[過去ログ] ガロア第一論文と乗数イデアル他関連資料スレ13 (1002レス)
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993: 02/16(日)21:21 ID:XssMUT1p(10/17) AAS
 ケイリー・ハミルトンの定理により、 
 一般の n次正則行列 A(つまり A の行列式は 0 でない)に対し、 
 その逆行列 A−1 は A の n − 1次以下の行列多項式で表せる。 
994: 02/16(日)21:22 ID:XssMUT1p(11/17) AAS
 ケイリー・ハミルトンの定理は A の冪の間に成り立つ 
 (最も とは限らないが)関係を記述するものであるから、 
 それにより A の十分大きな指数の冪を含む式の計算において、 
 式を簡単化して A の(n 以上の指数が大きな)冪を 
 直接計算することなく値を評価することができるようになる。 
995: 02/16(日)21:24 ID:XssMUT1p(12/17) AAS
 ケイリー・ハミルトンの定理により p(A) = O だから、 
 ある種の剰余の定理:f(A)=r(A)が成り立つ。 
 ゆえに、行列変数の解析函数は各行列 A ごとに 
  n 次以下の行列多項式として書き表される。 
996: 02/16(日)21:36 ID:XssMUT1p(13/17) AAS
 f(A)=e^At 
 (A 
 =(0 1) 
  (−1 0)) 
 を考える。 
997: 02/16(日)21:37 ID:XssMUT1p(14/17) AAS
 A の固有多項式は p(x) = x2 + 1, 固有値は λ = ±i である。 
998: 02/16(日)21:38 ID:XssMUT1p(15/17) AAS
 固有値における値に関する連立方程式 
 e^ it = c0 + ic1 
 e^−it = c0 − ic1 
 を解いて、 
 c0 = (e^it + e^−it)/2  = cos(t) 
 c1 = (e^it − e^−it)/2i = sin(t) 
 を得る。 
999: 02/16(日)21:40 ID:XssMUT1p(16/17) AAS
 この場合の 
 e^At=(cos t)I2+(sin t)A 
 = 
 (cost  sint) 
 (−sint cost) 
 は回転行列である。 
1000: 02/16(日)21:41 ID:XssMUT1p(17/17) AAS
 完 
1001(1): 1001  ID:Thread(1/2) AAS
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