[過去ログ] 長田哲也式トレーニングについて語ろう pert3 (478レス)
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71: 2013/05/23(木)17:48 ID:6O0C0WdB(7/7) AAS
昨日、私の家の古い本棚の奥を整理していると懐かしい本が出てきました。
「我ら全て勝者」
東京オリンピックの各競技のドキュメントです。
東京オリンピック最初の決勝種目。
陸上競技の「男子1万メートル決勝」
優勝したのは、アメリカのビリー・ミルズ。
インディアンとの混血です。
ミルズは、近代オリンピックの歴史を通じて、初のインディアン出身の金メダリストになりました。
ミルズの優勝は、今でも「オリンピック史上最大の逆転劇」と言われています。
・試合前のミルズの記録は29分10秒ほど。当時の世界記録と比べても1分も差があり、ランキングは数十位でした。
誰も予想もせず、名も無いビリー・ミルズは、死力を尽くします。
インディアンとして差別されて、大学の数々の大会で優勝しても写真には出ることを許されなかったこと。
差別のために兄と慕う人が自殺したこと。
無数の怒りをエネルギーに死力を尽くして、実力的には数段上の世界ランカーに食らいついて行きます。
そして、ラストになると。
世界記録保持者のクラーク(オーストラリア)、ガムーディ(チュニジア)が、ミルズを肘鉄で押しのけます。
このとき、日本のアナウンサーも「これはひどい、ひどすぎる」と絶叫したほどの反則です。
この反則で、大きく後退したミルズ。
ここから、奇跡が起こりました。
憤怒の表情を隠さず、ミルズの怒濤のようなラストスパートが始まったのです。
当時、小学4年生だった私でも「あかん。まにあわへん。無理やろ。」と思っていたほどの距離が縮まり、ミルズは優勝したのです。
鳥肌が立ちましたよ。
「すげえ。人間の底力はすげえ。」
ミルズは、自己記録を一挙に45秒以上も縮めて、24分24秒のオリンピック記録で優勝したのです。
その後の表彰式でのこと。
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