【18禁FGO SS】俺が真に救うアヴァロン・ル・フェ (630レス)
【18禁FGO SS】俺が真に救うアヴァロン・ル・フェ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/
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515: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/13(土) 22:57:59.98 ID:oCc0doIK0 妖精兵器・クリサリス「―――。『ターゲット発見。攻撃対象・・・『円卓軍・団長:パーシヴァル』及び円卓軍の軍勢多数。上空の船には異界から来た戦士(ヒーロー)たちが搭乗している可能性あり。』」 クリサリス「『命令コードの確認 “異界から来た戦士(ヒーロー)が乗る船の破壊、及びその者たちの殲滅”、“円卓軍の軍勢の殲滅”』」ピピピピィィ〜〜(演算をしている) クリサリス「『命令コード実行。ターゲット、ロック。――レールガンチャージ』」ギィィ〜、ピピピピピピピィィィ〜〜!(パーシヴァルたちに狙いを定める) メリュジーヌ「――!?」ビュゥゥゥーーン!!(超スピードでクリサリスの元へ飛んでいく) パーシヴァル「メリュジーヌ!?」飛んでいくメリュジーヌを見て‥ ジジジジィィ〜〜!(レールガンの発射が間近になる) クリサリス「ラララー♪ラララー―♪『レールガン はっ――――』」ジジジィィ〜!(レールガンを発射しようとする) メリュジーヌ「ハイアングルトランスファー!」ギュィィィ〜〜ン!(レールガンに向けて攻撃する) ギュィィ〜チュドォォォ〜〜ン!ドゴォォォーーン!!(メリュジーヌの一撃でクリサリスのレールガンを破壊する) クリサリス「ア〜〜アァァァァァ〜〜〜!?」ビリビリビリィィ〜〜!(レールガンに溜まった電流が逆流する) メリュジーヌ「みんな急いで!!アイツの狙いはパーシヴァルたちだ。みんなアイツに撃ち殺されるぞ!」 パーシヴァル「なんだって!?全軍、アレは我々の敵だ!急いであの飛行物体から振り切るんだ!」 円卓軍・兵士たち「――――――!?」タタタタタァァーー!(走るスピードを上げる) タタタタタァァーー!(走るスピードを上げていく円卓軍の兵士たち) ビリビリビリィィ〜〜!ピピピピピィィ〜〜〜!(感電するもすぐに体勢を直していくクリサリス) クリサリス「『レールガン破損 攻撃手段を変更』」ピピピピピィィ〜〜!(演算していく) クリサリス「『キッドナッパー射出 空中からの迎撃に入る。』」ギギィィッ、バシュッ!バシュッ!(機内から何かを射出していく) ビューン!ビューン!ビュゥゥーーン!(キッドナッパー3機が円卓軍・兵士たちに空から近づいてくる) ガチッ、バババババァァーーー!(武装のチェインガンで攻撃していくキッドナッパー3機) 円卓軍・兵士たち1「ぐわぁぁぁ〜〜ヌワァァァ〜〜〜!?」ババババァァ〜〜!!(後ろから撃たれていく) クリサリス「『通常モードに移行。チェインガン掃射』」ババババババァァーー!!(チェインガンを掃射していく) 円卓軍・兵士たち「ヌゥゥゥ〜〜〜!!」バババババァァァーーー!(辛うじて手持ちの盾で防いでいく) パーシヴァル「ツゥゥ・・・なんだこいつらは!?突然と上空から現れ、空から我らを迎撃するかのように攻撃してくるなんて・・・」 パーシヴァル「まさかウッドワス軍の隠し球‥もしくは女王が出した2倍の数の援軍の一部だというのか?だとしてもこれはさすがに分が悪すぎる!」 パーシヴァル「あの鉄で出来た浮遊物体はなんなんだ!?いったいヤツを倒す方法は・・・・」 ギュィィィ〜〜ン!ガシッ!(キッドナッパーの武装のワイヤーがパーシヴァルを捕まえる) パーシヴァル「な、なに!?うわぁぁぁ!?」ガシッ、ビュゥゥ〜〜ン!(空中へ連れ攫われる) 円卓軍・兵士長:イートワー「だ、団長〜〜!?」連れ攫われるパーシヴァルを見て‥ バーゲスト、ボガード「パーシヴァル!?」連れ攫われるパーシヴァルを見て‥ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/515
516: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/14(日) 00:00:37.69 ID:ak4b5x8y0 ピピピピピィィ〜〜〜!(キッドナッパー1機によって空中に攫われるパーシヴァル) パーシヴァル「クソ!離せ、離すんだ!!」ブルンッ、ブルンッ!(身体を揺さぶる) キッドナッパー2機「――――――」ガシッ、ガシッ!(パーシヴァルにチェインガンの狙いを定めていく) パーシヴァル「!?。―――!」ググッ、シュッ!シュッ!(ワイヤーに向けて選定の槍を振るう) ジャキンッ、ブチッ!(パーシヴァルを捕まえたワイヤーが彼の持つ選定の槍の刃で切られる) パーシヴァル「――――!?」ヒュゥゥ〜〜ン!(上空から落下する) ボガード「マズい、パーシヴァルが落下する!」上空から落ちてくるパーシヴァルを見て メリュジーヌ「――!?パーシヴァル!?」ビューーン!(パーシヴァルを助けに行こうとするが‥) クリサリス「『追尾ミサイル発射』」ガシッ、バババババビュゥゥーーン!(メリュジーヌに向けて撃ち放つ) メリュジーヌ「―――!?――――!!」ビュンビュンビュゥゥン!(追尾ミサイルをかわしていく) クリサリス「『チェインガン掃射』」バババババァァァーーー!! ボガード、バーゲスト「ツゥゥゥ〜〜!?」バババババァァ〜〜!!(弾幕で動けない) パーシヴァル「―――クッ、クソォォォ!」ヒュゥゥ〜〜ン!(地面に落ちていく) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 音声『WING(ウィング)!!』 ピッ、ギュイィィ〜ン・・・(フライングファルコンプログライズキーをゼロワンドライバーにかざす) 音声『オーソライズ!』 飛電或人「――変身!」カチッ、ガシャンッ!(フライングファルコンプログライズキーをゼロワンドライバーにセットする) ギュィィ〜ン、バサバサバサッ!ギュィィィィーーン!(空中で変身する飛電或人) 音声『プログライズ!』『フライングファルコン!』 ビュゥゥゥーーン!ガシッ!ビュゥゥゥーーン!(落ちるパーシヴァルを助け出すゼロワン・フライングファルコン) ビュゥゥーン、ドサッ!ゴロゴロォォ〜〜!(地面に転げながら着地する) ゼロワン「ツゥゥ・・・あっぶねぇ〜〜ギリギリセーフ・・・!」パッパッ!(砂ぼこりを払いながら・・・) パーシヴァル「飛電或人殿!助かりました・・・あの高さから落ちれば、怪我だけでは済まされないと・・・」 ゼロワン「ああ・・・。パーシヴァル、あなたは先に円卓軍と他の仲間を連れて先にロンディニウムへ戻るんだ!あの城にはあなたの存在が必要だからな?」 パーシヴァル「ええ。ですがあなたはどうするおつもりで・・・」 ゼロワン「あの空飛ぶヤツは俺とメリュジーヌ、ゾックスの3人でしんがりついでに撃ち落としてやる!アイツの倒すには、飛行能力がある俺たちの存在が必要だからな。」 パーシヴァル「!。――わかりました!全軍、このまま私に続けぇぇーー!!」タタタッ、スタッ!(クンドリーに再び騎乗しながら走っていく) 円卓軍・兵士たち「オォォォォーーーー−!!」タタタタタァァーー!(このまま進んで行く) ビュゥゥゥーーン!(メリュジーヌの元へ飛んでいくゼロワン) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/516
517: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/14(日) 23:19:17.85 ID:ak4b5x8y0 ギュゥゥ〜〜ン・・・(クロコダイオーが平原に低空飛行で降りていき・・・) スッ、スタスタッ!(クロコダイオーからゼンカイザー、ゼンカイジュラン、ゼンカイガオーン、カイニスが降りてくる) ツーカイザー(スピーカー)「俺たちはあの浮いているヤツを倒す!お前たちは先にパーシヴァルと一緒にロンディニウムへ戻れ!」 ゼンカイザー「わかった!こっちは俺たちに任せて!ジュラン、ガオーン!」 ゼンカイガオーン「OK!俺たちはパーシヴァルたちを援護しつつ、ロンディニウムで頑張っているアルトリアたちと合流すれば良いんだね!」 ゼンカイジュラン「おう!ゾックス、あんな物騒なヤツなんか簡単にやっつけちゃえ!」 ツーカイザー(スピーカー)「言われなくてもわかってる!行くならさっさと行け!」 カイニス「ああ、言われなくてもそうさせてもらうぜ!せいぜいあのオリュンポスの真体(アリスィア)モドキ野郎に撃ち落とされんなよ?」 ツーカイザー(スピーカー)「ああ!」 ギュォォォ〜〜ン!(再び上空に浮かび上がるクロコダイオー) タタタタタァァーー!(パーシヴァルたちに続いてロンディニウムへ走っていく) ――――――――――――――――――――――――――――― クロコダイオー:船内 ツーカイザー「カッタナー、リッキー。久々に“アレ”で行くぞ!」 カッタナー、リッキー「アイヨーー!」頷く ツーカイザー「ハァァッ!」ガラガラガラァァーーー!(ギアダリンガーを回していく) ――――――――――――――――――――――――――――― ガシュン!ボォォーーン!(クロコダイオーの上下の部分が分離する) カッタナー「フゥゥン!」ブォォォ〜、ガシンッ!(クロコダイオーの上部分に乗る) リッキー「ヘェェン!」ブロォォ〜ン!ガシャンッ、ガシンッ!(クロコダイオーの下部分に乗る) 音声『クロスカイオー!』『クローリングオー!』 カッタナー、リッキー「「行くぜぇぇ!」」ビュゥゥーーン!ブルルゥゥーーン!(それぞれの機体を乗りこなしていく) ――――――――――――――――――――――――――――― ビュゥゥゥーーン!ビュンビュンビュゥゥーーン!(追尾ミサイルがメリュジーヌを追いかけてくる) メリュジーヌ「ヤァァァーー!」ビュゥゥーン!ジャキンジャキン!(追尾してくるミサイルを素早く斬りさく) ジャキンジャキン!ドゴォォォーーーン!!(メリュジーヌに斬られ、空中で爆発する追尾ミサイル) ビュゥゥーーン!ギュゥゥーーン!(上空と地上でクリサリスに迎え撃つメンバーが出揃う) ゼロワン「メリュジーヌ、ここは俺たちであの浮いている機械兵器を倒すぞ!」 メリュジーヌ「ええ!――ここは通さない。バーゲストやパーシヴァルたちには指一本、アンタなんかに触れさせないから!」ジャキンッ!(アロンダイトを構えていく) カッタナー、リッキー「おう!」ギュゥゥ〜ン!ブルルゥゥ〜ン!(それぞれの機体を構えていく) ピピピピピィィ〜〜!ビューン!ビューン!ギュゥゥ〜ン!(キッドナッパーを更に2機増やし、上空に出揃うクリサリスたち) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/517
518: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/15(月) 21:30:49.01 ID:6XQ3z6cs0 クリサリス「『ターゲット、及び攻撃対象を変更。攻撃対象‥『メリュジーヌ』及び『異界の戦士が乗る船』、『AIの予言の子』。』」ピピピピピィィ〜〜!(演算していく) クリサリス「『攻撃対象優先度・・・対象の危険度の倍率アップにつき、攻撃優先対象を‥“『円卓軍の団長:パーシヴァル』”から前方の3名に変更。攻撃続行』」 メリュジーヌたち「―――!!」ガシッ!(それぞれ戦闘態勢に構える) ―――――――――――――――――――――――――― ウッドワス軍がパーシヴァルたちよりも先にロンディニウムへと進軍し、ロンディニウムにいるアルトたちとアルトリアたちがウッドワス軍と交戦をしているその頃・・・ 戦法を読まれたパーシヴァル率いる強襲部隊は急いでウッドワス軍の背後に回り込み、予定通りに挟撃を仕掛けようと軍を進めている中で・・・ 突如として西側の上空から、『ピューパ』と『コクーン』と同じAI兵器である『クリサリス』が飛来し、飛来してきたクリサリスは上空から円卓軍を攻められてしまう。 そのクリサリスの攻撃から円卓軍を守る為、メリュジーヌは空中でクリサリスの武器の1つであるレールガンを破壊しつつ、その機体の迎撃する為に戦う事となり、 同じく飛行能力があるゼロワン(フライングファルコン)とツーカイザーたち(クロスカイオーとクローリングオー)と共に妖精兵器・クリサリスの迎撃に向かうのであった。 ―――――――――――――――――――――――――― 同じ頃・・・ロンディニウム:東門付近にて・・・ バンバンババババァァーーン!(コクーンに向けて銃撃を放つディエンド) コクーン「――――――――」プゥゥン!プゥゥン!プゥゥン!(ガンポートを破壊される) コクーン「『広範囲攻撃実行』」パァァァン!ヒュウヒュウヒュゥゥゥン!(多弾散布兵器をばらまいていく) ディエンド「!。ツゥゥッ‥」タタタタタァァーー!バンバンバァァン!(その兵器を避けていく) 円卓軍・兵士たち「うわぁぁぁ〜〜!?」タタタタタァァーー!バンバンバァァン!(とにかくその兵器から逃げていく) 円卓軍・兵士「くそぉぉ〜〜!あんなデカいの聞いてない!あんな図体や装甲じゃ、槍も矢も効きやしないぞ!」ビクビクビクッ!(震えあがっている) ディエンド「クゥゥッ・・・この大きさと装甲では僕の銃撃は一切この大型兵器には通用しないみたいだね。いったいどう対処すれば良いのやら‥」コクーンの図体を観察しながら ディエンド「おそらくあの機体に大きなダメージを与えられるとすれば、あの大型兵器のてっぺんにあるあの黒い物体だと思うが‥ここからでは銃弾は届かない‥」 ディエンド「どうにかあの機体の上に登るか、或いはこっちも奥の手を出すか・・・」腰のバックルに手をかけていく コクーン「『――主砲装填完了。標的セット、東門城扉の完全破壊に入る』」ギギギッ!(東門の城扉に狙いを定める) ディエンド「!。マズい・・・今度は確実に城扉を破壊する気か。」ガシッ!(ディエンドライバーを構えていく) 円卓軍・兵士「〜〜〜〜〜〜〜」ガシガシッ!(震えながらも槍を構えていく) ゼットの声「させませんよ!お前の相手はこの俺だぁぁ!」大声で叫ぶ コクーン「――――!?」ウィィィ〜ン!(声がした所をサーチしようとする) 音声『Ultraman Z Alpha Edge.』 ビカァァァ〜〜ン!!(光と共にウルトラマンZ(アルファエッジ)が現れる) ウルトラマンZ(アルファエッジ)「デュァァッ!」ガシィィン!(コクーンの真正面から飛び出し、コクーンの機体にぶつかっていく) コクーン「!?」ガシィィン!(ウルトラマンZに機体をぶつけられる) ウルトラマンZ「デェアァァァーー!!」ガシッ、ズズズズゥゥゥ〜〜〜!!(コクーンを押し出す) ズルズル、ズズズズズゥゥゥーーー!!(東門への射程距離から引き離すように押し出すウルトラマンZ) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/518
519: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/15(月) 23:41:10.83 ID:6XQ3z6cs0 千子村正「セリャァァ!」ジャキジャキン!(刀で斬っていく) セフィー「ハァァァッ!」ジャキジャキン!(高速で斬っていく) ジャキジャキン!ドカァァァーーン!(村正とセフィーに斬られたタマモターンク・71式2機が爆発する) パイロットゴブリンたち「アァァァァーーー!!」ダダダダァァァーー!(突撃してくる) 千子村正「――――!!」ジャキィィン!(長刀でなぎ払う) パイロットゴブリンたち「ギャアァァァ〜〜!?」ジャキィィーン!(なぎ払われる) 千子村正「ツゥゥッ!さっきの場違いな兵器、アレはさすがにコヤンスカヤの横流しで得たヤツだな。ほんと誰彼構わず商売しやがるなぁ、あの女狐!」 ディエンド「!。村正か!すまない‥こっちはさっきの大型兵器の攻撃で味方の半分がやられた!向こうからもさっきの装甲兵器があと2台来ている。」 千子村正「!?。くそ、キリがねえ、あのデカブツはウルトラマンゼットのヤロウがなんとかしてくれるが、それでもこっちの数が少なすぎる!」 千子村正「さっき『牙の氏族』が何人か、城門超えて城内に飛び込んで行きやがった!ガイルたちが何とか撃退できれば良いのだが・・・」 武蔵「ぼやいている場合じゃないわ2人とも、さっき言ってたのが2台来ているし、まだまだ兵は多く来ているよ!」 千子村正「ツゥゥッ、わかってんよ!武蔵、右の方を頼む!ディエンドは左、儂は正面のヤツらをたたっ切る!儂に続け!」 武蔵、ディエンド「ええ(ああ)!」頷く タタタタタァァーー!(ウッドワス軍の軍勢に立ち向かう村正、武蔵、ディエンド) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ズズズズズゥゥゥーーー!!(東門付近から遠ざけるようにコクーンを押し出していくウルトラマンZ) ガラガラガラァァァーー!ズズズズゥゥゥーー!(キャタピラ走行で押し出しの動きを遅くしようとするコクーン) コクーン「『走行による押し返し不可能。射撃による勢力半減を試みる』」ピピピピピィィ〜〜〜!(演算していく) コクーン「『ミサイル全砲門発射』」ガチャッ、バシュゥゥーー!(ミサイルが発射される) ウルトラマンZ「――!?。デュワァァ〜〜!?」ドゴドゴォォォーーン!(ミサイルを命中させられる) コクーン「主砲発射 ガトリングカノン発射」バァァン!ババババババァァァーー!(主砲とガトリングカノンによる連続射撃) ウルトラマンZ「デュウッ!?デュオォォォ〜〜!?」ドゴォォーーン、ババババァァー―!(連続射撃をモロに受ける) コクーン「『連続射撃続行』」ガラガラガラァァーー!ドゴォォーーン、ババババァァー―!(連続射撃しながら近づいてくる) ウルトラマンZ「―――!デュアァァッ!」ゴロォォン!(でんぐり返しで連続射撃から逃れる) ウルトラマンZ「(ゼスティウムメーザー!)」ビィィィーー!(額のランプから破壊光線を放つ) ビィィィーー!ドゴォォォーン!(コクーンの主砲を破壊するウルトラマンZ) コクーン「――!?」ドゴォォーン!ジジジィィ〜〜・・・(主砲が破損する) ウルトラマンZ「(ゼットスラッガー!)」ガシンッ、シュンシュン!(頭のスラッガー状の部位から三日月状の光刃を飛ばす) コクーン「―――!?」ジャキンジャキン!バシュゥゥン!(前方のガトリングカノン2基が斬られる) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/519
520: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/16(火) 10:22:15.69 ID:IYjzMAdH0 インナースペース内 ハルキ「ゼットさん!俺たちの攻撃、あの機械兵器に効いていますよ!これならば・・・」 ゼットの声「ああ‥だが油断はならないですよ。なんたってあの兵器・・・俺たちの世界でも類も見ないヤツですから。おそらく他にも何価格指定るンかと・・・」 ハルキ「うん・・・!?。ゼットさん、あの機械兵器の様子が変ですよ!」前の方を見てて‥ ゼットの声「!?。気をつけろハルキ、何か仕掛けてくる予感がします!」 ハルキ「押忍ッ!」構える ―――――――――――――――――――――――――― ジジジジィィ〜〜!(主砲を壊され、上部のガトリングカノン2基も壊されたコクーン) コクーン「『主砲及び前方上部のガトリングカノン、大破。損傷率20%・・・』」ジジジジィィ〜〜!(破壊された武器に火花が飛んでいく) コクーン「『現状、現武装による前方の攻撃対象の殺害を不可能と判断。シークレットウエポンを使用展開』」ピピピピピィィ〜〜〜!(演算していく) ウィィィーン、ガシャンガシャンガシャン!(コクーン内部から更なる兵器の展開と共にコクーンのが変形していく) ウルトラマンZ「デェアッ!?」変形していくコクーンの姿を見て‥ ガシャンガシャン、ガシンッ、ガシンッ!(コクーンの左右に二連装レールガン、上後部にミサイルランチャー3基、中央にドリルキャノン、下脚部にロケットブースターが展開される) コクーン「『ロケットブースター点火。突進による攻撃および東門突撃を行なう』」ギュゥゥーーン!(ロケットブースターが起動する) ウルトラマンZ「―――!?」その様子を見て・・・ ジュボォォォーー!ビュゥゥゥーーン!(ウルトラマンZに突進するコクーン) ウルトラマンZ「――!?。デェアァァァ〜〜!?」ドシィィン!ガリガリガリィィ〜〜!(突進され、コクーンの中央のドリルキャノンの先端に刺さってしまう) コクーン「カランカランカランカランカラン♪」ボォォォーー!ガリガリィィ〜〜!(突進しながらドリルキャノンの先端で攻撃する) ウルトラマンZ「デェェェェ〜〜、デェアッ!エヤァッ!」ガシンッ、ガシンッ!(突進されながらも装甲を叩いていく) ボォォォーー!(コクーンに押し戻されるウルトラマンZ) ――――――――――――――――――――――――――――― ロンディニウム:東門付近 ビュゥゥゥーーン!ドゴォォォーーーン!(東門近くの城壁にぶつかっていくコクーン) ウルトラマンZ「デェァァァ!?」ドシィィン!グサリッ!(城壁激突とドリルキャノンの先端によってダメージを受ける) コクーン「『機体後退。レールガン射撃』」ガラガラガラァァーー!バンバンバンッ!(後ろに後退しつつ攻撃していく) ウルトラマンZ「――!?。デェアァッ!(ゼットバリア))」バンバンバンッ!ガキガキンッ!(ゼットバリアで攻撃を防いでいく) コクーン「『ミサイル発射』」ガキンッ、ビュンビュンビュゥゥン!(ウルトラマンZに向けてミサイルを射出する) ヒュンヒュゥゥ〜ン、ドゴンドゴォォォ〜〜ン!!(ミサイルの猛攻に耐えていくウルトラマンZ) ウルトラマンZ「デェアァァァ〜〜!!」ドゴン、ドゴンッ、ドゴォォォ〜〜ン!(ミサイルの猛攻に耐えていく) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/520
521: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/16(火) 21:56:47.42 ID:IYjzMAdH0 誤字修正:何価格指定るンかと・・・」→何か仕掛けてくるかと・・・」 ――――――――――――――――――――――――――― 同じ頃・・・ロンディニウム:内部にて・・・・ ドゴォォン、ドゴォォン、ドゴォォーン!(外部でウルトラマンZがコクーンのミサイルを防いでいる) ジャキジャキンッ!ドサッ、ドサッ・・・(次々と円卓軍・兵士たちが倒れていく) 女王軍・騎士ミスティー「もろい、もろい。モース毒の武器やさっき我らに投げ込んできた爆発する物がなければ、人間なぞこの程度よ。」 騎士ミスティ「一時は人間共が持つ解らぬ物の攻撃に兵士らが怯える一方だったが、ウッドワス様の秘密兵器のおかげでこちらの優勢に戻ってよかった。」 騎士ミスティ「おかげでようやくロンディニウムの内側の攻略が出来るのだが・・・・」 ジィィィ〜‥(とある場所の様子を見ていく騎士ミスティ) ―――――――――――――――――――――――――――――― ロンディニウム:各門の最終防衛ライン? ギュワワァァァ〜〜ン・・・(謎のオーラが周りに漂っている) ガイル「ウリャァァッ!ハァァァ!」バシンッ、ガシィィン!(鉄のかぎ爪で攻撃する) アドニス「ハァァァ!」ギィィ〜〜ン、ジャキジャキン!(チェーンソー型の剣で斬っていく) 立花響「ハァッ、ヤァァァ〜〜!!」バシッ!バコォォォン!(拳で殴りつける) 月読調「ヤァァァ――!」ギュゥゥン!ジャキジャキィィン!(β式廻旋波) ウッドワス軍・兵士たち「ぐわぁぁぁ〜〜〜!?」ジャキジャキンッ!バコォォォン!(それらの攻撃を喰らっていく) 月読調「くぅぅ‥キリがないわ!東門も西門も、外にいる兵隊さんたちの防衛戦を超えた兵士たちでいっぱい・・・このままじゃ・・・」 立花響「いや、まだだよ!私たちがココで頑張らなきゃ、ロンディニウムにいるみんながやられちゃう!どうにかこれ以上進ませないようにしなきゃ!」 ガイル「ああ!とにかくここらが最終防衛ラインだな。とにかくここらを守り切るぞ!」 アドニス、月読調「うん(ええ)!」頷く ジャキンジャキン!バコンバコォォン!ギュィィィ〜〜ン!(侵入してくるウッドワス軍・兵士たちを相手にしていくガイルたち) ―――――――――――――――――――――――――――――― 騎士ミスティ「(しかし強い・・・・異界から迷い込んだ者らとはいえ、ロンディニウム内の防衛ラインにあのような強者たちを置いておくとはな‥)」 騎士ミスティ「(東門での秘密兵器の攻撃でこちらの兵を多く侵入させたが、ヤツらの強さは侮る事など出来ないわ‥。)」 騎士ミスティ「(だが、私の“混濁術”の前にお前たちの力など無力に等しい。我が混濁術はその術をかけられた者の視線を混濁させていき、)」 騎士ミスティ「(恰も自身が多くの敵と戦っている感覚があると錯覚させ、自身らが相手にしている者らの内の3分の1を見逃してしまうミスを引き起こしてしまうからな。)」 ギュワワァァァ〜〜ン・・・(ハルバードからあやしげなオーラを放っていく) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/521
522: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/16(火) 23:57:47.03 ID:IYjzMAdH0 ロンディニウム:各門の最終防衛ライン(真) 東門側の立花響「ハァァッ!テェェェイ!」バコンッ!バシィィン!(敵を殴りつけていく) 東門側のガイル「ウリャァァッ!ハァァァ!」バシンッ、ガシィィン!(鉄のかぎ爪で攻撃する) 東門側のウッドワス軍・兵士A・C「ぐわぁぁぁ〜〜!?」バコォォォ〜ン!(殴り飛ばされる) 東門側のウッドワス軍・兵士B「――――――」タタタタタァーー!(ニヤニヤしながら先へ進む) 西門側の月読調「ハァァァーーー!」ババババァァーー!(α式・百輪廻) 西門側のアドニス「ハァァァーーー!」バンバンバンバンッ!(銃撃攻撃) 西門側のウッドワス軍・兵士A・B「ぐわぁぁぁぁ〜〜!?」ジャキジャキンッ、バババァァ〜〜ン!(攻撃されていく) 西門側のウッドワス軍・兵士C「フフフフゥゥ・・・・」タタタタタァーー!(ニヤニヤしながら先へ進む) ギュワワァァァ〜〜ン・・・(謎のオーラが響たちの周りに漂っている) ――――――――――――――――――――――― 東門付近では‥数多くののウッドワス軍の戦車部隊たちと戦っている村正たちと、妖精兵器・コクーンの更なる武装の出現で苦戦を強いられているウルトラマンZが熾烈の戦いをしている中‥ ロンディニウム城内では城門を超えて侵入したウッドワス軍に対して、城内に残っている兵士たちと最終防衛ラインを任せられているガイルたちと響たちとの戦闘になっているのだが‥ ウッドワス軍に派遣された女王騎士であるミスティの混濁術により、響たちとガイルたちは、自身が戦っているウッドワス軍の内の1人を見逃していくような形で戦ってしまっており、 混濁術の加護で響たちの攻撃から見落とされたウッドワス軍の兵士たちは、着々と円卓軍の兵士たちを倒しながらロンディニウムの内部を侵攻していくのであった‥。 ――――――――――――――――――――――― 女王軍・騎士「さすがです騎士ミスティ様!あなた様の混濁術により、あの異世界からの戦士たちはまともにわれらの事など見向きもしていません。」 女王軍・騎士「あなた様は攻城戦のプロ!ウッドワス様がオーロラ様の所から引き抜き、我らと同じ女王騎士として採用させた事はありますなぁ〜!」おだてている 騎士ミスティ「おだてるのはよせ!後にしろ!――工作兵、城壁の魔力障壁を消す方法を探し出せ!どこかに制御盤があるはずだ!」 騎士ミスティ「邪魔する人間は八つ裂きにしろ!どうせここにいる人間は全て期限切れの者ばかり、生かしておく必要はない!」 騎士ミスティ「ん?・・・・・・ああ、ちょうどいい。口の軽そうな人間がそこにいるではないか。」ある所にいる人物を見つける 騎士ミスティ「おい、そこの子供。司令部はどこだ。知っているのなら話せ。そうすればわが混濁術で楽に済ませてやろう。」 ロンディニウムの少年(鍛冶手伝いの少年)「はっ・・・・・・はっ、は・・・・・・・!はぅ、うう、うううう・・・‥」ガタガタガタガタァァ〜‥(怯えている) ロンディニウムの少年「(ひぃ、来る・・・・!どうしよう、来るよ、来るよ、来るよぉ・・・・‥!)」 ロンディニウムの少年「(でで、でも、でも追い払わないと・・・・!この先には、ばあちゃんとユーリたちが・・・・!)」 騎士ミスティ「・・・・震えて話にならん。いい。時間の無駄だ。おおかた牧場で廃棄された不良品だろう。よくも今まで生き延びたものだな。」 騎士ミスティ「ネズミのように逃げ延びて、結局この吹きだまり(ロンディニウム)か。不快な。最後まで我々に手をかけさせおって。」ガシンッ、ガシンッ・・・(近づいてくる) ロンディニウムの少年「―――――ぁ」ポロポロォォ〜‥(涙を流す) タタタタタァァーー!ピョォォン!(背後から誰かが襲撃をかけてくる) ユーミル「ドリャァァァーー!!」ガウゥゥン!(空中で戦斧を振るう) 女王軍・騎士「!。ヌゥゥゥン!」ギィィン!ボォォォーー!(火柱攻撃を放つ) ユーミル「!?。ニョワァァァ〜〜〜!?」ボォォォ〜〜!ビリビリッ!(一部の服装が破れる) ロンディニウムの少年「ユ、ユーミルのお姉ちゃん!?」攻撃されたユーミルを見て‥ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/522
523: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/18(木) 00:02:44.03 ID:a93CAmm90 タタタタッ、ガシンッ!(女王軍・騎士がユーミルの身体を背中から踏みつけ、ハルバードを突きつける) ユーミル「ヌゥ・・・・ゥゥゥゥ・・・・」ガシンッ。(女王軍・騎士に背中を踏みつけられる) 女王軍・騎士「―――――――」ジャキンッ!(ハルバードをユーミルの首元に突きつける) 騎士ミスティ「・・・その戦斧。貴様はノリッジで『鋼鉄山』という店で鍛治師をしていたという土の氏族の妖精『ユーミル』だな?」 騎士ミスティ「140年前に滅んだウェスバニーで採れる鉄鉱石を主流とし、数多くの鉄の武器を生成し、その鉄の武器はモースを一撃でほふると聞いている・・・」 騎士ミスティ「それと妙に婚期を逃しつつも、世継ぎとなる婿を捜して奮闘していると風の噂で聞いているのだが‥?」 ユーミル「ヌゥゥ・・・婚期と婿捜しは余計じゃが、ワシらの武器がお主ら女王軍の耳にも伝わっているとは‥ワシらも有名になった者じゃのぉ〜‥」 騎士ミスティ「当然だ。100年も昔から“鉄の武器製造の禁止令”を破っているお前たちノリッジの土の氏族に関しては、常に警戒を怠らなく見ていたものだからな。」 騎士ミスティ「お前のような妖精がロンディニウムにいるという事は、お前もまた、女王陛下に逆らう愚か者だと言うことでいいのだな?」 ユーミル「ヌゥゥ〜愚かだというのは失敬じゃ!ワシらはただワシらの『目的』の成就に従い、とても頑丈で強度な鉄の武器を作り、それを妖精國中に証明させる事こそがワシの使命なのじゃ!」 ユーミル「それらの『目的』を邪魔する者は、例え女王軍だろうとモルガン陛下だろうと、ワシが作る鉄の武器で蹴散らしてもらおうゾ!」 騎士ミスティ「‥ふん。自分が置かれている状況下も解らぬのに、のうのうと自分の『目的』が自身が作る鉄の武器が妖精國で一番だというのか?笑わせる!」 騎士ミスティ「お前がどんなに『目的』としているという、とても頑丈で強度な鉄の武器を作ろうとも、我ら女王騎士の前では武力的に無意味!」 騎士ミスティ「それを死して覚えておけ。お前たちがやってたことは、モースになるのと同じ“無意味な事”であり、自身らが持つ力こそが意味ある物だと言うことをな!」 ユーミル「―――!?」ビクッ!(ショックを受ける) ジャキィィン!(ハルバードを上に振り上げていく) 騎士ミスティ「恨むなら自分を恨め。お前が土の氏族でそのような事しか出来ない自分の力の無さを!」ガキンッ!(ハルバードを構える) ユーミル「――――ァ‥ァァァ―――!?」ビクビクビクッ!(顔を青ざめながら‥) ロンディニウムの少年「ユーミルのお姉ちゃん!?」ビクビクビクッ!(怯えながら) バンッ!カァァン!(何処かから火縄銃が放たれ、騎士ミスティの鎧に弾が跳ね返る) 騎士ミスティ「‥なんだ?次から次へと悪あがきを―――!?」撃ってきた方角を確認する 女王軍・騎士「――!?お前は・・・・」撃ってきた方角を見て・・・ ユーミル、ロンディニウムの少年「――――!?」2人と同じ方角を見て‥ シュゥゥゥ〜〜・・・(火縄銃から煙が出ている) コーラル「・・・ハァ‥ハァ‥ハァ・・・・」ガチャッ・・・(火縄銃を構えながら‥) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/523
524: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/19(金) 00:20:03.00 ID:FLz+kiNF0 騎士ミスティ「お前だったか・・コーラル。境界なき勇士団の中にピンク色の翅をした風の氏族の妖精がいると聞いてはいたが・・・」 騎士ミスティ「まさか人間の事を『下等生物』と呼ぶほどに人間を嫌っていたコーラルが、女王陛下に逆らう人間の味方をしていたとはなぁ?」 女王軍・騎士「ミスティ様、あの妖精とはお知り合いなのですか?」問いかけていく 騎士ミスティ「ああ。私がオーロラの部下だった頃、同期でオーロラの従者を希望した私の後輩の妖精だ。まあ、私と違って力の程は弱い方だがな?」 騎士ミスティ「聞いた話では3年前、ご主人であるはずのオーロラを見捨て、従者の職を辞めて自堕落な生活を送っていたと聞いてはいるのだが・・・」 コーラル「クゥゥッ・・・・」図星を突かれる コーラル「ミスティ。あなた、あなたの持つ力に惹かれたウッドワスにスカウトされ、オーロラ様の命を受け、ウッドワスの傘下に加わったと聞いてはいましたが・・・」 コーラル「その姿はあなた・・・ウッドワスを経由して女王軍の女王騎士になっていたのですね!あなたの持つ混濁術の力があるのを良い事に・・・」 騎士ミスティ「そうだ。私はこの混濁術の力の使い方と戦術を極め、ウッドワス様の勧めの元、私はモルガン陛下の元で女王騎士となる程の出世をさせてもらったのだ。」 騎士ミスティ「フフフフッ・・・ほんと皮肉な物だな。オーロラは私がウッドワスの同行を探るための監視者となる命令でウッドワスの元へ送ったと思っていたのだが、実際はそうじゃない。」 騎士ミスティ「私は気づいていたのだ。あのオーロラのヤツは、私の力がオーロラ自身にとっていずれ自身の邪魔となる存在になるのだと。いずれにしても私の事を斥候すべき存在だと言う事を‥」 騎士ミスティ「だから私は私の混濁術がウッドワス様の役に立ち、この妖精國を守る礎になる妖精だとアピールをし、ウッドワス様に私の事をオーロラから引き抜いて貰えるような状況になるようにな?」 コーラル「引き抜いて貰えるようにって・・・まさか、あなたがオーロラの命でウッドワスの傘下に入ったのって・・・・」 騎士ミスティ「そうだ。私がウッドワスのスカウトを受け入れたのはオーロラの命令だけでなく、自分の意思でオーロラの元から離れたのさ。私がオーロラの自分勝手で消される前に・・・」 騎士ミスティ「おかげで私はこのように女王騎士の甲冑を纏い、こうして先んじてウッドワス軍に派遣され、ロンディニウムの人間たちの抹殺をおこなえるのだからなぁ!」 フフフフンッ、ガシンッ!ギュワワァァァ〜ン・・・(騎士ミスティのハルバードから怪しげなのオーラが放たれていく) ―――――――――――――――――――――――――――― ギュワワァァァ〜ン、フニャフニャフニャァァ〜〜・・・(コーラルたちの視線に騎士ミスティの姿がハッキリと見えなくなるぐらいに姿がおぼろげになっていく) コーラル「――!?。私の眼の調子がおかしい・・・‥いえ、これはなんていうか・・・これは・・・・」 騎士ミスティ「フフフフッ、我が混濁術はあらゆる者たちの視覚・聴覚・感覚・記憶などを朧げに混濁させ、恰が今やっている事が解らなくなるほどに鈍感となり、」 騎士ミスティ「門前にいる異界からの戦士たちが、こちらに入ってくる軍兵の内の3分の1を見逃すというミスさえも見抜けぬ有様になっているからな?」 コーラル「!?。あれはあなたの仕業だったのですね!響さんたちやアドニス様たちが敵軍を1人逃がすようなミスを犯すほどに様子がおかしかったのは、あなたが彼らにその術を施したというのですね!」 コーラル「そしてあなたの指揮下の元、ロンディニウム内部の制圧の為に動いているという事を!なんて卑怯な事を!」 騎士ミスティ「フンッ、女王陛下に逆らったお前に言われたくなどない!ましてはオーロラの従者の職を捨て、反逆者側についたお前なんかにはな!」 騎士ミスティ「‥とはいえ、お前(コーラル)は女王騎士になった私(ミスティ)の前に現れ、わざわざ私に殺されに来たかのようにソレ(火縄銃)を持って来るとはなぁ?」 騎士ミスティ「これは私にとって好都合とも言える何かの縁だ。お前の命など、この私の手で葬り去ってやろうぞ!」ガシッ!(ハルバードを構える) コーラル「クゥゥゥ・・・」フニャフニャァァ〜〜‥(視線が朧げでよく見えない) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/524
525: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/19(金) 22:35:41.46 ID:FLz+kiNF0 コーラル「(――あの者(騎士ミスティ)の術で何も感じない・・・周りの至る所がおぼろげで何も見えないし、何も感じない・・・いったいここはロンディニウムの何処かで、私は一体誰と対峙を・・・)」 コーラル「(でも私は守らなければ・・・私がいるこの場所(ロンディニウム)と・・・ここにいる皆さんを守らなければならない‥。あの者の術を止めないとアドニス様が・・・)」 コーラル「(先ほどのコレ(火縄銃)は一発のみで、あの者の装甲を貫けなかった。あの者を兎に変えようにも、眼がおぼろげで見えなくては誰を攻撃すれば良いのか・・・)」 コーラル「(だからって無闇にあの術を使えば、あの者たちに囚われた2人を巻き添えになる事になる・・・それだけはいけないというのに・・・)」 ガタッ、タッタッタッタッ・・・(火縄銃を捨て、近づいてくる騎士ミスティに触れようとする) 騎士ミスティ「フッ。手持ちの武器が使えなくて、おぼろげで見えない中、私を兎に変えようって事か?お前はそうやって人間を『下等生物』と言ってはその人間たちを脅していたよなぁ〜?」 騎士ミスティ「お前は昔から真面目で厳しい態度でルールを守らせるように人間たちを指導し、オーロラのヤツに付きっきりで仕事を御こなしていたからなあ?あの頃が懐かしく思うわね。」 騎士ミスティ「だが、お前の対象を兎にする程度の力では、この女王に仕える女王騎士の私に通用するわけがない。お前の足掻きなど私に遠く及ばない程に無意味なことだって言う事をなあ!」 バシッ!(コーラルの腹部を騎士ミスティが持つハルバードの面部分で叩きつける) コーラル「キャアッ!?」バシッ、ドサッ!(仰向けに倒れる) 騎士ミスティ「フフフッ・・・」ガシィィ〜・・・(ハルバードを構えていく) 女王軍・騎士「ククククク・・・・」その様子を笑いながら見ている ユーミル「コ、コーラル・・・・」ギリギリギリ・・・(女王軍・騎士に踏まれながら) ロンディニウムの少年「コ、コーラル様・・・」ビクビクビク・・・(怯えて動けない) コーラル「く、くぅぅ・・・・」仰向けに倒れながら・・・ ―――――――――――――――――――――――――― 回想シーン・・・昨日のロンディニウム:武器庫内 スルゥゥ〜・・ピトッ。(アドニスの手を自身の胸に触れさせるコーラル) コーラル(回想)「私も同じ気持ちです。私もあの時、ソールズベリーであなた様の妻として結婚する事を誓い、あなたとずっとお側に居ることを、心から誓いあった身です。」 コーラル(回想)「アドニス様がどんなに辛い思いをし、アドニス様の心がバラバラに割れて砕けるような事があったとしても、私はあなた様の側にずっといます。」 コーラル(回想)「あなた様の心がどんなに壊れようとも、私の身体と愛を持ってして、あなた様の心を癒やし、共に支えあって生きていく・・それが私の今の『目的』なのですから。」 アドニス(回想)「コーラル・・・」グスンッ、ウウウウ・・・(少し泣きそうになり、涙を堪えていく) ―――――――――――――――――――――――――― コーラル「(‥ダメ・・・今ここで諦めては、私はアドニス様の妻として顔向けできない・・・。今ここで諦めては、あの者の術にかけられたアドニス様を助けられない・・・)」 コーラル「(あの者の術を止めなければ、アドニス様だけでなく‥ここにいるロンディニウムの皆さんさえも助けられなくなる‥。ここにいる皆さんを守る事が出来なくなる・・・)」 コーラル「(ですが今の私ではあの者の術に抗うことも、止める事も出来ない‥。アドニス様をあの者の術から助ける事さえも・・・)」 コーラル「(しかし私はあの時、私の心を救い、私と共に生き・共に愛し・共に歩んでいくと誓ったアドニス様を見捨てるなんて出来ません!)」 コーラル「(私は我が夫であるアドニス様を・・・家族を‥仲間を‥そして私たちを支えてくれるみんなを守りたい・・・だから・・・)」 コーラル「(――変わりたい!私はもう・・・私の愛する者を守れない妖精ではなく、愛する者を支え・共に歩んで守っていく‥そんな妖精に‥私はなりたい!)」 騎士ミスティ「――死になさい、裏切り者の妖精めぇ!!」ガシッ、フゥゥン!(ハルバードをコーラルに向けて振りかぶる) コーラル「――――――――」眼を瞑る ユーミル、ロンディニウムの少年「――――!?」おぼろげながらもその光景を見て http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/525
526: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/19(金) 23:59:15.16 ID:FLz+kiNF0 ギィィィ〜〜ン、ビカァァァァ〜〜ン!!(コーラルの右太もものガーターリングの宝石が突如として光り出す) コーラル「―――!?これは・・・いったい‥!?」ギィィィ〜〜ン!!(宝石と共にコーラルの身体も光り出す) 騎士ミスティ「な‥なにぃぃ!?」ビカァァ〜〜ン!(眼が眩しくなる) 女王軍・騎士「な、なんだ・・・これはぁぁ!?」ビカァァ〜〜ン!(眼が眩しくなる) ユーミル、ロンディニウムの少年「〜〜〜〜〜〜」ビカァァ〜〜ン!(眼が眩しくなる) コーラル「この光・・・私はいったい・・・」ビカァァァン・・・(光がだんだん治まってきて‥) ビカァァァン‥。ビュゥゥゥ〜〜〜!!(コーラルからもの凄い風が吹きあれていく) 騎士ミスティ「!?。うわぁぁぁ!?」ビュゥゥ〜〜ン!(後ろへ吹き飛ばされる) 女王軍・騎士「ぬわぁぁぁ〜!?」ビュゥゥ〜〜ン!(後ろへ吹き飛ばされる) ロンディニウムの少年「うわっ!?」ドサッ!(風によって尻もちをつく) ユーミル「ヌゥゥゥ〜〜!」地面にしがみつく コーラル「キャァァァッ!?」ビュゥゥゥ〜ン!(風に煽られ、身体が宙に浮く) ヒュンッ、ガタァァ〜ン、ギュゥゥゥン・・・(騎士ミスティの手からハルバードが離れ、怪しげなオーラが消える) ―――――――――――――――――――――――――――― ロンディニウム:各門の最終防衛ラインでは・・・ ギュゥゥゥ〜ン・・・・(響たちの上に漂う怪しげなオーラが消えていく) 東門側:立花響、ガイル「―――――!?」我に返る 西門側:月読調、アドニス「―――――!?」我に返る 近くにいたオベロン「――!?」 オーラが消えたことに気づいていないウッドワス軍たち「――――」こっそりと進んで行く 月読調「――逃がさない!ハァァァ!」ギュイギュィィーン!(β式 獄糸乱舞) 立花響「ハァァァッ!!」バァァァン!(我流・猛虎翔脚) 彼女たちが見逃していたウッドワス軍・兵士たち「ぐわぁぁぁ〜〜!?」ギュイギュイ!バァァ〜ン!(それぞれの攻撃を受ける) 立花響「フェェェェ〜!?なんで私たちが防衛戦を張っている後ろに、ウッドワスの兵隊たちが!?」驚いている オベロン「わからない・・・。でもあの兵士たちの数‥どうやら僕たち、敵軍が仕掛けた何らかの術で相当の数の敵を見逃していくように仕向けられてたみたいだね?」 アドニス「見逃してたってそんな・・・‥!?」ビクッ!(何かの感覚に気づく) ガイル「どうしたアドニス?まさかお前の嫁のコーラルの身に何かあったのか!?」 アドニス「うん、本当にそうだよ!―――」目の色を変えていき・・・ タタタタタァァーー!(急いでコーラルの元へ向かって行く) ガイル「お‥おい、アドニス!」タタタタタァァーー!(アドニスを追いかける) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/526
527: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/20(土) 08:52:30.37 ID:NF7paJ6s0 ヒュゥゥ〜ン、スタッ!(そのまま風のままに立っていくコーラル) コーラル「ハァ‥ハァ‥ハァ・・ハァ・・・‥」ヒュゥゥ〜ン・・・(コーラルの周りに風の力が湧きだしてくる) コーラル「(この風は・・・感じる・・・。この風は私の中からわき上がってきている‥。まさか、これが『純恋愛の宝石』の力・・・)」キラァァ〜ン☆(緑色の純恋愛の宝石が輝いていく) コーラル「(愛する妻となる者の力をさらに強化し・その願いを叶えると聞き、これらは単なる力の倍加を促す宝石かと思いましたが・・・)」 コーラル「(まさかこのような力が私の中にあったとは・・・私の対象を兎に変える事以外に力はないと思って・・・‥)」自身の風の力を見ていて・・・ ロンディニウムの少年「コ、コーラル様・・・なんか急にすっごく強くなってカッコいいーー!まるで風の女神様みたい・・・」感心している ユーミル「コーラル。お主、いつの間にあんな技を身に付けていたのか!あのさっきの強い風を操る力であの者たちを吹き飛ばすとは・・・」 ユーミル「もう水くさいぞコーラル!其方にあんな芸当を今日まで隠していたとは、だがおかげでワシらは助かったワイ!」喜んでいる ロンディニウムの少年「うん!さっきの風には僕も驚いたけど、女王の騎士を吹き飛ばすなんて、コーラル様はマジで凄いよ!」喜んでいる コーラル「い、いえ・・・・コレは別にそのぉぉ〜・・・・」困惑している ガシィィ〜・・・(立ち上がる騎士ミスティ) 騎士ミスティ「クゥゥ‥いったい何が起こった!?あんな‥人間を兎に変える事しか力がないコーラルが‥あんな強い突風を繰り出すとは・・・」 騎士ミスティ「だが、この女王騎士である私があの強い風程度でやられる程、私は愚かではない!お前など、私がこの手で八つ裂きにしてやる!」 女王軍・騎士「ヌゥゥ〜!」ガシィィン‥(立ち上がる) ロンディニウムの少年「うわぁぁ!?またあの女王の騎士が来る!?」立ち上がる女王騎士2人を見て‥ コーラル「!。2人とも下がってください!ここは私が!」ダダッ!(前に出る) ユーミル「ノォォッ!?無理するなコーラル!」前に出るコーラルを見て・・ コーラル「――――!。」ヒュゥゥゥ〜〜ン・・・・(気を集中していく) 騎士ミスティ、女王軍・騎士「ハァァァァ〜〜!!」タタタタタァァーー!(ハルバードを構えて突撃する) コーラル「―――!。ストーム・ウィンド!」ビュゥゥゥーーン!(両手から竜巻状の強風を放つ) 騎士ミスティ、女王軍・騎士「!?。ヌッ、ヌゥゥゥ〜〜!?」ビュゥゥゥ〜〜〜ン!!(強風にあおられる) 女王軍・騎士「な、なんだこの風は!?あの妖精の手からこんな強い風が・・・」ビュゥゥ〜〜!(強風に耐えながら) 騎士ミスティ「クゥゥ〜‥怯むな!この程度の風など、我ら女王騎士の敵ではない!」ビュゥゥ〜〜!(強風に耐えながら) 女王軍・騎士「し、しかしこの風・・・あのような風、とてもあんな一般の妖精に出せるものではありません!この風をどう対処すれば・・・」 騎士ミスティ「ヌゥゥ〜〜!クソォォ!」ギィィン!(赤黒の斧槍を出現させる) ギュォォォ〜〜ン!(コーラル立ち3人を囲うように赤黒の斧槍(制裁の斧槍)を展開する) コーラル「!?。し、しまっ・・・」ビクッ!(周りの制裁の斧槍に囲まれる) ユーミル、ロンディニウムの少年「!?」ビクッ!(周りの制裁の斧槍に囲まれる) 騎士ミスティ「喰らうがいい!そして死ねぇぇ!」ギィィィン、フンッ!(ハルバードを横に振るう) ギュゥゥ〜ン、ヒュゥゥーーン!!(制裁の斧槍が放たれていく) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/527
528: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/20(土) 22:29:30.37 ID:NF7paJ6s0 タタタタタァァーー!ガキガキィィン!(ガイルが自身の胴体と両腕を頑丈に硬くして突撃してくる) ガイル「伏せろーー!!メタルガイル・ラリアット!」グルグルゥゥ〜〜!(回転して突撃していく) コーラル「―――!?」ガバッ!(ロンディニウムの少年を庇う) ロンディニウムの少年「うわぁっ!?」ガバッ!(コーラルと共に地面に伏せる) ユーミル「!?」ガバッ!(地面に伏せる) 騎士ミスティ「――なあっ!?」ガイルの存在を見て‥ グルグルゥゥ〜!ガキガキガキィィン!(制裁の斧槍を打ち砕いていくガイル) 女王軍・騎士「このぉぉ〜〜!!」ギィィィン・・・(落雷攻撃をしようとする) アドニス「はぁぁッ!」ビュンビュン!(ブーメランを発射する) 女王軍・騎士「!?。ヌワァァッ!?」ガキィィン!バシィィン!(ブーメランに辺り、ハルバードを落とす) 騎士ミスティ「!?。貴様らは!?」 ガイル「ツゥゥッ‥大丈夫かお前たち!アドニスの後を追ってたら、まさかこんな事になっていたとはなぁ‥」 ロンディニウムの少年「!?。ガイルのお兄ちゃん!それにアドニスのお兄ちゃんも!良かった、僕たちを助けに来てくれたんだ!」 コーラル「アドニス様!良かった‥皆さま方に施された幻惑の術が解除されたんですね‥。」 アドニス「!。幻惑の術って・・・・もしかして、僕たちが防衛戦を敷いている後ろにウッドワス軍が侵入していたのって・・・」 ユーミル「そうじゃ!あいつがお主たちに混濁の術とかいう幻術をお主たちにかけ、お主たちが幻術に惑わされている間にヤツの軍兵たちを少しずつ侵入させたのじゃ!」騎士ミスティに向けて指をさす ユーミル「ヤツの目的は城壁にかけられた魔術障壁の解除じゃ!アイツら、よほど強い力を持っているから気をつけるんじゃ!」 ガイル「なんだって!?そうか、道理で俺たちがウッドワス軍の兵士たちを見逃していたって事だな・・・」 アドニス「うん・・・・」 騎士ミスティ「ク、クゥゥ〜〜!!お前たち、どいつもこいつも我々の邪魔ばかりするとはなぁ〜?」キリキリィィ〜!(怒りを見せる) 騎士ミスティ「円卓軍に異界の戦士(ヒーロー)たち‥それに境界なき勇士団は何故に、この吹きだまり(ロンディニウム)の人間たちを守り、女王陛下に叛逆をしていくのか?」 騎士ミスティ「お前たちに我らの邪魔をされるだけで腹の虫酸が収らぬ!お前たちなど、我が混濁の術で永遠のおぼろげを味わうがいい!!」ガシィィン!(ハルバードを両手で持っていき‥) ジジジィィ〜〜!(騎士ミスティの魔力放出が激しくなっていく) 女王軍・騎士「――!?。ミスティ様!まさかあの技はお止めになってください!あの技を繰り出せば、味方の兵も巻き添えに・・・」 騎士ミスティ「いいや使うね!――混濁化出力100%――我が混濁の妖精領域、『混濁の大迷宮(ミスティ・ラビリンス)』」クルクルクルゥ〜、ガキィィン!(ハルバードを地面に叩きつける) パァァ〜〜、ギュワワァァァ〜ン!(ロンディニウム内部全体が怪しいオーラに包まれていく) ギュワワァァァ〜ン、フニャフニャフニャァァ〜〜!(オーラの辺り全体にいる者たちの視線と感覚がおぼろげになっていく) ウッドワス軍・兵士「う、うわぁぁ〜〜!?前が‥前が急におぼろげになって見えないよぉぉ〜!?」混乱している 円卓軍・兵士「な、なんだこれは!?ここはどんな場所で、ここが天なのか地なのか‥周りの全てがおぼろげになっていくぅぅ〜!?」混乱している アタフタアタフタ!ガヤガヤガヤ!(周りの兵たちが敵味方も関係なく混乱して騒いでいる) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/528
529: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/21(日) 18:21:54.29 ID:YnP5qAbE0 騎士ミスティは突如としてコーラルが持つ『純恋愛の宝石』の力によって得た風の力によって吹き飛ばされ、混濁の術から解放されたガイルとアドニスによって窮地に立たされてしまい、 それらに対して虫酸が走ったミスティはなし崩しの手段として自身が持つ混濁の妖精領域を最大出力で出し、それによるオーラはロンディニウム内部の上空に広がっていき・・・ オーラの光を浴びたロンディニウム内の者たちは敵も味方も関係なく辺り全体の感覚、視覚などが混濁し、それによって円卓軍もウッドワス軍の兵たちもまた、それによる影響で慌てふためくのであった。 ―――――――――――――――――――――――――― フニャフニャフニャァァ〜〜!(辺り全体の感覚がおぼろげになっていく) ガイル「クソッ、まただ!また周りが変な感覚になって周りの人物がよく見えない・・・」コシコシコシ‥(目をこする) アドニス「これが・・・あの女王騎士の混濁の術・・・。僕たちがウッドワス軍の兵士たちを糸も簡単に少しずつ侵入させちゃった幻惑の妖精領域だなんて・・・」 騎士ミスティ「アハハハハハハ!これならば私の姿も見えず、私に攻撃しようにも、姿も感覚もおぼろげでは私に攻撃する事も出来ぬよなぁ〜?」 騎士ミスティ「この混濁の妖精領域を発動した私は今や無敵!この妖精領域にてこのロンディニウムにいる人間共を全て亡き者としてくれるわ!」 コーラル「!?。そうはさせません!あなたのような誰かを傷つける事の為に力を使い、騎士や兵士でもない女子供に手をかけようとするあなたの暴挙を許しはしません!」 コーラル「例え私のこの眼がおぼろげで見えなくても、私はあなたたちウッドワス軍をここから追い払います!」カァァ! アドニス「コ。コーラル・・・あなたは・・・・」心配そうにしている ガシッ、ギィィン!(右太もものガーターリングの宝石部分に触れていき・・・) コーラル「――――――」ギィィン、ヒュゥゥゥ〜〜ン!(辺りが風に包まれていき‥) ――――――――――――――――――――――――――――――― コーラルの声(風の報せ)『円卓軍の皆さま、それにロンディニウムの住民たちは直ぐに近くの石壁や石柱にしがみついてください!』ヒュゥゥ〜ン・・(風の報せが届く) コーラルの声(風の報せ)『私の風が導きます。ですから決して、しがみついている場所から手や腕を放さぬようにしてください!』ヒュゥゥ〜ン・・(風の報せが届く) 円卓軍・兵士「!?。コーラル様の声だ!聞いたか?とにかく壁や柱にしがみつけ!とにかくなにか捕まるところにしがみつくんだ!」タッタッタッタッ・・・(ガベの端にしがみつこうとする) 他の円卓軍・兵士たち「〜〜〜〜〜〜〜」タッタッタッタッ・・・(壁や石柱に向かって行く) 術に掛かっているロンディニウムの住民たち「〜〜〜〜〜〜〜」ガシッ、ガシッ!(隠れつつも石壁や石柱にしがみついていく) ヒュゥゥ〜ン、ガシッ!ガシッ!(どうにか手探りと風の導きで壁や石柱にしがみつくように構えていくロンディニウムの人々) ―――――――――――――――――――――――――――――― ヒュゥゥ〜〜ン・・・(コーラルの周りに風が包んでいき・・・) 騎士ミスティ「何をしている‥!?。さてはお前、風の報せで我が混濁の術で混乱している円卓軍の兵士たちを導きつつ、私の場所を特定しようというのか!」 騎士ミスティ「そうはさせぬぞ!お前がどんな仕掛けをしようが、さっきの風の力を使おうが、このおぼろげの中で見えない私の手で殺されるがいい!!」ジジジジィィ〜〜!(魔力を放出していき‥) コーラル「!?。アドニス様、ガイルさん!早く何か掴まるモノにしがみついてください!」 ガイル「わかってる!アドニス、ユーミル、俺に掴まれ――!」ガキィン、ドスゥゥゥン!(地面にパワージャッキ―に変化した両手を打ち込む) アドニス、ユーミル「うん(うむ)!」ガシガシッ、ギュゥゥゥ〜!(ガイルにしがみつく) ロンディニウムの少年「〜〜〜〜〜」ガシッ、ギュゥゥゥ〜〜!(ガイルにしがみつく) 騎士ミスティ「喰らうがいい!我が渾身の一撃を―――」フンッ!(赤黒の斧槍を出現させようとするが‥) コーラル「ハァァァァ〜〜!!」ギィィィーーン!!(ガーターリングの宝石部分が光り輝く) ギィィン、ギュオォォォ〜〜ン!(純恋愛の宝石の力でコーラルの両翅が巨大化する) 騎士ミスティ「――――!?」ビクッ!(巨大化したコーラルの翅を見て‥) バサァァッ、ゴォォォ〜〜〜!!ビュゥゥゥ〜〜〜〜!!(巨大化したコーラルの翅を扇ぎ、竜巻並の暴風を放つ!) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/529
530: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/21(日) 20:59:13.54 ID:YnP5qAbE0 ビュゥゥゥ〜〜〜!ビュゥゥゥ〜〜〜!(暴風に見舞われる女王騎士の2人) 女王軍・騎士「う、うわぁぁぁ〜〜!?ミスティ様の混濁の術のせいで前が見えないだけでなく、さっきよりも強い風が〜〜!?」ビュゥゥ〜〜!(暴風に見舞われる) 騎士ミスティ「クゥゥゥ〜〜!コーラルめ!この何処の風の氏族の妖精でもなかった、こんな強風を放つ力をいったい何処で―――」ビュゥゥ〜〜!(暴風に見舞われる) ビュゥゥゥ〜〜ン!バビュゥゥゥ〜〜ン!ビュゥゥゥ〜〜!(暴風によりロンディニウム:大広間に巨大竜巻が発生する) コーラル「フゥゥッ!ハァァァァ〜〜〜〜!!」ビュゥゥゥ〜〜!(巨大竜巻を発生させていく) 騎士ミスティ「!?。ヌゥゥゥ、ヌワァァァァ〜〜〜〜!?」バビュゥゥゥーーン!(吹き飛ばされる) 女王軍・騎士「うわぁぁぁ〜〜!?」ビュゥゥゥーーン!(吹き飛ばされる) ガイル「グ、グゥゥゥ〜〜!!」グググゥゥ〜〜!!(暴風に耐えていく) アドニス、ユーミル、ロンディニウムの少年「〜〜〜〜〜〜!!」グググゥゥ〜〜!!(ガイルにしがみついて暴風に耐えていく) ―――――――――――――――――――――――― ロンディニウム:その他の場所でも・・・ 侵入したウッドワス軍・兵士たち「ウワァァァ〜〜!?ヌワァァァァ〜〜!?」ビュゥゥゥーーン!(吹き飛ばされていく) 後から入ってきたウッドワス軍・兵士たち「ヌワァァァァ〜〜〜〜!?」ビュゥゥゥーーン!(吹き飛ばされていく) 円卓軍・兵士たち「ヌゥゥ〜〜!しがみつけぇぇ、このままではあの竜巻に吹き飛ばされるぞぉぉ!」グググゥゥ〜〜!!(石壁や石柱にしがみついていく) ロンディニウムの住民たち「〜〜〜〜〜〜〜」グググゥゥ〜〜!!(吹き飛ばされないようにしがみついている) ウェールズの妖精たち「キィキィ〜〜!!」グググゥゥ〜〜!!(ひとまとめになって壁の奥にしがみついている) オベロン「ヌワァァァ〜〜!?」ブルゥゥン!ブルゥゥ〜ン!(吹き飛ばされないように石柱にしがみついている) 立花響「ツゥゥ〜、調ちゃん!しっかり掴まってて!」ギギギギィィ〜〜!(地面にくい込ませたパワージャッキーで耐えている) 月読調「ツゥゥゥ〜〜!うん!」ギュゥゥゥ〜〜!!(立花響にしがみついていく) ビュゥゥゥ〜〜〜ン!グルグルグルゥゥ〜〜〜!(大広間に発生した大竜巻がウッドワス軍たちを飲み込んでいく) ―――――――――――――――――――――――― ロンディニウム:東門近くの城壁(竜巻が起きるちょっと前‥) ウルトラマンZ「デァァァ〜・・・」ドスンッ!ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!ピコン・・・(膝をつき、カラータイマーが鳴り出す) コクーン「『ターゲットの大幅の消耗を確認。ドリルキャノン、チャージ開始!』」ガシャンッ、ピピピピィィィーーー!(ドリルキャノンのエネルギーチャージが開始される) ウルトラマンZ「デェアァァ・・・」めげずに立ち上がっていく ゼットの声「ツゥゥ‥こっちはもうウルトラマズいです。こうなったら一気に攻めるのみ!」 ハルキ(インナースペース)「ええ・・・せめてアルトさんやアルトリアさんたちの為にも、あの巨大兵器1機を倒しておきましょう!」 ゼットの声「おう!」 ギラァァン、ギィィン!(光線のポーズを取るウルトラマンZ) コクーン「!。『反撃の兆候あり。ミサイル全弾発射』」ガキンッ、ビュンビュンビュゥゥン!(ウルトラマンZに向けてミサイルを全弾射出する) ウルトラマンZ「デェアッ(ま、マズい)!?」向かってくるミサイルを見て・・・ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/530
531: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/21(日) 23:16:28.38 ID:YnP5qAbE0 ビュゥゥゥ〜〜ン、グルグルグルゥゥゥ〜〜〜!!(ロンディニウムの城壁の後ろで大竜巻が発生する) ウルトラマンZ「ジェッ!?」後ろを振り返り、その様子を見る コクーン「――!?」ピピピピピィィ〜〜〜!(驚く仕草のような音をする) ビュゥゥ〜〜!ビュゥゥ〜ン!(暴風により、ミサイルが後ろのコクーンの方へに吹き飛ばされる) ビュゥゥ〜〜ン、ドゴドゴドゴォォォ〜〜ン!!(暴風で吹き飛ばされたミサイル全弾が、コクーンに全て命中する) コクーン「――――――!?」ドゴン!ドゴン!ドゴォォ〜〜ン!!(ミサイル攻撃を受ける) ウルトラマンZ「デェアッ!?」その様子を見ている ジジジィィ〜バリバリィィ〜〜!!ドゴォォォーーーン!!(ミサイル攻撃によってドリルキャノンのエネルギーが暴発する) ジジジジィィ〜〜〜!!(自機のミサイル攻撃やキャノンのエネルギー暴発によってズタボロになってしまうコクーン) コクーン「『オラハシンジマッタダー♪オラハシンジマッタダー♪オラハシンジマッタダー♪テンゴクーニイッタダー♪』」ジジジィィ〜〜!(火花を散らしながら) ハルキ(インナースペース)「これは!?なんかよくわからないですけど、一気に決めましょうゼットさん!」 ゼットの声「ああ!このチャンス、逃さない‥ゼェェーーット!!」ギラァァン、ギィィン!(再び光線のポーズを取る) ハルキ&ゼット「ゼスティウム光線!!!」ビィィィ〜〜〜!!(ゼスティウム光線を放つ) ビィィィーーーー!!ズゥゥ〜〜ン、ズガガガガァァァ〜〜〜!!(ゼスティウム光線がコクーンの機体に直撃する) 妖精兵器・コクーン「〜〜〜〜〜!!?」ズガガガガァァ〜〜!バリバリィィ〜〜〜・・・・ ドッガァァァァァァ〜〜〜ン!!(交戦が直撃し、大爆発を起こすコクーン) ――――――――――――――――――――――――― ドカァァァーーン!ガシャガシャガシャァァ〜〜・・・(コクーンが大爆発し、機械類が散乱する) ウルトラマンZ「デェアァァ・・・・」ドスゥゥン・・・ピコンピコンピコンピコンッ!!(カラータイマーの点滅が速い) ゼットの声「ハァ‥ハァ‥ハァ・・・・どうにか‥あのデカブツをウルトラ撃破しましたね・・・」息切れをしている ハルキ(インナースペース)「ええ・・・。後の事はアルトリアさんたちに任せましょう・・ゼットさん・・・」息切れをしている ゼットの声「ああ・・・・」 ウルトラマンZ「デェアァァ・・・――――――」キィィィン、パァァァン・・(光の粒子となって消滅する) ガシャァァァ〜ン、ゴロゴロォォ〜〜・・・(ズタボロで血のような液体が漏れて転がっていくコクーンのAIポット) コクーンのAIポット「『オ・・・オラハ・・・シンジマッタ・・・・ダ・・・‥』」ジジジジィィ‥ギュゥゥ〜・・・(完全停止) ―――――――――――――――――――――――――― ロンディニウム:東門付近にて勃発した妖精兵器・コクーンとウルトラマンZの死闘の戦い・・・・ 最初はウルトラマンZによってコクーンは押し出され、東門付近から遠ざけていき、主砲やガトリングカノンなどのコクーンの武装を破壊するも、 『MGSPW』の原作にはなかったコクーンの隠されていた『シークレット・ウエポン』が展開され、それらによる攻撃と突進によってウルトラマンZは東門付近へと押し戻されてしまい‥ 東門付近の城壁にて、コクーンの集中砲火によってウルトラマンZは窮地に立たされるも、突如としてロンディニウム内で大竜巻(コーラルが発動させたモノ)が発生していき‥ それによる暴風がコクーンが放ったミサイルが自身に返り、放たれるはずだったドリルキャノンのエネルギーがミサイルの爆発によって暴発してしまい、 その隙を付くようにウルトラマンZは必殺のゼスティウム光線を放ち、見事に妖精兵器・コクーンを破壊するのであった。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/531
532: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/22(月) 21:41:47.38 ID:tlyAz9850 誤字修正:交戦→光線 ――――――――――――――――――――――――――― ロンディニウム:正門前では・・・ ビュゥゥゥ〜〜ン!グルグルグルゥゥ〜〜!(ロンディニウム内は大竜巻が発生し‥) ドッガァァァァァァ〜〜〜ン!!(ウルトラマンZの光線でコクーン撃破される) ――――――――――――――――――――――――――― 【こ、これはいったい―――!?】← 【今、東門で爆発が!?】 アルトリア「えぇぇぇ〜〜なにこれなにこれ!?竜巻?ロンディニウムの城内に竜巻が襲いかかっているよぉぉ〜!?」アタフタ!(困惑している) アルトリア「しかも何アレ!?その竜巻から牙の氏族に女王軍の騎士?なんか城門を跳び越えて城内に入っちゃったはずのウッドワス軍の兵士たちが、バタバタと落ちていってるよ〜!?」アタフタ!(困惑している) ダ・ヴィンチちゃん「ああ!東門の方でなんか爆発のような音がしたが、おそらくアルトが言ってたという巨大兵器コクーンがハルキ君たちによって撃破されたに違いない‥」 ダ・ヴィンチちゃん「それに城内に竜巻が発生して、そこから城内に侵入されたはずのウッドワス軍が吹き飛ばされるように竜巻から飛び出してきているのなると、これって・・・」 【響ちゃんたちが頑張っているって事?】← 【ガイルたちの新ワザなのか!】 アルトリア「藤丸くん、今はそんなこと考えている暇じゃないでしょ!こっちなんかもう、すぐにでもウッドワス軍の兵士たちが後ろの堀まで迫ってきているというのに!?」アタフタ!(焦っている) アルトリア「ああもう何がなんだかわからないよ!?後ろには竜巻が発生するわ、向こうで爆発が起こるわ、ウッドワス軍の兵士が降ってくるわ!もう何もかもが滅茶苦茶だよぉ〜!?」アタフタ(焦っている) アルトリア「見てよあれ、私たちの事なんかお構いなしにウッドワスなんか後ろを向いて何か慌てふためいているように―――」 【・・・・はい?】 【今、なんて言ったの?】← アルトリア「なにって、ウッドワスのヤツが私たちの事なんかお構いなしに後ろを向いて慌てふためいて・・・‥あ。」 アルトリア「あのウッドワスの慌てようって・・・もしかしてさっきの爆発とロンディニウムで発生した竜巻で上から降って来る兵士たちの事で慌てている事だけじゃない・・・」 アルトリア「勝ちを確信して前線に出ているウッドワスが後ろを向いて慌てている素振りを見せているなんて、おそらくウッドワスの後ろで何かあったって事だよね?」 アルトリア「じゃあだとしたら、ウッドワスたちが後ろに振り返る程の事態で正面から敵部隊に合流しようとやって来てるのは、ウッドワスの本隊じゃなくて・・・」正面の様子を見て‥ ダ・ヴィンチちゃん「うん、あれはパーシヴァルたちだ!パーシヴァルたちの軍勢が間に合ったーーー!」喜んでいる オォォォォ――――!!(ウッドワス本隊の後ろからパーシヴァルたちが向かって来る) 向こう側のパーシヴァル「―――――――!!」パカラッ、パカラッ、パカラッ!(ウッドワス軍に向けて突撃している) 向こう側のバーゲストたち「――――――!!」ダダダダァァァーー!(パーシヴァルと一緒に突撃している) 【――やっぱりそうだ!】← 【パーシヴァルにバーゲストたちだ!】 ――――――――――――――――――――――――――― ロンディニウムの東門付近で妖精兵器・コクーンの破壊のよる大爆発が起き、城内ではそこに侵入していたウッドワス軍の兵士が、突如として発生した竜巻によって吹き飛ばされており、 あまりの戦況にアルトリアはかなり混乱するが、それと同士に勝ちを確信して前線に出ているウッドワスが今の戦況下と自身らの後ろの存在に慌てている様子を目撃し、 ウッドワスたちに向かって進んでいる存在がパーシヴァル率いる強襲部隊だと確信し、合流が間に合った事にダ・ヴィンチたちは喜びを見せるのであった。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/532
533: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/23(火) 21:21:45.42 ID:4Q9rTKyW0 第43節:ウッドワス ――――――――――――――――――― 少し前・・・ロンディニウム周辺:平原(ウッドワス軍・陣営)では・・・ ウッドワス「ははははははは!いいぞ、このまま押しつぶしてしまえ!所詮はパーシヴァルと裏切り者の先代・妖精騎士だけの軍だ、ヤツらがいなければ烏合の衆も同然よ!」 ウッドワス「ふ、境界なき勇士団のアルト・オルラントはともかく‥『予言の子』は今頃さぞ震えているだろう。子鹿のように城内で怯えているか?」 ウッドワス「アルト・オルラントを葬れば3年前の失態を、『予言の子』を葬ればティンタジェルでの失態が帳消しになる!あの忌々しい思い出を忘れられて清々できる!」ニッコリ!(笑顔を見せる) ウッドワス「おい、先だって城内に突入した者から、何か報告はあったか?特に必ずしも城内に侵入できると思われる女王騎士ミスティからの報告はあったか?」 ウッドワス「あの女王騎士が持つ混濁の術と力さえあれば、城内に残っている異界の戦士たちや境界なき勇士団も容易く倒せる。なにせ、私が直にスカウトさせてやった強者だからな?」 ウッドワス軍・兵士「いえ、まだ届いてはいません!おそらくは『予言の子』の探索に手こずっているのかと!」 ウッドワス軍・兵士「・・・あの、ウッドワス様。『予言の子』の特徴は“邪悪な顔つきをした16歳ほどの女の妖精”との事ですが、それ以外に詳細はございますか?」 ウッドワス「ない。私は『予言の子』の顔を知らぬ。女王陛下と『予言の子』の謁見では、参列を許されなかったからな。」 ウッドワス軍・兵士「そ、そうですか。ですが、ティンタジェルで見ているのでは?もしくは妖精騎士アグラヴェイン様から特徴を聞いておられるかと?」 ウッドワス「知らぬ、と言っている。私は『予言の子』の背中すら見た覚えがない。妖精騎士アグラヴェインとの会食の時さえもアグラヴェイン卿はその事に口を開いてはくれなかった。」 ウッドワス「まあよい、何がどうであれ‥城を占拠すれば全て解決する事だ。このまま前進して円卓軍を殲滅し――――」 ビュゥゥゥ〜〜ン!グルグルグルゥゥ〜〜!(ロンディニウム城内では大竜巻が発生する) ドッガァァァァァァ〜〜〜ン!!(ロンディニウム:東門付近でウルトラマンZの光線を受け、大爆発を起こす妖精兵器・コクーン) ウッドワス「――!?。なんだ今の爆発は?またロンディニウムの城壁から懲りずに爆撃を仕掛けている者がいるのか!」 ウッドワス「しかもなんだアレは!?城内から竜巻のような現象が起こっている・・・我が軍にあんな竜巻を起こせる兵士を雇用した覚えなど・・・」 タタタタタァァーー!(ウッドワス軍・伝令兵が大慌てでやって来る) ウッドワス軍・伝令兵「で、伝令!伝令!先ほど東門付近を攻撃していた“秘密兵器”の1体が『巨人の予言の子』と思える巨人によって撃破されました!」 ウッドワス軍・伝令兵「しかしその一方でその巨人もまた、コクーン撃破と共にその場で消滅し、事実上の相打ちになったのだと思われるのですが・・・・」 ウッドワス「なんだと!?だがしかし『巨人の予言の子』を相打ちで仕留めるとは・・・まぁ元は取れたモノだと思えるのだが・・・」 パカラッ、パカラッ、パカラッ、パカラッ、パカラッ!オォォォーーーーー!!(ウッドワス軍の後方から円卓軍の強襲部隊が向かって来る) ウッドワス「いや待て。この足音はなんだ?我々の後方から響いてくるが――――」 ウッドワス「女王陛下からの援軍・・・‥いや違う。この、なんの歴史も名誉もない、軽薄な軍靴の響きは、」 ウッドワス軍・兵士「ウウウウッドワス様!ウッドワス様!後方から敵襲、敵襲!円卓軍と境界なき勇士団の連中が、我らの本陣の後方に!」ガタガタガタ!(怯えている) ウッドワス軍・兵士「連中を率いているのはパーシヴァル、バーゲスト、ボガード!その他にも『秘密の予言の子』や『AIの予言の子』もまた、その連中の軍列にいます!」 ウッドワス軍・兵士「本陣の建て直しができません!背中に食いつかれたカタチです!」 ウッドワス軍・兵士「ワケがわからない、後方からの攻撃がないとアナタは仰ったというのに!」怒り散らす! ウッドワス軍・伝令兵「あ、あぁぁ〜〜〜〜!?ウウウウッドワス様!ああアレをぉぉ〜〜!?」上空に指をさしながら ウッドワス、ウッドワス軍・兵士「――――!?」指さされた上空を見て‥ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/533
534: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga] 2023/05/23(火) 23:30:29.78 ID:4Q9rTKyW0 ビュゥゥ〜〜ン!ヒュゥゥゥ〜〜〜・・・(大竜巻によって平原上空へと吹き飛ばされ、そこから落下するウッドワス軍・兵士たち) 吹き飛ばされたウッドワス軍・兵士たち「うわぁぁぁ〜〜〜!?」ヒュゥゥ〜〜ン・・・(上空から落下する) 騎士ミスティ「ヌワァァァァ〜〜!?バ‥バカな・・・このわたしが・・・こんな事があってたまるかぁぁ〜!!」ヒュゥゥ〜〜ン・・・(上空から落下する) 騎士ミスティ「わたしが・・・この女王騎士であるわたしが最後に拝む風景が・・・こんな空から落下する事なんかぁぁ〜〜〜!!」断末魔をあげる ヒュゥゥ〜〜ン、ベチャッ!バチュッ!ベチョッ!バチッ!(次々と上空から転落死する騎士ミスティを含めたウッドワス軍・兵士たち) ――――――――――――――――――――――― バァァーーーン!(転落死するウッドワス軍・兵士たちと後方からのパーシヴァルたちを見て愕然としている地上のウッドワス軍本陣の兵たち) ウッドワス軍・伝令兵「竜巻から女王騎士たちが落ちてきたぁぁ〜〜!?ウッドワス様、なんですかこの光景はぁぁぁ〜〜!?」驚愕している ウッドワス軍・伝令兵「アナタは敵軍に後方からの攻撃がないと言い、ロンディニウムへと進軍した結果がコレだというのですかぁぁ〜〜!?」罵倒する ウッドワス「!?。バカな!ありえん、陛下の援軍を破ってきたというのか!?しかも2倍の数もある援軍相手にこんな短期間で!?」驚愕している ウッドワス「いや、そんな筈はない、そんな筈がない!例え裏切り者のバーゲストやメリュジーヌがヤツらと一緒にいようと、ヤツらには絶対に不可能だ!」 ウッドワス「いや待て・・・『クリサリス』はどうした?あの飛行する秘密兵器には確かに、異界から来た戦士(ヒーロー)たちが乗ってるという船の迎撃の他に、」 ウッドワス「陛下の援軍と協力し、陸と空からの迎撃で別働隊の数を減らしつつ、わたしの本陣と陛下の軍とクリサリスで挟み撃ちをすると命令したはず・・・」 ウッドワス軍・兵士「でで‥ですが実際に、ヤツらはほぼ無傷でやってきている・・・!兵力もそこまで減っていないし、疲弊もしていない!」 ウッドワス「兵力が減っていないだと!?そんなバカな!あの空飛ぶ巨大な鉄の兵器の攻撃もまた、ヤツらが振り切れる筈がないと・・・・」 ドゴォォーーーン!ドカァァァーーン!(ある上空から爆発音が鳴り響いてくる) ウッドワス「――!?」ビクッ!(爆発音がした上空に注目する) ウッドワス軍・兵士たち「――!?」ビクッ!(爆発音がした上空に注目する) ―――――――――――――――――――――――― ドゴォォーーン!バチバチィィ〜、ヒュゥゥゥ〜〜〜・・・(黒煙をあげて墜落していくクリサリス) クリサリス「『オラハシンジマッタダー♪オラハシンジマッタダー♪オラハシンジマッタダー♪テンゴクーニイッタダー♪』」ゴォォォ〜〜!(黒煙をあげながら墜落する) メリュジーヌ「―――――――」ビュゥゥーーン!(空から駆けつけてくる) ゼロワン、リッキー&カッタナー「―――――――」ビュゥゥゥーーン!(空から駆けつけてくる) ヒュゥゥ〜〜‥ズガガガァァァ〜〜〜!!(平原に砂塵と共に墜落するクリサリス) ウッドワス軍・兵士たち「うわぁぁぁ〜〜〜!?」タタタタタァァーー!(墜落するクリサリスから逃げ惑う) ――――――――――――――――――――――― ウッドワス軍・兵士「空飛ぶ“秘密兵器”までもやられた!?倒したのは先代の妖精騎士ランスロットに『海賊の予言の子』の船!奴らもまた、ほぼ無傷でやってきている‥・!」 ウッドワス軍・兵士「対してこちらは無理な城攻めと敵軍の爆撃攻撃で満身創痍かつ疲弊しています、兵力も戦力もあちらが勝っている!」 ウッドワス軍・兵士「このままでは我々の方が陸空ともに包囲されかねません!ウッドワス様、ご指示を!どうか戦場にて、氏族たちにご命令を!」アタフタ!(焦っている) ウッドワス「・・・・包囲・・・・包囲だと!?この私に、戦火に身を晒せというのか、貴様は!」焦っている ウッドワス「どうなっているんだ・・・・いったいどうなっているんだ、この状況はぁぁ〜!?」困惑している http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1654435492/534
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