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現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む77 (1002レス)
現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む77 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1568026331/
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89: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/09/13(金) 08:04:42.51 ID:Ct8Lh9wH >>84 >フォン・ノイマン宇宙自体は推移的であっても >フォン・ノイマン宇宙の全ての集合が推移的なわけではない 意味分かんねー(^^ ”フォン・ノイマン宇宙の全ての集合が推移的なわけ”ですよね ∵ フォン・ノイマン宇宙は、「0に冪集合の演算を有限回、あるいは超限回繰り返して得られる集合全体のクラス」 (参考) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E5%89%87%E6%80%A7%E5%85%AC%E7%90%86 正則性公理 (抜粋) V=WF ここで、Vはフォン・ノイマン宇宙を指し、WFは0に冪集合の演算を有限回、あるいは超限回繰り返して得られる集合全体のクラスを指す。 ZF公理系の他の公理系から得られる種々の集合演算(対集合、和集合、冪集合) の結果としての集合は常にWF内に含まれるため、V=WFの仮定は全ての集合を0に通常の集合演算を施すことによって得られるものだけに制限することを主張している。 したがって、例えばx={x}のような集合やx∈yかつy∈xなる集合は正則性の公理の下では集合にはなり得ない。 WFは通常の集合演算に関して閉じているため、ZF公理系から得られる全ての真なる命題がZF公理系においても真となることが分かる。 このため、WF内で通常の数学を展開できることが知られている。 実際、x={x}のような集合の存在はZF公理系からは独立だが、数学を展開する上でこのような集合が現れることはない。 その一方で、正則性の公理は必ずしもZF公理系を拡張するために必要なものではないが、ZF公理系と他のいくつかの命題が独立であることを証明する際にその効果を発揮する。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%8E%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%83%B3%E5%AE%87%E5%AE%99 フォン・ノイマン宇宙 (抜粋) 数学の集合論とその周辺分野において、フォン・ノイマン宇宙 Vとは、遺伝的整礎集合全体のクラスである。この集まりは、ZFCによって定義され、ZFCの公理に解釈や動機を与えるためにしばしば用いられる。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1568026331/89
90: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/09/13(金) 08:05:11.37 ID:Ct8Lh9wH >>89 つづき http://www.math.tsukuba.ac.jp/~tsuboi/und/14logic3.pdf 数理論理学II Akito Tsuboi 筑波大 (抜粋) P11 1.3 順序数 整列順序の全体は(大きすぎて)集合にはならない.X と順序同型 なものたち全体に限っても集合ではない.したがって,素朴集合論における通 常の構成法は厳密な議論には相応しくないので,別の構成法を考えなくてはな らない. 基本的な考え方は,∈ がその上で整列順序になる集合たちのクラスを上手に 定義して,それに属する集合を順序数として定義することである. 以下では,集合論の公理を仮定する. 定義18. 1. x が推移的である(Trans(x)) とは,∀y∀z(z ∈ y ∈ x → z ∈ x) となることである. (引用終り) 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1568026331/90
91: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/09/13(金) 08:07:26.32 ID:Ct8Lh9wH >>85 >おまえは{}、{{}}、{{{}}}の三者を >どうベン図で書くつもりだ? 大中小の丸でいいでしょ 三重丸で {}は小丸、{{}}は中丸、{{{}}}は大丸 (>>90より) http://www.math.tsukuba.ac.jp/~tsuboi/und/14logic3.pdf 数理論理学II Akito Tsuboi 筑波大 (抜粋) P11 1.3 順序数 以下では,集合論の公理を仮定する. 定義18. 1. x が推移的である(Trans(x)) とは,∀y∀z(z ∈ y ∈ x → z ∈ x) となることである. (引用終り) 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1568026331/91
103: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/09/13(金) 21:40:46.51 ID:Ct8Lh9wH >>102 ”Eureka GAP”さんのPDFね〜w(^^ ”Eureka GAP”さん、どこかで聞いたことがあると思ったら 過去スレで取り上げた記憶があるなー おサルは、 1)それ、「日本の大学を卒業後アメリカへ留学して数学科の大学院生をやっています。専門は集合論です」 て、知って引用しているかなーw(^^ 2)それ、「ずいぶん前に公開した「順序数と基数」がtypoがひどすぎると指摘されていたので、GWを使って修正しました。 内容はほとんど変わっていませんが、修正したおかげで読めるようになったと思います。 集合論自体には興味ないけど、順序数と基数の基本的な事実だけ知りたいよーというような人が参照できるように書いてあります」 て、知って引用しているかなーw(^^ まあ、大学教員のPDFじゃないってことは、よく認識しておいた方がいいだろうなー そんなことも知らずに、落ちているPDFを無批判に引用したんだろうと、推測いたしますw(^^; まあ、おサルだからなー (参考) https://eurekagap.jimdofree.com/ Eureka GAP 2018/12/04 ようこそ、ここはEureka GAPのホームページです! 日本の大学を卒業後アメリカへ留学して数学科の大学院生をやっています。専門は集合論です。 2018年9月、正式に数学科の大学院生になりました。 ブログは時々更新しています。他のコンテンツは後日追加していきたいと思っています。 http://eurekagap.seesaa.net/article/449980546.html GAPのブログ PDFの墓場となるべく作られましたが、特に運営方針は定まってません. 2017年05月17日 改・順序数と基数 ご無沙汰です。 ずいぶん前に公開した「順序数と基数」がtypoがひどすぎると指摘されていたので、GWを使って修正しました。 内容はほとんど変わっていませんが、修正したおかげで読めるようになったと思います。 集合論自体には興味ないけど、順序数と基数の基本的な事実だけ知りたいよーというような人が参照できるように書いてあります。 ordinals_and_cardinals.pdf https//eurekagap.up.seesaa.net/image/ordinals_and_cardinals.pdf 5/18(木) 誤植訂正 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1568026331/103
104: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/09/13(金) 21:42:05.47 ID:Ct8Lh9wH >>103 URLがNGワードとかで通らなかったので、全角に直した まあ、キーワード検索で飛んでくれ(^^; http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1568026331/104
106: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/09/13(金) 22:03:34.92 ID:Ct8Lh9wH >>99 アホバカおサルと、賢いニワトリの論争かね 楽しいね〜、フォン・ノイマン宇宙がわからんとね、おサルはw(^^ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99_(%E6%95%B0%E5%AD%A6) 宇宙 (数学) (抜粋) 数理論理学において、構造 (もしくはモデル) の宇宙(うちゅう、英: Universe)とは議論領域のことである。 通常の数学 与えられた X (カントールの場合には、 X = R) の部分集合を考えれば、宇宙は X の部分集合の集合の存在を要請する。 主要な関心が X であっても、 X よりもかなり大きな宇宙が必要とされることになる。 上記のアイデアに続いて、X の宇宙としての 上部構造 が要請される。 これは次のような再帰的構造によって定義される。 もし開始地点がちょうど X = {} ならば、数学で必要となる多くの集合は {} 上の上部構造の要素として現れる。 しかし、S{} の要素のそれぞれは有限集合であろう! 自然数のひとつひとつはそれに属すが、すべての自然数の集合 N は属さない(それは S{} の部分集合であるにもかかわらず)。 実際、X 上の上部構造はすべての遺伝的有限集合から成る。 このように、それは有限主義者の数学の宇宙と考えられる。 時代をさかのぼれば、19世紀の有限主義者レオポルト・クロネッカーはこの宇宙において仕事をしたことが思い出される。 彼は、それぞれの自然数は存在するが、集合 N(完全な無限)は存在しないと信じていた。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1568026331/106
107: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/09/13(金) 22:04:31.09 ID:Ct8Lh9wH >>106 つづき しかし、S{} は通常の(有限主義者ではない)数学者にとっては不足である。なぜなら、N が S{} の部分集合として利用可能であるとはいえ、依然として N の冪集合は利用不可能だからである。 特に、実数の任意の集合は利用不可能である。そのため、もう一度上記のプロセスを開始して S(S{}) を形成する必要があるだろう。 しかし、物事を単純に保つために、自然数の集合 N は所与として SN を形成し、N 上の上部構造をとってもよい。 これはしばしば通常の数学の宇宙であると考えられる。通常研究される数学のすべてはこの宇宙の要素を参照していると考えるということである。 例えば、普通の実数の構成(デデキントの切断)はどれも SN に属している。超準解析も自然数の超準モデル上の上部構造において行うことができる。 宇宙が関心のある任意の集合 U であった前節からの哲学のわずかな転換に注意しよう。研究される集合は、前節では宇宙の部分集合であったが、本節では宇宙の要素である。 したがって、P(SX) はブール束であるが、関連するもの SX 自体はそうではない。結果として、上部構造の宇宙を前節の冪集合の宇宙であるとみて、それにブール束とベン図の概念を直接的に適用することはまれである。 そのかわりに、個々のブール束 PA を用いて作業することができる。ここで、A は SX に属する任意の関連する集合である。 すると、PA は SX の部分集合である(そして、実際に SX に属する)。カントールの場合 X = R では特に、実数の任意の集合は利用可能ではないので、実際にもう一度上記のプロセスを開始する必要があるだろう。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1568026331/107
108: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/09/13(金) 22:05:43.05 ID:Ct8Lh9wH >>107 つづき 集合論 SNは通常の数学の宇宙であるという主張に正確な意味を与えることは可能である。すなわち、それはツェルメロ集合論のモデルである。 公理的集合論は元来1908年にエルンスト・ツェルメロによって開発された。ツェルメロ集合論は"通常の"数学を公理化することができるため、カントールによって三十年早く始められたプログラムを達成して、確実に成功した。 しかし、ツェルメロ集合論は公理的集合論および数学基礎論、特にモデル理論における他の研究のさらなる発展にとって不十分であった。 劇的な例として、上述の上部構造プロセスの記述はツェルメロ集合論においてそれ自身実行できないことが挙げられる。最終ステップとして、無限和 (infinitary union) としてのSを形成するための置換公理が必要である。 置換公理は、ツェルメロ=フレンケル集合論を形成するように1922年にツェルメロ集合論に付加された。この公理集合は今日最も広く受け入れられている。 そのため、通常の数学がSNにおいてなされるのに対し、SNの議論は"通常の"数学を越えてメタ数学の領域となる。 しかし、もし超冪集合論が持ち込まれた場合、上記の上部構造のプロセスそれ自体は明らかに超限帰納法のはじまりに過ぎない。 任意の 順序数 i に対して Vi を定義する。 Vi のすべての和集合は次のようにフォン・ノイマン宇宙 V となる。 Vi は各々すべてが集合であることに注意すること。 しかしこれらの和集合 V は固有類である。 置換公理と同時期にZFに加られた正則性公理は、すべての 集合が V に属することを主張している。 クルト・ゲーデルの構成可能集合 L と構成可能公理 到達不能基数は ZF のモデルと加法性公理を生じ、さらにグロタンディーク宇宙の集合の存在と等価である。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1568026331/108
109: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/09/13(金) 22:06:46.55 ID:Ct8Lh9wH >>108 つづき 圏論 圏論に歴史的につながる宇宙への別のアプローチの方法がある。これはグロタンディーク宇宙と呼ばれる。 大まかに言えば、グロタンディーク宇宙とは集合論の通常実行されるすべての操作を内部にもつ集合である。 例えば、グロタンディーク宇宙 U における2つの集合の和集合も U の内部にある。同様に、共通部分、順序対、冪集合などもまた U の内部にある。 これは上記の上部構造に類似している。グロタンディーク宇宙の利点は、それが実際の集合であって固有類ではないことである。 グロタンディーク宇宙の難点は、厳密さを欲するなら、グロタンディーク宇宙を捨てなければならないことである。 最も一般的なグロタンディーク宇宙 U の用途はすべての集合の圏を U で置き換えるものである。S ∈U のとき、U-large でないなら、集合S は U-small となる。 すべての U-small 集合の圏 U-Set は、すべての U-small の集合を対象として、それらの集合の間のすべての関数を射としてもつ。 対象の集合と射の集合の両方共集合であり、このことが固有類を用いることなく "すべての" 集合の圏を議論することを可能にしている。 すると、この新しい圏の観点から別の圏の定義が可能になる。例えば、すべての U-small 圏の圏は宇宙 U の内部において、すべての対象の集合と射の集合の圏の圏になる。 すると通常の集合論の独立変数が、すべての圏の圏に適用される。さらに誤って固有類に対して言及する心配もなくなる。 なぜならグロタンディーク宇宙は非常に広大であり、これはありとあらゆる数学的構造を充足させるからだ。 グロタンディーク宇宙において作業している場合、数学者はしばしば宇宙の公理を仮定する。"任意の集合 x に対し、x ∈U となるような宇宙 U が存在する。 " この公理の重要な点は、任意の集合がいくつかの U に対して U-small が検討できることである。 つまり一般的なグロタンディーク宇宙に内部で、任意の独立変数が適用されるということである。 この公理は強到達不能基数の存在と密接に関係している。 (引用終り) 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1568026331/109
110: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/09/13(金) 22:08:56.73 ID:Ct8Lh9wH >>106 (引用開始) もし開始地点がちょうど X = {} ならば、数学で必要となる多くの集合は {} 上の上部構造の要素として現れる。 しかし、S{} の要素のそれぞれは有限集合であろう! 自然数のひとつひとつはそれに属すが、すべての自然数の集合 N は属さない(それは S{} の部分集合であるにもかかわらず)。 実際、X 上の上部構造はすべての遺伝的有限集合から成る。 このように、それは有限主義者の数学の宇宙と考えられる。 時代をさかのぼれば、19世紀の有限主義者レオポルト・クロネッカーはこの宇宙において仕事をしたことが思い出される。 彼は、それぞれの自然数は存在するが、集合 N(完全な無限)は存在しないと信じていた。 (引用終り) 哀れな素人さんは、19世紀の有限主義者レオポルト・クロネッカーの生まれ変わりかw(^^; 「彼は、それぞれの自然数は存在するが、集合 N(完全な無限)は存在しないと信じていた」!! http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1568026331/110
113: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/09/13(金) 22:21:27.14 ID:Ct8Lh9wH >>103 (引用開始) ”Eureka GAP”さんのPDFね〜w(^^ おサルは、 1)それ、「日本の大学を卒業後アメリカへ留学して数学科の大学院生をやっています。専門は集合論です」 て、知って引用しているかなーw(^^ (引用終り) じゃ、こちらもPDFをばw(^^; 下記の、渕野昌先生 「フォン・ノイマンと公理的集合論」 「現代思想」2013 年8月増刊号 これは、数学徒以外の一般読者対象なので おサルにも読めるだろうw(^^ https://researchmap.jp/read0078210/ researchmap 渕野 昌 https://researchmap.jp/?action=cv_download_main&upload_id=212150 フォン・ノイマンと公理的集合論 (1)渕野昌(Saka´e Fuchino) 28. Mai 2017 以下の文章は、 「現代思想」2013 年8月増刊号に,渕野昌,フォン・ノイマンと公理的集合論(2013), 208?223. として収録された論説である。 雑投稿/校正後の加筆訂正も含まれている。 誌掲載版では紙数の制限などのために削除した部分も再収録した。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1568026331/113
118: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/09/13(金) 23:20:51.48 ID:Ct8Lh9wH >>99 (引用開始) >>89 >”フォン・ノイマン宇宙の全ての集合が推移的なわけ”ですよね これはヒドイwww 答えは否 最も簡単な反例{{{}}}は既にしめした 理解できない?頭悪すぎだろ? (引用終り) フォン・ノイマン宇宙Vの中に、"推移的"ではない、つまり、反例があるとねw もし、それが本当なら、論文1本かけるぜw(^^ おサルの集合論は、面白いな(;p (参考) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8E%A8%E7%A7%BB%E7%9A%84%E9%9B%86%E5%90%88 推移的集合 (抜粋) 集合論において、集合 Aが推移的であるとは、 ・x ∈ Aかつy ∈ x、ならばy ∈ A もしくは、同じ意味であるが ・x ∈ AかつxがurelementでないならxはAの部分集合である。 ということ。 同様にクラスMが推移的であるとは、Mの要素は全てMの部分集合であることをいう。 例 ジョン・フォン・ノイマンによる順序数の定義を用いると、順序数は遺伝的に推移的な集合として定義される すなわち、順序数は推移的集合でその要素も全て推移的で(よって順序数でも)ある。 フォン・ノイマン宇宙 Vや 構成可能宇宙 L の構成の際に現れる Vα や Lαといった全ての階層も推移的集合である。 宇宙 L と V もそれ自体推移的クラスである。 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1568026331/118
119: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/09/13(金) 23:21:51.22 ID:Ct8Lh9wH >>118 つづき https://en.wikipedia.org/wiki/Urelement Urelement (抜粋) In set theory, a branch of mathematics, an urelement or ur-element (from the German prefix ur-, 'primordial') is an object that is not a set, but that may be an element of a set. Urelements are sometimes called "atoms" or "individuals." Contents 1 Theory 2 Urelements in set theory 3 Quine atoms Urelements in set theory The Zermelo set theory of 1908 included urelements, and hence is a version we now call ZFA or ZFCA (i.e. ZFA with axiom of choice).[1] It was soon realized that in the context of this and closely related axiomatic set theories, the urelements were not needed because they can easily be modeled in a set theory without urelements.[2] Thus, standard expositions of the canonical axiomatic set theories ZF and ZFC do not mention urelements. (For an exception, see Suppes.[3]) Axiomatizations of set theory that do invoke urelements include Kripke?Platek set theory with urelements, and the variant of Von Neumann?Bernays?Godel set theory described by Mendelson.[4] In type theory, an object of type 0 can be called an urelement; hence the name "atom." つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1568026331/119
120: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/09/13(金) 23:23:14.89 ID:Ct8Lh9wH >>119 つづき Adding urelements to the system New Foundations (NF) to produce NFU has surprising consequences. In particular, Jensen proved[5] the consistency of NFU relative to Peano arithmetic; meanwhile, the consistency of NF relative to anything remains an open problem, pending verification of Holmes's proof of its consistency relative to ZF. Moreover, NFU remains relatively consistent when augmented with an axiom of infinity and the axiom of choice. Meanwhile, the negation of the axiom of choice is, curiously, an NF theorem. Holmes (1998) takes these facts as evidence that NFU is a more successful foundation for mathematics than NF. Holmes further argues that set theory is more natural with than without urelements, since we may take as urelements the objects of any theory or of the physical universe.[6] In finitist set theory, urelements are mapped to the lowest-level components of the target phenomenon, such as atomic constituents of a physical object or members of an organisation. (引用終り) 以上 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1568026331/120
124: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/09/13(金) 23:39:13.97 ID:Ct8Lh9wH >>118 追加 まあ、ご参考 ・フォン・ノイマン宇宙「整礎的集合から得られたでかい領域」 ・構成可能宇宙「人間に扱える有限モデルに行き着く領域」 下記でも,見て下さい (参考) https://www.practmath.com/universe/ 実用的な数学を 2019年4月26日 投稿者: TAKAN 宇宙 Universe (抜粋) 目次 ・議論領域「宇宙の本質に当たる概念で、より広い意味」 ・グロタンディーク宇宙「集合論で作れる最大の大きさ」 ・フォン・ノイマン宇宙「整礎的集合から得られたでかい領域」 ・構成可能宇宙「人間に扱える有限モデルに行き着く領域」 フォン・ノイマン宇宙 Von Neumann || 直観でわかるものを全部集めてみました これは『順序数』基準で作られた「宇宙」になります。 『順序数』由来なんで、かなり直観に近いです。 「順序数」で作られてるんで、 作られ方は基本的に『順序数』と一緒です。 初期値はいつもの『空集合』。 V_0=Φ 『順序数』由来なんで『宇宙 V 』はクラスになります。 それも「真のクラス」です。集合じゃありません。 ただ、その要素になる『 V_α 』は集合です。 定義自体が『整礎的集合』なんで、ちゃんと中身が全部わかります。 構成可能宇宙 Costructible || 人間が扱えるものだけ集めてみました 恐らく考え得る限り『最小の宇宙』がこれ。 基本は↑の「フォン・ノイマン宇宙」と同じで、 2 番目の「後者」の規則に条件が加わっています。 その制約の本質が『人間に扱えるように』という感じ。 『後者』について「フォン・ノイマン宇宙」と違う点は、 略 これでどうして人間に扱える程度になるかは、別記事で。 ちょっとどころじゃない長さになるので小分けになるかと。 雰囲気だけ伝えるとするなら、 濃度が決まってるものの内側に納まってる上で、 更には『有限』の長さで定義できることが確定している、みたいな。 (レーヴェンハイム・スコーレムの定理などが理由) だから、人間に扱える程度の大きさになっている、みたいな感じ。 いわゆる「帰納的に定義できる」とか、そんなです。 通例では、『構成可能宇宙』は「 L 」と表されます。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1568026331/124
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