【安価】世界を救うらしい (35レス)
1-

16: 2016/12/29(木)22:31 ID:h9wbAKeBO携(1/2) AAS

17: 2016/12/29(木)22:32 ID:R5eFppZBo(3/3) AAS
はへ
18: 2016/12/29(木)22:33 ID:h9wbAKeBO携(2/2) AAS
あああ
19: ◆dsJGber.Kg [saga] 2017/01/02(月)23:15 ID:Dahqr+ki0(1) AAS
料理 66
器用さ 74
運 76
性力 95

占い師「人間的なステータスは優秀だ」

占い師「全体的に強い人間だ。選ばれた人間ならばすぐ見つかるレベルだろう」

占い師「…では最後に」

 1 剣
 2 槍
 3 大剣
省8
20: 2017/01/02(月)23:16 ID:UOt9kNsUO携(1) AAS

21: ◆dsJGber.Kg [saga] 2017/01/03(火)00:10 ID:sxkkqLYx0(1/3) AAS
占い師「手甲。己の拳で戦う戦法のようだ」

占い師「…いや、言いたいことは分かる。『魔法の適正が高いのに格闘?』と」

占い師「しかしそうなのだから仕方ない」

男「――誰に言ってるんです?」

占い師「ちょっとした言い訳だ」
省14
22: ◆dsJGber.Kg 2017/01/03(火)03:14 ID:sxkkqLYx0(2/3) AAS
 世界は壊れた。
 人々は街を捨てて家を捨てて、それまでの暮らしを捨てて――科学は衰退の一途をたどる。
 後に残ったのは原始的な世界。力と権力が支配する剣と魔法のファンタジー世界。
 みんなが夢見ていた希望に溢れた創作物みたいな世の中。

サヤ「…」

 なんてことはなく。

無法者1「へっへっへ…」
省13
23: ◆dsJGber.Kg [saga] 2017/01/03(火)04:37 ID:sxkkqLYx0(3/3) AAS
 魔法に戦いに風化に、ボロボロになった街だけどただ住む人がいなくなっただけで建物自体は無事なものが殆ど。待ち伏せするのにはうってつけだろう。無法者らは囮役の私に釘付けだし、順調順調。

無法者3「へへへ…でかいリュックもそうだが――」

無法者4「これだけの上玉だ。楽しめそうだぜ」

 …嗚呼、これが日本。悪寒がする視線に思わず黄昏れたくなっちゃう。
 というかこの人達怪しいと思わないのだろうか。こんな場所に一人で、たいそうな荷物を背負った制服着た女の子が来るなんて。学校なんて今の世界にほぼないのに。それに囮を使って屋上からの奇襲って単純な戦法がこうも簡単にはまるなんて。

サヤ「くっ、下品な…っ」
省26
24: 2017/01/03(火)05:28 ID:FW3HTH+D0(1) AAS
へいへいわう!
25: 2017/01/03(火)05:59 ID:4Jyo9kJjO携(1) AAS
男以上に高い身長、胸は平均
26: ◆dsJGber.Kg [saga] 2017/01/05(木)02:59 ID:m2CtORIs0(1/2) AAS
ヤンデレ系 好感度高め

メイ「悪党成敗の時間ね…」

 着地から抜剣。赤くうっすら光を放つ剣を手に、少女が笑みを浮かべる。
 紺色の髪をツインテールにしている身長の高い少女。凛とした女性人気が高そうな顔立ちの彼女は、私の幼馴染であるメイ。
 ファンタジーの冒険者よろしくシャツにスカート、マントを身に着けツインテールを結う紐には宝石の付いた髪飾り。へそが出ていたり肩や胸元が露出しているけれど、不思議とだらしない印象はなくとても彼女に似合っている。
 歳相応の女の子らしいスタイルと、高い身長。女性の可愛らしさと美しさを併せ持つ彼女は、まさに正反対と言うべき無法者らの中で一際輝きを放っていた。

メイ「サヤをあんな目で見た罰、受けてもらわないと」

 ――あれ、なんだろう。すごく黒い光が。
省31
27: ◆dsJGber.Kg [saga] 2017/01/05(木)03:52 ID:m2CtORIs0(2/2) AAS
サヤ「…投降するのをおすすめしますけど」

無法者2「ぐっ…今更止まれるか!」

 あれだけ恐ろしい光景を見せられたというのに根性がある人達だ。
 指示から素早く私を囲う。各個撃破を狙っているのだろう。

サヤ「…手早く済ませてあげます」

 悪人とはいえ拷問されるのは見過ごせない。使う気はなかったけど、メイの毒牙にかかる前に戦闘不能になってもらおう。
 集中をはじめる。魔力を練り上げ、小声で呪文を唱える。一言二言、短い詠唱を終え私は手を前にかざした。
省19
28: ◆dsJGber.Kg [saga] 2017/01/07(土)23:57 ID:djNBr2tN0(1) AAS
 まぁ彼らが私のことを女扱いするのは定番の流れだし、別に今更気にすることでもないか。
 苦笑を一つ。行列の最後尾をメイと一緒に歩き、廃墟の外に停めておいた馬車を目指す。

眼鏡をかけた男「僕らもようやく仕事が板についてきたんじゃない?」

 そんな折、無法者の後ろ、縄を持つ男――私らのグループの司令塔、ナオトが口を開く。
 眼鏡をかけた平均的な、平凡とも言える見た目の彼は弓や魔法による遠距離からの攻撃を得意とする。目立たない見た目と同じく地味な戦い方だがその実力は中々のものだ。
 身長は平均的。体格も特徴はなく。顔立ちは悪くはなく、むしろいいのだが印象が薄い。冒険者風の服装に黒いコートを羽織、弓を背負った後姿はとてもかっこいいんだけど不思議なものだ。

いかつい男「まだまだだ。俺らは実力も経験も実績もない」

 と、真面目な返答をするのはユースケ。男性の平均より身長が高めな私やメイを越す巨漢で、筋肉質な体つきが目を引く男の中の男である。
 戦い方も見た目通りパワフルで、斧やら拳やら落ちているものを使って戦ったりと接近戦、特に乱戦で右に出るものはいない。短所といえば魔法に弱いくらいか。
 シャツにズボン、その辺りは平凡な冒険者の装いだが、大きな斧を背負うためのホルダーを身につけ、手には金属製のガントレット。そこにこの体格で威圧感が凄まじい。
省3
29: ◆dsJGber.Kg [saga] 2017/01/08(日)00:16 ID:qrgtRY9s0(1/4) AAS
サヤ「ですね。認められるにはもっと頑張らないと」

 彼らと暮らしていくためにも、評価をある程度は稼がなくてはならない。私たちがいる街はそういう場所だから。

メイ「早いものよね。世界が変わってから」

ナオト「英雄と魔王に魔物――魔の者の出現、『異界化』。人間に力が目覚めた『覚醒』。よくもこう目まぐるしく変わったものだよね」

 異界化。
 まず世界に訪れた異変。感じでなんとなくどんなことが起きたのか分かるだろう。
省12
30: ◆dsJGber.Kg [saga sage] 2017/01/08(日)01:21 ID:qrgtRY9s0(2/4) AAS
 で、もう一つの大きな出来事、覚醒。

 無力だった人間が力を持つようになった不思議な現象である。
 魔法を使えるようになったのは勿論、英雄と協力関係になりその力を得る契約『従者契約』もその頃発見されたらしい。
 やられるだけ、巻き込まれるだけの存在だった私たちに抵抗する力が身についた。と聞けばいいことのように聞こえるが、この出来事により世界はより大きな混沌に包まれた。
 平和のために戦う英雄と協力した従者。思うままに暴れる英雄と意気投合し力を得た従者。
 十人十色な英雄に様々な地人が味方につき従者になり、そこに魔の者らも加わり――それはもうひどい有様だった。
 それから世界の崩壊は順調に早まり、現在に至る。
 今日本には英雄が治める三つの国が北、中央、南に存在し、そしてその他集落が各地に点在する、ものすごく寂しい状態になってしまっている。
 地図にしたら凄まじい変化だろう。国と街、村の隙間がどれだけ空いていることか。県と市、街で埋め尽くされていた日本はもうどこにもない。誰にも治められていいない地が存在する――その違和感は今も受け入れられない。

ユースケ「こうなるともう文句も言ってられないな。嫌なもんだ」
省11
31: ◆dsJGber.Kg [saga sage] 2017/01/08(日)02:56 ID:qrgtRY9s0(3/4) AAS
全員『!?』

 多分、この場にいる全員が不意をつかれただろう。
 接近してくる風に反応することができず、顔を下に向け風がおさまるのを待つ。
 そして目を開き、顔を上げると――

小さな女の子「まったくだらしない奴らだ」

 見知らない女の子が私たちの中心にいた。緑色のショートヘアに盗賊みたいな露出度が高い服装。腰には短剣を差していて、その雰囲気ですぐ分かった。

ナオト「英雄!?」
省29
32: ◆dsJGber.Kg [saga sage] 2017/01/08(日)06:29 ID:qrgtRY9s0(4/4) AAS
メイ「どうってことないわ。従者があんな実力なんだから、英雄だってたかが知れてるし」

リア「従者? ああ、従者は私の仲間にはいない。面倒だからな」

ユースケ「面倒って…」

無法者4「頭ぁ! 頑張ってください!」

無法者2「俺ら応援してますから!」
省35
33: ◆dsJGber.Kg [saga sage] 2017/01/11(水)02:19 ID:cFkZwbkF0(1/2) AAS
 結果だけ伝えよう。
 仕事は成功した。仕事は。

サヤ「…」
メイ「…」
ユースケ「…」

ナオト「あ、あの…みんな。そんなに気にすることはないんじゃないかな。ほら、仕事うまくいったし」

 英雄に襲撃されて見事こてんぱんにされて帰りの馬車。その座席の空気は重苦しかった。
 荷台には捕まえた無法者たちがいる。中央国に帰れば依頼された分の報酬は支払われるだろう。
 けど、それは運が良かったからだ。普通ならばあそこで皆殺しにされていてもおかしくはなかった。

 英雄が私を叩きのめして、仲間を見捨てて去って…そんなことがなければ、歯医者はただ全てを奪われるだけ。簡単な現代のルールだ。
省8
34: ◆dsJGber.Kg [saga sage] 2017/01/11(水)02:51 ID:cFkZwbkF0(2/2) AAS
ユースケ「…なぁ」

サヤ「どうしました?」

 手詰まり状態。沈黙に包まれていた車内で、ユースケが下を向いていた顔を上げた。

ユースケ「俺らも英雄と協力できないのか?」

 当然の応え。英雄に勝てないなら英雄と協力すればいい。
 平和を志す英雄とならば私たちもうまくやっていけるはずなのだ。でも。
省24
35: 2023/04/23(日)23:03 ID:d8x5vbkZ0(1) AAS
【空気中のスパイクタンパク汚染に気をつけましょう】

スギ花粉や様々な化学物質に対して過敏な方がおられるように
スパイクタンパクに対し過敏な方がおられます

特に二価ワクチンを接種された方に遺残した
オミクロン対応の
mRNAから生成されるスパイクタンパクは
従来の武漢対応のものと比べ
60〜70倍人体に結合しやすくなっており
シェディング被害は甚大なものになっています

また一部の方に感じる臭いに関しても
省20
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