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RPGのストーリーを作ってくれ、参考にしたい (247レス)
RPGのストーリーを作ってくれ、参考にしたい http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/gamedev/1114486742/
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65: 名前は開発中のものです。 [age] 2006/03/17(金) 00:32:59 ID:r00oI8rr はじめ、この世界には一本の巨大な樹が立っていた。 どれくらいの高さがあるのか、どこに立っているのかも分からない。 ただ、確かにそこには大きな樹が存在していた。 それ以外には何もない。 やがて、その大きな神木に果実が実り、数多の神々を生んだ。 無数に積み重なった神木の枯葉と、張り巡らされた幹は、いつしか広大で豊かな大地へとその姿を変えていった。 そこには様々な命が生まれ、育っていった。 世界の名はマナヘイム。神々と、人と、神々と人の仲介をする存在、ビフロストが住む世界。その豊かで平和な時代も、長くは続かなかった。 人間は些細な出来事から、人を憎むことを覚えた。 その憎しみによって。人は傷つけ争い、それがまた新たな憎しみを生んだ。 はじめは小さかった憎しみが、愚かな争いが、いつのまにか膨れ上がり、やがて大地は荒れ果て、神々はこの世界を去っていった。 「さて、今日のお話はこれでおしまい。ちょっと坊や達には難しかったかな」 男は紙芝居の最後をめくりおえると、表紙をはじめに戻して片付けはじめた。静かに話を聞いていた数人の子供が一斉に口を開いた。 「ねぇねぇ、神様達はどこにいっちゃったの? もう戻ってこないの?」 「お、そうだな・・・」 思わぬ子供の反応に、男はしばらく考えて、やがてこう言った。 「もし、坊や達がこの世界を立派で綺麗にすることができたら、戻ってくるのかもな。おっと、時間だ・・・。また明日もいつもの時間にくるからな。気をつけて帰んなよ」 「またね、おじちゃん」 子供たちがまた広い野原へ遊びに駆けていく。その空が偽りの空だとは知らずに。 現在VC++で製作中です。参考にするだけなら。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/gamedev/1114486742/65
66: 名前は開発中のものです。 [age] 2006/03/17(金) 00:34:48 ID:r00oI8rr はじめに世界にひとつの巨大な木があって、 巨大な神木の幹や枯葉が時間をかけて無数に積み重なって出来た世界、 果実が実って生まれた神々と、人と、神と人を繋ぐ存在ビフロスが住む 世界、マナヘイム。その平和で穏やかな時代も長くは続かず、 人はふとしかきっかけから憎むことを覚えてしまいます。 憎しみによって人は傷つけあい、それがまた新たな憎しみを生み、 はじめは小さかった憎しみが次第に膨れ上がり、大地は荒れ果て、 神々は去ってしまった・・・そんな物語が神話として 紙芝居で子供たちに語られる、そんな世界が舞台です。 ビフロスは「人の世界と神の世界を繋ぐ虹の橋」を意味し、 神の世界へと人々を導いてくれると信じられていた、 獣の姿をした精神体。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/gamedev/1114486742/66
67: 名前は開発中のものです。 [age] 2006/03/17(金) 00:35:31 ID:r00oI8rr ビフロスを機械で捕獲し、神木(つまり世界と神)の力をコントロール することで豊かな暮らしと圧倒的な軍事力を手に入れた国々が ありました。人々はそれらを「帝国」と呼び、それらは各地で、 激しい勢力争いを繰り広げました。 そして、同時に多くのビフロスが乱獲されてしまいました。 それは「ビフロス狩り」と呼ばれることになり、 自然にも、人々にも、多くの傷跡を残しました。 それに対して、ビフロスを信仰している人々もいました。 ビフロスの姿を見ることができ、彼らと心を通わせる能力を持った 「フォーレ」の一族と、一族を信仰していた人々の集落です。 フォーレは、厳密には一族のことを指し、 広くには集落の人々そのものを意味します。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/gamedev/1114486742/67
68: 名前は開発中のものです。 [age] 2006/03/17(金) 00:36:12 ID:r00oI8rr フォーレには、信仰対象となる特別なビフロスがいました。 “「神々の遺言」を持つもの”と呼ばれ、他のビフロスを遥かに凌ぐ力を持ち、 世界の根源的な力を司る、オリジナルのビフロス達。 世界のはじまりに生まれ、「他のビフロスは彼らの力のカケラから 生まれた」という説もあったそれらを、フォーレの人々は帝国の手から保護しました。 しかし、“「神々の遺言」を持つもの”を保護したために、 フォーレの集落は帝国から攻められ、多くの血が流されました。 そんな時、帝国にレドア=フォン=ドラウンという指導者が現れます。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/gamedev/1114486742/68
69: 名前は開発中のものです。 [age] 2006/03/17(金) 00:36:44 ID:r00oI8rr 彼の指導下で、ビフロスの遺伝子データを使用して擬似的に 神木の力を引き出す技術が発明され、帝国領内では既に 捕りつくされつつあったビフロスの捕獲が禁止され、 マナヘイムの上空に人工的な大地を建造し、移民する計画が実行されました。 その新しい大地はアスガルドと呼ばれ、 帝国の国々の人々は全てそこに移り住むことが決められました。 アスガルドの人々には上界ともと呼ばれるその世界で、 レドアはマナヘイムとアスガルド、二つの世界は接触をしないという 大原則を掲げ、彼の後継者や心酔する者達によって 二つの世界に長い平和が訪れることとなったのです。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/gamedev/1114486742/69
70: 名前は開発中のものです。 [age] 2006/03/17(金) 01:08:09 ID:r00oI8rr フォーレの人々は、その後ビフロスを禁句とし、その存在をひた隠しにしました。 そうして、その存在は時間の中に忘れ去られ、ビフロス狩りのことも、戦争のことも、 人々の記憶から消えていってしまいました。 アスガルドは、その圧倒的な科学力で人口の太陽と空を下界に映し出したので、 マナヘイムにはアスガルドの存在さえ知る者はいません。 ところが、二年前、ナクバという一人の男がアスガルドでクーデターを 引き起こし、当時の最高権力者と取って代わり、保守政策に異を唱え、 “「神々の遺言」を持つもの”を奪取する計画を持ち出しました。 ナクバは、それに反対する人々、レドア派の人々を国家反逆者として 粛清しはじめたのです。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/gamedev/1114486742/70
71: 名前は開発中のものです。 [age] 2006/03/17(金) 01:11:18 ID:r00oI8rr その頃マナヘイムに、風と話が出来るために周りから気味悪がられ 孤独に暮らす一人の少年がいました。 レドア派のエナジストの少女との突然の出会いが、 世界の命運とともに、少年の運命を大きく変えていきます。 (エナジストというのは、本物のビフロスと心を通わせる人間に対して、 アスガルドでは尊敬と畏怖の念を込めてこう呼ばれる) ここまでがプロローグというか、時代背景というか、です。 現在5人ほどのスタッフでVC++で製作中です。参考にするだけなら。 連投スマソでした。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/gamedev/1114486742/71
75: 名前は開発中のものです。 [age] 2006/03/17(金) 12:09:02 ID:r00oI8rr >>74 そうですね。実際、プロローグでは、紙芝居で子供達に 語られる神話の部分しかありません。 話の中で、だんだんと世界の全体像が掴めるように描くつもりです。 具体的に設定に関連する人物やエピソードを繰り返し登場させて、印象付けることも必要ですね。 http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/gamedev/1114486742/75
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