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現代数学の系譜11 ガロア理論を読む18 [無断転載禁止]©2ch.net (718レス)
現代数学の系譜11 ガロア理論を読む18 [無断転載禁止]©2ch.net http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1452860378/
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253: 132人目の素数さん [sage] 2016/02/28(日) 00:08:26.30 ID:TRx0RPe2 >>250 > 与えられた方程式が有理数を根とする可約方程式なら、 > 根で作る有理式Vの値は有理数になってしまうわけで、 > Vを根とする既約方程式はV−q=0という式しか作れない。 > この方程式の値はVだけでV´は存在しないから、 > 結局、他の根をf(V´)という式で表わすことはできないのである。 > > だから与えられた方程式が有理数を根とする可約方程式なら補題4は > 成立しないわけで、私の言っていることは間違いではないのである。 その論理が間違いだと言っている。 >>170 > 補助定理IV > Vについての方程式を作って,その(左辺の)既約因数をとり,Vが既約方程式の根となったとしよう. > その既約方程式の根をV,V',V'',・・・とし, a=f(V)が与えられた方程式の根とすれば,f(V')も同じく与えられた方程式の根となる. 補助定理IVは 『Vを根とする既約方程式がV',V'',・・を も つ な ら ば、 f(V'),f(V''),・・・も与えられた方程式の根である』と言っているのだ。 既約方程式V-q=0に他の根V',V'',・・が存在しないからと言って補助定理IVが破れるわけではない。 言い換えると、補助定理IVは 『根Vを持つ既約方程式が存在するとき、その方程式には他の根V',V'',・・が必ず存在し、 与えられた方程式の す べ て の 根 はV',V'',・・・によって表される』 と言っているのでは な い 。 実際、与えられた方程式が有理根を2つもつ場合(重解は除く)、 >>170の構成方法に従えば (V-q1)*(V-q2)=0というVの可約方程式が得られ、その(左辺の)既約因数をとれば既約方程式が2つ作れる。 上の2つの既約方程式が根を置換したものであることに注意すると、 根a,bはf(V),f(V')という式で表されることが分かる。 >>170をよく読め。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1452860378/253
258: 132人目の素数さん [sage] 2016/02/28(日) 09:25:39.22 ID:TRx0RPe2 >>253が正しい。間違っているのは哀れな素人。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1452860378/258
261: 132人目の素数さん [] 2016/02/28(日) 09:43:21.33 ID:TRx0RPe2 >>259 お前ははっきりと間違えている。>>170をよく読めと言っただろう。 >>170 > Vについての方程式を作って,その(左辺の)既約因数をとり,Vが既約方程式の根となったとしよう. ガロアは 『Vについての方程式を作って,その(左辺の)既約因数をとり,』 と言っているのだ。 最初に作ったVの方程式が既約でなければならないとは言っていない。 それどころか、一般には可約方程式である。 ガロアはVの方程式の構成方法についてこうも言っている。 >>170 > 実際, (a,b,c,・・・,dの)すべての順列につきV-ψ(a,b,c,・・・,d) > の形のすべての式を掛け合わせれば,Vについての有理方程式が得られ, このψ(a,b,c,・・・,d)は根の一次式V=Aa+Bb+Cc+・・・のことだ。 根を置換して掛け合わせた Π{V-ψ(a,b,c,・・・,d)}=0 は一般には可約方程式である。 ガロアが言っているのは、この(左辺の)既約因数をとり、 その既約方程式を考えよ、と言っているのである。 お前はここを誤解しているからいつまでたっても理解できないのだ。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1452860378/261
267: 132人目の素数さん [] 2016/02/28(日) 11:37:48.06 ID:TRx0RPe2 >>262 > Vを根とする既約方程式はV−q=0だけだから、 > V´などは存在せず、したがって補題4は成立しないのである。 これが補題4の不成立を意味しないことはすでに説明した。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1452860378/267
273: 132人目の素数さん [] 2016/02/28(日) 16:08:03.00 ID:TRx0RPe2 >>270 > その場合はVを根とする既約方程式はV−q=0だけで、 > V´などは存在せず、他の根を表わすf(V´)に代入すべき V´が > ないのだから、補題4が成立しようがない。 もしかしてお前は『A⇒B』という命題PにおいてAが偽だったとき、 Bの真偽によらずPが真となることを知らないのか? > >>170 > 補助定理IV > Vについての方程式を作って,その(左辺の)既約因数をとり,Vが既約方程式の根となったとしよう. > その既約方程式の根をV,V',V'',・・・とし, a=f(V)が与えられた方程式の根とすれば,f(V')も同じく与えられた方程式の根となる. A:『Vを根にもつ既約方程式が他の根V', V'',・・・を持ち、かつa=f(V)が与えられた方程式の根である』 B:『f(V'), f(V''),・・・も同じく与えられた方程式の根となる』 >>170が言っているのは命題A⇒Bだ。 既約方程式がV以外に根を持たない場合、Aは偽となり、命題Pは真となる。 よって有理根をもつ場合でも補題4は成立している。 これは実際のところ些細な問題だ。 与えられた方程式が有理根をもつ場合はあらかじめ分解しておき 有理根をもたない既約方程式を考察すれば十分だからだ。 なお>>170を読むかぎり与えられた方程式は既約の場合に限定されていない。 > その(左辺の)既約因数をとり とあるので、最初につくるVの方程式は既約でなければならないとも書いていない。 >>170の記載以前に、与えられた方程式を既約の場合に限定すると書いてあるのか? 本を持っていないので俺は知らないが、たとえそう限定されていたにせよ、 与えられた方程式が有理根をもつ場合でも>>170の補題4は成立している、というのが俺の主張だ。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1452860378/273
278: 132人目の素数さん [sage] 2016/02/28(日) 20:59:11.70 ID:TRx0RPe2 >>277 > そこでもしかしたら私が間違っていたのかもしれないと思い、 > 三次方程式でも成り立つかどうか検証してみた。 > しかし計算が複雑でなかなか合わない(笑 俺は以下の例を実際に計算して確かめている。 貴方がやりたい計算とは違うかもしれないが、気が向いたらやってみてほしい。 ---- 与えられた方程式をx^3+1=0とする。これは有理根-1をもつ可約方程式である。 根をa=-1, b=(1+√3*I)/2, c=(1-√3*I)/2とおき、Vの1次式をV=2a+b-cで定める。 このときa=f(V)なるfを>>170の方法で構成できることを確認した。 このfに対し、b=f(V'), c=f(V'')なるVの置換V', V''が選べることも確認した。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1452860378/278
281: 132人目の素数さん [sage] 2016/02/28(日) 23:02:41.81 ID:TRx0RPe2 >>280 先に答えを言うと、>>170の構成方法により、a=f(V)かつ任意のVの置換V',V'',V''',・・・に対し、 f(V'), f(V''), f(V'''),・・・が与えられた方程式の根となるようにできる。 fの具体的な形も示せる。 どうする?まずは自分で考えてみるか? http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1452860378/281
283: 132人目の素数さん [sage] 2016/02/28(日) 23:20:05.73 ID:TRx0RPe2 >>282 俺は以下が真であることを示せる。お前は偽だと主張するか? >>281 > 先に答えを言うと、>>170の構成方法により、a=f(V)かつ任意のVの置換V',V'',V''',・・・に対し、 > f(V'), f(V''), f(V'''),・・・が与えられた方程式の根となるようにできる。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1452860378/283
285: 132人目の素数さん [sage] 2016/02/28(日) 23:44:46.52 ID:TRx0RPe2 与えられた方程式はh(x)=x^3-6x^2+11x-6=0である。 根をa=1,b=2,c=3とし、一次式V=2a+3b+5cを考える。 [根と係数の関係] 与えられた方程式の左辺は(x-a)で割り切れることから x^3-6x^2+11x-6 = (x-a)(x^2-(6-a)x+(a^2-6a+11))と書ける。 根と係数の関係からb+c=6-a, bc=a^2-6a+11と書けることに注意する。 [Vの方程式Π{V-ψ(a,b,c)}=0] >>170のΠ{V-ψ(a,b,c)}=0において、aを固定し、b,cについて置換を取ったものをF(V,a)とする。 このとき(置換を取っているので)b,cについては対称式で表せる。 したがって根と係数の関係を用いれば、Vの多項式F(V,a)の係数はaのみで表せることが分かる。 実際、 F(V,a)={V-(2a+3b+5c)}{V-(2a+3c+5b)}=(V-2a)^2-8(b+c)(V-2a)+15(b+c)^2+4bc =(V-2a)^2-8(6-a)(V-2a)+15(6-a)^2+4(a^2-6a+11) =V^2+4aV-48V+7a^2-108a+584 =7a^2+(4V-108)a+V^2-48V+584 とaのみで書ける。 ここでaをxに置き換えれば、F(V,x)=0はaを根にもつxの方程式とみなせる。 [a=f(V)なるfを求める] Vの置換がすべて異なることから、F(V,x)と与えられた方程式は唯1つの給、通根aをもつ。 したがってh(x)とF(V,x)に互除法を適用すれば最後にはxの一次式で割ることになる。 この一次式からa=f(V)なるfが求まる。実際、h(x)をF(V,x)で割ると余りは (4V^3+x(9V^2-360V+3579)-258V^2+5504V-38838)/49 となる。これが求める1次式であり、xについて解けば x=-(4V^3-258V^2+5504V-38838)/(9V^2-360V+3579)≡f(V)であり、a=f(V)を満たす。 [Vの置換を代入する] >>279の{V1,V2,V3,V4,V5,V6}={23,21,22,18,19,17}に対して、 {f(V1),f(V2),f(V3),f(V4),f(V5),f(V6)}={a,a,b,b,c,c} となることは容易に確かめられる。 以上 -------- 当然ではあるが、V1,V2,V3,V4,V5,V6は Vの可約方程式Π{V-ψ(a,b,c)}=(V-V1)(V-V2)(V-V3)(V-V4)(V-V5)(V-V6)の根である。 各々の既約多項式は当然ながら唯1つの根をもち、他の根をもたない。 しかしV=V1の置換V’に対してf(V')は与えられた方程式の根となるのである。 http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1452860378/285
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