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純粋・応用数学・数学隣接分野(含むガロア理論)13 (1002レス)
純粋・応用数学・数学隣接分野(含むガロア理論)13 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1674527723/
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60: 132人目の素数さん [sage] 2023/02/06(月) 20:22:31.79 ID:BPpKL3Ak https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E8%AA%9E%E3%81%AE%E9%83%A8%E5%B1%8B 数学の部屋(すうがくのへや、Math Room)とは数学を理解できない人を小部屋に閉じ込めて、 マニュアルに従った作業をさせるという思考実験。 チューリング・テストを発展させた思考実験で、意識の問題を考えるのに使われる。 ある小部屋の中に、日常言語しか理解できない人を閉じこめておく(例えば文系一般人)。 この小部屋には外部と紙きれのやりとりをするための小さい穴がひとつ空いており、 この穴を通して一般人に1枚の紙きれが差し入れられる。 そこには彼が見たこともない文字が並んでいる。 これは数学記号の並びなのだが、一般人の彼にしてみれば、 それは「★△◎∇☆□」といった記号の羅列にしか見えない。 彼の仕事はこの記号の列に対して、新たな記号を書き加えてから、 紙きれを外に返すことである。 どういう記号の列に、どういう記号を付け加えればいいのか、 それは部屋の中にある1冊のマニュアルの中に全て書かれている。 例えば"「★△◎∇☆□」と書かれた紙片には 「■@◎∇」と書き加えてから外に出せ"などと書かれている。 彼はこの作業をただひたすら繰り返す。 外から記号の羅列された紙きれを受け取り (実は部屋の外ではこの紙きれを"質問"と呼んでいる)、 それに新たな記号を付け加えて外に返す (こちらの方は"回答"と呼ばれている)。 すると、部屋の外にいる人間は 「この小部屋の中には数学を理解している人がいる」 と考える。 しかしながら、小部屋の中には一般人がいるだけである。 彼は全く数学記号が読めず、作業の意味を全く理解しないまま、 ただマニュアルどおりの作業を繰り返しているだけである。 それでも部屋の外部から見ると、数学の対話が成立している。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1674527723/60
61: 132人目の素数さん [sage] 2023/02/06(月) 20:24:54.41 ID:BPpKL3Ak >>60 この思考実験全体はコンピュータのアナロジーになっている。 すなわち小部屋全体がコンピュータを表し、 マニュアルに従って作業する一般人は、 プログラムに従って動くCPUに相当する。 この思考実験から帰結する論点は、基本的に単一のものだが、 分野によってその表現が若干異なる。 ここでは数学の部屋の思考実験についてよく議論される三つの分野、 心の哲学、数理哲学、人工知能の哲学からの表現を述べる。 心の哲学からこの実験を見ると、これは心身問題に対する立場の一つ、 機能主義に対する反論を提示している。 すなわち意識体験は機能に付随しない。機能主義は間違っている。 数理哲学の観点からの表現は、次のようになる。 数学の統語論は意味論を含まない 人工知能の哲学の観点から表現すると、次のようになる。 強い人工知能は製作不可能である。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1674527723/61
63: 132人目の素数さん [] 2023/02/06(月) 23:43:23.66 ID:kZXmsEGT >>60 1)そのja.wikipedia.の議論「中国語の部屋」(下記)は古い! 2)また、普通に英語版 en.wikipedia ”Chinese room”は、チェックしておくべきです!ww 3)さらに、そのジョン・サールの1980年に対して、いま2023年のAI時代では、昨年の「グーグルのAI「LaMDA」の“意識の存在”を巡る議論」(下記) が、ホットな話題ですよw (参考) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E8%AA%9E%E3%81%AE%E9%83%A8%E5%B1%8B 中国語の部屋(ちゅうごくごのへや、Chinese Room)とは、哲学者のジョン・サールが、1980年に “Minds, Brains, and Programs(脳、心、プログラム)” という論文の中で発表した思考実験[1]。 https://en.wikipedia.org/wiki/Chinese_room Chinese room The Chinese room argument holds that a digital computer executing a program cannot have a "mind", "understanding", or "consciousness",[a] regardless of how intelligently or human-like the program may make the computer behave. The argument was presented by philosopher John Searle in his paper, "Minds, Brains, and Programs", published in Behavioral and Brain Sciences in 1980. Similar arguments were presented by Gottfried Leibniz (1714), Anatoly Dneprov (1961), Lawrence Davis (1974) and Ned Block (1978). Searle's version has been widely discussed in the years since.[1] The centerpiece of Searle's argument is a thought experiment known as the Chinese room.[2] つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1674527723/63
72: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [] 2023/02/07(火) 11:59:06.34 ID:Gna27mNy >>71 >>アインシュタインの原理原則から物理現象を理解したいという哲学から生まれた > なぜ、アインシュタイン? 良い質問ですね なぜ、アインシュタイン? それは、>>60の「記号の羅列」とは、まさに対極でww 根本原理を追及する彼の哲学的態度を体現した人物として例示したのです アインシュタインの思考は、常に哲学的でした 失敗と言われる量子論の確率解釈に満足せず、持ち出した アインシュタイン=ポドルスキー=ローゼン(EPR)のパラドックス(下記) それも、いまでは 量子コンピュータに繋がる成功例かも (参考) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%B3 アルベルト・アインシュタイン アルベルト・アインシュタイン[† 1](独: Albert Einstein[† 2][† 3][1][2]、1879年3月14日 - 1955年4月18日)は、ドイツ生まれの理論物理学者である。ユダヤ人。スイス連邦工科大学チューリッヒ校卒業。 特殊相対性理論および一般相対性理論、相対性宇宙論、ブラウン運動の起源を説明する揺動散逸定理、光量子仮説による光の粒子と波動の二重性、アインシュタインの固体比熱理論、零点エネルギー、半古典型のシュレディンガー方程式、ボーズ=アインシュタイン凝縮などを提唱した業績で知られる。当時は"無名の特許局員"が提唱したものとして全く理解を得られなかったが、著名人のマックス・プランクが支持を表明したことにより、次第に物理学界に受け入れられるようになった。 それまでの物理学の認識を根本から変え、「20世紀最高の物理学者」とも評される。特殊相対性理論や一般相対性理論が有名だが、光量子仮説に基づく光電効果の理論的解明によって1921年のノーベル物理学賞を受賞した。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1674527723/72
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