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現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む78 (1002レス)
現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む78 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1571400076/
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537: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [] 2019/11/05(火) 23:16:30.43 ID:xncsEi2P >>536 つづき 秘話“悪魔の川”“死の谷”…苦難の道のり 吉野さんは、当時の苦しい心境を、まるで「悪魔の川」を渡るようだったと振り返っています。実は、吉野さんは入社以来、3つの開発プロジェクトに取り組みながら、いずれも失敗。追い込まれていました。 そんなとき、ある論文が目に留まりました。もう1人の受賞者、グッドイナフ博士たちのアイデア。 リチウムの代わりに、燃えにくい「コバルト酸リチウム」を電極に使うというものでした。吉野さんは、このアイデアを採用した電池を開発。 しかし、もう一方の電極を何にするのか、課題が残りました。吉野さんが目をつけたのは「カーボン」でした。実は、カーボンと一口に言っても、分子構造はさまざまです。どの構造が最適なのか、吉野さん自身が全国の企業を訪ね歩き、サンプルを集めて、一つ一つ試していきました。 吉野彰さん 「あちこち行きましたよ。200〜300種類ぐらい評価したと思いますけどね。軒並みダメでしたね。」 ある日、自社で新しいカーボンが開発されたと聞き、早速試します。すると、安定した性能を示し、ようやくリチウムイオン電池の原型が完成したのです。 そして今年。リチウムイオン電池は、新たな用途に力を発揮しました。 千葉県鋸南町(きょなんまち)の小学校です。先月の台風15号で避難所となりました。 地域全体が停電に見舞われる中、この蓄電池が活躍しました。太陽光パネルから発電した電気を蓄えていたおかげで、5日間、電源を確保することができました。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1571400076/537
538: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [] 2019/11/05(火) 23:18:11.91 ID:xncsEi2P >>537 つづき 吉野さん:普通、基礎研究というのは、大体1人か2人で大体2年間ぐらい少しやってみるわけですね。 当初、考えていたような結果が出るかどうかを見て、その先、継続するか、そこでやめて次のテーマに移るか、大体2年ごとに見ていくわけなんですね。 私がリチウムイオン電池の研究をするまでに3つ、ほかのテーマでやりました。ということは、3つは見事に失敗しましたということですね。 ただ、失敗というのは当然、失敗の原因がありますから。技術が未熟だったのか、マーケットの読みが甘かったのか、その辺に当然、反省がありますからね。 次は、その辺をうまくやっていくとか、いろいろ考えながら、4度目あたりになりますと知恵もついてきますので。過去の失敗を教訓にね。 それで、研究をどういうふうに進めていくと100万分の1の確率が当たるかどうかが、なんとなく見えてきましたということになる。 武田:サラリーマンとしてはプレッシャーもお感じになりますよね。周りや上司からも、早く成功を出せと言われたんじゃないですか? 吉野さん:基本的に確率の低い仕事ですので、それでめげていたら続きませんのでね。 武田:「死の谷」を乗り越えるためには、例えば、ライバル企業に協力を仰ぐこともあったと伺っていますけれども、相当な決断じゃないですか? 吉野さん:そうなんですけど。旭化成は材料メーカーなものですから、電池の事業を考えたら、どうしても素人なものですから、お互い、社内で議論しても答えが出てこないわけですよ。 そうすると、意外に素直に第三者の意見を聞いてみようじゃないのという。そういうことは非常にやりやすかったというのは、逆に非常に大きなメリットになったかもしれない。 具体的には、電池メーカーのしかるべき人を紹介していただいて、何と何を解決したらこれは本物になるよとか、いろんな適切なアドバイスをいただきましてね。 それがやっぱり「死の谷」を乗り越えられた大きな要因だったと思います。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1571400076/538
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