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現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む80 (1002レス)
現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む80 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1578091012/
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23: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2020/01/04(土) 23:47:03.65 ID:MNiodNk0 >>22 つづき 5) このシッポの先に残る係数で0にならない部分は、多項式環R[X] からはみ出す部分です この多項式環R[X] からはみ出す部分があるから、同値類内の任意の形式的冪級数においては、”Fp'=Fp-p' not∈R[X] ”となります この多項式環R[X] からはみ出すシッポの部分は、任意の同値類内の形式的冪級数Fp'=Fp-p'が、必ず持っているシッポです この多項式環R[X] からはみ出すシッポの部分は、決して空集合にはなりえない。∵ 空集合なら、Fp∈R[X] で矛盾です この多項式環R[X] からはみ出すシッポの部分は、常に可算無限長の数列を成します。∵ ∞−(n0-1)=∞だから。つまり、列の長さで、無限大の長さの数列で先頭の有限n0-1個の数を除いても、必ず∞の長さの列が残るからです。 QED お分かりかな? これ、”できる”数学科生なら理解可能だろうが、”落ちこぼれ”のあなたには理解できないかも知れないねぇ(^^ (参考) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BD%A2%E5%BC%8F%E7%9A%84%E5%86%AA%E7%B4%9A%E6%95%B0 形式的冪級数 (抜粋) 定義 A を可換とは限らない環とする。A に係数をもち X を変数(不定元)とする(一変数)形式的冪級数 (formal power series) とは、各 ai (i = 0, 1, 2, …) を A の元として、 Σn=0〜∞ a_nX^n=a_0+a_1X+a_2X^2+・・・ の形をしたものである。ある m が存在して n >= m のとき an = 0 となるようなものは多項式と見なすことができる。 形式的冪級数全体からなる集合 A[[X]] に和と積を定義して環の構造を与えることができ、これを形式的冪級数環という。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1578091012/23
24: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2020/01/04(土) 23:48:07.13 ID:MNiodNk0 >>23 つづき https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9A%E9%A0%85%E5%BC%8F%E7%92%B0 多項式環 (抜粋) 定義 体 K に係数を持つ不定元 X に関する多項式とは 総和の記号 ? を使えば、同じ多項式は p=p_mX^m+p_m-1X^m-1+・・・ +p_1X+p_0=Σk=0〜m p_kX^k と簡潔な形に書くことができる。この総和の範囲はよく省略されて、 p=Σk p_kX^k のように書くこともある。 注意すべき点として、多項式には項が有限個しかないこと -つまり十分大きな k(ここでは k > m)に関する係数 pk がすべて零であるということ- は、暗黙の了解である。 体 K に係数を持つ多項式全体の成す集合は可換環を成し、K[X] で表して、K 上の多項式環 (ring of polynomials over K) と呼ぶ。 過去スレ20 時枝再録 http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1466279209/2-7 1.時枝問題(数学セミナー201511月号の記事)の最初の設定はこうだった。 「箱がたくさん,可算無限個ある.箱それぞれに,私が実数を入れる. 私たちのやろうとすることはQのコーシー列の集合を同値関係で類別してRを構成するやりかた(の冒頭)に似ている. 但しもっときびしい同値関係を使う. 実数列の集合 R^Nを考える. s = (s1,s2,s3 ,・・・),s'=(s'1, s'2, s'3,・・・ )∈R^Nは,ある番号から先のしっぽが一致する∃n0:n >= n0 → sn= s'n とき同値s 〜 s'と定義しよう(いわばコーシーのべったり版). 念のため推移律をチェックすると,sとs'が1962番目から先一致し,s'とs"が2015番目から先一致するなら,sとs"は2015番目から先一致する. 〜は R^N を類別するが,各類から代表を選び,代表系を袋に蓄えておく. 幾何的には商射影 R^N→ R^N/〜の切断を選んだことになる. (引用終り) 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1578091012/24
27: 132人目の素数さん [sage] 2020/01/05(日) 08:37:19.51 ID:CpJpHnug >>21-25 長々と解説してるけど…その解説は肝心の 「尻尾の同値類全体に共通する尻尾がある」 の証明にはならないね 証明できるわけない だってウソだからw https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1576852086/280 同値類から取り出した有限個の列からは共通の尻尾がとれるが 無限個の列からは共通の尻尾が取り出せない場合がある! http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1578091012/27
29: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2020/01/05(日) 09:20:34.97 ID:dWKXmW0r >>27 いいんじゃね? >>21-25で言いたいことは 1.時枝の可算無限数列 は、それを係数とする形式的冪級数として捉えることができる 2.シッポの同値類で、同じ同値類に属する形式的冪級数FpとFp'の差を取って、 多項式 p'=Fp-Fp' で、p'∈R[X] (多項式環)で、n0-1次多項式 ができる 3.Fpを同値類の代表とする 時枝のいう決定番号dは、d=n0です (参考) スレ20 https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1466279209/3 3 自分:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む[sage] 投稿日:2016/06/19(日) 04:51:43.66 ID:suG/dCz5 [3/23] (抜粋) 各類から代表を選び,代表系を袋に蓄えておく. 幾何的には商射影 R^N→ R^N/〜の切断を選んだことになる. 任意の実数列S に対し,袋をごそごそさぐってそいつと同値な(同じファイパーの)代表r= r(s)をちょうど一つ取り出せる訳だ. sとrとがそこから先ずっと一致する番号をsの決定番号と呼び,d = d(s)と記す. (引用終り) 4.このように考えると 決定番号dの大小比較は、2つの形式的冪級数(代表の級数と問題の級数と)の差の対抗式pの次数n0に直して考えることができ 非常に考え役成るのです 5.私は、一つの同値類には、固有のシッポが存在すると考えています。同値類内の形式的冪級数たちは、その固有のシッポを共有する 証明はしません。時枝では得に使いませんから。証明など、横道にそれるだけ でも、一般に同値類には、そういう”不変量”みたいなのが、あることが多いことだけを指摘しておきます(下記) (参考) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8C%E5%80%A4%E9%A1%9E 同値類 (抜粋) 不変量 〜 が X 上の同値関係で P(x) が,x 〜 y であるときにはいつでも,P(y) が真ならば P(x) が真であるような,X の元の性質であるとき,性質 P は 〜 の不変量,あるいは関係 〜 のもとで well-defined であるといわれる. http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1578091012/29
163: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [] 2020/01/07(火) 21:13:49.75 ID:b2sufDWR >>161 どうも。スレ主です。 1.形式的冪級数は、一般には、「代入」は意味を持たない。無限個の和が出てきてしまうからである。(下記ご参照) 2.しかし、特殊ケースで、「代入」が意味を持つ 3.例えば、 形式的冪級数 Σn=0〜∞ anX^n=a0+a1X+a2X^2+・・・を、十進小数にしてみよう 4.X=1/10を代入し、係数an には0から9までの整数を入れる 例えば、a0=3, a1=1, a2=4, a3=1, a4=5, a5=9・・・ 5.それは 3+ 1/10+ 4/10^2+ 1/10^3+ 5/10^4+ 9/10^5・・・ であって、3.14159・・・と円周率πを表わすことができる 6.この例において、多項式なら、あるanより後の係数 例えば、n=3から後を0と考えることができる a0=3, a1=1, a2=4, a3=0, a4=0, a5=0・・・ である 7.これは、多項式p(X)=a0+a1X+a2X^2 を表わす X=1/10を代入して、p(1/10)=3+1/10+4/10^2=3.14となる 8.繰返すが、下記にあるように 多項式は、無限の項を持つ形式的冪級数の特殊なものと捉えることができる 即ち、”つまり十分大きな k(ここでは k > m)に関する係数 pk がすべて零である” 形式的冪級数と考えれば良いのだ 9.そうすれば、”多項式環 ⊂ 形式的冪級数環 ”と理解することができるのだ 10.なお、多項式”環”として、環を強調していることには意味があって、 多項式自身は有限n次の式ではあるけれども ”環”であるから、m次式とn次式との積はmn次式となり、それは”環”要素の「多項式の次数に上限が無い」ことを意味する つまり、「多項式の次数に上限が無い」ことを強調するために、多項式”環”として強調しているのだった 以上 (>>23より) (参考) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9A%E9%A0%85%E5%BC%8F%E7%92%B0 多項式環 (抜粋) 注意すべき点として、多項式には項が有限個しかないこと -つまり十分大きな k(ここでは k > m)に関する係数 pk がすべて零であるということ- は、暗黙の了解である。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1578091012/163
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