[過去ログ] 【腐女子カプ厨】巨雑6438【なんでもあり】 [無断転載禁止]©2ch.net (651レス)
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385: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:26 d AAS
 食後にはデザートまでついてきた。手作りだと言う苺のパンナコッタはとろけるような食感で、苺の酸味がまた爽やかだった。
 リヴァイがこんなに料理ができるとは知らなかったし、好きなのも知らなかった。
 これまで自分たちはセックスするためだけに会っていたから、恋人にならなければ一生知ることもなかったかもしれない。
                                       
「すごく美味しかったです。ご馳走様でした」
「こんなモンしか作ってやれなくて悪かったな」
「いえ全然!美味しかったです」
「もっと前から知ってたらちゃんと準備していた」
「? どうしても今日じゃなくちゃダメだったんですか?」

 首を傾げると、リヴァイが眉を顰めてこちらを見ていた。
省10
386: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:26 d AAS
 でも、誕生日だと知って慌ててエレンを連れて来て、料理を作って、祝おうとしてくれていたのか。
 ふは、と思わず笑ってしまった。
                  
「すみません、オレ今日誕生日なんです」
「もう知ってる。…おめでとう。何か欲しいものはあるか?」
「ありがとうございます。美味しい料理作ってもらったんで、それだけで嬉しいです」

 今日という日を自分だけの思い出にしようと思っていたけれど、リヴァイはちゃんと祝ってくれた。
 毎年一回は必ずくるこの日を自分の特別な人と過ごせたことはとても嬉しいことだと思う。
 それだけで今日と言う日が特別になる。

「あ、でもリヴァイさんの誕生日も教えてください」
省6
387: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:27 d AAS
・・・
                  
 風呂上がりのリヴァイから自分と同じ香りがする。
 正確には、今日はエレンがリヴァイと同じ香りを纏っているのだけど、近すぎて、もう境界線なんてわからない。
 全身を隅から隅まで舐められて、吸われて、とにかく泣きだしたくなるほど甘やかされた。
 そのせいでどこに触れられても体が跳ねてしまうし、シーツに擦れるだけで声が出てしまいそうだった。

「んっ、ぁ、…っも、いいって…っ」
「まだだ」
「ああっ、ぅ、…舌で、ぐりぐりって、しないで…っんあ」

 もうぐずぐずになっているはずの後孔にリヴァイの舌がにゅるりと入ってくる。
省7
388: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:27 d AAS
 ここに早く入れて欲しい。
 その熱くて固い熱を埋め込んで、奥まで激しく突いて欲しい。
                  
「ぁ…っ、」

 そこに、ぴとりとリヴァイの熱が宛がわれる。
 後孔が期待してその先端に吸いつくようにキスしているのがわかった。

「はやく、…っリヴァイさん、いっぱいしてください…っいっぱい、ぎゅってしてください…っん」
「エレン、」

 リヴァイが腰を進めると同時に体を少し前に倒す。
 エレンの大好きなリヴァイが、その体がこんなにも近くにある。
省7
389: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:27 d AAS
 疲れてしまったのか、体を丸めて眠るエレンの顔を見て、はあ、と息をついた。
 エレンが可愛くてたまらない。
                  
与えてやれるものは何でもしてやりたいと思うのに、どこか遠慮するエレンは今日が誕生日だと言うことも教えてはくれなかった。
 それは単に自分でも忘れていただけだと言っていたが、きっとリヴァイがこうして言わなければずっと言わなかったに違いない。
 渡してあった合鍵もめったに使うことがないのだ。
 ただいま、と言って多少は言わせた感があっても「お帰りなさい」と言ってくれたのは正直嬉しかった。
 リヴァイもエレンも我儘なんて言うような歳でもないし、男だから大体のことは何でもできてしまうけれど、それでも我儘を言って欲しいと思う。

「迷惑なんて、考えなくていい。お前は我慢しすぎだ」

 エレンがリヴァイに迷惑をかけてはいけないと思っていることを知っている。もっと会いたいという願いはリヴァイしか聞いてやることができない。
省17
390: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:27 d AAS
 安いので悪いが、と続けられる。
 昨日、買いものに行った時に一緒にエレンのサイズのシャツを買ってきてくれていたらしい。
                                         
「だからまだ寝れる」

 そう言ってまた布団の中に引きずり込まれて、がっちりと抱きつかれてしまった。
 リヴァイが案外朝に弱いことを知った朝だった。

 二度寝して、さすがにもう起きないとやばいと思ってリヴァイを起こして適当に朝食を食べた後、買ってきてくれたシャツを着てスーツに着替えた。

「あ、」
「どうした、サイズ合わねぇか?」
「それは大丈夫です、ありがとうございます。いや、昨日と同じスーツなのは構わないんですけど、ネクタイも一緒ってのは…って思って」
省6
391: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:28 d AAS
 触った感触が普段自分のつけているようなものとは少し違っていて、ずっと触っていたくなるような生地だ。

「それお前にやる」
「え!?これすごい高そうなんですけど!?」
「俺が一番気に入ってるやつ」
「そ、そんなん貰えませんよ!」

 つっ返そうとしてネクタイを差し出すと、正面に立ったリヴァイがそれを手にしてエレンの首に回した。

「昨日誕生日だったろうが。使ったやつで悪いが、貰ってくれ」

 そう言って、手際良くきっちりとネクタイを結ばれてしまえば、もう貰うしかない。嬉しくないわけがないのだ。
省17
392: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:28 d AAS
 まだ寒さの残る新春の季節である。エレンの話をつまみに酒を飲み、ほろ酔いになりながら居酒屋を出た。
 いつもは話が弾みすぎて終電ギリギリに出る二人が、今日ばかりは早めに店を出た。
 居酒屋の前で「ごちそうさまでした」と笑顔でいい、駅の方向へ向かうエレンのコートの袖を引っ張った。
「うちにこないか?」
 リヴァイの問いかけに、エレンは顔を真赤にして小さく頷いた。
 リヴァイは初めてエレンを自宅に誘った。薄暗い住宅街を二人で手を繋いで歩く。
「まだ寒いですね」
「…そうだな。まだコートは手放せない」
 リヴァイのコートの袖口に、二人の手が潜り込んでいる。
 エレンは時々周囲を見回して誰もいないことを確認すると、嬉しそうに微笑んで、ぎゅうと強くリヴァイの手を握る。
省7
393: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:28 d AAS
 リヴァイはフッと笑ってエレンの頭をなでた。            
「じゃあ入れ」
 ドアを大きく開き、エレンを手招く。
「し、失礼します…」
 二人の手は、まだしっかりと握られたままだ。
 まだ寒さの残る春先だというのに、二人の指先はぽかぽかと温まっていた。
「ここが、リヴァイさんの、家…」
 エレンは呆然と、リヴァイの家の中を眺めた。
 口を開けっ放しにしながら天井を見上げるエレンを見ながら、玄関のドアの鍵を後ろ手に閉める。
 もうただでは、こいつを朝まで帰さない。リヴァイは錠を落とすと同時にそう思った。
省21
394: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:28 d AAS
 まだ寒さの残る新春の季節である。
 エレンの話をつまみに酒を飲み、ほろ酔いになりながら居酒屋を出た。
 いつもは話が弾みすぎて終電ギリギリに出る二人が、今日ばかりは早めに店を出た。
 居酒屋の前で「ごちそうさまでした」と笑顔でいい、駅の方向へ向かうエレンのコートの袖を引っ張った。
「うちにこないか?」
 リヴァイの問いかけに、エレンは顔を真赤にして小さく頷いた。
 リヴァイは初めてエレンを自宅に誘った。薄暗い住宅街を二人で手を繋いで歩く。
「まだ寒いですね」
「…そうだな。まだコートは手放せない」
 リヴァイのコートの袖口に、二人の手が潜り込んでいる。
省8
395: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:29 d AAS
 リヴァイはフッと笑ってエレンの頭をなでた。            
「じゃあ入れ」
 ドアを大きく開き、エレンを手招く。
「し、失礼します…」
 二人の手は、まだしっかりと握られたままだ。まだ寒さの残る春先だというのに、二人の指先はぽかぽかと温まっていた。
「ここが、リヴァイさんの、家…」
 エレンは呆然と、リヴァイの家の中を眺めた。
 口を開けっ放しにしながら天井を見上げるエレンを見ながら、玄関のドアの鍵を後ろ手に閉める。
 もうただでは、こいつを朝まで帰さない。リヴァイは錠を落とすと同時にそう思った。
「エレン」
省20
396: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:29 d AAS
 もしかしたら、エレンは自分たちの関係にああいうことはまだ早いと思っていたのかもしれない。
 エレンは性的な行為に明るい方ではないから尻込みしているだけだろうと思って、強引に引っ張りこんだのが悪かったか。
 エレンはリヴァイの押しに弱いのだ。
 二人で会うようになって半年、付き合って三ヶ月、キスもしたし、そういった雰囲気に何度もなりかけた。
 先週二人で会う約束は、リヴァイが数週間前から取り付けていたものだったから、そういうことが起こると、エレンもちゃんとわかっていたはずだ。
 家に呼んだ時、少なくともエレンは嬉しそうな顔だったように思う。
 一生心に留めておこうと思うくらい、エレンは嬉しそうに笑った。
『じゃあ、明後日は?』
 エレンのそっけないメールに、なお食いついて返事をする。
『最近、忙しいんです。ごめんなさい』
省8
397: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:29 d AAS
***
                                       

「いや、ならしない」
 やめる気なんてないのに、悪い大人は余裕のあるふりをしてエレンに許可を求める。
 風呂あがりのエレンの濡れた髪の毛や、寝間着からちらちらと見える鎖骨やうなじに、気もそぞろにしていたというのに、こういう時だけは大人のふりだ。
「ん…やじゃないです…」
 リヴァイの手のひらに、エレンはすりすりと頬を寄せて両目を閉じた。
「すごく、きもちいい…」
 ふっくらとした頬はまだ子供らしさが残っていて、手で撫でると気持ちが良い。
 リヴァイは自分の頬をエレンの頬にすり寄せ、抱きしめるとぱたりとソファの上に押し倒した。
省14
398: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:29 d AAS
 つまり、エレンの言葉はセックス禁止令に等しい。
「きもちわるかったか?痛かったか?」
「そういう、わけではなくて…」
 エレンはもじもじと太ももの内側をすり合わせる。
「もうしたくない?」
 リヴァイがぎゅっとエレンを抱きしめると、エレンは困ったように顔を見上げてリヴァイをみた。
 潤んだ蜂蜜の瞳に、自分の余裕のない顔が映り込んでいた。

***
                                          
「は…、あ、んっ…あふっ…」
省13
399: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:30 d AAS
 リヴァイがくにくにと両手で揉むと、エレンの足が内股になって、すりすりと擦られていた。
「ちゃんと持て」
「ん…、あっあっ…あぅ…」
 服の裾を握りしめたまま、どんどん下がってくるエレンの腕をリヴァイはぐいっと持ち上げる。
 気持ちよくなると脱力して、腕が下がってしまう。
「きもちいい?」
 エレンは返事をする代わりに、両目をギュッとつむったままリヴァイに唇を押し付けた。
                  
 クラブのゴールデンタイムは深夜二時。日付が変わる前に行くのはおすすめしない。
 人の集まりが悪い上に遊びたがりの初心者しかいない。
省11
400: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:30 d AAS
 カウンターの上にランプが二つあり、五つのスツールが並んでいる。
 狭いフロアには三つのバーテーブルがあって、前の客が残したグラスが放置されたままだ。
 床は薄汚れた白い小さなタイルが敷かれていて、それがどことなくどこかのトイレを連想させるのが、このバーの特徴だった。
 いくら見た目が綺麗になっても昔と同じくこの地域が、世の中に向かって大声で叫べないセクシャルマイノリティの欲求や不満の掃き溜めになっているのは確かだから、あながち不適切な内装でもないのかもしれない。
 薄暗いバーの中で、オレンジに光る二つのランプの左側。その真下のスツールはエレンがいつも座る場所だった。
 その場所に見知らぬ黒髪の男が座っていて、隣には顔に見覚えのある若い男が座っていた。彼はエレンと同じくこの店の常連だった。
 黒髪の男は顔を横に振り、若い男は面白くなさそうな顔をしてするりとスツールから降りていった。
 サラリとした直毛の黒髪で目元の涼やかな男の首筋がランプの光を受けてオレンジに染まっている。
 彼の携帯がブルブルと震えて、画面が光る。
 『今どこにいるの?』そんなメッセージが表示された携帯を彼はズボンのポケットの中に突っ込み、手元のグラスの最後の一口を煽ると、更に店員にウィスキーのタブルを頼んだ。
省15
401: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:30 d AAS
 軽い気持ちで、いいなと思っただけだった。
 僅かな興味と好奇心と、誰かが声を掛けてもちっともつれない彼に、自分はどのように評価されるのか、ただそれが知りたくて、隣の椅子に座った。
「どうしてこんなところに来たの?」
 彼のような幸せものの暇つぶしに付き合ってもいいと思ったのは、エレンもまた暇であったのと、オレンジ色に染まった彼の肌色が妙に艶めいていたからだ。
 時にはこうやって気楽に遊ぶのも悪くない。
「あなたみたいな楽な人、おれは好きですよ」
 エレンはするりと、彼の左の薬指を撫でた。

***
                                        

 連絡は週に一回か二回。
省10
402: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:30 d AAS
 彼の手のひらがくしゃりとエレンの髪の毛をかき混ぜて、ずるいひとだとエレンは笑う。
「明日の朝…、いや、昼ごろだな」
 リヴァイの首元に顔を寄せ、物音を立てないようにしがみついてきた青年の身体をなだめるように撫でながら、リヴァイは淡々と電話続けた。
いたずら心が湧いてきたエレンは、リヴァイのズボンのベルトを落とし、ファスナーを下げると指先を滑りこませた。
 ちらりとリヴァイがエレンの顔を見たが、構わずエレンはベッドの上に這いつくばって、リヴァイの股の間に顔を突っ込む。
                                        
 丸一日の仕事を終えてきたリヴァイの身体はうっすら汗の匂いがした。
 彼の電話の内容はよくわからない。
 なんとなく耳を澄ますと、電話の向こう側は女の声が聞こえたような気がしたが、確証はなかった。
 エレンは柔らかな手つきでリヴァイの股間を撫で回し、少しだけ固くなっているのを確認すると、下着のゴムを引っ張ってそのまま直接口に咥えた。
省6
403: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)02:31 d AAS
 喉の奥をごりごりと突かれて、エレンはうっとりと目を細めた。
 上顎の前歯の裏のあたりを擦られるのがエレンは大好きだった。
 リヴァイの太ももの間から、掬いあげるように彼を見上げたら、彼は少し熱を込めた視線でエレンを見下ろしてる。
 エレンは笑って、口を大きく開ける。真っ赤な口からずるりと勃起した陰茎が飛び出した。
 ぬらぬらと唾液をまとって出てきたそれは、エレンが口に入れる前とは比べ物にならないくらい、勃起していた。
「あー…もう電話切っていいか?」
 急に電話の返事がぶっきらぼうになったリヴァイに、エレンはますます笑う。
 口からこぼれた唾液を手で拭い身体を起こすと、今度はリヴァイの膝の上に乗って、ぺろぺろと首元を舐めだした。
 くすぐったそうに身をすくめたリヴァイの肩を抑え、勃起した彼の陰茎に自分のものを擦り付ける。
「また電話する」
省7
404: (ワッチョイ 371c-G+K4) 2016/04/06(水)02:31 0 AAS
うんこっこ
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