[過去ログ] ガロア第一論文と乗数イデアル他関連資料スレ10 (1002レス)
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81
(3): 2024/07/27(土)10:36 ID:mJH2wG4I(4/11) AAS
つづき

外部リンク:repository.kulib.kyoto-u.ac.jp
タイトル: [書評]ジュディス・ロビンソン=ヴァレリー編『科学者たちのポール・ヴァレリー』
著者: 森本 淳生 KAKEN_name
発行日: 1-Sep-1997
出版者: 京都大学フランス語学フランス文学研究会
誌名: 仏文研究
省12
82
(1): 2024/07/27(土)10:57 ID:mJH2wG4I(5/11) AAS
>>81 追加

下記『ヴァレリーにとって、理解するということは、その対象を作る力をもつということだった。
そのような力をあらゆる分野でもつことは、人間の精神に根源的な影響をおよぼすのではないだろうか。
人間のあらゆる活動を、計算可能な操作に置き換えたとき、それでも人間にしかできないことは残されるのだろうか。
このヴァレリーの問いは現代性を失っていないように思われる』
特に、”人間のあらゆる活動を、計算可能な操作に置き換えたとき、それでも人間にしかできないことは残されるのだろうか”
AI時代に、この問いの意味は深い
省11
86: 2024/07/27(土)12:48 ID:mJH2wG4I(8/11) AAS
>>81
>ヴァレリーの興味をつねにひきつづけた。「力線」や「相」がカイエに頻出することからもわかるように,マクスウェルの『電磁気論』(仏訳,1885−1887)やギブスの『化学系の平衡』(仏訳,1899)を読んだことは,彼の思想に大きく影響しているのである

下記、ギブズ自由エネルギーやギブズ-デュエムの式 は、超有名で これを知らなかったら
統計力学ではもぐりですね ;p)
「ギブズは、アイルランドの数学者ウィリアム・ローワン・ハミルトン が考案した四元数 の考え方と、ドイツの数学者ヘルマン・ギュンター・グラスマンの「広延論(Ausdehnungslehre)」の考え方を組み合わせて、ベクトル解析という数学分野を産み出した(ギブズとは独立して、オリヴァー・ヘヴィサイドも、この分野の開拓した)」(下記)

これは、現代の線形代数の一つの淵源になっています
(いまの”ベクトル”概念の元祖ですね)
省9
89: 2024/07/27(土)14:22 ID:mJH2wG4I(9/11) AAS
>>81 追加
>マクスウェルの『電磁気論』(仏訳,1885−1887)やギブスの『化学系の平衡』(仏訳,1899)を読んだことは,彼の思想に大きく影響しているのである。

・マクスウェルの『電磁気論』、ギブスの『化学系の平衡』(統計力学)は、偏微分と多重積分をかなり多用しているはず
(原著確認はしていないが)
 なので、いまの大学理系3年生くらいの数学力がないと読めないはず
・彼は、独学したのでしょうね
 すごいですね
省11
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