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現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む70 (1002レス)
現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む70 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1560684578/
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29: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/06/16(日) 20:43:34.76 ID:fMFJU61m (追加) スレ67 https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1559830271/520 時枝記事の解法を抽象化した版を、引用しておきます <時枝記事の解法抽象化版> 1)可算無限数列s (s = (s1,s2,s3 ,・・・) で、数s1たちが箱に入っているとする (数学的には余計だが、時枝とのつなぎのために)) 2)ある番号から先のしっぽが一致する同値類を考える 3)ある有限の数Dを何らかの方法で決める(ここを抽象化している(^^ ) 4)(D+1) 番目から先の箱だけを開ける(数学的には、「情報を得る」ないし単に「知る」としても意味同じ) 5)同値類の代表の数列のD番目の数と、問題の数列のD番目の数が一致する確率1-ε (ここに、εはいくらでも小さくできる) となる 有限の数Dを決める方法は、時枝記事の通りでもいいし、別の方法でもいい。 選択公理を使っても使わなくてもいい。 但し、数学的に正当化できる手段でなくてはならない(例:こっそり箱を覗くなどはダメです) (反例の存在) もし、上記の<時枝記事の解法抽象化版>(ここに時枝記事も含まれる)が正しいとすると これに対する反例は、一般数学の中にいくらでも存在する(可算無限数列が取れさえすれば良いのだから(^^ ) 例えば、関数値の数列の数当て(>>193&>>197) また、形式的冪級数の係数の数当て(>>256-257) なお、時枝記事の原文は下記 (参考) 時枝記事アスキー版 スレ47 https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1512046472/18-25 なお、これによって、スレ68で「時枝は不成立」という結論で、決着しました \(^^)/ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1560684578/29
47: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/06/17(月) 06:03:53.27 ID:KoO3rCtx >>29 補足 (引用開始) <時枝記事の解法抽象化版> 1)可算無限数列s (s = (s1,s2,s3 ,・・・) で、数s1たちが箱に入っているとする (数学的には余計だが、時枝とのつなぎのために)) 2)ある番号から先のしっぽが一致する同値類を考える 3)ある有限の数Dを何らかの方法で決める(ここを抽象化している(^^ ) 4)(D+1) 番目から先の箱だけを開ける(数学的には、「情報を得る」ないし単に「知る」としても意味同じ) 5)同値類の代表の数列のD番目の数と、問題の数列のD番目の数が一致する確率1-ε (ここに、εはいくらでも小さくできる) となる 有限の数Dを決める方法は、時枝記事の通りでもいいし、別の方法でもいい。 選択公理を使っても使わなくてもいい。 但し、数学的に正当化できる手段でなくてはならない(例:こっそり箱を覗くなどはダメです) (反例の存在) もし、上記の<時枝記事の解法抽象化版>(ここに時枝記事も含まれる)が正しいとすると これに対する反例は、一般数学の中にいくらでも存在する(可算無限数列が取れさえすれば良いのだから(^^ ) 例えば、関数値の数列の数当て(>>193&>>197) また、形式的冪級数の係数の数当て(>>256-257) なお、時枝記事の原文は下記 (参考) 時枝記事アスキー版 スレ47 https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1512046472/18-25 (引用終り) もっと平たく言えば、時枝記事は 1.ある可算無限数列 s = (s1,s2,s3 ,・・・)がある 2.時枝記事の論法を適用すると、 あるDがあって、D+1から先数列のしっぽの数から Dの数sDを確率1-εで決定できるというもの εは、いくらでも小さくできるという 3.しかしながら、可算無限数列なんて、 現代数学の中ではいくらでも取れる(or 存在する) それらの可算無限数列において、 「あるDがあって、D+1から先数列のしっぽの数から、Dの数sDを確率1-εで決定できる」 なんてことになったら・・ 大学数学の教科書は、殆ど書き直しだぁ〜!w(^^ QED (^^ http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1560684578/47
272: 現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む ◆e.a0E5TtKE [sage] 2019/06/18(火) 00:25:46.33 ID:mPtHOH63 >>29 補足 <時枝記事より> 35 http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1497848835/12-18 時枝問題(数学セミナー201511月号の記事) (以下時枝記事をもう一度貼り直す。上記の時枝記事引用は、スキャナーで読み込んでOCR変換のとき誤変換が存在するので、誤記修正も含めて訂正版を再掲する。) 1.時枝問題(数学セミナー201511月号の記事)の最初の設定はこうだった。 (抜粋) 「箱がたくさん,可算無限個ある.箱それぞれに,私が実数を入れる. どんな実数を入れるかはまったく自由, もちろんでたらめだって構わない. 実数列の集合 R^Nを考える. s = (s1,s2,s3 ,・・・) 決定番号のうちの最大値Dを書き下す. いよいよ第k列 の(D+1) 番目から先の箱だけを開ける:s^k(D+l), s^k(D+2),s^k(D+3),・・・.いま D >= d(s^k) を仮定しよう.この仮定が正しい確率は99/100 列r のD番目の実数r(D)を見て, 「第k列のD番目の箱に入った実数はs^k(D)=rDと賭ければ,めでたく確率99/100で勝てる. 確率1-ε で勝てることも明らかであろう. (引用終り) (箱などは、数学外の非本質部分にすぎない) ・s = (s1,s2,s3 ,・・・)なる可算無限の数列が構成できると ・ある数Dが存在し、(D+1) 番目から先の箱だけを開け、D番目の実数を、確率1-εで的中できるという時枝記事の戦略 ・だが、s = (s1,s2,s3 ,・・・)で、 これをある関数f(x)からなる関数値だとする x1,x2,x3 ,・・・ なる可算無限の数があって、 f(x1),f(x2),f(x3) ,・・・なる可算無限の数列が構成できたとする f(xD+1)・・・なる部分の数から、f(xD)の値が、確率1-εで決まるというなら、関数論に反する ∵ f(xD)は、f(xD+1)・・・の部分とは、無関係で任意に決められるべきなのだから ・同じことは、形式的冪級数を考えても同じ s = (s1,s2,s3 ,・・・)を、形式的冪級数の係数と考えれば、 D+1・・・次の係数から、”D次の係数が確率1-εで決められる”とは、ならんよ(^^ 以上 (詳しくは、>>27-29) http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1560684578/272
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