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現代数学の系譜 カントル 超限集合論他 3 (548レス)
現代数学の系譜 カントル 超限集合論他 3 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595034113/
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92: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [sage] 2020/08/02(日) 16:49:54.11 ID:NrBYtRST >>90 補足 時枝記事(>>7 ご参照)では 決定番号dなるものを使う 1.決定番号dの範囲は、有限では収まらない。1〜∞ を渡る 2.時枝のキモは、ある有限のDをうまく選ぶと、確率99/100で、D >= d とできるというもの 3.もし、決定番号dが、正規分布のように、dの大きなところで、早く減衰して、d→∞ で その頻度が0になる場合は、正則分布になり、確率計算は正当化できる 4.一方、時枝記事の決定番号dは、減衰しない。だから、非正則分布になり、確率測度として正当化できず、確率計算に使えない(∵確率の和を1に出来ないなど) 卑近な例では、>>90で説明したような、試験の点数で 点数の上限がなく、いくらでも高得点者が居るような場合 ある有限のD点を基準として、それより点数に低い人は何パーセントと言っても、いくらでも高得点者が居るような場合は、確率計算に乗りませんね 5.それを、数学的にきちん詳しくと論じているのが、mathoverflowの二人の数学Drです (>>28より再録) https://mathoverflow.net/questions/151286/probabilities-in-a-riddle-involving-axiom-of-choice Probabilities in a riddle involving axiom of choice Denis氏 Dec 9 '13 (抜粋) answered Dec 9 '13 at 17:37 Math Dr. Tony Huynh氏 ・・・If it were somehow possible to put a 'uniform' measure on the space of all outcomes, then indeed one could guess correctly with arbitrarily high precision, but such a measure doesn't exist. (引用終り) Math Dr. Tony Huynh氏も分かっている ”If it were somehow possible to put a 'uniform' measure on the space of all outcomes, then indeed one could guess correctly with arbitrarily high precision, but such a measure doesn't exist.” つまり ”If it were somehow possible to put a 'uniform' measure on the space of all outcomes”が実現できれば なのだが 'uniform' measure=一様分布 (「一様分布」は、>>67の非正則事前分布の説明に出てくるね) つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595034113/92
93: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [sage] 2020/08/02(日) 16:50:12.87 ID:NrBYtRST >>92 つづき Math Dr. Tony Huynh氏も分かっているね 時枝における、「確率測度として成り立っていない!」は、ヴィタリ集合的なものではなく、 (全事象の積分ないし和が無限大に発散する)「非正則分布になる」ので、 ”全事象の確率は1であるというコルモゴロフの確率の公理”をうまく満たすことができない ってこと Math Dr. Tony Huynh氏も分かっているねぇ〜(^^ 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595034113/93
94: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [sage] 2020/08/02(日) 16:52:24.28 ID:NrBYtRST >>92 タイポ訂正 ある有限のD点を基準として、それより点数に低い人は何パーセントと言っても、いくらでも高得点者が居るような場合は、確率計算に乗りませんね ↓ ある有限のD点を基準として、それより点数が低い人は何パーセントと言っても、いくらでも高得点者が居るような場合は、確率計算に乗りませんね 分かると思うが http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595034113/94
95: 132人目の素数さん [sage] 2020/08/02(日) 17:55:09.00 ID:Gy6y7tWX >>92 >1.決定番号dの範囲は、有限では収まらない。1〜∞ を渡る ∞は範囲ではありません d∈N (Nは自然数全体の集合) ∞∈N ではありませんから >2.時枝のキモは、ある有限のDをうまく選ぶと、 > 確率99/100で、D >= d とできるというもの まったくの誤読ですね ここまで酷い誤読は見たことがありません 時枝記事のポイントは100列のそれぞれについて 自分以外の列の決定番号の最大値D1〜D100番目の箱を選べば そのうち99箱については、自列の決定番号diに対して di<=Diという不等式を満たす、というものです http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595034113/95
96: 132人目の素数さん [sage] 2020/08/02(日) 18:00:03.08 ID:Gy6y7tWX >>92 >3.もし、決定番号dが、正規分布のように、dの大きなところで、早く減衰して、 >d→∞ で その頻度が0になる場合は、正則分布になり、確率計算は正当化できる そもそも「2.」が間違っているので無意味です >4.一方、時枝記事の決定番号dは、減衰しない。 >だから、非正則分布になり、確率測度として正当化できず、 >確率計算に使えない(∵確率の和を1に出来ないなど) そもそも箱の中身は確率変数でないので無意味です >5.それを、数学的にきちん詳しくと論じているのが、 >mathoverflowの二人の数学Drです 二人とも、数学的に不必要なことに拘ってますね そもそも箱の中身は確率変数でないということが 全く理解できなかったんですね ああ恥ずかしい 問題文が正しく読めないとこういうみっともない間違いをしでかします モンティ・ホール問題のポール・エルデーシュみたいなもんです http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595034113/96
98: 132人目の素数さん [] 2020/08/02(日) 18:34:44.52 ID:A3naNbKA >>92 >1.決定番号dの範囲は、有限では収まらない。1〜∞ を渡る 渡りませんねー 決定番号はその定義から自然数ですよ?∞なんて自然数はありません。 基本からやり直して下さいねー >2.時枝のキモは、ある有限のDをうまく選ぶと、確率99/100で、D >= d とできるというもの 全然分かってないですねー Dを上手く選んではいけませんよー kをランダムに選べば自動的にDも定まります。逆にDを上手く選ぶにはkを恣意的に選ぶしかなく、そしたら確率99/100以上は言えなくなりますよー サイコロの目を恣意的に選ぶ・・・それは八百長ですねー >3.もし、決定番号dが、正規分布のように、dの大きなところで、早く減衰して、d→∞ で その頻度が0になる場合は、正則分布になり、確率計算は正当化できる 回答者が数当てに使う決定番号は一組の (d1,d2,...,d100)ですねー これは出題者が箱を全て閉じた瞬間に定まってますよー これ一つですから分布なんてありませんよー 強いて言えば1点分布:(d1,d2,...,d100)である確率=1、それ以外の確率=0 減衰もへったくれもありませんよー >4.一方、時枝記事の決定番号dは、減衰しない。だから、非正則分布になり、確率測度として正当化できず、確率計算に使えない(∵確率の和を1に出来ないなど) 決定番号は確率変動しませんよー 出題者が箱を全て閉じた瞬間に確率1で定まりますからー 箱入り無数目の確率分布は↓の引用から分かる通りΩ={1,2,...,100}上の離散一様分布ですねー 「さて, 1〜100 のいずれかをランダムに選ぶ. 例えばkが選ばれたとせよ. s^kの決定番号が他の列の決定番号どれよりも大きい確率は1/100に過ぎない. 」 >5.それを、数学的にきちん詳しくと論じているのが、mathoverflowの二人の数学Drです 哲学先生PrussさんはDec 19に「we win with probability at least (n-1)/n. That's right.」と成立を認めてますねー 間違いに気付かれたようですねー もしPrussさんの発言を引用するならDec 19以後のものにして下さいねー 間違いに気づく前の発言の引用は無意味ですからー http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595034113/98
99: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [sage] 2020/08/02(日) 20:22:33.47 ID:NrBYtRST >>92 補足 > 2.時枝のキモは、ある有限のDをうまく選ぶと、確率99/100で、D >= d とできるというもの これ ”ある有限のD”、下記 時枝記事 にあります(^^ 時枝問題(数学セミナー201511月号の記事)より ”何らかの事情によりdが知らされていなくても,あるD>=d についてsD+1, sD+2,sD+3,・・・ が知らされたとするならば,それだけの情報で既に r = r(s)は取り出せ, したがってd= d(s)も決まり, 結局sd (実はsd,sd+1,・・・,sD ごっそり)が決められることに注意しよう.” (参考引用) 現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む80 https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1578091012/50-51 時枝問題(数学セミナー201511月号の記事) (抜粋) sとrとがそこから先ずっと一致する番号をsの決定番号と呼び,d = d(s)と記す. つまりsd,sd+1,sd+2,・・・を知ればsの類の代表r は決められる. 更に,何らかの事情によりdが知らされていなくても,あるD>=d についてsD+1, sD+2,sD+3,・・・ が知らされたとするならば,それだけの情報で既に r = r(s)は取り出せ, したがってd= d(s)も決まり, 結局sd (実はsd,sd+1,・・・,sD ごっそり)が決められることに注意しよう. (引用終り) 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595034113/99
102: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [sage] 2020/08/02(日) 22:56:53.65 ID:NrBYtRST >>92 補足 > 3.もし、決定番号dが、正規分布のように、dの大きなところで、早く減衰して、d→∞ で その頻度が0になる場合は、正則分布になり、確率計算は正当化できる ”d→∞”の範囲で、減衰を考えるのは、確率統計では普通です(^^ 確率分布で、有名な"ロングテール"というのがあります ”ベキ数が-1に近い値をとるベキ乗分布”(下記) もし、-1 ちょうどか、大きいなら、積分は発散し、非正則な分布になって、確率計算はできません (ご存知、ベキ数が-1では、その無限和は(あるいは積分は)、発散します(下記、高校数学の美しい物語 ご参照)) ベキ数が-1 より小さい場合にのみ、積分は収束し、確率計算が可能になります。 (参考) https://www.jstage.jst.go.jp/article/proce1989/55/0/55_0_121/_pdf 海岸工学論文集,第55巻(2008) 土木学会,121-125 不規則波の周期分布における対数正規性とその相似性 北野利一・喜岡渉 (抜粋) 1.まえがき 米Wired誌の編集長であるAndcrson氏が,分布の裾が 異常に長い現象を"ロングテール"と命名し,インター ネットビジネスの新たな可能性について分析して,世の 注目を集めたことは記憶に新しい(Anderson,2006). ロングテールは,ベキ数が-1に近い値をとるベキ乗分布 で表され,平均や分散などの低次モーメントが発散し, 裾が分布全体の性質を決定付ける点で見過ごせない.そ のため,物理現象としては不可解な性質を有し,経済学 で扱われるような非物理現象で検討されつつある. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A3%BE%E3%81%AE%E9%87%8D%E3%81%84%E5%88%86%E5%B8%83 裾の重い分布 (抜粋) 裾の重い分布あるいはヘヴィーテイルとは、確率分布の裾がガウス分布のように指数関数的には減衰せず[1]、それよりも緩やかに減衰する分布の総称。 また類似の用語に、ファットテイル、裾の厚い分布、ロングテール、劣指数的(subexponential)などがある。 目次 1 定義 1.1 裾の重い分布(ヘヴィーテイル) 1.2 ファットテール 1.3 ロングテール https://en.wikipedia.org/wiki/Heavy-tailed_distribution Heavy-tailed distribution つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595034113/102
111: 132人目の素数さん [sage] 2020/08/03(月) 14:01:35.78 ID:mWEkE2T9 >>106 より数学的な議論は、下記のmathoverflowです(^^; (>>92-93より) 数学的にきちん詳しくと論じているのが、mathoverflowの二人の数学Drです (>>28より再録) https://mathoverflow.net/questions/151286/probabilities-in-a-riddle-involving-axiom-of-choice Probabilities in a riddle involving axiom of choice Denis氏 Dec 9 '13 (抜粋) answered Dec 9 '13 at 17:37 Math Dr. Tony Huynh氏 ・・・If it were somehow possible to put a 'uniform' measure on the space of all outcomes, then indeed one could guess correctly with arbitrarily high precision, but such a measure doesn't exist. (引用終り) Math Dr. Tony Huynh氏も分かっている ”If it were somehow possible to put a 'uniform' measure on the space of all outcomes, then indeed one could guess correctly with arbitrarily high precision, but such a measure doesn't exist.” つまり ”If it were somehow possible to put a 'uniform' measure on the space of all outcomes”が実現できれば なのだが 'uniform' measure=一様分布 (「一様分布」は、>>67の非正則事前分布の説明に出てくるね) Math Dr. Tony Huynh氏も分かっているね 時枝における、「確率測度として成り立っていない!」は、ヴィタリ集合的なものではなく、 (全事象の積分ないし和が無限大に発散する)「非正則分布になる」ので、 ”全事象の確率は1であるというコルモゴロフの確率の公理”をうまく満たすことができない ってこと Math Dr. Tony Huynh氏も分かっているねぇ〜(^^ 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595034113/111
140: 現代数学の系譜 雑談 ◆yH25M02vWFhP [sage] 2020/08/09(日) 08:24:12.79 ID:QmjvhqAQ >>139 補足 さて、時枝をもう少し具体例に落として、考えてみよう (>>7 時枝記事(数学セミナー201511月号の記事)ご参照) (>>37の)フレシェフィルターによる、時枝の可算無限数列のシッポの同値類 (これだけでは何も新しいことは言えないが、考察の手がかりには なる) 1)簡単に2つの可算無限数列x,yで考えよう いま、具体例として、無理数の無限小数展開の小数部分を考える 10進で、各桁は0〜9の数で、この可算無限数列が得られる (例えば、π=3.14159 26535 89793・・で、小数点以下の”14159 26535 89793・・”を考えるってこと) 2)フレシェフィルターは、これだけでは何も言えないが、超準解析(ノンスタとも)と繋がっているところが良いね ”14159 26535 89793・・”の時枝の同値類を考える 例えば、先頭の有限部分を変えた ”x1,x2,x3,x4, 9 26535 89793・・”などは、その例だ(x1,x2,x3,x4・・・などは任意の実数で可) これらで、数列xとその同値類を考える 3)さて、時枝さんのやっていることは、別の数列yから、ある有限の決定番号dyを得て 問題の数列xの決定番号dxとの比較で、dx < dy となっていれば、勝ち つまり、数列xにおいて、dy+1番目より大きいシッポの数を知って、数列xの代表からdy番目の数列xの数が的中できるという 4)ところが、>>130で書いたように、決定番号はその分布が非正則。つまり、コルモゴロフの確率の公理を満たすことができない だから、P(dx < dy)=1/2 (つまり確率1/2) という計算が正当化されない 5)フレシェフィルターに戻ると、x1,x2,x3,x4・・・などは、上記のように別に 10進の 0〜9 に限らない。任意の実数で良いのだ とすると、代表のdy番目の数は、「0〜9 に限らない 任意の実数」となっている可能性が大 そういうことを、確率計算に折り込む必要があるが、それも難しい(不可能でしょ) 6)ここらを批判しているのが、mathoverflowでの二人の数学Dr Alexander Pruss 氏と Tony Huynh氏です!(>>92 ご参照) 以上 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1595034113/140
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