[過去ログ] ガロア第一論文と乗数イデアル他関連資料スレ13 (1002レス)
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182(4): 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP 02/05(水)07:51 ID:Md2R2j9H(3/5) AAS
>>180
>>任意のベクトルを無限個のベクトルの線形結合で表すことである.ヒルベルト空間では,これを実現する正規直交基底を取ることがいつでもでき,有限次元空間とよく似た話が無限次元でも展開できる.フーリエ級数はその具体例として大変重要なものである.
>これ、選択公理を使うだろうと思って調べていた
>下記 山上滋先生 名大 関数解析入門 『命題4.5.ヒルベルト空間の正規直交基底は必ず存在する。(全然一意的ではないが。)
>Proof.基本的なアイデアはの直交化であるが、正式にはのZorn補題を使う。各自、確かめよ』
>ですね (^^
<補足>
1)Zorn補題は、選択公理と同値
2)Zorn補題(選択公理)で、通常のベクトル空間(基底の有限和)から
基底の無限個のベクトルの線形結合を使う ヒルベルト空間まで
その空間の基底の存在と、次元(ベクトル空間の場合 基底の集合の濃度を意味する。可算にする場合が多いらしい)が決められる
3)『全然一意的ではないが』 by 山上滋先生 名大
存在のみのZorn補題(選択公理)で、言える
4)その存在定理の典型的な、使い方が>>110だね
同様に、例えば、ヒルベルト空間で ある特別な基底候補を使いたいとき
まず、上記 命題4.5 に照らしてみれば良い
そうすれば、その基底候補が、実際に基底として使えることが分る
フーリエ級数が、典型例>>160
"Zorn補題(選択公理)は、存在しか言えないから 具体的なこと言えない"と思った あなた それ勘違いですよ
存在の公理(定理)だから、適用範囲が広い
そして、ある空間の 基底の存在定理、次元定理から 具体的な 基底候補が、実際の基底として採用できることが分る
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