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現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む71 (1002レス)
現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む71 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1561208978/
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282: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/06/25(火) 23:35:31.91 ID:Z88Lzyyd >>270 補足の補足 1)下記有限単純群の分類で、素数位数の巡回群 Cp以外の単純有限群は、素数位数ではなく、必ず非可換であり、正規列が存在しないから、非可解である 2)下記S5の部分群で、位数30、40の部分群は存在せず、位数20の部分群は、A5の最大位数の部分群である https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%89%E9%99%90%E5%8D%98%E7%B4%94%E7%BE%A4%E3%81%AE%E5%88%86%E9%A1%9E 有限単純群の分類 有限単純群の分類 (classification of the finite simple groups) とは、数学において全ての有限単純群を4つの大まかなクラスへと分類する定理である。 分類定理 ― 全ての有限単純群は以下の群のいずれかと同型である: ・以下3つの無限個クラスの群: ・素数位数の巡回群 Cp ・次数5以上の交代群 An ・リー型の単純群 ・26の散在型単純群(英語版) ・ティッツ群(英語版) 2F4(2)′ - リー型の群や27番目の散在型単純群に分けられることもある http://www.isc.meiji.ac.jp/~kurano/soturon/ronbun/08kurano.pdf Sn (n = 3, 4, 5) の部分群の分類 明治大学理工学部数学科 赤沼 浩之 堀部 昌裕 若杉 瞳 2009 年 2 月 25 日 S5の部分群 位数30、40の部分群は、存在しない 位数24の部分群は、S5の部分群ではあるが、A5の部分群ではない 位数20の部分群は、A5の最大位数の部分群である 注:S5は5次対称群、A5は5次交代群 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1561208978/282
292: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/06/26(水) 07:03:22.29 ID:gzRimqjp >>282 訂正 (>>276のご指摘により) 2)下記S5の部分群で、位数30、40の部分群は存在せず、位数20の部分群は、A5の最大位数の部分群である ↓ 2)下記S5の部分群で、位数30、40の部分群は存在せず、位数10の部分群はA5中の最大位数の部分群で可解、よって位数20の部分群がS5中で最大位数の可解な部分群である(>>291ご参照) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1561208978/292
293: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/06/26(水) 07:35:25.69 ID:gzRimqjp >>282 補足 http://www.isc.meiji.ac.jp/~kurano/soturon/ronbun/08kurano.pdf Sn (n = 3, 4, 5) の部分群の分類 明治大学理工学部数学科 赤沼 浩之 堀部 昌裕 若杉 瞳 2009 年 2 月 25 日 この中で、P4 ”定理 1.1 (バーンサイドの定理) 位数が (p^a)(q^b) (p,q は異なる素数) の群は可解群である。 この定理により、位数が異なる3つの素数で割り切れない群は可解群であることがわかる。 よって S3、S4 の部分群はすべて可解群であり、S5 の部分群で可解群である可能性があるものは、位数 30、60、120 の群である。 逆に、D(A5) = A5 であるから、確かに、A5 と S5 は可解群ではない。” ここ記述が不正確であり、間違っているね 1) 位数が異なる3つの素数で割り切れない群は可解群であることがわかる。 ↓ 位数が異なる3つ以上の素因数を含まない群は可解群であることがわかる。 だね(不正確) ∵ >>249より ・群が可解にならないためには、以下の条件を満たす必要があることが分かった。 1)位数が偶数であること。 2)位数を素因数分解したときに相異なる3つ以上の素因数が含まれ、かつそのうち少なくとも1つは指数が2以上になること。 だから あと、蛇足だが、p,q が奇素数なら、位数 (p^a)(q^b)は奇数になるので、位数が奇数の場合:Feit-Thompsonの定理 により、可解 2) S5 の部分群で可解群である可能性があるものは、位数 30、60、120 の群である。 ↓ S5 の自明でない部分群で、位数20の群が可解群である。しかし、位数20の群は、正規部分群ではない。位数 30の部分群は存在しない。60の群は対称群A5である でしょうね(^^ 3) ”逆に、D(A5) = A5 であるから、確かに、A5 と S5 は可解群ではない。” ここ、「A5 と S5 は可解群ではない」の理由付けをしたかったみたいだね だが、”可解群の定義=正規列を持つ” から説き起こせば、正確に書けたろう 追記:P5 ”Sn の交換子群 D(Sn) ”とあるので、”D(A5) = A5”は交換子群の話(D(A5) の定義を最初に書かないと(^^ ) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1561208978/293
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