[過去ログ] 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む14 [転載禁止]©2ch.net (562レス)
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310
(2): 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2015/07/25(土)06:44 ID:tAJoLOyr(7/25) AAS
>>309 つづき

F および G が V 上の有理函数で F(P) = G(P) = 0 を満たすとする。このとき、函数 F/G の P における値というのは不定形である。
例えば簡単なところで Y/X において、極限を直線 Y = tX にそって近づけるようなことを考えると、「P における値」という概念には単純な定義というものが無いように思われるだろう。
けれども賦値を使えばこのようなことは取り除かれる。

非可換な例

非可換局所環は、環上の加群の直和分解の研究において、自己準同型環として自然に現れる。具体的に、加群 M の自己準同型環が局所環であるならば、M は直既約であり、逆に、有限な長さを持つ加群 M が直既約ならば、その自己準同型環は局所環となる。

k を標数 p の体、G を有限 p-群とすると、その群環 kG は局所環である。
省5
311: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2015/07/25(土)06:56 ID:tAJoLOyr(8/25) AAS
少し休憩

>>309-310

"K が実際に代数多様体 V 上の函数体であるならば、V の各点 P に対して、「P において定義された」函数の成す賦値環を考えることができるだろう。
V の次元が 2 以上である場合なら、以下のような状況を見て取るのは困難である:
F および G が V 上の有理函数で F(P) = G(P) = 0 を満たすとする。このとき、函数 F/G の P における値というのは不定形である。
例えば簡単なところで Y/X において、極限を直線 Y = tX にそって近づけるようなことを考えると、「P における値」という概念には単純な定義というものが無いように思われるだろう。
けれども賦値を使えばこのようなことは取り除かれる。"
省6
314: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む 2015/07/25(土)08:16 ID:tAJoLOyr(10/25) AAS
>>310 局所環つづき

諸事実と諸定義

可換の場合
(R, m) で極大イデアル m をもつ可換局所環をあらわすことにする。可換局所環 (R, m) は m の冪全体を 0 近傍系の基とする位相(これを m-進位相と呼ぶ)により自然な方法で位相環となる。

二つの局所環 (R, m), (S, n) に対して、R から S への局所環準同型とは、環準同型 f : R → S であって、f(m) ⊆ n を満たすもののことを言う。(R, m), (S, n) を m-進位相, n-進位相でそれぞれ位相環と見れば、この位相に関して連続な環準同型が、局所環の準同型である。

位相環として見た場合に、 (R, m) は完備であるかという問いを与えることができるが、これは一般には正しくない。しかしその完備化はやはり局所環となる。
省13
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