[過去ログ] スクランスレ@エロパロ板 20話目 (556レス)
1-

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
19: 27-3(おにぎりルート) 2010/02/10(水)19:49 ID:9MaDR6C9(5/10) AAS
 「っ……すごい……まだ、大きく……」

 獣欲を漲らせた威容が再び胸の奉仕を受ける。早速、喜びに震えるように透明な粘液を染み出して触れた部分を上塗りしていた。
 口の中ほどではないにせよ、ぬちゃりとした水音が混じる。そして左右の胸が擦れ合う音よりは想像よりもずっと大きい。

 「あっ……んっ……れ、れろ……ん、もう少…し……」

 そして八雲はまだ未練があるのか、懸命に顎を引き舌を下方へ伸ばし、拳児の当初より二周りも逞しく起立した反り返りを舐めようとしていた。
 はっ、はっ、と待ちわびた犬のような声。艶やかな黒髪を揺すりながら端整な美貌が上下し、その瞳はトロンとまどろんでいる。

 「(……妹、さん……昨日も、そんな顔……)」
省32
20: 27-3(おにぎりルート) 2010/02/10(水)19:51 ID:9MaDR6C9(6/10) AAS
 白い裸身が拳児に言葉での蹂躙を受け、被虐美に燃える。
 じわっと目尻に涙を浮かべられてしまい、少々調子に乗りすぎたかと拳児は仮面を脱ぎ捨てながら反省。
 しかし何を言われてもいじらしく優しく包み込んでくれる彼女を見ていると、かえって悪雑な部分が反発し、もう少し我意を通したくなってしまうのだ。
 悪い癖で直さねばならないとは思うのだが。

 「悪い悪い。じゃあ……深く、奥まで飲み込んで、一気に吸い上げてくれ」
 「もう……くちゅっ、ちゅぱっ…………はい。では、その……れろっ……最後まで、ご奉仕させて頂きます……んっ」
 「そんな言われると――いや、よろしく頼む……!」
 調子に乗りやすいのが自分の悪癖なら、表現がいちいちいかがわしいのが八雲の悪癖だと拳児は思った。
 時々彼女の癖というか言葉遣いは男にはズンと来てしまうものがある。
省30
21: 27-3(おにぎりルート) 2010/02/10(水)19:52 ID:9MaDR6C9(7/10) AAS
 (あ、あぁ…………何て、匂い……頭の、中が……蕩けて……せい、えき…)

 男の人が――播磨さんが――たまらなく、濃い――頭が真っ白になる――八雲は甘い幸福感に思考を止める。
 ゾクゾクとした快美がお腹の中に溜まっていき、触られてもいない秘唇が射精に共鳴するように蜜を垂れ流していた。
 口の中が一杯になってしまう。どうしよう、零す? ――そんなこと、できない。

 「んっ……んくっ……こくっ」

 射精途中に許容量を超えた拳児の放出を、八雲は喉下する。眦を震わせ、感じ入りながら。
 舌が勝手に動き出す。不思議な温かさがあった。熱くはないのに、何よりも今の自分を昂ぶらせてしまう温もり。
 体の内側から快楽が広がり高ぶっていく。手は自由なのにぐったりと腑抜けて彼の支えに甘んじてしまっている。
 可愛がってくれるもののいない乳房は小豆が床に張り付いているが、冷たい感触と勃起の熱さが入り混じり心地いい快感となっていた。
省26
22: 27-3(おにぎりルート) 2010/02/10(水)19:53 ID:9MaDR6C9(8/10) AAS
 ・・・・

 ・・

 「……いかが、でしたか……? その……私が、播磨さんに、して……差し上げたこと」
 「見て、分かるよな」
 「……はい。まだ、大きい……です」
 「最高だった。けっこう妹さんイヤらしいんだなって思ったし」
 「えっ!? そ、そうですか……?」
 「自分で乳首いじってたし。ちゃんと見えてたぜ?」
 「っ……あ、あれは……そ、その……」
省28
23: 27-3(おにぎりルート) 2010/02/10(水)19:54 ID:9MaDR6C9(9/10) AAS
 やがて行き場を彷徨う手が、背中や肩といった無難な箇所からわき腹や腹、うなじや胸元といった性感帯の傍を通るようになってきた。

 「はあ、はあ……播磨、さん……なんだか、私……ごめんなさい……」
 「いや。やべえな、俺も……」

 うっとりと睫毛を震わせて、八雲は再び悩ましい情感に捉われた。してはいけない禁忌を体が求めている。
 先の口唇奉仕にて感じた飛翔感をもっと強く激しく――灼けるような鋭痛の先にあるあの恍惚を授けて欲しかった。
 そして拳児もまた八雲を……それが口でも胸でも、性器であっても構わないので強く欲してたまらなくなる。

 「ごめんな……明日、妹さんが学校行ってる間に……用意しとく」
 「……はい」

 堪え切れないと、コンビニに走って間にある雰囲気を崩すより、こうして耐えながらも傍にいたほうが幸せだった。
省10
24
(1): 27-3(おにぎりルート) 2010/02/10(水)20:01 ID:9MaDR6C9(10/10) AAS
 ――――――――

 ここまで。
 次回はエロパロ的な幽子の役割を説明してから、本番(の前戯)になります。
 明日は休日なので投下できるかわかりません。
 それでは。
25: 2010/02/10(水)21:39 ID:pHZ4qbxp(1) AAS
>>24
GJ!スクランのエロパロで初めて八雲のパ○ズリ読んだ気がする
エロシーンまだ長そうで期待
幽子も連動で喘がせて欲しいが八雲主体だしそれは無理かな
26: 2010/02/10(水)23:58 ID:SlWHG989(1) AAS
乙です。楽しみました。

ところで別冊マガジンだかでスクラン微妙に復活してたね。
この投下と時期がだぶってたんでコンビニで見つけたとき
ニヤリとしてしまった。
27: 2010/02/11(木)01:25 ID:snxlsubR(1) AAS

やっぱりおにぎりが基本で最強
28: 27-3(おにぎりルート) 2010/02/12(金)18:45 ID:au4DxnYr(1/12) AAS
 ――――――――

幽子はちょっと絡められないです、すいません。
二人を同時に動かす技量ナシ・・。

気を取りなおして本番H編を投下。週をまたぐことになりそうなのでラストまで。
メインとなるHシーンはこれで終わり。
29: 27-3(おにぎりルート) 2010/02/12(金)18:45 ID:au4DxnYr(2/12) AAS
             *

 《あなた達、子供欲しいの?》

 用件は直球だった。繰り返すが少女は人ではない。なのでほとんどの人間にあるはずの恥じらいが彼女にはない。
 状況と言葉だけを抜き出せば倒錯しかけた若者達を叱りつけるものだが、表情に険しいシワは刻まれていなかった。
 返事を聞いた後にまだ話がある――そんな様子。上下を戻し、すとんと、体重はおろか気配さえ感じさせないステップで少女が床に足を着く。
 《聞いてるんだけど? どうなの?》
 「あ……あのね……」

 一瞬だけ八雲は拳児のほうを見た。無言で頷かれて意思の統一が行われる。
省25
30: 27-3(おにぎりルート) 2010/02/12(金)18:46 ID:au4DxnYr(3/12) AAS
 《"気をやる"瞬間にね。まどろみ、溶け合い、人が人でなくなる一瞬……二人は互いの無防備な精神に触れることができるの。
  そしてヤクモに触れるということは私にも触れることになる。架け橋ができるから、私はケンジからも貰うことができるというわけ。
  誰でもいいわけじゃないわ。間に心の道ができているから可能なの。だってほら、ケンジも今は私の姿が見えるでしょう? それが証拠よ》

 話の中にあった、自らの能力にも関わる言葉にえっ、と短く声に出す八雲。
 月の日が来ればもしかして……。期待に揺れてしまいそうになる。それは当たり前のことなのに。
 《――》
 説明が続く。二人が行為に至る前、少女が八雲に話したとおり彼女は寝ていた(無駄な消費を抑えていた)のだが、
 八雲以外との繋がりができたことに驚き目覚め、そしてせっかくだからと拳児から頂戴したために、こうして姿を見せるくらいのことはできるようになったとか。
 最も、それも得た分を使い切るまでの話とのこと。ちなみに天満は八雲との間に既に言わずもがなな繋がりがあるために、余計な手順を踏まずとも少女が見えたのだとか。
省26
31: 27-3(おにぎりルート) 2010/02/12(金)18:47 ID:au4DxnYr(4/12) AAS
 「……あ、あの…播磨さん……」

 先に口を開いたのは八雲だった。声には難しいことをどう言うべきかという迷いがある。
 自分が持つ普通の人にはない特別な事情――心を読む力であれば次に発現した時に話せると思っていたが、
 そんなことより大事なのは少女の件である。そうなると知らなかったとはいえ、二人の問題に発展してしまっているのだから。

 八雲は拳児に背を向けた。隠したいのは裸の胸か、その表情か。
 戸惑いの原因は少女と通じた事に対する具体的な身の変化。後悔していなくても、心の整理がまだつかない。

 「ごめんなさい……けれど、隠していたわけではないんです。先程話したように、何も具合の悪いところはなくて……」
 「分かってる。それに妹さんは妹さんだ。塚本八雲っていう女の子だ」
省30
32: 27-3(おにぎりルート) 2010/02/12(金)18:48 ID:au4DxnYr(5/12) AAS
 ・・・・

 ・・

 「こ、こんな格好……」
 「苦しくねえか?」
 「少しは……で、でも……それよりもずっと、恥ずかしい……です」

 かあっっと八雲は頬を赤らめながら眼下の光景を見つめていた。
 恐ろしく不自然な体勢。今にも崩れてしまいそうな危うさのある格好。
省27
33: 27-3(おにぎりルート) 2010/02/12(金)18:49 ID:au4DxnYr(6/12) AAS
 「こんな濡らして……俺にしてくれてた時から、だよな」
 「ん、んん……あっ……そ、それは…はあ、ぁ……」

 より頬を色濃く赤らめて、我慢できずに目を瞑ってしまい、ぷいと顔を逸らす八雲。
 それでも彼から与えられる女の痺れからは逃れられない。目を閉じたせいで逆に触覚が鋭敏になってしまう。
 例えば――甘い愉悦に、隠唇がうっすら開きかけていること。
 彼の息を受けた柔毛の一本一本が逆立ってしまっていること。
 自分の喘ぐ声が男性を悦ばせる女のそれになりつつあること、等。分かってしまう。

 「んあっ……! そ、そんな」

 波のような刺激に、八雲が可愛らしい悲鳴を上げて腰ごと跳ね上げた。
 下着と潤んだ蜜壷の隙間から直接舌が入り込んできたのだ。
省32
34: 27-3(おにぎりルート) 2010/02/12(金)18:49 ID:au4DxnYr(7/12) AAS
 溢れる甘い苦しみに八雲は何度も短い悲鳴を上げた。
 脳が弾ける刺激を前にもうすっかり体に力は入らず、拳児の助けなしではとても体制を保てない。

 「支えてるから大丈夫だ。もっと…妹さんを見せてくれ。……つぷっ」
 「そんな……あっ、あっ、あ、あ、はぁあっ」

 拳児の舌使いに合わせ、間欠的に喘ぐ声。腰の浮いた中途半端な体勢は何もかもが不安定で、確かなものをより強く求めてしまう。
 やがては指先までが肉を割ってきた。一本――二本――つぷつぷと、花弁の中に第一間接まで埋まっていく。

 「ひ、開かれて……や…恥ずかしい、です……」

 実況までされて、目を伏せられて、間近にあるフェロモンの源泉が香り立って。
 拳児はもう止まらない。深く沈められる程に八雲は腰をがくがく揺らしぷるぷる震えた。
省30
35: 27-3(おにぎりルート) 2010/02/12(金)18:50 ID:au4DxnYr(8/12) AAS
 (あぁ……私……)

 ぐったりと全身の力を抜いて、達した開放感と血の降りていく感覚に身を任せる八雲。
 気持ちイイのがまだ抜け切らない下半身は、もう拳児の手を離れ自由だった。弛緩して、彼の布団の上で伸びている。
 その下には世界で一枚だけの地図が描かれていた。いや、今なお描かれ続けている。
 ぴゅく、ぴゅく。太腿の間は未だに蜜を溢れされていた。

 「大丈夫か?」
 「……は……はい」
 荒い息を立て、汗の浮いた豊かな胸を上下させながらなんとか返事をする八雲。
 先程自分が同じ事をした時、この人は恥ずかしくなかったのかな、と少しずれたことを考える。
省28
36: 27-3(おにぎりルート) 2010/02/12(金)18:51 ID:au4DxnYr(9/12) AAS
 昨日の今日――だが抵抗するようなものはどこにもない。バックスタイルで粘膜のカーテンを割り割かれ、八雲は挿入を受け入れていく。
 愛する男の身体に貫いてもらえた喜び、待ち望んでいた感覚が注入をひどくスムーズにしていた。

 「ふあ……あ……あ……深、い……あぁ、ぅぅんっ!」
 男女の血走った欲情が相手によってそれぞれ満たされていく。
 膣肉が収縮しビクン震え、進む先に真空の渦ができたように拳児を深く深く飲み込んだ。
 グッグッとスライドを刻んでいく動きが八雲の腹の底に火花を散らせ、膣肉を抉る度にその形を覚えこませていく。
 「広がって…あぁ……奥に、届いて……くぅっ、お、おおきい……ぶつか、ちゃ……」
 子宮を持ち上げる勢いで腰を前後させる拳児。
 まだ未熟な少女の肉は奥に行くほど厳しい締めつけで迎えてくるが、二歩引いては三歩進むの要領でピストンを打ち食い込ませていく。
 肉襞の一枚一枚を数えるように往復されて、八雲はその都度眩しい快楽を貪った。
省32
37: 27-3(おにぎりルート) 2010/02/12(金)18:51 ID:au4DxnYr(10/12) AAS
 「あっ……! はぁんっ! オクに、当たって…あ、あぁ――っ」

 胸を揉みしだかれながら突き込みを受ける。今の八雲には痛みを堪えるものよりも蕩ける声色のほうがずっと多かった。
 子猫が身を寄せるようにして八雲が背中をすりすり揺らす。正面に相手がいないのが少し寂しいらしい。
 その様子を見ていると拳児は嬉しくなった。彼女が満足し、なおも求められていることが。
 真っ赤に上気した耳やうなじ、震える肩が無防備すぎて、つい唇を近づけて息をかけてしまう。
 「ふーっ…」
 「あ、ぁぁっ! な、何を……んんっ!」
 眉根を寄せて、甘い恨みの篭った目で見つめられる。
 ぱくぱく金魚のように口が開くが八雲からは喜悦の呻きしか漏れて来ない。
省24
38: 27-3(おにぎりルート) 2010/02/12(金)18:53 ID:au4DxnYr(11/12) AAS
 射精間近でなおも抉り返そうとしてくる愛する男性の肉槍。繋がりあった部分が戦慄く。甘い幸福感に八雲の従順な乙女の精神が蕩けた。
 世界一と思える幸せに、八雲は重力の束縛が消えた気がした。彼しか考えられず快楽だけを追求したくなってしまう。

 「ひ、ひぁぁ…! わ、わたし…もう……もうっ……!」
 ぐにゅっ。拳児の両手が卑猥に揺れる乳肉を強く搾り取る。
 ピリピリした電流は胸の先端から射精してしまいそうな程の愉悦をもたらしてくれた。
 淫らな螺旋を描く形のいいお尻が肉愉を貪る。心も身体ももう耐えられない。
 抱き上げられて乱暴に突かれ、汗と愛液を撒き散らしながら悶える八雲。
 狂いそうな快感に限界まで追い詰められて、もう吐き出すしかなくなってしまう。

 「もう、もう……播磨さんっ」
省25
1-
あと 518 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 0.017s