[過去ログ] ショタが電気あんまされて悶絶して・・・ part2 (698レス)
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20: ◆n9y.iwMSco 2009/09/22(火)21:22 ID:xTKsx5Rh(1/8) AAS
続編投下です
21: 『学芸会に気をつけろ』 2009/09/22(火)21:25 ID:xTKsx5Rh(2/8) AAS
「…そして、お母さんブタは、三匹を残して帰って行きました…」

眩く照らされた舞台を早英の落ち着いたナレーションが流れる。しっかり俺の手を握りしめた千夏の掌は、冷たく汗ばんで震えていた。

「…さあみんな、めいめいの自分のお家を造ろう!!」

これは本来『お兄さんブタ』役である千夏の台詞。しかし本番直前になってまた取り乱した千夏には無理、というみんなの判断で『末っ子ブタ』役の純が引き受けたのだ。
…そして俺は『真ん中のブタ』。なんでこんなキャスティングになったのかは長い話になる。とにかく、学習発表会五年五組の演目『三匹の子ブタ』は今始まったばかりだ…
涙目で俺から離れて、ギクシャクと『ワラの家』を造る芝居を始めた鴇谷千夏は幼なじみで…まあ、一応俺の彼女でもある。手がつけられない乱暴者だが、その、俺とっては結構可愛い奴なのだ。

「ゆ、勇介どうしよ!? 金槌壊れてしもた…」
省7
22: 『学芸会に気をつけろ』 2009/09/22(火)21:27 ID:xTKsx5Rh(3/8) AAS
千夏の悪い癖とは、不安に押し潰されそうなときは人に思いっきり電気アンマをすると落ち着く、という厄介極まりない妙な習性だ。
小さい頃から習っている空手で大事な試合が近づく度に、周囲の罪も無い男子児童を餌食にしていたのだが、彼女と付き合い始めたとき、俺は『電気アンマ禁止』を固く約束させたのだ。
そもそもこんな大舞台であがり性で有名な千夏が『お兄さんブタ』に選ばれたのも普段の悪行に対する五年五組一同の彼女への懲らしめであり、
ほうっておく訳にもいかず泣く泣く『真ん中ブタ』に立候補した俺の深い愛に、千夏はもっと感謝すべきだろう。

『なあ勇介…お願いや。今度おっぱい好きなだけ揉んでええから…』

…追い詰められた千夏の破格の申し出だった。Tシャツの下で揺れる千夏のたわわなおっぱいは俺にとって猛烈に魅惑的だった。しかし周りにはクラスの連中の眼もある。残念ながらとてもグリグリやっていられる状況ではなかった。

『…大丈夫や千夏。俺がついてるやろ!!』

未練を断ち切ってそう叫んだ俺は千夏の手を強く握り、勢いよく舞台に駆け上がった…
省6
23: 『学芸会に気をつけろ』 2009/09/22(火)21:30 ID:xTKsx5Rh(4/8) AAS
大きな瞳には涙が滲み、短パンから覗いた丸っこい膝小僧が小刻みにがくがく震えている。万事休すか…と俺が拳を握りしめたとき、突然ざわめく会場を、台本にないナレーションが流暢に流れた。

「…一番に自分のお家を建てたお兄さん子ブタは、喜んで新しいお家に入りました…」

さすが千夏の親友、水瀬早英の見事なアドリブだった。なんとかここさえ乗り切れば、あとは殆どオオカミの一人舞台だ。
しかし、ほっとして『木のお家』を仕上げようとしたとき、少し焦った声で再び早英のナレーションが流れた。

「…お家に、入りましたっ!!」

まるでお地蔵さんのように立ち竦む千夏の耳に、早英の声は全く届いていなかった。全身をがくがくと痙攣させ、客席からも判るほど激しく肩を上下させ始めた千夏に、早英の甲高い声が三たび降り注ぐ。
省7
24: 『学芸会に気をつけろ』 2009/09/22(火)21:32 ID:xTKsx5Rh(5/8) AAS
覗き穴からはよく見えないが、カツやん演じるオオカミは、順調にワラの家を吹き飛ばしつつあるようだった。

「…へへえん、どんなもんだ!!」

芝居っ気たっぷりの叫び声と舞い上がるワラの家。もうすぐ血相を変えた千夏が飛び込んでくる筈だ…

ドカッ!!

確かに薄い段ボール製の『木のお家』が壊れる程の勢いで、千夏は台本通り俺のところへ逃げ込んできた。しかしいささか予想とは違う雰囲気だ。
省14
25: 『学芸会に気をつけろ』 2009/09/22(火)21:35 ID:xTKsx5Rh(6/8) AAS
…段ボール一枚隔てた外にはオオカミと数百人の全校児童。ムチャクチャな状況に俺は…俺はなぜか死ぬほど興奮した。

「うおお…ち、千夏…」

「…勇介…勇介…」

徐々に制御不能の荒々しい激情から解放され、半狂乱だった千夏の瞳から憑かれたような妖しい光が消えてゆく。火照った頬と悩ましげな喘ぎ。このままずっと二人で…

「…テメェらぁ!! ええ加減にせえ!!」
省9
26: 『学芸会に気をつけろ』 2009/09/22(火)21:38 ID:xTKsx5Rh(7/8) AAS
リハーサルの大根ぶりが嘘のような俺たちの熱演に、呆然としていたオオカミが我に返ってうおう、と吠えたとき、俺と千夏は重なり合って『レンガのお家』に転がり込んでいた。

「…勇介、つ、続き!!」

「な、何!? どうしたの!?」

中で俺たちを待っていた末っ子ブタの純が仰天して尋ねたが、未だ興奮覚めやらぬ千夏は、扉を塞ぐ手ももどかしく俺を押し倒して電気アンマを始めた。勃ちっぱなしの一物はもう爆発寸前だ。

「はうぅ…ち、千夏…」
省11
27: ◆n9y.iwMSco 2009/09/22(火)21:39 ID:xTKsx5Rh(8/8) AAS
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