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現代数学の系譜11 ガロア理論を読む14 [転載禁止]©2ch.net (562レス)
現代数学の系譜11 ガロア理論を読む14 [転載禁止]©2ch.net http://wc2014.5ch.net/test/read.cgi/math/1434753250/
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110: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2015/07/11(土) 11:37:32.48 ID:FKo26YYw 2.微分と余接 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8E%A5%E3%83%99%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%AB%E7%A9%BA%E9%96%93 関数の微分 m 次元 C^r 級多様体 M とその上の点 p を考える。 p における 接ベクトル v は、 p の近傍で定義された C^r 級関数 f を実数 v(f) に対応させる関数である。 v(f) は接ベクトル v と関数 f の組であり、 v を固定して、 f に対して値が定まると考えてきた。逆に f を固定して dfp : v → v(f) という関数も考えることができる。この dfp を f の p における 微分 (differential) という。 接ベクトルのなす空間 Tp(M) は R 上の線型空間であることから、 Tp(M) から R への線型写像のなす双対ベクトル空間 Tp*(M) = HomR( Tp(M) , R) が定まるが、 微分 dfp はこの Tp*(M) の元である。 Tp*(M) のことを M の p における余接ベクトル空間 (cotangent vector space) という。 特に p を含む座標近傍 (U;x1,…,xm) があるとき、関数 f として 局所座標系の成分の一つである xk を選べば、その p における微分は (dxk)p となり(略) ここに現れた dxk という記号は、微分形式として積分 ∫ f(x) dx に現れる dx と、しばしば同一視される。 通常の積分では∫と dx は、一組の記号でありそれぞれを別個の物として扱うことはできないが、各点で余接ベクトルとみなせば、 dx という記号に意味を持たせることができる。 各点に余接ベクトルを与えたものであるので、正確には余接ベクトル場を考えることになる。 http://wc2014.5ch.net/test/read.cgi/math/1434753250/110
113: 132人目の素数さん [sage] 2015/07/11(土) 14:21:18.25 ID:5aahM9mN >余接空間の話は、>>35-39に書いたけど >実は、まだよく見えない >そこで、もう少し書くことに スレ主が「書いた」のは >>35-39 (なし) >>109-110 >まあ、物理でいうところの「場の理論」を抽象化したものでしょうか? http://wc2014.5ch.net/test/read.cgi/math/1434753250/113
117: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2015/07/11(土) 15:46:50.13 ID:FKo26YYw >>110 つづき 3.双対ベクトル空間 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8C%E5%AF%BE%E3%83%99%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%AB%E7%A9%BA%E9%96%93 数学におけるベクトル空間の双対ベクトル空間(そうついベクトルくうかん、英: dual vector space)あるいは単に双対空間(そうついくうかん、英: dual space)は、そのベクトル空間上の線型汎函数(一次形式)全体の成す空間として定義される。 有限次元ベクトル空間の双対空間はテンソルの研究に利用することができる。 函数の成す(典型的には無限次元の)ベクトル空間に対する双対空間は、測度や超函数、あるいはヒルベルト空間のような概念の定義や研究に用いられ、結果として双対空間は函数解析学の研究における重要な観念となっている。 一般に双対空間には、代数的双対と連続的双対の二種類が用いられており、代数的双対は任意のベクトル空間に対して定義することができるが、 位相線型空間を扱うときは代数的双対よりもその部分線型空間として、連続線型汎函数全体の成す連続的双対空間を考えるのが自然である。 双対空間 体 F 上の任意のベクトル空間 V の(代数的)双対空間 V^? は V 上の線型写像 φ: V → F(すなわち線型汎函数)全体の成す集合として定義される。 集合としての V^? には、次の加法とスカラー乗法 φ + ψ(x) = φ(x) + ψ(x) (a φ)(x) = a (φ(x)) (φ,ψ∈ V^*, x∈ V, a∈ F) を定義することができて、それ自身 F 上のベクトル空間となる。この代数的双対空間 V^? の元を、余ベクトル(共変ベクトル)あるいは一形式と呼ぶこともある。 双対空間 V^? の元である汎函数 φ と V の元との対をしばしば括弧を用いて φ(x) = [φ,x][1] あるいは φ(x) = ?φ,x?[2]で表す。 この対の記法は非退化な双線型形式[3] [・,・]: V^? × V → F を定める。このとき、[,] は V^? とV との間に双対性を定める、V^? と V を双対にする、あるいは V と V^? の双対性を表す内積 (duality pairing) であると言う。 http://wc2014.5ch.net/test/read.cgi/math/1434753250/117
333: 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [] 2015/07/26(日) 07:17:18.26 ID:yHhmJJ+L >>322 補足 >双対空間というのはベクトル空間上の線形写像からなる空間で、ちょうどベクトル空間の関数たちの集まりのような形になっています。 下記が分かり易い。(双対については、>>110微分 >>117-120 >>123テンソル などにもある) http://www.f-denshi.com/000TokiwaJPN/04senke/120snk.html ときわ台学/線形代数/双対空間(双対ベクトル空間): 2 線形写像と双対空間 f-denshi.com 最終更新日: 07/10/09 (少しだけ説明を追加しました。) 抜粋 ベクトル空間V上の線形写像全体の集合はベクトル空間であり,これをVの双対ベクトル空間(または双対空間)V*といいます。 やや抽象的な概念ですが基礎物理学(量子力学,素粒子論)から工学的な応用(散乱現象,線形応答)まで線形代数の関わるあらゆる分野に登場する重要な概念です。 [5] これまででてきたことを一覧表にして比べます。(一覧表略。本文を見て下さい) [6] この表からは注目に値する対称性が見てとれますね。この表を基にしてもう一度,写像: φ(x )={χ1e^1+χ2e^2+・・・+χne^n }( x^1e1+x^2e2+・・・+x^nen ) = x^1χ1+x^2χ2+・・・+x^nχn を, ”左側の{ }は関数,右側( )は変数” に由来するという先入観を捨て去って見てみると, φ(x ) という関数記号の”読み方”として, (A) χj を固定して,x^k を変数と見れば, ⇒ 写像φ,変数 x [φ: V→R] (B) x^k を固定して,χj を変数と見れば, ⇒ 写像 x ,変数 φ [x : V*→R] の2とおりに同等の権利を持たせてもかまわないように見えるでしょう。特に,(B)の見方をすれば,演算+,・のもとで, 「”写像 x ” は V*上の線形関数」 とみなすと主張することも可能です。 このような対称性を視覚的に強調するために,ベクトルの成分の添え字を x^n と上に書いたり,関数を展開するときの基底を e^j と書くような工夫が凝らされているのです。 なぜ,ベクトルやベクトル成分の添数字を上付きにするような記法が存在するのか分かっていただけたでしょうか? おわり http://wc2014.5ch.net/test/read.cgi/math/1434753250/333
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