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Interーuniversal geometryとABC予想(応用スレ)51 (1002レス)
Interーuniversal geometryとABC予想(応用スレ)51 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1610452199/
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346: 132人目の素数さん [] 2021/02/11(木) 11:17:06 ID:xRkvTpwx >>345 つづき 2. 伊原ベータ関数とその楕円類似 2.3. 楕円曲線版. 筆者が 2 回目に代数学シンポジウムで話をさせて頂いたのは,2002 年に 室蘭工科大学にて開催された第 47 回代数学シンポジウムのときであり,「楕円曲線に付随 して生じる Magnus 表現と Eisenstein 級数について」というタイトルで発表した.この ときの報告集も電子公開に至っておらないので閲覧しにくいかもしれないが,同時期に数 理研講究録 1281 (2002), 176?183 に書いた姉妹記事「楕円曲線に附随する外モノドロミー 表現とある種の Eisenstein 測度関数について」との合併英訳拡張版を 2 年前にまとめて [31] として筆者のホームページにおいてある.楕円曲線ひく1点の基本群は,射影直線ひ く 3 点の基本群と同様にトポロジカルには階数2の自由群であるが,穴の周りの局所基本 群の入り方に大きな違いがあり,アデリック・ベータ関数の類似の構成は紆余曲折をきわ めている ([34]). ここでは,現状で最良と思われるヴァージョンが,以下のように得られ ていることを簡単に報告するにとどめる.基本設定は πQ(M1,2) ? πQ(M1,1) をリフトし た楕円曲線の Weierstrass ファイバー空間 E \ {O} := {y2 = 4x3 ? g2x ? g3} と,下部パ ラメータ空間 M := {(g2, g3) | ? := g32 ? 27g23 ?= 0} である.双方の空間 E \ {O}, M は Q 上のアフィン代数多様体として考える.自然な射影 E \ {O} → M において,数論的基本 群の標準的な半直積分解と幾何的基本群の標準的な生成系を設定するのに多少骨折りが 必要である([30, §5])が,ともかくゼロ切断に接する無限小切断 w? : M 99K E \ {O} を, 局所座標 t := ?2x/y について単位ベクトルをとること,および,(原点ぬき)退化 Tate 楕円曲線の無限小埋め込み Tate(q) 99K E \ {O} を導入することで舞台設定ができる: (穴あき)Tate 楕円曲線の数論的基本群を,射影直線ひく 3 点の数論的基本群からファンカ ンペン構成で復元することで,全射準同形 πQ(E \ O) ? πQ(M) の核にあたる Tate 曲線 の幾何的基本群 π1 の標準的生成系 x1, x2, z を Im( ?w) ∩ Tate(q) を基点とするループとし て導入し,穴あきトーラスの基本群の関係式 [x1, x2]z = 1 ([x1, x2] := x1x2x?11 x?12) をみた し,かつそれらへのガロア群の作用が (χ(σ), fσ) ∈ GTd の言葉で記述される形にとれる ([28] に遡る). ここでの π1 は x1, x2 で生成される副有限自由群である. (引用終り) 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1610452199/346
347: 132人目の素数さん [sage] 2021/02/11(木) 12:01:25 ID:d6GYIY5e >>346 >楕円曲線ひく1点の基本群は, >射影直線ひく3点の基本群と同様に >トポロジカルには階数2の自由群であるが, 集合(Set)A君、ここの意味わかるかな? わからないまま写経してないかな? ブーケ(数学) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%BC%E3%82%B1_(%E6%95%B0%E5%AD%A6) 「数学における(円の)ブーケ(bouquet; 花束)は 円の集まりを一点で貼り合わせて得られる位相空間である。 ブーケは自由群に近しい関係をもち、 代数的位相幾何学において重要である。」 「二弁のブーケは「8の字」(figure eight) としても知られる。 「8の字」の基本群は(生成元)a と b で生成される自由群である。」 「n-弁のブーケの基本群は各弁に対応する n-個の生成元をもつ自由群であり、 ブーケの普遍被覆はこの自由群のケイリーグラフと同一視することのできる 無限木である」 「円板 D^2 から n-点を取り除いたもの (あるいは球面 S^2 から (n + 1)-点を取り除いたもの) の変位レトラクトは n-弁のブーケである。 このブーケの各弁は取り除いた点のそれぞれを取り囲むものである。」 「トーラス T^2 から一点を除いたものの変位レトラクトは 「8の字」(ふたつの生成円の一点和)である。 もっと一般に、種数 g の曲面から一点を除いたものの 変位レトラクトは(基本多角形の境界としての) 2g 枚の弁をもつブーケとなる。」 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1610452199/347
461: 132人目の素数さん [] 2021/02/14(日) 08:21:49 ID:auGHfbsR >>430 追加(下記が結構纏まっている) (>>345-346再録:「数論的基本群」が、”エタール”でしょう。位相的基本群とは異なる) https://mathsoc.jp/section/algebra/algsymp_past/algsymp18_files/houkokusyu/09-Nakamura.pdf グロタンディーク・タイヒミュラー理論の話題から 中村博昭(大阪大学理学研究科) 第 63 回代数学シンポジウム(於 東京工業大学,2018 年 9 月)報告集所収 1.2. 道草 (復元の話). ポイントは,P1 ひく 4 点の数論的基本群のなかに 4 つの穴の周りの局所基本群 (〜= GQ |x Z(1))として内在している4つの部分群共役類の和集合を,無数の幾何的な開部 分群(有限次被覆曲線の数論的基本群)たちのアーベル化におけるガロア表現の重みフィ ルター付け(Riemann-Weil 作用と円分作用の差)を利用することで,他の部分群から差 別化する.これができると,アーベル被覆における抜いた点の上の剰余体の系列が個々の 穴の識別つきで復元でき,Kummer 理論の簡単な議論で,J(λ) の各元が基礎体の中で乗 法的に生成する巡回部分群の三本セットが復元され,続いて穴の座標そのものを(数とし て)復元できることが分かる ([25]). (引用終り) 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1610452199/461
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