[過去ログ] ニューハーフ・シーメールでエロパロ 7 (318レス)
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30: 150 2014/01/27(月)02:32 ID:JKT4R8wX(7/9) AAS
 優と由香子さんと暮らすにあたって、あるルールを由香子さんから与えられた。同衾は許すけど、基本的に自分がいるときにセックスはしないこと。
 これはさすがに当たり前だけど、優と由香子さんの関係にも関係していることだと思う。今でもふたりは愛し合っているのかもしれないし。
 そしてご飯をなるべく一緒に食べること。また月に何度かは静さんのお店でご飯を食べる。簡単な約束は以上だった。後は細かい生活の話。
 私たちは、特に何の不満もなく暮らしていった。
 秋も深まったこの頃、私の胸はDカップまで成長した。細身で巨乳という体型には優がうらやましがる。
 身長が同じで少し優は健康的な分、ちょっぴり私より体重が軽い。それでも優は私にとっては抱き心地が最高だった。
「優は髪を伸ばさないの?」
「……悩みどころ。翼ちゃんは?」
「気に入ってたけど、ちょっと伸ばしてみようかな」
 髪型を変えるのも女の子の特権。ウィッグやエクステを使うのもありだけど、どうせなら地毛を使いたいよね。
「たぶん、しばらくは翼もこの身体のままで落ち着くと思う。ボクは翼と違って時間が掛かったけど、翼は一年もしないうちにここまでなったから」
「うん……」
 身体は形作られた。後はそれをどう魅力的に生かしていくか。それは私自身の問題だった。

 指名争いは難しくなってきて、同じ人と抱かれる機会は皆無だった。さすがにきついときは、ショーに出るだけでマネージャーが誤魔化してくれた。
 私の平日の出演を要望する人が多くて困っているらしい。もちろん、こういうことは過去にも何度もあったことだからと上手く対処はしてくれた。
 だけど、少し気を利かせて、隔週で日曜日にも出勤をしたりしている。
 お客さんにも色々な人がいる。射精させることを好む人や、女として扱うことを好む人。逆に私たちに抱かれたがる人。性的欲求は目まぐるしい。
 ある時、私はマネージャーからショーの間にお客さんと一緒にお話をしなさいと勧められた。
 積極的な女の子は、指名してくれた人と事前に話をしたりして、さらには同席した人とも交流を交わし、優先的に予約を獲得していった。
 私のように無作為に指名を受けるのも、少し不健康なので、お客さんと交流をしろということらしい。そのため今日の私はフリーという扱いになっている。
 仮面を被っているだけでは、優子だと分かってしまうからカモフラージュでショートカットのウィッグに髪の毛をまとめている。
 今日の衣装は背中の開いたセクシーなドレス。ヌーブラを使うのも初めて。いつも以上に谷間が目立って少し恥ずかしい。
「あ……お久しぶりです」
「よお」
 私が向かった席にはキリヤさんがいた。お互いに仮面を被っていても身体を重ねると、なんとなく分かってしまう。そして隣の仮面を被った女性は。
「こいつは、芹沢愛理だよ。知ってるだろ?」
 耳打ちをする仕草に呼ばれ、彼女の招待を知らされる。
 若手の清純派女優の芹沢愛理。まだ24歳できれいな人がなんで。
「女の客がいるのは一応分かっているよな」
「はい……」
 このお店のお客さんは男の人だけじゃない。女性で中世的な女の子を抱いたり鑑賞するのが趣味の金持ち女性はいる。
 中にはこれを縁にして男に戻ることを決断する人もいる。愛されるうちに迷っていたセクシュアリティに決着がついたということ。
 戻ってしまうことが歓迎されない訳じゃない。それもひとつのデータとして役立つからだ。ただ、若手の女優がなんで。
「初めまして、優子です」
「こんにちは。仮面を被っていても分かるわ。あなととてもきれい」
 深窓の令嬢という古めかしい言葉を思い返すほどのほっそりとした身体と長い黒髪。私や仲間たちと違う本当の女の子らしさを持った美人だった。
「……キリヤさんが言ってたわ。下手な女よりも女らしい奴がいるって……あなたを指名させて」
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