[過去ログ] スクランスレ@エロパロ板 20話目 (556レス)
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21: 27-3(おにぎりルート) 2010/02/10(水)19:52 ID:9MaDR6C9(7/10) AAS
 (あ、あぁ…………何て、匂い……頭の、中が……蕩けて……せい、えき…)

 男の人が――播磨さんが――たまらなく、濃い――頭が真っ白になる――八雲は甘い幸福感に思考を止める。
 ゾクゾクとした快美がお腹の中に溜まっていき、触られてもいない秘唇が射精に共鳴するように蜜を垂れ流していた。
 口の中が一杯になってしまう。どうしよう、零す? ――そんなこと、できない。

 「んっ……んくっ……こくっ」

 射精途中に許容量を超えた拳児の放出を、八雲は喉下する。眦を震わせ、感じ入りながら。
 舌が勝手に動き出す。不思議な温かさがあった。熱くはないのに、何よりも今の自分を昂ぶらせてしまう温もり。
 体の内側から快楽が広がり高ぶっていく。手は自由なのにぐったりと腑抜けて彼の支えに甘んじてしまっている。
 可愛がってくれるもののいない乳房は小豆が床に張り付いているが、冷たい感触と勃起の熱さが入り混じり心地いい快感となっていた。
 「んはぁ……っ、ごくっ……んくっ……ごく、ごくんっ…」
 背を限界まではり伸ばし、眉毛を普段より八の字にして、四肢を切なげに痙攣させながら、ただただ愛しい男性の精を最高の飲み物のように受け入れる八雲。
 見えない部分での性感の発散を文字通り肌で感じ、下半身を躍らせることで表現していた。
 太腿の間に湿気を感じる。お漏らしではない。これは――。そして拳児の凶暴な咆哮はまだ続く。

 「んふっ……こくっ、こくっ……じゅるっ……ごくん……!」

 咽喉に並々ならぬ量を注がれて息が出来ない。長く長く、息の許されない間は続いた。
 それでも八雲は、最高の美媚をぎりぎりまで味わっていた。白濁液を啜りながら、自らのつたない行為に満足してくれた感謝を込めて。
 昨晩の射精を受けた時と比較しても劣らない、うっとりと蕩けた表情。圧倒的な陶酔に正に屈しきっている。
 危険な誘惑の手招きに端整な美貌はひどく蕩けていた。

 「こく……ん……っ……くちゅっ…くちゅ……」

 勢いが衰え始め零してしまう粗相をする心配がなくなると、胃の中に運ぶのを止め、丹念に歯の隙間にまで浸透させてワインを味わうように舌で転がしていく。
 くちゅくちゅと、頭の芯を朦朧としながらも、未だ熱を失わない太い杭とともに、少しずつ少しずつ――たっぷりと堪能してから、飲み下す。
 やがて射精が止まり――酸欠寸前の真っ赤な表情を危うく見た拳児が無理やりに起こさせた。
 じゅるっと糸を引き、すると思い出したかのように八雲は荒い呼吸を再開する。

 「はあっ、はあっ、んちゅっ……っ……はあ…………はぁ…………ん、こくっ……ちゅるっ」
 「っ……大丈夫か?」
 「は……はい……ちゅっ」

 唇の先に残った僅かな精液さえも啜る八雲。一瞬見えた舌や口内は、肉色ではなく拳児の知る白濁一色。
 それを目の辺りにしたばかりに、真白で純粋な少女を一度の射精でひどく汚した実感と優越感が湧き、暴力性がまた顔を出す。
 萎えかかっていた部分が踏みとどまり、奥のほうに残っていた精液が次の波となって滲み出た。

 「あっ……ま、まだ……」
 だがどこか嬉しそうに。八雲は射精の残照で汚れたそれを、今度は乳房を包みあげて迎え入れた。
 肉丘の間にできた空洞への挿入を拳児の陽根は満足するように受け入れて吼える。
 ピクン、ピクン――軽く胸の中で放たれて、八雲は乳悦を感じるとともに、うっとりと愛らしい視線で胸を汚される様子を見つめていた。
 今度こそもう脈動が止んだのを確認して彼を解放する。レモン色の糸が引き、残りの精液が胸に印を描く。
 そして――八雲の体から力が抜けていった。
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