[過去ログ] 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む18 [無断転載禁止]©2ch.net (718レス)
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3(23): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/01/15(金)22:10 ID:d++PCd/C(3/7) AAS
(まあ、時枝記事が書いていることが分からないと、スレの住人も困るだろうから)
2.続けて時枝はいう
私たちのやろうとすることはQのコーシー列の集合を同値関係で類別してRを構成するやりかた(の冒頭)に似ている.
但しもっときびしい同値関係を使う.
実数列の集合 R^Nを考える.
s = (s1,s2,s3 ,・・・),s'=(s'1, s'2, s'3,・・・ )∈R^Nは,ある番号から先のしっぽが一致する∃n0:n >= no → sn= s'n とき同値s 〜 s'と定義しよう(いわばコーシーのべったり版).
念のため推移律をチェックすると,sとs'が1962番目から先一致し,s'とs"が2015番目から先一致するなら,sとs"は2015番目から先一致する.
省8
5(4): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/01/15(金)23:14 ID:d++PCd/C(5/7) AAS
>>2-4
つくづく、数学表現に不便な板だ
上付き添え字、下付添え字が使えない
おっと訂正
>>3
∃n0:n >= no → sn= s'n とき
↓
省10
6(4): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/01/15(金)23:27 ID:d++PCd/C(6/7) AAS
>>2-5
一貫校の秀才中学生にも分かるように、「時枝解法が成り立たない」ことを解説する
記号を整備しておく
実数の集合R、有利数の集合Q、整数の集合Z
実数列の集合 R^Nにならって、有利数列の集合 Q^N、整数列の集合 Z^N
あと、一桁の整数の集合Z<1>={1,2,3,4,5,6,7,8,9}、同様に2桁の整数の集合Z<2>、・・・、n桁の整数の集合Z<n>
ついでに、n桁以下の整数の集合Z<-n>としよう。Z<-n>の濃度card(Z<-n>)≒10^n(10のn乗)だ
12(4): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/01/16(土)07:06 ID:Y3KfUbj9(3/21) AAS
>>2-4 ここで引用した時枝解法は、数学セミナー201511月号P36 時枝正「箱入り無数目」の記事からだ
さて、>>4の時枝解法をいくつかのプロセスに分けてみよう
1.箱を100列に並べる
2.列を一つ選ぶ。第k列とする。
3.第k列以外の箱を開け、各列の決定番号を決める。その最大値をDとする
4.第k列の(D+1) 番目から先の箱だけを開ける
5.開けた箱から、>>3に記載された方法で、実数列の集合 R^Nの同値類を決める
省15
14(3): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/01/16(土)07:54 ID:Y3KfUbj9(4/21) AAS
>>12の時枝解法のプロセスを別の視点から見てみよう
1.Dを決める。第k列の(D+1) 番目から先の箱だけを開ける
2.(D+1) 番目から先の箱だけで、同値類と袋内の代表r=r(S^k)が決まる(最終的には、全ての箱を開けて、決定番号 d(S^k)が確定する)
3.D >= d(S^k)に賭ける。つまり、S^k(D)=r(D)に賭ける
4.袋内の代表r=r(S^k)を取り出し、全ての箱を開けて決定番号 d(S^k)が確定し、賭けの勝敗が決まる
5.簡単に言えば、(D+1) 番目から先の箱だけで、D番目の箱を決める方法だが
6.時枝は、商集合だ射影だという。が、それ、well-defined?
省4
18: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/01/16(土)08:16 ID:Y3KfUbj9(8/21) AAS
>>11
どうも。スレ主です。
レスありがとう
>>6-9は、一貫校の秀才中学生にも分かるように、新たに書き下ろした
(基礎となる時枝解法も>>2-4に引用して)
従って、例も新しく追加した(分かり易い例として)
が、主張は、終始一貫している。時枝トリック
省2
19(2): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/01/16(土)08:45 ID:Y3KfUbj9(9/21) AAS
つづき
>>11
>何十回も同じことを言っている気がするが、時枝の戦略はそのような確率を扱わない。
>『箱の中身が属するZ<10>^Nの類を、R^Nの同値類から正しく選べるかどうかは確率的に決まる。その確率はほぼゼロである』
>スレ主はこのようなことを主張しているのだろう。
>しかしR^Nの同値関係~に矛盾がなければ、
>ある実数列(あるいは整数列)がR^N/~のどれに属するかは
省15
39(2): 2016/01/16(土)17:01 ID:AaUSB/SH(1/6) AAS
>>3-4
記事の内容を埋めたりして書くけど、スレ主が書いた文章は以下のような解釈でよい?
>4の途中から分かりにくかったけど、間違っていたら悪いな。
>2.続けて時枝はいう
>
> 私たちのやろうとすることはQのコーシー列の集合を同値関係で類別してRを構成するやりかたに
>似ている. 「いわゆる,カントールの実数の構成の手法に似たことである. 記事の都合上詳細は
省18
41(5): 2016/01/16(土)17:04 ID:AaUSB/SH(2/6) AAS
>>3-4
(>>39の続き)
>「さて本題に戻るが」, 但し「ここでは」もっときびしい同値関係を使う. 実数列の集合 R^Nを考える.
>s=(s_1, s_2, s_3, …),s'=(s'_1, s'_2, s'_3,…)∈R^Nは,ある番号nから
>先のしっぽ「いわゆる第n項」が一致する. 「換言すれば」∃n_0:n≧n_0 → s_n=s'_n のとき,
>同値「関係〜を」s〜s' と定義しよう(いわばコーシーのべったり版).
>「ここに, 任意の, 或る実数rに収束する有理コーシー列 {r_n},{s_n}∈X(r)⊂X について,
省10
42(2): 2016/01/16(土)17:05 ID:AaUSB/SH(3/6) AAS
>>3-4
(>>41の続き)
>そこで, {x_n} を商集合 X(r) の代表元とする. すると, rに対して, rに収束する実数列を考えることで,
>f({r_n})={x_n} なるような実数列 {r_n}∈R^N の全体を考えることが出来る.
>そこで, {x_n} に対して f({r_n})={x_n} なる実数列 {r_n}∈R^N の全体を f^{-1}({x_n}) とする.
>このようにして f^{-1}({x_n}) を構成することは, 任意の実数列 {x_n}∈R^N/〜 に対して出来る.
>そのようなことに注意して, R^N に選択公理を適用し, R^N のすべての元が一直線状に並んでいると見なす.
省12
44(2): 2016/01/16(土)17:07 ID:AaUSB/SH(4/6) AAS
>>3-4
(>>42の続き)
3.つづき
>問題に戻り, 閉じた「各列について可算無限個の箱が並ぶように, 可算無限個の」箱を100列に並べる.
>箱の中身は「当然」私たちに知らされていないが, とにかく第1列の「可算無限個の」箱たち,
>第2列の「可算無限個の」箱たち「, …,」 第100列の「可算無限個の」箱たちは
>100本の実数列 S^1, S^2, …, S^{100} を成す(肩に乗せたのは指数ではなく添字).
省14
45(3): 2016/01/16(土)17:09 ID:AaUSB/SH(5/6) AAS
>>3-4
(>>44の続き)
>「そのような理由から, 実数列S^kを S^1, S^2, …, S^{100} の中から任意に1つ選んだとき,
>S^kの決定番号dが他の列の決定番号「の」どれよりも大きい「換言すれば小さくない」確率は1/100に過ぎない.」
>「話を元に戻す.」 第1列〜第(k-1)列,第(k+1)列〜第100列の「それぞれについて,」
>「各列を構成する可算無限個の」箱を「選択公理をそれぞれの列に適用し」全部開ける.
>第k列の「可算無限個の」箱たちはまだ閉じたままにしておく.
省12
46: 2016/01/16(土)17:24 ID:AaUSB/SH(6/6) AAS
>>3-4
一応、>>39、>>41-42、>>44-45は、記事の内容を「」や()で
或る程度補足したので、スレ主でも分かるようになっている筈だ。
「」や()は、補ったところ。本当は、こういうときこそ、スレ主の
いつもながらのグーグルグーグルって検索しまくる手法が活躍するときなんだよ。
例えば、何らかのサイトがある筈だから、カントールの実数論とか数セミに
出てくるであろう言葉をググってみ。
省1
50(1): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/01/16(土)18:16 ID:Y3KfUbj9(19/21) AAS
>>39-46 (除く40,43)
おっちゃん、どうも。スレ主です。
いつものおっちゃんらしい、読みにくいカキコですね(^^;
でも、ありがとう
一言、>>2-4は、(分かっていると思うが)単に、数学セミナー201511月号P36 時枝正「箱入り無数目」の記事の引用だ>>12
(数学記号をアスキーベースに直すのに苦労したがね)
聞きたいのは、
省5
73: 2016/01/17(日)15:49 ID:Mq1PXxIx(3/3) AAS
>>71
>>2-4
83(2): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/01/23(土)08:17 ID:0yP4aZ6Q(3/10) AAS
>>82
二人でサイコロゲームで、E(Z) = 161/36 = 4.4722・・・で、6の2/3(=4)より大。
99人のゲームを考えたら? 当然E(Z) は大きくなる。おそらく、最大値の6に近づく
n(>100)人ゲームで、n→∞を考えたら? 最大値の6にに収束する
「確率1-ε で勝てることも明らかであろう.」>>3と時枝は書く。おそらく列の数nを増やすのだろう
そうすると、上記n(>100)人ゲームにおけると同様、決定番号Dの期待値は、その取り得る上限に近づく
これが、時枝解法の構造
省1
440(1): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/04/16(土)07:08 ID:J0MVKVI5(3/13) AAS
>>418 自己レス
”n番目の箱にXnのランダムな値を入れられて,ある箱の中身を当てようとしたって,
その箱のX と他のX1,X2,X3,・・・がまるまる無限族として独立なら,
当てられっこないではないか−一他の箱から情報は一切もらえないのだから.”
ここ、>>2の
「箱がたくさん,可算無限個ある.箱それぞれに,私が実数を入れる.
どんな実数を入れるかはまったく自由,例えばn番目の箱にe^πを入れてもよいし,すべての箱にπを入れてもよい.
省9
443(1): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/04/16(土)08:04 ID:J0MVKVI5(6/13) AAS
>>442
つづき
以前に書いたことと重複すると思うが
いま思いついた>>4の解法についての批判をかくと
>>4の100列はそのままにして
別に100列、6個ずつ、1から6の番号を振って、並べて、数字を入れる。簡単のために1桁の数とする
この別の100列を>>4の100列の先頭につける
省7
457(1): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/04/17(日)07:14 ID:qLilgWJ0(2/10) AAS
>>455
どうも。スレ主です。
レスありがとう
が、正直意味分からん
まず、時枝の記事>>2-3では、箱と袋を意識して使い分けていることに気付いているかな? 箱は数字を入れ、袋には代表を入れると
だから、>>453で”時枝問題を作り替えたって理解で良いかい?”って話を聞いたんだけど?
459(1): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/04/17(日)07:38 ID:qLilgWJ0(4/10) AAS
>>455 つづき
>(2)の方針の場合
>袋Bから取り出した代表元が(0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 0, 5, 8, 9, 7, 9, 3, ... )だったとすると
>袋Aから9回(順に1, 4, 1, 5, 9, 2, 6, 5, 3, 5)取り出せば袋Bから取り出した代表元と合わせて
> 1, 4, 1, 5, 9, 2, 6, 5, 3, 5, 8, 9, 7, 9, 3, ... という無限数列を得ることができる
>袋Bから取り出したこの代表元とシッポの部分が等しい他の代表元は袋Bに入っていないから決定番号
>を決める場合に同じ代表元を使うことが保証される
省7
469(2): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/04/17(日)15:11 ID:qLilgWJ0(8/10) AAS
>>466
どうも。スレ主です。
レスありがとう
が、正直論旨が破綻しているように見えるけど?
> 1, 4, 1, 5, 9, 2, 6, 5, 3, 5, 8, 9, 7, 9, 3, ... という無限数列を分割する場合
それを一つの例として取り上げることに異論はないが、あなたの理論は、その数列以外に一般化できるの?
その数列以外に一般化できないなら、それは数学の理論ではない
省12
488(1): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/04/23(土)08:12 ID:Cfws5qAI(4/31) AAS
>>478 どうも。スレ主です。レスありがとう
どこで行き違いになっているかよく分かるね
私の理解は違う
1.>>2に引用したように、最初の問題設定は
1)箱がたくさん,可算無限個ある.箱それぞれに,私が実数を入れる.
2)今度はあなたの番である.片端から箱を開けてゆき中の実数を覗いてよいが,一つの箱は開けずに閉じたまま残さねばならぬとしよう.どの箱を閉じたまま残すかはあなたが決めうる.
3)勝負のルールはこうだ. もし閉じた箱の中の実数をピタリと言い当てたら,あなたの勝ち. さもなくば負け.勝つ戦略はあるでしょうか?
省15
600(2): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/05/04(水)22:17 ID:vN4s28Oq(15/18) AAS
>>599 ”well defined”続き
>>3"時枝はいう
私たちのやろうとすることはQのコーシー列の集合を同値関係で類別してRを構成するやりかた(の冒頭)に似ている.
但しもっときびしい同値関係を使う.
実数列の集合 R^Nを考える.
s = (s1,s2,s3 ,・・・),s'=(s'1, s'2, s'3,・・・ )∈R^Nは,ある番号から先のしっぽが一致する∃n0:n >= no → sn= s'n とき同値s 〜 s'と定義しよう(いわばコーシーのべったり版).
念のため推移律をチェックすると,sとs'が1962番目から先一致し,s'とs"が2015番目から先一致するなら,sとs"は2015番目から先一致する.
省16
613(2): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2016/05/05(木)00:14 ID:tEqEfy29(1/18) AAS
>>607 ”well defined”続き
もう少し掘り下げてみよう
>>3で、数列のしっぽでなく、先頭の箱の数字を使って同値関係、商集合を決めるなら、すっきりしている
例えば、先頭の箱の数字を使った同値関係なら、最初の二つの箱を使った同値関係という決め方は可能だ
しかし、最初の二つの箱を使った同値類に、例えば最初の三つの箱を使った同値類を、混在させることはできない
(∵最初の三つの箱を使った同値類は、最初の二つの箱を使ったどれかの同値類にも必ず属することになり、”well defined”ではなくなる)
同じ理由で、「最初の二つの箱を使った同値類」と定義すれば、そこに他の数の箱の同値類の議論を混在させることは御法度だ
省6
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