と言われても仕方ないからやはり著者の身近な人が
もしくはマネージャーさんか企画担当氏が
もう少し冷静に内容を吟味できるようになるまで出版は保留にしようと提案すべきだったかも
36: 2021/07/04(日)13:35 ID:RX0cfam5(1) AAS
作家をトラブルから遠ざける役目を担うマネージャーが、なぜこんな内容のまま書籍化をすすめたのかという疑問について
これはかなり穿った見方と思うから読み飛ばしてくれていいんだが、
マネージャー氏の後書きによると(20代の著者は)「ただの1コマの疑問でも、自分の漫画を100%否定されたんだと受け取りかねない人だった」とのことなので、もしかしたら本書の執筆中においても多少その傾向が顕れていたのかもしれない。
本書は漫画じゃないけど「一度きり」という「覚悟を決めて」書かれた一冊だから、実年齢には関係なく相当の思い入れがあったはず。
もし少しでも疑問やアドバイスを投げかけて、先生に「記述を全否定された」と受け取られたら大変なことになる…と判断して、あえて黙って好きなようにさせてあげたのではないだろうか。
37: 2021/07/04(日)17:34 ID:PNk443Yb(1) AAS
この本が作家の回顧録というよりタレントの暴露本みたいな面を持つことは否定しきれないけど
過去の時代の資料的な面を含めて個人的には一読してよかったと思ってる
二度と読む気はないので本棚からは消した
38
(1): 2021/07/05(月)16:07 ID:8GisQaZl(1) AAS
なぜ萩尾望都の最近の漫画はどれもつまらないのかが分かった気がする
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(1): 2021/07/11(日)07:22 ID:iIRH2G7h(1) AAS
最近というよりもっと前、1979年頃から作品に輝きがなくなったね
40
(1): 2021/07/11(日)11:13 ID:10iFToIf(1) AAS
『訪問者』を読んで改悪に驚いたのは遠い思い出
ストーリー自体は子供の目から見た家庭崩壊ものとしてそう悪い内容じゃないが
どう考えても過去作でのキャラクター描写との辻褄が合わない
なにやら信頼のおけない作家になってしまったなと直感した

作品は作品としてそこに存在することを大切にせず一種の道具扱いするタイプの作家が数多くいるのは分かる
だがまさかこの作者までも…と当時は残念で仕方なかった
作中の表現を借りれば「母」として自分が生み出したものだから好きにさせてもらうというようなスタンスなのだろうか

今回の大泉本を読んでなんとなく作家としての変容と限界みたいなものが見て取れて
直感は狂わない狂っていれば直感ではないと納得できた
41: 2021/07/18(日)09:51 ID:ILiWRj5k(1) AAS
>40だけど中央段三行目「作中」が示す「作品」は
『訪問者』のことじゃなくて『大泉の話』のこと
混乱しそうな書き方スマン
42: 2021/07/18(日)13:37 ID:eV4ORtdh(1) AAS
墜ちた偶像って感じだな
43: 2021/07/18(日)15:18 ID:mFHRCtce(1) AAS
たとえ四方を壁に囲まれた狭い世界から出られなくても
それで作品が何割かの読者や元読者にはつまらないものになっても
本人がずっとそこに居たいのだから
閉じ籠もることが幸せなんだろう
それはそれで仕方ない
44: 2021/07/21(水)16:12 ID:Fkrsmv+C(1) AAS
そんな息苦しい世界では
換骨奪胎した私小説は描けても
広い世界のヒューマンドラマは描けない
だから後年の作品はつまらない、あるいはどこか嘘臭い
45: 2021/07/25(日)05:49 ID:LM2cY+0J(1) AAS
少女漫画界のファンだかマニアだか知らんけどまだ尼レヴューでやりあってんのな
めんどくせー
46: 2021/07/25(日)11:49 ID:wR31MXEm(1) AAS
あんな蠱毒の壺みたいなところ見に行くなんて自業自得
47: 2021/08/07(土)04:35 ID:/6YVNp3Y(1) AAS
>>38-39
過大評価されてる感はあるな
最近は特に
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