[過去ログ] ガロア第一論文と乗数イデアル他関連資料スレ10 (1002レス)
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77: 2024/07/27(土)08:33 ID:mJH2wG4I(1/11) AAS
雑談
外部リンク:www.yomiuri.co.jp
7月27日 編集手帳
2024/07/27 読売新聞
風立ちぬ、いざ生きめやも――堀辰雄の小説「風立ちぬ」は、ポール・ヴァレリーの詩「海辺の墓地」からとった一節が冒頭に引かれている
◆「めやも」という文語では、「生きていこう」の逆の意味になる。この誤訳説は有名だが、「海辺の墓地」がどんな詩かを知る人は多くはないだろう。作家の小沢章友さんに、長編の一部を抜き出した平易な訳がある
略す
省22
78: 2024/07/27(土)08:53 ID:mJH2wG4I(2/11) AAS
堀 辰雄 数学少年の文学開眼か
外部リンク:ja.wikipedia.org
堀 辰雄(1904年(明治37年)12月28日 - 1953年(昭和28年)5月28日)は、日本の小説家[2]。
数学少年の文学開眼
1917年(大正6年)3月に牛島小学校(現:小梅小学校)卒業後、東京府立第三中学校(現:東京都立両国高等学校・附属中学校)へ進み、4年修了で、1921年(大正10年)4月に第一高等学校理科乙類(ドイツ語)へ入学[4][2]。初めて親元を離れて寄宿舎へ入った。神西清と知り合い、終生の友人となる[4]。中学時代、数学が好きで未来の数学者を夢見ていた辰雄を、文学の方へ手引きし、目覚めさせたのも神西であった[4]。
また、同期には、小林秀雄、深田久弥、笠原健治郎らがいた[2]。
高校在学中の1923年(大正12年)1月に神西清から教えられて萩原朔太郎の第二詩集『青猫』を耽読し、詩の魅力を知る[12][4]。5月には三中の校長の広瀬雄から室生犀星を紹介され、8月に室生と共に初めて軽井沢へ行く[4]。
省6
80(2): 2024/07/27(土)10:36 ID:mJH2wG4I(3/11) AAS
>>79
ありがとうございます
これは、御大か
さすがの教養ですね
「ブルバキにおけるヴァレリーの影響」には、日本語検索ではたどり着けなかったが
”日本では、アルベルト・アインシュタインの相対性理論をいちはやく理解した詩人として知られるようになった”(下記)
は、恥ずかしながら初見でした
省16
81(3): 2024/07/27(土)10:36 ID:mJH2wG4I(4/11) AAS
つづき
外部リンク:repository.kulib.kyoto-u.ac.jp
タイトル: [書評]ジュディス・ロビンソン=ヴァレリー編『科学者たちのポール・ヴァレリー』
著者: 森本 淳生 KAKEN_name
発行日: 1-Sep-1997
出版者: 京都大学フランス語学フランス文学研究会
誌名: 仏文研究
省12
82(1): 2024/07/27(土)10:57 ID:mJH2wG4I(5/11) AAS
>>81 追加
下記『ヴァレリーにとって、理解するということは、その対象を作る力をもつということだった。
そのような力をあらゆる分野でもつことは、人間の精神に根源的な影響をおよぼすのではないだろうか。
人間のあらゆる活動を、計算可能な操作に置き換えたとき、それでも人間にしかできないことは残されるのだろうか。
このヴァレリーの問いは現代性を失っていないように思われる』
特に、”人間のあらゆる活動を、計算可能な操作に置き換えたとき、それでも人間にしかできないことは残されるのだろうか”
AI時代に、この問いの意味は深い
省11
84: 2024/07/27(土)12:27 ID:mJH2wG4I(6/11) AAS
>>83
ありがとうございます
恥ずかしながら
初見です
さすがの教養ですね
市民講演の前振りですね ;p)
(参考)
省31
85: 2024/07/27(土)12:33 ID:mJH2wG4I(7/11) AAS
>>80 補足
>堀辰雄の中編小説『風立ちぬ』冒頭に、堀自身が訳したヴァレリーの詩『海辺の墓地』の一節「風立ちぬ、いざ生きめやも(Le vent se lève, il faut tenter de vivre.)」が引用されており、また小説の題名にも使われている。
Le vent se lève, il faut tenter de vivre
<google訳>
「風が吹いている、私たちは生きようと努めなければならない」
<google英訳>
”The wind is rising, we must try to live”
86: 2024/07/27(土)12:48 ID:mJH2wG4I(8/11) AAS
>>81
>ヴァレリーの興味をつねにひきつづけた。「力線」や「相」がカイエに頻出することからもわかるように,マクスウェルの『電磁気論』(仏訳,1885−1887)やギブスの『化学系の平衡』(仏訳,1899)を読んだことは,彼の思想に大きく影響しているのである
下記、ギブズ自由エネルギーやギブズ-デュエムの式 は、超有名で これを知らなかったら
統計力学ではもぐりですね ;p)
「ギブズは、アイルランドの数学者ウィリアム・ローワン・ハミルトン が考案した四元数 の考え方と、ドイツの数学者ヘルマン・ギュンター・グラスマンの「広延論(Ausdehnungslehre)」の考え方を組み合わせて、ベクトル解析という数学分野を産み出した(ギブズとは独立して、オリヴァー・ヘヴィサイドも、この分野の開拓した)」(下記)
これは、現代の線形代数の一つの淵源になっています
(いまの”ベクトル”概念の元祖ですね)
省9
89: 2024/07/27(土)14:22 ID:mJH2wG4I(9/11) AAS
>>81 追加
>マクスウェルの『電磁気論』(仏訳,1885−1887)やギブスの『化学系の平衡』(仏訳,1899)を読んだことは,彼の思想に大きく影響しているのである。
・マクスウェルの『電磁気論』、ギブスの『化学系の平衡』(統計力学)は、偏微分と多重積分をかなり多用しているはず
(原著確認はしていないが)
なので、いまの大学理系3年生くらいの数学力がないと読めないはず
・彼は、独学したのでしょうね
すごいですね
省11
90: 2024/07/27(土)14:23 ID:mJH2wG4I(10/11) AAS
つづき
注1)
ヴァレリーの科学への傾倒の背景には19世紀自然科学の飛躍的発展の歴史がある。青年期ヴァレリーの関心と直接関わる例だけを見ても、物理学では、電磁気学におけるファラデー、マクスウェル、トムソンら英国学派の業績、熱力学におけるドイツ人クラウジウスの業績がある。ファラデーの「力線」、クラウジウスの「エントロピー」、マクスウェルの著作に学んだ「等電位面」「ポテンシャル」「流束(フラックス)」等の電磁気学的諸概念は、精神の機能を考察するヴァレリーが『カイエ』の中で表象の道具として援用する科学用語である。化学の分野では、原子論の著しい発展、とりわけ、1871年にメンデレーエフの提示した元素の周期律が重要である。メンデレーエフの名前はカイエ『航海日誌』に記されており、周期律表が示す科学的思考の威力にヴァレリーが瞠目したであろうことは想像に難くない。数学においては、複素数の使用や非ユークリッド幾何学の成立、ポワンカレによる位相幾何学の創始といった業績が相次ぐ。古典的なユークリッド幾何学の限界については、初期の『カイエ』に言及があるし、ポワンカレによる数学的帰納法の認識論的意味づけは、特殊から一般を目指すヴァレリーに強力な方法的示唆を与えるものであった
(注1終わり)
1 力線の魅惑またはマクスウェルの磁場 ヴァレリーがマクスウェルの『電磁気論』と出会うのは1893年の11月頃である。1893年11月27日付ジッド宛手紙でヴァレリーはこう書いている。 君の友人のルアールにはよく会っている。絵画についてとてもよく話が合う。それ以外のことになると、彼は唖然としてしまって、既に彼は『イリュミナシオン』とポーを買い込んだ。僕の栄光は斡旋屋のそれだ。[...]読書は——めったにしていない。ランゲの大変立派な『唯物論の歴史』、かのJ・ド・メーストルの実に特異な『諸政体の生成基本原理試論』、そして何よりも、最後の偉大な理論家(今は亡き)マクスウェルの非常に面白い『電磁気論』。非常に面白いのだよ。全体が本源の原初の隠喩で出来た本、それからあとはもっぱら、素晴らしい装飾としての数式とグラフから成っている本だ。3
ヴァレリーが『電磁気論』をはじめとするマクスウェルの著作を或る程度まで詳しく読んだらしいことは、フランス国立図書館所蔵の、当時のヴァレリーの読書ノートから窺うことができる4。
注
省3
95(1): 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP 2024/07/27(土)19:49 ID:mJH2wG4I(11/11) AAS
>>82
(引用開始)
『ヴァレリーにとって、理解するということは、その対象を作る力をもつということだった。
そのような力をあらゆる分野でもつことは、人間の精神に根源的な影響をおよぼすのではないだろうか。
人間のあらゆる活動を、計算可能な操作に置き換えたとき、それでも人間にしかできないことは残されるのだろうか。
このヴァレリーの問いは現代性を失っていないように思われる』
特に、”人間のあらゆる活動を、計算可能な操作に置き換えたとき、それでも人間にしかできないことは残されるのだろうか”
省21
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