[過去ログ] 【剪定】庭木の手入れその16【移植】 (1002レス)
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954(1): 04/07(火)18:08 ID:BzxOYNTp(1/2) AAS
>>951啓翁桜は挿木出来る品種
955(1): 04/07(火)18:08 ID:BzxOYNTp(2/2) AAS
暖地桜桃も挿木出来るけど美味しくない
956: 04/07(火)19:05 ID:Tuj0E/ut(1) AAS
やっと剪定終わりそう、あと1本
花咲いてるやつは終わったらまたすぐ切らなきゃだが
957: 04/07(火)19:36 ID:0hXgog/G(1) AAS
花後にすぐ切ったら実をすてることになる
958(1): 04/08(水)08:32 ID:w+XrV/ji(1) AAS
大きな枝枯れが起きるのって剪定失敗したからなの?
959: 04/08(水)09:16 ID:7tuZN8Go(1) AAS
今年はジューンベリーの花が少ない
先端に花芽が付くから選定の時も先端は触ってないのに
960: 04/08(水)09:29 ID:U4I5bmcf(1/16) AAS
熟年離婚で「家も預金も全部やる」と笑って家を出た63歳。中古の軽トラを改造した「移動式の城」で、旅先で出会う優しくて若い女性たちに囲まれる衝撃の理由【シニア朗読雑学】 - YouTube
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961: 04/08(水)09:29 ID:U4I5bmcf(2/16) AAS
皆様は、人生の終幕が近づいたとき、何を手放し、何を残したいと思いますか?
一生をかけて築き上げた財産、地位、それとも…「執着」でしょうか。
今日お話しするのは、ある63歳の男性が自らの意思で「すべてを失う」ことを選んだ、数奇で、しかし非常に深い意味を持つ実話に基づいた物語です。
どうか、ご自身の人生と照らし合わせながら、ゆっくりと耳を傾けてみてください。
962: 04/08(水)09:29 ID:U4I5bmcf(3/16) AAS
「判決は、全財産を妻に渡すということで。異議はありませんね?」
裁判官の問いかけに、私は迷わず頷いた。築30年の自宅も、40年勤め上げた退職金も、すべて。
隣で勝ち誇ったような笑みを浮かべる元妻を横目に、私は心の中で「ありがとう」と呟いた。
自由という名の最高の財産を手に入れたのだから。
駐車場に停めたボロボロの中古軽トラ。それが今日からの私の城だ。
私の名前は康介63歳。つい数ヶ月前まで私は中堅の機械メーカーでエンジニアとして定年まで勤め上げた、ごく平凡な男でした。
妻の由美子(58歳)とは見合い結婚で、子宝には恵まれませんでしたが、傍から見れば「真面目な夫と専業主婦の妻」という、 絵に描いたような平穏な夫婦だったはずです。
私が40年間の会社員生活で築き上げたものは決して少なくありませんでした。
郊外にある築30年の一軒家は、すでに住宅ローンを完済しています。そしてコツコツと貯めた預金と退職金を合わせると、その額はきっかり3000万円。これからの老後、夫婦ふたりで贅沢はできなくとも 旅行に行き美味しいものを食べ、穏やかに暮らしていくには十分すぎる額でした。私は、自分の人生は成功だった、義務はすべて果たしたのだと、心の底から安堵していたのです。
963: 04/08(水)09:29 ID:U4I5bmcf(4/16) AAS
しかし、人生というものは、最も安心しきっている時に足元から音もなく崩れ去るものです。
定年退職から半年が過ぎた頃でした。私は由美子の行動に違和感を覚えるようになりました。
以前から見栄っ張りで、友人たちとのランチや習い事に忙しくしていた彼女ですが、外出の頻度が異常に増えたのです。
香水の匂いがきつくなり、スマートフォンを肌身離さず持ち歩き、画面を下にして置くようになりました。
ある夜、由美子が入浴中にリビングのテーブルに置かれた彼女のスマートフォンが光りました。
普段なら他人の携帯を見るような真似は絶対にしない私ですが、その時ばかりは何かに導かれるように画面に目を落としました。
そこには、ポップアップで表示されたメッセージがありました。
『明日のホテル、予約しておいたよ。 早く由美子に会いたいな』
送信者の名前は、私より一回りも若いであろう、彼女が通うテニススクールのコーチでした。
全身の血が逆流するような感覚でした。 手が震え息が荒くなりました。
省2
964: 04/08(水)09:29 ID:U4I5bmcf(5/16) AAS
私はその夜、一睡もできませんでした。
「明日、すべてを突きつけてやる。証拠を集めて、あの男もろとも社会的に抹殺してやる。慰謝料をたっぷり請求して、由美子を無一文で叩き出してやる」
暗闇の中で私は復讐の計画を練り続けました。 当然の権利だと思いました。私は被害者であり、正義は私にあるのですから。
しかし、運命は私に、さらなる残酷な試練を用意していました。
由美子の不倫を知った数日後、私は以前から感じていた胃の鈍痛と急激な体重減少の精密検査の結果を聞くために総合病院の診察室に座っていました。「康介さん。 非常に申し上げにくいのですが……」
白髪交じりの医師は、私の顔を真っ直ぐに見つめ、レントゲン写真と血液検査の数値を指し示しました。
「すい臓がんです。すでに肝臓にも転移が見られます。ステージ4……手術は難しい状態です」
頭の中が真っ白になりました。 医師の言葉が遠くのほうで反響しているように聞こえました。
「余命は……どれくらいですか?」私が絞り出すように尋ねると医師は伏し目がちに答えました。
「抗がん剤治療を行って長くて1年。何もしなければ、半年持つかどうか……」
省4
965: 04/08(水)09:29 ID:U4I5bmcf(6/16) AAS
その夜、帰宅した私を待っていたのは、さらなる地獄でした。
リビングのソファにふんぞり返るように座った由美子は、私を見るなり、氷のように冷たい声で言い放ちました。
「あなた、話があるの。私たち、離婚しましょう」 私が病気の宣告を受けてきたことなど露知らず、彼女は自分が被害者であるかのように語り始めました。「あなたは昔から仕事ばかり。私の気持ちなんてちっとも理解してくれなかった。 私はずっと孤独だったのよ。これ以上あなたのようなつまらない男と老後を過ごすなんて息が詰まって死んでしまうわ」
彼女の言葉の裏にある「若い恋人との新しい生活」という本音が私には透けて見えました。
本来なら、ここで不倫の証拠を突きつけ、大激怒するところでしょう。
しかし、私の内側では何かが決定的に変わっていました。
「それで、条件はどうするつもりだ?」私が静かに尋ねると、由美子は用意していたかのように、まくしたてました。
「家は私がもらうわ。それから、預金と退職金の3000万円も。私がこれまであなたのモラハラに耐えてきた慰謝料と財産分与よ。
あなたには、年金があるじゃない。 文句はないわよね?」
あまりの強欲さ、あまりの身勝手さに、私は言葉を失いました。不倫をしておきながら夫の全財産を奪い取ろうというのです。
省8
966: 04/08(水)09:29 ID:U4I5bmcf(7/16) AAS
「わかった。全部 お前の言う通りでいい」 私がそう答えた瞬間、由美子は一瞬ポカンとし、そして信じられないものを見るような目を向けました。
「え……? ほんとに? 後から文句言わないでよ?」 「ああ。家も、3000万円も、すべてお前にやる。その代わり明日すぐに離婚届に判を押せ。二度と私の目の前に現れるな」
私は笑っていました。 由美子は、私がショックでおかしくなったのだと思ったことでしょう。
しかし、私の心は何十年ぶりかに晴れ渡っていたのです。憎しみも、怒りも、執着も、すべてが嘘のように消え去っていました。
そうして冒頭の裁判所でのやり取りに至ります。形式的な調停を経て、私は本当に、文字通り「すべて」を失いました。
手元に残ったのは、当面の生活費として持ち出したわずか数十万円と、自分の年金だけ。
私は、そのなけなしの金の中から30万円を払いボロボロの中古の軽トラックを買いました。
エンジニアとしての最後の腕慣らしにホームセンターで木材や断熱材を買い込み、荷台の上に小さな居住空間——
キャンピングカーのような「モバイルハウス」を自作しました。
わずか一畳半ほどの空間ですがベッドがあり、小さな作業台があり、私の工具がすべて収まっています。
省2
967: 04/08(水)09:29 ID:U4I5bmcf(8/16) AAS
夕闇が迫る国道を、私は軽トラのハンドルを握りながら走っていました。カーラジオからは古い歌謡曲が流れています。
突然、みぞおちの辺りにギリギリと締め付けられるような痛みが走りました。
病魔が確実に、私の体を蝕んでいる証拠です。痛みに顔を歪めながら、私はアクセルを踏み込みました。
金はない。帰る家もない。愛する家族もいない。そして命のタイムリミットは確実に迫っている。
私は本当にこれで良かったのでしょうか? 妻の不倫を許し全財産を渡して逃げ出したのは単なる「弱さ」だったのでしょうか?
孤独と死の恐怖が、 黒い波のように押し寄せてきます。
ヘッドライトが照らす先の見えない暗い夜道。 行き先など、どこにもありません。
ただ一つ確かなことは、このボロボロの軽トラが 今の私にとっての「棺桶」であり、同時にたった一つの「希望」だということだけでした。
車中泊の冷たい夜風が窓の隙間から吹き込んできます。私は痛む腹を抱えながら、見知らぬ街の道の駅に車を停めました。
明日、目が覚める保証すらありません。 これがすべてを失った男の絶望のどん底の光景です。
省6
968: 04/08(水)09:30 ID:U4I5bmcf(9/16) AAS
翌朝、目が覚めると、見知らぬ山の稜線から朝日が昇ってくるのが見えました。
コーヒーを淹れるためのお湯を小さなカセットコンロで沸かしながら、私は自分の両手を見つめました。
油と埃にまみれ、会社のために、そして妻との平穏な生活を守るために40年間酷使してきた手。
そのすべてを失い、裏切られたというのに、なぜか胸の奥底には「自由」という名の清々しい風が吹いていました。
もう、誰の顔色を伺う必要もない。妻の不機嫌なため息に怯えることも、見栄を張って近所の目を気にする必要もない。
私にあるのは、残されたわずかな時間と、この小さな動く城だけでした。
969: 04/08(水)09:30 ID:U4I5bmcf(10/16) AAS
そんな私の「終わりの旅」に、思いがけない変化が訪れたのは、家を出てから二ヶ月が過ぎた頃でした。
とある地方の海沿いの道の駅で、私はボンネットから白煙を上げ、途方に暮れている一台の古い軽自動車を見かけました。
車の傍らには、髪を振り乱し、今にも泣き出しそうな若い女性が立っていました。
「どうしました?エンジンストップですか?」 私が声をかけると彼女はびくっと肩を震わせ警戒したような目で私を見ました。
彼女の名前はあかり 24歳。 都会での過酷な労働環境で心を病み、仕事を辞めアパートも引き払ってわずかな貯金を頼りに車上生活をしながら職を探しているという、いわゆるネットカフェ難民の一歩手前のような状態でした。
「お金……ないんです。レッカーなんて呼べないし、修理代も……」
怯えるあかりさんに、私は微笑みかけ、自作のモバイルハウスから工具箱を引っ張り出しました。
「お金はいりませんよ。 私は昔、機械のエンジニアをやっていたんです。暇つぶしに、少し見せてくれませんか」
ラジエーターのホースの劣化による水漏れとオーバーヒートでした。私はホームセンターで買っておいた耐熱テープと予備の部品を使い、手際よく応急処置を施しました。小一時間ほどでエンジンが再び小気味よい音を立てて息を吹き返した時、あかりさんはその場にへたり込み、大粒の涙を流して泣き崩れました。
「どうして……どうして見ず知らずの私にこんなに優しくしてくれるんですか……?」
省2
970: 04/08(水)09:30 ID:U4I5bmcf(11/16) AAS
その日を境に、あかりさんは私を「お父さん」と呼び、私の軽トラの行く先々についてくるようになりました。
彼女はSNSを通じて同じように社会から孤立し生きづらさを抱え、車上生活やネットカフェで暮らす同世代の若い女性たちと繋がっていました。
あかりさんの誘いで、一人、また一人と、傷ついた若者たちが私の動く城の周りに集まるようになったんです。
私は、彼らの壊れた自転車を直し、スマートフォンの画面を修理し、時には車中泊のための防寒対策をDIYで手伝いました。
夜になればモバイルハウスの前に小さな焚き火を熾し、親の愛情を知らずに育った彼女たちの悩みや、社会への不満をただ静かに聞いてやりました。
私は一切の対価を受け取りませんでした。なぜなら、私に必要なのはお金ではなく、自分が「まだ誰かの役に立てる」という実感そのものだったからです。
彼女たちは、私のことを「魔法の手を持つ放浪のおじいちゃん」と呼び、手作りのスープや、アルバイトで得たわずかなお給料で買った果物を差し入れてくれました。
妻の由美子と暮らしていた30年間一度も得られなかった「無条件の愛情と尊敬」が、そこにはありました。
私が彼女たちの壊れた物を直すたびに、私自身の壊れかけた心もまた、優しく修復されていくのを感じていました。
971: 04/08(水)09:31 ID:U4I5bmcf(12/16) AAS
一方その頃、私が手放した「過去」である元妻の由美子は想像を絶する虚無感と地獄の底に突き落とされていました。
私を追い出し、3000万円の預金と築30年の家を手に入れた彼女は当初、勝利の美酒に酔いしれていました。
すぐにあの若いテニスコーチの恋人を家に引き入れ、友人たちには「夫のモラハラからようやく逃れられた」と悲劇のヒロインを気取って同情を集めていました。しかし、その幸福な幻想は長くは続きませんでした。
若い恋人の目的は、最初から由美子の「お金」でした。
彼は「独立して自分のテニススクールを開きたい」と甘い言葉で由美子から数百万円を引き出し、その後はパチンコやギャンブルに明け暮れるようになりました。由美子が少しでも小言を言えば、「金を持っている以外に、おばさんのどこに魅力があるんだ」と暴言を吐かれ、家を空ける日が何日も続くようになったのです。
そんなある日、由美子はリビングの引き出しの奥を整理していて、一枚の紙切れを見つけました。
それは、私が家を出る数日前に受診した総合病院の診断書と検査結果のコピーでした。
私が捨てるのを忘れ、書類の間に紛れ込んでいたのでしょう。そこにはっきりと印字された文字。
「膵臓癌 ステージ4。 多発性肝転移。余命およそ半年から1年」その書類を見た瞬間、由美子の全身から血の気が引きました。
彼女の脳裏に、離婚を突きつけた夜の、私の不気味なほど穏やかな笑顔がフラッシュバックしました。
省2
972: 04/08(水)09:31 ID:U4I5bmcf(13/16) AAS
私は自分が死にゆくことを知っており、残された尊い時間を不倫妻との泥沼の争いや、あの世へ持っていけない「3000万円というただの数字」のために浪費することを拒絶したのだということを。
私が笑って家を出たのは、彼女に対する究極の「見切り」であり、最も残酷な「復讐」だったのです。
由美子は誰もいない冷たいリビングで、その診断書を握りしめたまま 崩れ落ちました。
口座にはまだ2000万円近いお金が残っています。
しかし、彼女を心から愛してくれる人間は、この世界に ただの一人もいなくなっていました。
お金で買った若い男は寄り付かず、友人たちも彼女の派手な金遣いと嘘に気づき、一人また一人と離れていきました。
彼女はコンクリートの大きな箱の中で、金という名の紙切れに埋もれながら、本当の孤独に震えることになったのです。
973: 04/08(水)09:31 ID:U4I5bmcf(14/16) AAS
季節が巡り、私が家を出てからちょうど半年が経った頃。私の体は限界を迎えていました。
黄疸が現れ、体重は信じられないほど落ち、もはや軽トラの運転席に座ることすらできなくなりました。
とある海の見える高台の公園。そこが私の動く城の終着駅となりました。
しかし、私は一人ではありませんでした。あかりさんをはじめとする、私がこの半年間で出会い、手助けをしてきた若い女性たちが、交代で私の看病をしてくれていたのです。
彼女たちは私の病気のことを知ると、泣きながら「お父さん。 死なないで」と、私の骨と皮だけになった手を握りしめました。
「泣かないでくれ。私は今、世界で一番幸せな男なんだから」
激しい痛みがモルヒネで和らいだ意識の混濁の中で、私は心からそう思っていました。
私には実の子供はいません。妻には裏切られ、全財産を失いました。
世間の常識で言えば、私は孤独死を待つだけの哀れなホームレスです。
しかし、私の周りには今、血の繋がりも、利害関係もない、ただ純粋な思いやりだけで結ばれた「本当の家族」がいます。
省4
974: 04/08(水)09:31 ID:U4I5bmcf(15/16) AAS
さて、ここで改めて、皆様と一緒にこの物語の意味を考えてみたいと思います。
康介さんという一人の男性の壮絶な決断と、元妻・由美子さんの転落。
この実話から私たちが学ぶべき、シニア期の人生における「3つの教訓」とは何でしょうか。
第一に、「アイデンティティの喪失と再構築」です。
定年退職を迎えた多くの方は、長年自分を形作ってきた「肩書き」や「役割」を失い深い喪失感に襲われます。
康介さんも一度はそれに直面しました。しかし彼はすべてを失ったどん底で「無償で他者を助ける」という新しいアイデンティティを見つけ出しました。
一方、由美子さんは「夫の稼ぎで裕福に暮らす専業主婦」というアイデンティティの空虚さを、不倫という外側の刺激で埋めようとしました。
自分の価値を「お金」や「他人の目」に依存し続けると、いざという時に足元から崩れ去ってしまうのです。
第二に、「本当の孤独とは何か」ということです。 由美子さんは、大きな家と3000万円という財産を持ちながら、
誰からも真に愛されないという、絶対的な孤独に陥りました。
省2
975: 04/08(水)09:31 ID:U4I5bmcf(16/16) AAS
第三に、「見栄とプライドという重い鎧」です。
もし康介さんが、男としてのプライドや「自分が稼いだ金だ」という執着に縛られていたらどうなっていたでしょう。
残された貴重な命の時間を、憎き妻と法廷で罵り合い、憎悪にまみれて孤独な死を迎えていたはずです。
彼は「執着」を手放したからこそ身軽になり、新しい出会いと安らぎを得ることができました。
シニア期において最大の敵は、自分自身の内にある「手放したくない」という見栄やプライドなのです。
皆様は今、両手に何を握りしめていますか? それがもし、あなた自身の心を重くし、身動きを取れなくしている「執着」であるならば、思い切って手を開いてみる勇気も必要かもしれません。
人生の終幕において、私たちが本当にあの世へ持っていけるものは、銀行口座の残高でも、立派な家でもありません。
それは「誰かを心から愛し、誰かから心から感謝された」という、目に見えない温かい記憶だけなのです。
どうか、残されたご自身の人生の時間を、本当に大切なもののためだけに使ってください。
あなたが最後に笑って目を閉じられる、その日のために。 今日のお話はここまでです。
省2
976: 04/08(水)09:51 ID:Dp+zr47F(1) AAS
切った枝の山
キジがお気に入りのようで居座ってる
977: 04/08(水)11:17 ID:FD1hgSRW(1) AAS
庭木枝切りはネ◯ミ侵入防止・カ◯ス狙撃地点確保の意味合いもある
978: 04/08(水)11:20 ID:dXU1TL6w(1) AAS
次スレ ワッチョイあり
【剪定】庭木の手入れその17【移植】
2chスレ:engei
979: 04/08(水)17:38 ID:eoc/dXqn(1) AAS
>>954,955
なるほどね、啓翁桜だからなんだな
暖地桜桃もそうだとは知らなかったし、食べた事もないね
ウチの方だと甘果桜桃が盛んだから、同一品種は接ぎ木でしか増やせないのは何となく知ってる
実生はちょっとイマイチな感じになるのが多いかな
980: 04/08(水)21:33 ID:Dn0HjIZf(1) AAS
>>958
寒くなる直前に常緑樹切ると枯れるべ
春に戻るけど
981: 04/09(木)00:52 ID:r/TJ716N(1/2) AAS
広葉樹なら切り株になってもヒコバエ生えてくるけど
針葉樹とか葉っぱ無くなったら枯れるべ
982: 04/09(木)08:30 ID:Ks+lLfzI(1) AAS
実はヤナギを枯らしてしまった
水につけるだけで発芽するようなあのヤナギを
マルバヤナギだったけど
葉が落ちる直前の11月に鉢上げして、その時根っこを少しいじった
それだけでみるみるうちに弱くなってしまった
983: 04/09(木)11:02 ID:f0dEc5uC(1) AAS
5年ほど前に、30cmぐらいのモミジの苗木を掘り起こして、以来鉢で育てています。
もともと少し赤っぽかったのですが、今までに葉っぱが鮮やかな緑色になることも、
紅葉時期に鮮やかな赤色に色づくことも、落葉することもありません。
今1mを超えてきて、長い枝がいっぱいあって邪魔になりつつあるので、樹形をどうにかしたいです。
剪定は落葉した冬場にやると書いてるので来年まで待ちますが、落葉しなくても構わず剪定してもいいものでしょうか?
984: 04/09(木)11:06 ID:r/TJ716N(2/2) AAS
細い枝ならいつでも剪定してもいいよ
というかしないとボサボサになると思う
強剪定が落葉時ってだけで
985: 04/09(木)11:31 ID:KG8MQVhv(1) AAS
花は終わりかけだけど葉が展開してきて新緑の季節も美しい
しまった植替え時期忘れてたがギリいけるかな
986: 04/09(木)13:37 ID:SmymS3X8(1/15) AAS
「魚臭い!出て行け」と妻に家を追い出された62歳。中古の軽バンを買って「釣り車中泊」の旅に出た男が手に入れた、帰りたくなくなる最高の自由【シニア朗読雑学】 - YouTube
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987: 04/09(木)14:09 ID:SmymS3X8(2/15) AAS
突然家を追い出された夜
画面の前の皆様、こんにちは。シニアの人生模様を語る朗読チャンネルへようこそ。
突然ですが、皆様に一つお聞きしたいことがあります。
長年、家族のために身を粉にして働き、あらゆるプレッシャーに耐え抜き、ようやく迎えた定年退職の日。
その先に待っているのは、温かい家族の団欒でしょうか?
それとも、自分の居場所がどこにもないという、ひんやりとした冷たい現実でしょうか?
「家」というものは、本来、外の戦場から帰り、鎧を脱いで安らぐべき場所のはずです。
しかし、もしその「家」が、世界で一番息の詰まる場所になってしまったとしたら、あなたはどうしますか?
本日は、ある一人の男性の物語をご紹介します。
まずは彼が人生の大きな転換点を迎えた、その決定的な瞬間からお聞きください。
省4
988: 04/09(木)14:09 ID:SmymS3X8(3/15) AAS
62歳。定年退職して2年。40年間、家族の生活を守るために、文字通り身を粉にして働いてきた男の結末が、深夜の路上への放り出しだった。
冷たい夜風が、薄着の身に容赦なく染み込んでくる。
見上げれば、 私が35年のローンを組んで建てた立派な郊外の一軒家が暗闇の中にそびえ立っている。
しかし、今の私には、あの家の中に戻る権利すらないらしい。
普通なら、ここで絶望に打ちひしがれ、妻に泣いて詫びてドアを開けてもらうところだろう。
しかし、私の胸の奥底には、悲しみでも怒りでもなく、奇妙な「高揚感」が芽生え始めていた。
私はゆっくりと振り返り、自宅から少し離れた月極駐車場の隅へと視線を向けた。
そこには、街灯の光を浴びて静かに眠る、一台の中古のボロい軽バンがあった。
私はポケットを探り、その冷たい鍵をしっかりと握りしめた。ああ……もう、 帰らなくていいんだ。
この物語の主人公、伸介さん(62歳)が、自らの足で新たな人生、いや「本当の自分」へと踏み出した瞬間の情景です。
省1
989: 04/09(木)14:10 ID:SmymS3X8(4/15) AAS
伸介さんは、大手IT企業で長年プロジェクトマネージャーとして働いてきた、非常に真面目で寡黙な男性でした。
彼の40年間は、常に「納期」と「予算」、 そして、 「人間関係の摩擦」との戦いでした。
顧客からの理不尽な要求に頭を下げ、部下のミスをカバーするために徹夜をし、胃に穴が開くようなストレスに耐え続ける日々。
それでも彼が逃げ出さなかったのは、ひとえに「家族のため」でした。
専業主婦の妻、由美子さん(58歳)と二人の子供たち(現在は独立して他県で暮らしています)に不自由な思いをさせたくない。
その一心で、伸介さんは感情を殺し、会社という組織の歯車として回り続けました。
その甲斐あって、金銭的には恵まれた部類に入ります。郊外には立派な4LDKのマイホームを持ち、住宅ローンはすでに完済。
定年退職時には約2000万円というまとまった退職金を受け取りました。
それに加えて、現役時代の高給のおかげで、将来受け取る年金額も平均よりかなり高い水準にありました。
「これでようやく、肩の荷を下ろしてゆっくりできる」 60歳で定年を迎えた日、花束を抱えて帰宅した伸介さんは心の底からそう思いました。
省7
990: 04/09(木)14:11 ID:SmymS3X8(5/15) AAS
定年退職し、毎日家にいるようになった伸介さんに対し、由美子さんの態度は冷酷そのものでした。
「ちょっと、そこに座っていると掃除の邪魔なんだけど。外に行ってくれない?」「お昼ご飯?私、今日は友達とフレンチに行くから。あなたの分は適当にカップラーメンでも食べておいてよ」
「ため息ばかりつかないでよ、こっちまで気が滅入るわ。現役を退いたからって老け込まないでよね」
伸介さんが良かれと思って家事を手伝おうとすれば、「やり方が違う!かえって手間が増える!」とヒステリックに怒鳴られました。
リビングのソファに座ってテレビを見ているだけで、「濡れ落ち葉みたいで鬱陶しい」と露骨に嫌な顔をされるのです。
4LDKの広々としたマイホーム。しかし、伸介さんが心からくつろげる場所は家の中のどこにもありませんでした。
彼はまるで、自分の家の中で「粗大ゴミ」として扱われているような虚無感に苛まれるようになりました。
さらに、伸介さんを不安にさせたのは由美子さんの金銭感覚でした。
991: 04/09(木)14:11 ID:SmymS3X8(6/15) AAS
ある日、書斎のゴミ箱に捨てられていたクレジットカードの明細書を偶然目にした伸介さんは、血の気が引く思いをしました。
そこには、数十万円単位のブランドバッグや、高級エステの請求がズラリと並んでいたのです。
さらには、リボ払いの残高が数百万円にまで膨れ上がっていることまで発覚しました。
「由美子、このカードの請求はなんだ? 退職金は老後のための大切な資金だぞ。こんな使い方をしていたら……」
伸介さんが問い詰めると、由美子さんは悪びれる様子もなく、逆に激昂しました。
「何よ!私が今までどれだけ我慢して、一人でこの家を守ってきたと思ってるの!?あなたが仕事にかまけて家庭を顧みなかった間、私が全部やってきたのよ! これくらい私への退職金代わりでしょ!だいたい、あなたの年金がたっぷり入ってくるんだから、ちまちま文句言わないでよ!」
激しい言葉の連続に、争い事を好まない伸介さんは口を閉ざしてしまいました。
プロジェクトマネージャーとして会社ではどんな複雑な問題も論理的に解決してきた彼でしたが、妻の感情的な爆発の前では、無力でした。
「私が我慢すれば、波風は立たない……」 現役時代と同じように伸介さんは自分の感情に蓋をしました。
2000万円の退職金という「家計の財布」は完全に由美子に握られ、彼女の浪費によって少しずつ、しかし確実に溶け始めていました。
省1
992: 04/09(木)14:11 ID:SmymS3X8(7/15) AAS
そんな息の詰まるような生活から逃れるため、伸介さんが唯一見つけた心の避難場所が「海釣り」でした。
釣り竿を垂らし、広大な海を見つめている時だけは、妻の冷たい視線もリボ払いの明細書も忘れることができました。
波の音だけが響く空間で彼はようやく「自分自身」を取り戻せるような気がしたのです。
しかし、由美子さんは伸介さんのこの唯一の趣味すらも憎みました。
「信じられない!車の中が魚臭くなるじゃない!それに釣ってきた魚なんて生臭くて台所で捌かれたら迷惑なのよ!スーパーで切り身を買った方がマシよ!」
愛車(高級ミニバン)に乗ることを禁じられ、釣った魚を家に持ち帰ることすら許されなかった伸介さん。
ここで彼は、一つだけ「秘密の行動」に出ます。実は伸介さんには現役時代から昼食代を節約したり、出張手当を少しずつ貯めたりして作った、由美子さんの知らない「自分だけのへそくり口座」がありました。その額、およそ300万円。
伸介さんはその中から40万円を使い、中古のボロボロの「軽バン」をこっそり購入したのです。
塗装は剥げ走行距離は10万キロを超えた古い車でしたが、後部座席を倒せばフラットになり、釣り道具を気兼ねなく積むことができました。
993: 04/09(木)14:12 ID:SmymS3X8(8/15) AAS
彼はその軽バンを自宅から離れた安い月極駐車場に停め、由美子には内緒でそこを「釣りの拠点」として使い始めました。
それは彼にとってささやかな本当にささやかな反抗であり、心の防空壕でした。そして、運命の日が訪れます。
その日、伸介さんは朝早くから軽バンで海へ向かい、素晴らしい釣果を上げました。
立派な真鯛が釣れたのです。「これなら、由美子も喜んでくれるかもしれない。たまには夫婦で、美味しい刺身でも食べよう」
長年の冷え切った関係を少しでも修復したいという、淡い期待。伸介さんは上機嫌で真鯛をクーラーボックスに入れ、自宅へと戻りました。
しかし、それが最悪の引き金となりました。 勝手口からキッチンに入り、シンクで魚を捌き始めた時のことです。
外出から帰ってきた由美子さんが、キッチンに入るなり顔をしかめ、鼻をつまみました。
「ちょっと!!何してるのよ!!」 その声は、かつて聞いたことがないほど鋭く嫌悪に満ちていました。
「いや、立派な鯛が釣れたから、刺身にしようと思って……」
「馬鹿じゃないの!?今日、これからお友達を呼んでティーパーティーをするのに、家の中が魚臭くなったらどうするのよ!生ゴミみたいな匂いをさせて、本当に信じられない!!」
省4
994: 04/09(木)14:13 ID:SmymS3X8(9/15) AAS
そして冒頭のシーンへと繋がります。着替えを詰め込んだ紙袋と釣り竿を投げつけられ玄関の鍵を閉められた伸介さん。
40年間。人生のすべてを捧げて手に入れた家。2000万円の退職金。
それらはすべて、妻という名の底なし沼に飲み込まれ、彼の手元には一切残りませんでした。
彼の人生の集大成は、妻の浪費を支えるための犠牲でしかなかったのです。
普通に考えればこれは完全なる敗北です。
家も、財産も、家族の絆も失った、惨めな老後への転落。
しかし、深夜の月極駐車場で40万円で買ったボロい軽バンのドアを開けた時、車内に漂うほのかな潮の香りと古いシートの匂い。
わずか2畳ほどの薄暗く狭い空間。
そこに座りハンドルを握った瞬間、伸介さんの目からなぜかポロポロと涙がこぼれ落ちました。
それは悲しみの涙ではありませんでした。
省7
995: 04/09(木)14:13 ID:SmymS3X8(10/15) AAS
彼が向かった先、車中泊の旅で出会った人物、そして、お金に困窮した妻からの恐ろしい連絡…。
事態は、ここからさらに予想外の方向へと転がっていくのです。
夜が明け、薄ぼんやりとした紫色の空が、ゆっくりと茜色に染まっていく頃。カモメの鳴き声と穏やかな波の音で伸介さんは目を覚ましました。
背中は少し痛みました。何しろお世辞にも寝心地が良いとは言えない中古軽バンの薄いマットの上での目覚めです。
しかし大きく伸びをした伸介さんの肺に流れ込んできたのは、妻の嫌味も、重苦しい沈黙もない、ただただ清々しい潮風でした。
そうか。俺は、追い出されたんだったな。不思議なことに絶望感は微塵もありませんでした。
むしろ、胸のつかえが取れたような、不気味なほどの軽やかさを感じていました。
手元に残されたのは、秘密のへそくり口座に入っている約260万円の現金とこの40万円のボロい軽バンだけ。
4LDKの豪邸も2000万円の退職金も、現役時代の社会的地位も。すべてあの冷たい玄関の向こう側に置いてきました。
いや、正確には「捨ててきた」のです。伸介さんの「車中泊の旅」は? こうして始まりました。
省2
996: 04/09(木)14:14 ID:SmymS3X8(11/15) AAS
彼はホームセンターや100円ショップを巡り、安い木材や金具を買い集めました。
そして道の駅の隅や海辺の駐車場で見よう見まねで車内のDIYを始めたのです。
後部座席を取り外し、フラットな床板を張り小さな折りたたみ式のテーブルを作り付けました。
窓には断熱材を自作して貼り付け。カセットコンロ一つでご飯が炊けるように工夫しました。
今まで、家の電球を替えることすら「遅い」と妻に罵られていた伸介さんですが、自分のためだけに作る空間はどれだけ不格好でも愛おしいものでした。
釣った魚を海辺で自ら捌き、小さなフライパンで塩焼きにして食べる。
ただ、それだけのことが高級レストランのフルコースよりも何倍も美味しく感じられました。
わずか2畳にも満たない薄暗い軽バンの車内が。 伸介さんにとって人生で初めて手に入れた「本当の自分の城」となったのです。
そんな生活を始めて1ヶ月が過ぎた頃。伸介さんは、立ち寄った海辺のオートキャンプ場で一人の男性と出会います。
彼の名前は大樹さん 45歳。ピカピカのキャンピングカーではなく伸介さんと同じように使い込まれたバンで一人旅をしている。
省8
997: 04/09(木)14:15 ID:SmymS3X8(12/15) AAS
実はこの大樹さん、現代のノマドワーカーたちの間で絶大な人気を誇る匿名ブログの執筆者でありのちに伸介さんのこの不器用で純粋な旅の記録を「ある定年退職者の最高の反逆」として書き綴ることになるのですが、それはまた別の話です。
大樹さんと出会い、自分の選択が間違っていなかったと確信した伸介さん。
しかし、過去というものは、そう簡単には彼を自由にしてくれませんでした。
季節が秋に変わろうとしていたある日の夕暮れ。海辺でコーヒーを沸かしていた伸介さんのスマートフォンがけたたましく鳴り響きました。
画面に表示された文字は「由美子」。着信拒否にするのを忘れていた妻からの数ヶ月ぶりの電話でした。
伸介さんは深くため息をつき通話ボタンを押しました。「ちょっと!!あなた、今までどこで何をしてたのよ!!」
鼓膜を劈くような、聞き慣れた金切り声。しかしその声には以前のような絶対的な高圧感はなく、どこか焦りと恐怖が混じっていました。
「…海辺にいる。何か用か?」
「用か、じゃないわよ!」「今すぐ家に帰ってきなさい!庭の雑草は伸び放題だし、お風呂の換気扇も壊れたのよ!それに…それに…」
由美子さんの声が震えていました。
省2
998: 04/09(木)14:16 ID:SmymS3X8(13/15) AAS
しかし、現実は甘くありませんでした。
彼女のクレジットカードのリボ払いの残高は彼女自身の想像を遥かに超えて膨れ上がっていたのです。
さらに伸介さんが家を出たことで、彼の銀行口座に入金される年金の大半を勝手に引き出すことが難しくなり、あっという間にキャッシュフローがショートしました。
2000万円あった退職金も彼女が内緒で作っていた投資詐欺まがいの負債の穴埋めと、見栄を張った豪華な旅行ですでに底を突きかけていたのです。
「お願いだから帰ってきて!あなたの名前で新しくローンを組んでちょうだい! 生命保険も解約して!このままじゃ、家を差し押さえられちゃう!ねえ、あなた、家族でしょ!? 私を見捨てる気!?」
かつて「優秀なATM」としてしか夫を見ていなかった妻のあまりにも身勝手で惨めな哀願。
「魚臭い」「二度とその面見せないで」 と言い放ち、深夜の路上に夫を放り出した張本人が、お金に困った途端に「家族でしょ」とすがりついてくる。
伸介さんは、自作の小さなテーブルの上に置かれた、100円ショップのマグカップを見つめました。
その横には、今日自分で釣って、自分で開いた小さなアジの干物が転がっています。
40年間この妻のために、この家族のために、血を吐くような思いで満員電車に揺られ、頭を下げ続けてきた自分の人生。
省10
999: 04/09(木)14:17 ID:SmymS3X8(14/15) AAS
夕日が海に沈みかけ空と海が燃えるようなオレンジ色に染まっています。 伸介さんの目からまた一筋の涙がこぼれました。
しかし、今度の涙は悲しみでも解放感からだけでもありませんでした。
40年間の自分の人生の半分が完全に終わったという「喪失」と「受容」の涙でした。すべてを失った。妻も、家も。財産も。
しかし彼の心の中には、かつてないほどの確かな「温かさ」がありました。
誰にも支配されない誰の評価も気にしない、自分自身の足で立ち、自分の力で生きているという実感。
「さて、明日はどこの海へ行こうか」
伸介さんはカセットコンロの火をつけました。小さな炎が、彼の2畳の城を優しく照らし出します。
彼が手に入れた「最高の自由」は、 誰から見れば、孤独で惨めな老後かもしれません。
しかし、伸介さんの顔には、 現役時代のどの瞬間よりも深く穏やかな笑みが浮かんでいました。
さて、画面の前の皆様。
省9
1000: 04/09(木)14:17 ID:SmymS3X8(15/15) AAS
第二の罠は、「家族の中の孤独」です。
一人暮らしで誰もいない部屋に帰る孤独も辛いものですが、最も残酷な孤独とは、「家族という他者」に囲まれながら、誰からも必要とされず理解されない孤独です。
伸介さんは4LDKの豪邸に住みながら2畳の軽バンよりも狭い肩身の思いをしていました。物理的な距離が近いからといって心の距離が近いとは限りません。
むしろ、期待がある分だけ家族から向けられる冷たい視線は、他人のそれよりも深く心をえぐるのです。
そして第三の罠。それは「見栄とプライド」です。
妻の由美子さんは、「高級住宅街に住む裕福な奥様」という虚飾のプライドを守るために夫を犠牲にし、借金を重ねました。
しかし伸介さんの方にもプライドはありました。「自分が我慢すれば波風は立たない」「世間体があるから離婚はできない」と。
現実の問題から目を背け続けたのもまた、一種のプライドであり、自己欺瞞だったのです。
もし彼がもっと早く由美子さんの金銭感覚や暴言に対して本気で向き合っていれば結末は違っていたかもしれません。
皆様の「家」は、今、本当に安らげる場所でしょうか?
省10
1001(1): 1001 ID:Thread(1/2) AAS
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1002(1): 1002 ID:Thread(2/2) AAS
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