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ガロア第一論文と乗数イデアル他関連資料スレ13 (1002レス)
ガロア第一論文と乗数イデアル他関連資料スレ13 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1738367013/
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615: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2025/02/11(火) 00:17:27.13 ID:zr+dFWV7 >>612-613 補足 >武部 尚志 >という訳で、作った資料を←こちらの「資料公開」の項に置いてみました。年表は xfig で作って pdf を吐かせた物。Bernoulli, Legendre, Jacobi, Gauss の全集はネット上のあっちこっちの公開図書館から pdf を落として、紹介に必要な部分だけ切り貼りしました。どう考えても著者の著作権は切れているものばかりですが(一番新しいのが Gauss 全集か Jacobi 全集) これ分りました 日本語 or English のスイッチが 右上にあり、日本語に切り替えると ”資料公開”が出て、その中で https://researchmap.jp/multidatabases/multidatabase_contents/detail/229654/ee13e364a17be72679f15d64b4a78c33?frame_id=560986 タイトル Gauss 全集より lemniscate 積分関係の抜粋 カテゴリ 講義資料 概要 Gauss 全集より lemniscate 積分関係の抜粋(主に河田敬義「ガウスの楕円関数論」上智大学数学講究録 24 を参考にして関係箇所を一部だけ抜き出した)。 ダウンロード gauss-extract.pdf https://researchmap.jp/multidatabases/multidatabase_contents/download/229654/ee13e364a17be72679f15d64b4a78c33/3786?col_no=2&frame_id=560986 があって で、PDFがダウンロードできる。すると、このPDFの最後が P477 で、>>612の David A. Cox Gauss and the Arithmetic-Geometric Mean P20/22 の領域図で、 InVolumeIII, published in 1863 and edited by Ernst Schering: つまり、この古い版ですね P20/22 の下の領域図が、 In VolumeVIII, published in 1900 and edited by Felix Klein: で、>>613 九州大学数理学研究院 金子 昌信 氏 ”・・・Fricke が編者に入った 1900 年刊行のVIII巻(105ページ)においてようやく正しく書き直された.” に該当でしょう で、私は 初見では Coxの二つの図の違いが分らなかったが 左端の縦軸から 丸く突き出している部分が、上の 1863年版は不正確で 下の 1900 年版が正解ってことですね なるほどね いまごろ分ったです (^^; http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1738367013/615
616: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2025/02/11(火) 00:35:55.42 ID:zr+dFWV7 >>615 >主に河田敬義「ガウスの楕円関数論」上智大学数学講究録 24 を参考にして 下記ですね(最下段のPDF) この河田先生PDFで、基本領域図は P160、161 にまたがる部分ですね 河田先生の解説がありますね。なるほどね (参考) https://cir.nii.ac.jp/all?q=%E4%B8%8A%E6%99%BA%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E6%95%B0%E5%AD%A6%E8%AC%9B%E7%A9%B6%E9%8C%B2&page=2 上智大学数学講究録 https://cir.nii.ac.jp/crid/1050010457800324096 ガウスの楕円関数論(高木貞治先生著"近世数学史談"より) 機関リポジトリ https://digital-archives.sophia.ac.jp/repository/view/repository/20220411006 メタデータ ファイル有り タイトル ガウスの楕円関数論(高木貞治先生著"近世数学史談"より) その他のタイトル Gauss and Elliptic Functions 著者 河田, 敬義 著者別名 Kawada, Yukiyoshi 記事種別 Departmental Bulletin Paper 言語名 日本語/Japanese 出版者 上智大学数学教室 掲載誌名 上智大学数学講究録 号 24 開始ページ 1 終了ページ 184 発行日 1986-11 著者版フラグ publisher URI https://digital-archives.sophia.ac.jp/repository/view/repository/20220411006 ダウンロード 2000020527_24.pdf https://digital-archives.sophia.ac.jp/pub/repository/20220411006/pdf/1_0-DC1_b61df82ad6fc9a75115710a291f4752a43491ee54daad76b74042319eaa7991b_1739287476281_2000020527_24.pdf?dl=1 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1738367013/616
622: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2025/02/11(火) 07:58:52.97 ID:zr+dFWV7 >>618-619 おサルさん ありがとう 下記だね https://en.wikipedia.org/wiki/Cayley_graph Cayley graph Connection to group theory https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95 ケイリーグラフ ケイリーグラフ(英: Cayley graph, Cayley diagram)とは群の抽象的な構造を表現するアーサー・ケイリーの名に由来するグラフである。特定の(ふつうは有限な)群の生成集合に対して使われ、組合せ論的あるいは幾何学的群論における中心的な道具である。 なお、 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%A9%E3%83%BC%E7%BE%A4 モジュラー群 双曲平面のタイル貼り このことはまた、基本領域(英語版)を構成することができることを意味する。(大まかには、)基本領域は H の中のすべての z の軌道からちょうど一つづつの代表元を選ぶことで構成することができる。(領域の境界に注意が必要である。) 基本領域を構成する方法は多数あるが、すべてに共通なことは、領域 略す は、垂直線 Re(z) = 1/2 と Re(z) = −1/2 と円 |z| = 1 により囲まれていることであり、双曲三角形である。 https://en.wikipedia.org/wiki/Fundamental_domain Fundamental domain 基本領域(英語版) Fundamental domain for the modular group The diagram to the right shows part of the construction of the fundamental domain for the action of the modular group Γ on the upper half-plane H. This famous diagram appears in all classical books on modular functions. (It was probably well known to C. F. Gauss, who dealt with fundamental domains in the guise of the reduction theory of quadratic forms.) google訳 この有名な図は、モジュラー関数に関するすべての古典的な本に登場します。(これは、2次形式の簡約理論の形で基本領域を扱ったCFガウスにはよく知られていたでしょう。) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1738367013/622
625: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2025/02/11(火) 08:23:36.54 ID:zr+dFWV7 >>621 >算術幾何平均の新しい話が「数学」の >最新号に載っている ID:SQ07GpKQ は、御大か 朝の巡回ご苦労さまです 数学 最新号:2025年1月号 (発売日2025年01月29日) 下記ですね。 ”計算機と数学計算代数幾何学の現在−−−連接層のコホモロジー群と正標数の代数曲線にまつわる算術を中心に−−− ······································工藤桃成 93” かな? https://www.mathsoc.jp/publications/sugaku/index.html 『数学』目次一覧 数学 最新号:2025年1月号 (発売日2025年01月29日) 岩波書店 第77巻第1号 2025年1月 冬季号 論説 確率偏微分方程式と正則性構造理論·································星野壮登 1 岡多様体と楕円性−−−複素解析におけるホモトピー原理−−−···········日下部佑太 31 オイラー系とゼータ関数の特殊値···································佐野昂迪 50 K3的超幾何保型形式 ··············································志賀弘典 63 計算機と数学計算代数幾何学の現在−−−連接層のコホモロジー群と正標数の代数曲線にまつわる算術を中心に−−− ······································工藤桃成 93 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1738367013/625
653: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2025/02/11(火) 11:15:21.18 ID:zr+dFWV7 >>641 >算術幾何平均の話はこれ↓ >K3的超幾何保型形式 (志賀弘典) なるほど ありがとうございます 下記の発展形なのでしょうね (数学誌には、いまアクセスできないので) (参考) https://www.nara-wu.ac.jp/omi/oka_symposium/11.html 第11回岡シンポジウム(2012.12.15-16) 古典・量子情報における情報量の階層構造 (林正人・名古屋大学多元数理科学研究科) https://www.nara-wu.ac.jp/omi/oka_symposium/11/shiga.pdf Oka Symposium講演 超幾何的K3 modular函数 志賀弘典(千葉大学理学研究科) Dec. 16, 2012奈良女子大学、revised. Jan.18,2013 高木貞治「近世数学史談」に“書かれなかった楕円関数論”の一章がある。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1738367013/653
656: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2025/02/11(火) 13:26:56.51 ID:zr+dFWV7 >>627 >書き込めないが、お礼だけ言っておく>>615 >2つの版を並べて見たのは初めて。 スレ主です お役に立てて光栄です ”2つの版を並べて見たのは初めて”とは 各個別には、見ていたってことですね なるほど レベルが高そうですね (^^ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1738367013/656
667: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2025/02/11(火) 15:52:40.15 ID:zr+dFWV7 >>658-660 >なんなら、ブルバキ数学原論の・・ ハッキリ宣告しておくが、ブルバキ数学原論 は、全くお薦めじゃ無い! 下記の斎藤 毅氏 『EGA そのはじめのところをみると、数学の対象とは構造のついた集合であるという、ブルバキの数学観が、時代遅れになっていることがわかる』 とあるでしょ?w ;p) さらに、”taro-nishinoの日記 ピエール・ドリーニュへのインタビュー” にあるように、彼は 14才で ”ブルバキの集合論を与えたが、それは一少年に与える当然の選択でない。その時、私は14歳だった。その本を消化するのに少なくとも一年かかった”とある まあ、それも彼は乗り越えて、しかし 高校時代にJacques Tits(アーベル賞受賞者)の講義を 聴講した。ドリーニュが、校外旅行で欠席したとき Jacques Titsは講義を延期した(ドリーニュへの配慮) 例外として、ブルバキ数学原論が好きな人がいることは認める むかし、旧ガロアスレで、コテの”猫”さんと話をしたとき、彼は抽象的なテキストが好きで、図とか具体的な話は要らない みたいな意見だった しかし、斎藤 毅『抽象数学では、記号はただの記号であることがだいじだが、ただの記号と思ってはいけないなどという話をする。矛盾しているようだが、いいたいのはこんなことである。ただの記号であるとは、どんなものでもあてはめてよいということである。そう思ってはいけないというのは、記号にあてはめられるものには、実に多様なものがあり、それらについての実体感抜きでは、本当の理解にはならないというつもりである』と 普通は、こっちでしょ?w ;p) (参考) https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~t-saito/jd.html 斎藤 毅 https://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~t-saito/jd/gr.pdf グロタンディーク 数学セミナー2010年5月号 グロタンディークほど、多くの伝説が語られた20 世紀の数学者はいないだろう。しかしここで書きたいのは、私にとってのグロタンディークである。それは、今では遠い学生のころ、来る日も来る日も読みふけった、Tohoku、EGA、SGAの著者である。 グロタンディークがこれらを書いたのは、1950年代末から60年代末にかけての10数年という、仕事の膨大さに比べれば、かなり短い時間である。グロタンディークは、1928年3月28日生まれなので、20 代後半から30代にかけての業績である EGA そのはじめのところをみると、数学の対象とは構造のついた集合であるという、ブルバキの数学観が、時代遅れになっていることがわかる。グロタンディークにとっては、数学の対象とは、表現可能な関手を表現する圏の対象である。 たとえば、ブルバキ流にいえば、実数体とは、実数全体の集合に、加法と乗法という代数的な演算を与え、さらに位相をいれたものである。EGA では、スキームXとYのS上のファイバー積とは、S上のスキームの圏の対象で、Xが表現する関手とYが表現する関手の積関手を表現するもの、というのが定義である。 数学の対象は、それが何からなりたっているかではなく、どういう役割を果たしているかが重要だ、という視点の転換がそこにある SGA7 SGA の最終年(1967/69)となったものである。2冊目は、ドリーニュによるヴェイユ予想の解決の道具となった、消失輪体やレフシェッツ束の解析であるが、そこにはもうグロタンディークの姿はない つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1738367013/667
668: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2025/02/11(火) 15:55:17.64 ID:zr+dFWV7 つづき 最近、数学を専門として勉強し始めた学生向けの授業をうけもつ機会が多い。今の数学のカリキュラムでは、まず抽象的な数学の思考法に慣れることが重要になる。そこで、抽象数学では、記号はただの記号であることがだいじだが、ただの記号と思ってはいけないなどという話をする。矛盾しているようだが、いいたいのはこんなことである。ただの記号であるとは、どんなものでもあてはめてよいということである。そう思ってはいけないというのは、記号にあてはめられるものには、実に多様なものがあり、それらについての実体感抜きでは、本当の理解にはならないというつもりである。 しかし、グロタンディークは、スキームXといえば、ただXだと思っていたのではないかという気もしてくる。とすると、そんな話をしても、未来のグロタンディークにとっては、余計なお世話かもしれない。でもグロタンディークだからこそ、それでよかったのだとも、一数学者としては思うのである https://taro-nishino.blogspot.com/2019/03/blog-post035.html taro-nishinoの日記 ピエール・ドリーニュへのインタビュー 3 21, 2019 最終ヴェイユ予想を解決したのは、御存知ピエール・ドリーニュ博士ですが、アホ学部学生が読んで少しは満足するだろう記事"Interview with Pierre Deligne"(PDF)がタイミングよくNotices of the AMSの2月号に載っていましたので、以下に私訳を載せておきます。http://www.ams.org/notices/201402/rnoti-p177.pdf ピエール・ドリーニュへのインタビュー 2013年5月 Martin Raussen オールボー大学 Christian Skau ノルウェイ科学技術大学 青年時代 ドリーニュ: 兄が私より7歳年長なことが幸いだった。私が温度計を見て正と負の数があると認識した時、彼は−1×−1が+1であることを私に説明しようとしたものだった。それは大きな驚きだった。後に彼が高校生の時に、3次方程式に関するノートを私にくれ、奇妙な解の公式があった。大変興味深く感じた。 私がボーイスカウトだった時、驚くべき幸運があった。そこで父親が高校教師のNijs氏である友を得た。Nijsはたくさんの方法で私を助けた。特に彼は私に最初の実際の数学の本、すなわちブルバキの集合論を与えたが、それは一少年に与える当然の選択でない。その時、私は14歳だった。その本を消化するのに少なくとも一年かかった。こっそり他の講義もあったと推測する 自分自身のリズムで数学を学ぶ偶然を持つことは過去の世紀の驚きを復活させる恩典を持つ。整数から始まって有理数、そして実数をどのように定義され得るかを他のどこかで既に私は読んだことがあった。だが、ブルバキの中を少し進めて、集合論からどのように整数が定義され得るかを驚き、"同数の要素"を持つ2つの集合に対して、これから整数を導出し、それの意味することを先ずどう定義出来るかを感嘆したのを憶えている。私は家族の一友人に複素変数に関する本も与えられた。複素変数の話が実変数の話ととても異なることを知ることは大きな驚きだった。一回微分可能なら解析的(べき級数展開を持つ)、等々。学校で退屈だったであろう、それらのことすべてがすごい楽しさを私に与えていた。 そうして、この教師Nijs氏は、ブリュッセル大学教授Jacques Titsに私を知らせた。私がまだ高校にいた期間中、彼のコースとセミナーを聞けた つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1738367013/668
669: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2025/02/11(火) 15:59:50.34 ID:zr+dFWV7 つづき Raussen and Skau: 貴方がブルバキを勉強したと聞いて非常に驚きます。ブルバキは通常その年齢で難しいと考えられています。貴方の正式な学校教育について少し話してもらえますか? 貴方にとって面白かったのか、または退屈だったのですか? ドリーニュ: 私には優れた一人の初等学校教師がいた。高校よりも初等学校で多くのことを学んだと思う。すなわち、読み方、書き方、算術、更にずっと多くのこと。この教師が数学においてどのように実験したかを私は憶えている。その実験は私に証明、面、長さについて考えさせた。問題は半球面を同じ半径の円板面を比較することだった 略す Raussen and Skau: たった16歳で貴方はJacques Titsの講義に行きました。校外旅行に参加したので、一週間出席出来なかった話がありますが・・・? ドリーニュ: 本当だ。私はこの話をずっと後に言われた。Titsが講義に来た時、彼は訊いた。すなわち、ドリーニュはどこにいるの? 私が校外旅行にいることを説明されて、講義は次週に延期された。 Raussen and Skau: 貴方を輝ける学生として既に認めていたのに違いありません。Jacques Titsもアーベル賞受賞者です。彼は5年前にJohn Griggs Thompson(群論において偉大なる発見に対して)と共に受賞しました。貴方にとって彼は影響力のある教師でしたか? ドリーニュ: はい。特に初期において。教える際に、最も重要なことは何をしないかとういうことがある。例えば、Titsは群の中心が不変部分群だと教えなければならなかった。彼は証明を始め、そして止めて、本質的に言った。すなわち、"不変部分群は、すべて内部自己同型を保つ部分群である。中心の定義は出来ている。従ってデータの全対称を保つ。よって、不変であることは明らかだ"。 私にとって、これは意表を突いた事実だった。つまり、対称性の考えのパワーだ。Titsが証明を一歩一歩進める必要がなく、かわりに対称性が結果を明らかにしているとただ言えたことは私に多大なる影響を残している。私は対称性を重視し、私の論文のほぼすべてにおいて、対称性ベースの議論がある 略す https://abelprize.no/abel-prize-laureates/2013 https://abelprize.no/sites/default/files/2021-05/Biography%20Japanese%20Abel%20prize%202013%20Pierre%20Deligne.pdf Pierre Deligne ドリーニュは12歳ぐらいの頃、兄の大学の数学書を読み始め、説明を求めた。彼の数学への関心を知り、高校の数学教師、J. ナイスは数巻のニコラ・ブルバキ(フランスの数学を刷新した、ペンネームの影武者)の『数学原論』を貸した。普通は14歳の少年に与えることなど夢にも思わぬような読み物であるが、ドリーニュにとって、これは人生を変える経験となった。その時から、彼は決して後戻りすることはなかった https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%83%8D%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%A5 Pierre Deligne 経歴 ドリーニュは、ブリュッセル自由大学に入るころは既に大学の数学をすべて終えていた。高等師範学校で数学を学び、23歳でIHÉSの客員教授、26歳でIHÉS教授、34歳のときフィールズ賞を受賞 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1738367013/669
680: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2025/02/11(火) 17:15:43.39 ID:zr+dFWV7 >>675 (引用開始) > ハッキリ宣告しておくが、 > ブルバキ数学原論 は、全くお薦めじゃ無い! 日本のぬるっちい教科書も読めなかった君にはね > 斎藤 毅氏 >『EGA そのはじめのところをみると、 > 数学の対象とは構造のついた集合である > という、ブルバキの数学観が、 > 時代遅れになっていることがわかる』 (引用終り) ふっふ、ほっほ 1)ZFCを、コンピュータプログラミング言語と、思いなよ まあ、C言語とかね 2)で、C言語はスタンダードかも知れないが 他にも沢山プログラミング言語はある C言語のあとに出ててきた言語 3)さらに言えば、C言語はあくまで プログラミング言語だろ? 何が言いたいか? つまり、何かの課題があって、 それを C言語とかのプログラミング言語に落とすとき 人は、自然言語で考える 4)「何かの課題」とは、目の前の現実であって それを 一旦 自分なりの言語化をするだろ? 自然言語でね。無意識でやっていることも多いだろう 5)その後で、自然言語とか自分の内心で消化したものを、Cとかプログラミング言語に落とす その前に、フローチャートとか 全体の設計があるだろう なので、1950年とか1960年のZFCベースのブルバキ数学原論は、時代が古すぎだと思うよ 結局、ZFCベースは 不完全性定理が出て、その後強制法とかが発展して、多くの数学者は 「だったら、別に、ZFCベースでなくても良いんじゃね?」と、2025年の今 そう思っている人 多いと思う 1950年とか1960年とか、2025年から見れば、半世紀前だよw ;p) 別に、ブルバキ読みたい人は呼んだら良い。だけど、新しい本を併読すべきだよ ;p) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1738367013/680
689: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2025/02/11(火) 17:52:19.59 ID:zr+dFWV7 >>680 タイポ訂正 別に、ブルバキ読みたい人は呼んだら良い。だけど、新しい本を併読すべきだよ ;p) ↓ 別に、ブルバキ読みたい人は読んだら良い。だけど、新しい本を併読すべきだよ ;p) >>681 (引用開始) >>676 > πの無理性の証明をしてみれば > 数学で何が必要かが少しだけわかる そういう考え方は気持ち悪い (引用終り) >>676 ID:xoFIjB4w πの無理性の証明をしてみれば 数学で何が必要かが 少しだけわかる (引用終り) ID:xoFIjB4w は、御大ね 午後の巡回ご苦労さまです 意味分りますよ 実は、>>609 en.wikipedia.org/wiki/E_(mathematical_constant) で ”Complex numbers The special case with x = π is Euler's identity: e^iπ+1=0, which is considered to be an exemplar of mathematical beauty as it shows a profound connection between the most fundamental numbers in mathematics. In addition, it is directly used in a proof that π is transcendental, which implies the impossibility of squaring the circle.[47][48] " (さらに、これはπが超越数であることの証明に直接使用され、円を二乗することが不可能であることを意味します。[ 47 ] [ 48 ]) 47 Milla, Lorenz (2020). "The Transcendence of π and the Squaring of the Circle". arXiv:2003.14035 [math.HO]. 48 Hines, Robert. "e is transcendental" (PDF). University of Colorado. Archived (PDF) from the original on 2021-06-23. とありましたからね (^^ さすが、複素関数論の大家ですね http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1738367013/689
721: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2025/02/11(火) 19:45:31.93 ID:zr+dFWV7 >>680 追加 https://en.wikipedia.org/wiki/Pi Pi The number π (/paɪ/ ⓘ; spelled out as "pi") is a mathematical constant, approximately equal to 3.14159, that is the ratio of a circle's circumference to its diameter. Irrationality and normality π is an irrational number, meaning that it cannot be written as the ratio of two integers. Fractions such as 22/7 and 355/113 are commonly used to approximate π, but no common fraction (ratio of whole numbers) can be its exact value.[21] Because π is irrational, it has an infinite number of digits in its decimal representation, and does not settle into an infinitely repeating pattern of digits. There are several proofs that π is irrational; they generally require calculus and rely on the reductio ad absurdum technique. (Proof that π is transcendental から下記へ) https://en.wikipedia.org/wiki/Lindemann%E2%80%93Weierstrasstheorem Lindemann–Weierstrass theorem — if α1, ..., αn are algebraic numbers that are linearly independent over the rational numbers Q, then eα1, ..., eαn are algebraically independent over Q. Transcendence of e and π See also: e (mathematical constant) and Pi The transcendence of e and π are direct corollaries of this theorem. To prove that π is transcendental, we prove that it is not algebraic. If π were algebraic, πi would be algebraic as well, and then by the Lindemann–Weierstrass theorem eπi = −1 (see Euler's identity) would be transcendental, a contradiction. Therefore π is not algebraic, which means that it is transcendental. A slight variant on the same proof will show that if α is a non-zero algebraic number then sin(α), cos(α), tan(α) and their hyperbolic counterparts are also transcendental. Lindemann–Weierstrass theorem Lindemann–Weierstrass Theorem (Baker's reformulation). — If a1, ..., an are algebraic numbers, and α1, ..., αn are distinct algebraic numbers, then[10] a1e^α1+a2e^α2+・・・ +ane^αn =0 has only the trivial solution ai=0 for all i=1,・・・ ,n. Proof 略 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1738367013/721
722: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2025/02/11(火) 19:45:53.55 ID:zr+dFWV7 つづき https://en.wikipedia.org/wiki/Proofthat%CF%80isirrational Proof that π is irrational In the 1760s, Johann Heinrich Lambert was the first to prove that the number π is irrational, meaning it cannot be expressed as a fraction a/b, where a and b are both integers. In the 19th century, Charles Hermite found a proof that requires no prerequisite knowledge beyond basic calculus. Three simplifications of Hermite's proof are due to Mary Cartwright, Ivan Niven, and Nicolas Bourbaki. Another proof, which is a simplification of Lambert's proof, is due to Miklós Laczkovich. Many of these are proofs by contradiction. In 1882, Ferdinand von Lindemann proved that π is not just irrational, but transcendental as well.[1] Lambert's proof 略 Hermite's proof 略 Cartwright's proof 略 Niven's proof 略 Bourbaki's proof 略 Laczkovich's proof 略 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1738367013/722
734: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2025/02/11(火) 23:09:47.96 ID:zr+dFWV7 >>699 >箱入り無数目のロジックに穴がないことも >納得した。 おお恐れながら 箱入り無数目のロジックに穴がないとしても rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1736907570/ 1列の場合に矛盾ありです つまり 1列の出題 s = (s1,s2,s3 ,・・,sn-1,sn,sn+1,・・) ∈R^N を考える いま しっぽ同値類の代表 s' = (s'1,s'2,s'3 ,・・,s'n-1,sn,sn+1,・・) ∈R^N であったとして この場合、sn-1≠s'n-1 として、n以降は一致していて 決定番号d=n です いま、回答者のAさんが、ある大きな有限の数 D をとって d < D と出来れば , D 以降の箱 sD,sD+1,sD+2,・・の箱を開けて 出題のしっぽから 同値類を特定して、その代表列 s' = (s'1,s'2,s'3 ,・・,s'n-1,sn,sn+1,・・) があって sD-1の未開の箱の数は、定義より d ≦ D-1 が成り立っているので 代表のD-1の数が、未開の箱の数 sD-1 と一定している と宣言すれば、Aさんは勝てる そして、もし 常に ある大きな数 D をとって d < D と出来るならば、回答者のAさんは、100%必勝です だが、これは変です その解明として、数列を形式的冪級数τ(X)と考えるて τ(x) = s1+s2x+s3x^2・・+sn-1x^n-2+snx^n-1+sn+1x^n+・・ として 上記同様に考えると、代表 τ'(x) = s'1+s'2x+s'3x^2・・+s'n-1x^n-2+snx^n-1+sn+1x^n+・・ として 差を取ると 決定番号d=n より上の係数は消えて τ(x) -τ'(x) =s1-s'1+(s2-s'2)x+(s3-s'3)x^2・・+(sn-1-s'n-1)x^n-2 :=f(x) (多項式) と 係数 (sn-1-s'n-1) より小さい部分が残り n-2次多項式に なる しっぽ同値類とは、形式的冪級数環R[[x]]/R[x] (R[x]は多項式環) という商集合で しっぽ同値類の代表とは、f(x)∈R[x]、τ(x) =τ'(x)+f(x) ∈R[[x]] です 多項式環R[x]は、任意の自然数より大きい次元の部分空間を持つ無限次元線形空間 (>>419 都築より) ですから、いま あえて未定義の ランダム*)という言葉を使うと ランダムに選ぶ R[x]の元は(前記の意味で)無限次ですので ”回答者のAさんが、ある大きな有限の数 D をとって d < D と出来る”が不成立です(τ(x) が わかって意図すれば可能です) ( *)”ランダム”を、選択公理に お任せ と考えても良いでしょう) 追伸 いま 100列で考えて、99列から ある大きな有限の数 D を決める 1列が未開で残る。そうすると、上記と同じ状態になります 箱入り無数目は、未開の1列と 開けてしまった99列が平等だと仮定している そう仮定すれば、ロジックに穴がないかも知れないが 未開の1列と 開けてしまった99列とが 平等に扱えないならば、上記の通りです http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1738367013/734
736: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2025/02/11(火) 23:27:40.41 ID:zr+dFWV7 >>724 > https://manabitimes.jp/math/2697 ご苦労さまです それ >>722 https://en.wikipedia.org/wiki/Proof_that_%CF%80_is_irrational Proof that π is irrational にあるよ Niven, Ivan (1947)だね Niven's proof This proof uses the characterization of π as the smallest positive zero of the sine function.[9] Suppose that π is rational, i.e. π=a/b for some integers a and b which may be taken without loss of generality to both be positive. Given any positive integer n, we define the polynomial function: f(x)=x^{n}(a-bx)^{n}/{n!} and, for each x∈R let F(x)=f(x)-f''(x)+f^4(x)+・・・ +(-1)^nf^2n(x). Claim 1: F(0)+F(π)} is an integer. 以下略す References 9. Niven, Ivan (1947), "A simple proof that π is irrational" (PDF), Bulletin of the American Mathematical Society, vol. 53, no. 6, p. 509, doi:10.1090/s0002-9904-1947-08821-2 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1738367013/736
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