[過去ログ]
現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む70 (1002レス)
現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む70 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1560684578/
上
下
前次
1-
新
通常表示
512バイト分割
レス栞
抽出解除
レス栞
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索
歴削→次スレ
栞削→次スレ
過去ログメニュー
リロード規制
です。10分ほどで解除するので、
他のブラウザ
へ避難してください。
714: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/06/20(木) 22:33:39.66 ID:LBGV1Ndl >>677-679 どうも。スレ主です。 >現代と問題意識が違うこともあるが、確かに「よくこんなこと短期間に考えたな」という天才の煌きがある。 確かにね それについては、下記などが参考になる http://peng225.hatenablog.com/entry/2018/01/25/200421 ペンギンは空を飛ぶ 2018-01-25 5次方程式の解を巡る旅 〜既約多項式のGalois群編〜 (抜粋) Frobenius群 F20 位数20 Frobenius群Gに対してKとG/Kは常に巡回群になることが知られている。このような性質を持つ群をメタ巡回群と呼ぶ[6]。すなわち、Frobenius群はメタ巡回群であると言える。 F20 の全体像 https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/p/peng225/20180121/20180121162728.png F20 は2つの置換σ=(1,2,3,4,5), τ=(2,3,5,4)によって生成されるので、全ての元をσ, τの積として表現している。 次回はいよいよ可解な5次方程式の核心に迫っていこうと思う。 (引用終り) ”メタ巡回群”:エム・ポストニコフのガロア理論では、これ https://en.wikipedia.org/wiki/Metacyclic_group Metacyclic group Cox ガロア本では、one dimensional affine linear group 彌永本、守屋本も、線形群と書いてあったような?? https://books.google.co.jp/books?id=96P8lsAF7fcC&pg=PA424&lpg=PA424&dq=one+dimensional+affine+linear+group+AGL&source=bl&ots=CnO_C5cYiq&sig=ACfU3U09rqgADgC5aqMXpTUadldvL7gjIA&hl=ja&sa=X&ved=2ahUKEwii1MPli_jiAhWJvLwKHZw3BCwQ6AEwBHoECC4QAQ#v=onepage&q=one%20dimensional%20affine%20linear%20group%20AGL&f=false https://books.google.co.jp/books?id=96P8lsAF7fcC&printsec=frontcover&dq=isbn:1118031334&hl=ja&sa=X&ved=0ahUKEwjW-9ibjPjiAhWrLqYKHQY8DUUQ6AEIKTAA#v=onepage&q&f=false Galois Theory David A. Cox - 2011 - ?Mathematics つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1560684578/714
715: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/06/20(木) 22:34:16.35 ID:LBGV1Ndl >>714 >>714 つづき >ガウスの"Disquisitiones Arithmeticae"の >第7章: 円の分割を定める方程式 >がまさしくガロア理論の雛型になっているという事実は知る人ぞ知る。 https://www.sugakushobo.co.jp/903342_26_mae.html 数学書房選書6 ガウスの数論世界をゆく 正多角形の作図から相互法則・数論幾何へ 栗原将人 著/桂利行・栗原将人・堤誉志雄・深谷賢治 編 2017年1月 (抜粋) ガウスは自分の理論をその後,円の分割の理論として,1801年に出版された 「数論研究」(Disquisitiones Arithmeticae2))[1]の第7章で詳しく展開した. この「数論研究」はその後の数学の流れを作りあげる真に革新的な本であった. この後,アーベルもガロアもディリクレもこのガウスの本を徹底的に研究することによって自分の数学を作っていくのである.たとえば,ガロア理論(どのような方 程式が根号を使って解くことができるか,ということを含む理論)の最初のアイディアは,まさにこのガウスによる円の分割の理論から抽出されたのである. 19 世紀の数学の爆発的発展は,ガウスの「数論研究」に始まったと言ってよく,ガウスの理論は数学の大鉱脈,大金鉱だったのだと言える. http://hooktail.sub.jp/contributions/galoire3.pdf 響きあうガロアとガウス 上野孝司 2016 年 4 月 17 日 つづく http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1560684578/715
728: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/06/21(金) 06:48:16.39 ID:/EBmWqgW >>714 補足 ・Cox ガロア本は、和訳も出ている。私は両方持っているが ・エム・ポストニコフのガロア理論は、第八節まで扱っている ・ガロア原論文を扱った本は、守屋本、倉田本、彌永本、最近出たので金重明本(ガロアの論文を読んでみた (岩波科学ライブラリー))などがある ・大学の数学科図書館なら、いずれもあると思われる http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1560684578/728
742: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/06/21(金) 07:38:45.61 ID:/EBmWqgW >>734 (引用開始) >他根が任意の二根の有理式で表せる方程式は >五次以上の方程式でも解ける だから、5次以上の方程式で、代数的に解けないものは 他根が任意の二根の有理式で表せない、ということ ただの対偶 (引用終り) バカが釣られて、事実誤認! ”素数p次”の既約方程式でしょ!(^^ あららのら 重要な要件の見落としw 単に、”五次以上の方程式”としたら、結論”他根が任意の二根の有理式で表せる”は導けないでしょ、きっと ここらは、Coxでも読め(>>714ご参照)! http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1560684578/742
785: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/06/21(金) 19:11:04.66 ID:o8Z+eAtR >>781-782 哀れな素人さん、どうもスレ主です。 >僕は第一論文の第七節までは何とか自力で理解した。 >しかし第八節がどうも理解できなかったの まあ、易しい説明も難しいので、難しくいうと 1)下記のシローの定理を使うのが、数学の筋としては一番すっきりしていると思います 2)p=5に限って説明します 3)5次方程式の一般の場合、ガロア群はS5(5次対称群)で位数120.。これはすぐA5(5次対称群)に落とせて、位数60 4)さて、5次方程式の特殊の場合で可解になるのは、2項方程式 x^5=a で、一つの根はx=a^(1/5) (当然だが、a^(1/5)は有理数ではないとする) この場合、位数5の巡回群になる(ここらは、群論の初歩で、ガロアも当然知っていた) 5)問題は、A5(5次対称群)位数60の部分群で、これを群Bと名付けると、群B⊃C5(位数5の巡回群)で、最大の群は何か? つまり、繰り返すが、A5の部分郡かつC5(位数5の巡回群)を含む、最大の群Bは何か? 6)これを、結論を言えば、5次では>>714になる あとは、一般の素数pでどうなるかですね(^^ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%AE%9A%E7%90%86 シローの定理 (Sylow theorems) (抜粋) 素数 p に対し、群 G のシロー p-部分群とは、G の極大 p-部分群である、つまり、p-群である(任意の元の位数が p の冪である)であるような G の部分群であって、G の他のどんな p-部分群の真部分群でないようなものである。与えられた素数 p に対するすべてのシロー p 部分群の集合を Sylp(G) と書くことがある。 シローの定理はラグランジュの定理の部分的な逆を主張する。ラグランジュの定理は任意の有限群 G に対して G のすべての部分群の位数(元の個数)は G の位数を割り切るというものであり、シローの定理は有限群 G の位数の任意の素因数 p に対して G のシロー p 部分群が存在するというものである。 有限群 G のシロー p 部分群の位数は、n を G の位数における p の重複度として、pn であり、また位数 pn の任意の部分群は G のシロー p 部分群である。 (与えられた素数 p に対して)群のシロー p-部分群は互いに共役である。与えられた素数 p に対して群のシロー p-部分群の個数は mod p で 1 と合同である。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1560684578/785
812: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/06/22(土) 07:06:11.86 ID:cA6sFXL+ >>795 >>Cox和訳下巻 8章 べき根による可解性 のところ >その本持ってないんだけどネットで見れない?英語版でもいよ えーと、>>714から再録 https://books.google.co.jp/books?id=96P8lsAF7fcC&pg=PA424&lpg=PA424&dq=one+dimensional+affine+linear+group+AGL&source=bl&ots=CnO_C5cYiq&sig=ACfU3U09rqgADgC5aqMXpTUadldvL7gjIA&hl=ja&sa=X&ved=2ahUKEwii1MPli_jiAhWJvLwKHZw3BCwQ6AEwBHoECC4QAQ#v=onepage&q=one%20dimensional%20affine%20linear%20group%20AGL&f=false https://books.google.co.jp/books?id=96P8lsAF7fcC&printsec=frontcover&dq=isbn:1118031334&hl=ja&sa=X&ved=0ahUKEwjW-9ibjPjiAhWrLqYKHQY8DUUQ6AEIKTAA#v=onepage&q&f=false Galois Theory David A. Cox - 2011 - ?Mathematics リンクは二つで、どちらも、google本 前者は、キーワード付きのリンクです 前者は、長すぎて通らないかもと思って、短い後者も付けたけど、前者もOKだった 覗いてみて(^^ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1560684578/812
メモ帳
(0/65535文字)
上
下
前次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
Google検索
Wikipedia
ぬこの手
ぬこTOP
0.028s