見滝原に微笑む刹那(まど☆マギ×ネギま!) (685レス)
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660: mita刹◆JEc8QismHg 2018/05/29(火)21:56 ID:W8x2w7zu0(1) AAS
生存報告です
661: mita刹◆JEc8QismHg 2018/06/24(日)02:37 ID:lFB6LBQq0(1) AAS
生存報告です
662: mita刹◆JEc8QismHg [saga] 2018/07/21(土)03:06 ID:fABXASRb0(1/22) AAS
お詫びと訂正です

>>283
恭介が驚きの声を上げる隣で、
仁美が力強くこちらを見るのを刹那は見ていた。

地面に戻った後、恭介が驚きの声を上げる隣で、
仁美が力強くこちらを見るのを刹那は見ていた。

>>509

膨大と言ってもいいぬいぐるみが
夜の博物館の棚に陳列されている光景にマミと裕奈が言葉を交わした。
省5
663: mita刹◆JEc8QismHg [saga] 2018/07/21(土)03:09 ID:fABXASRb0(2/22) AAS
==============================

>>658

ーーーーーーーー

(時間稼ぎ)

率直に言って、青山素子は哀れみを覚えていた。
暁美ほむらはスタン・グレネードを使って時間を稼ぎ、
素子から距離を取った。
省23
664: mita刹◆JEc8QismHg [saga] 2018/07/21(土)03:10 ID:fABXASRb0(3/22) AAS
ーーーーーーーー

「ティロ・フィナーレッ!!」

空中で、巴マミが抱えた大砲としか言い様の無いマスケットが
マミに迫る石柱を撃ち砕き、
マミの体はその反動で地面へと向かう。

「ヴァーリ・ヴァンダナ………」
「!?」

そして、水柱を上げて露天風呂に落下したマミが周囲を見回すと、
大量の掌がマミに掴みかかっていた。
省14
665: mita刹◆JEc8QismHg [saga] 2018/07/21(土)03:11 ID:fABXASRb0(4/22) AAS
「紙一重だったわね、
もう少しで体ごと彫刻にされてたのかしら?」

マミが一挺ずつ両手に持ったマスケットが消滅し、
それと共に、マミの体にまとわりついていた灰色のリボンも砕け散る。
そしてフェイトは気付く。
露天浴場の中を、フェイトを包囲しながら
今尚増殖して埋め尽くす膨大な黄色いリボンを。

「まだだめよ、まだだめよ。
まだだめよ、まだだめよ。
省22
666: mita刹◆JEc8QismHg [saga] 2018/07/21(土)03:13 ID:fABXASRb0(5/22) AAS
「このっ!」

さやかが右手から放った刀が、地面から突き上がった樹に突き刺さる。
それを楯にした調がささっと移動し、
不快音と共にさやかに向けて衝撃波を放った。

身をよじったさやかを衝撃波が吹き飛ばし、
さやかの背後に現れた樹にさやかの背中が激突する。

「つ、っ………このっ!!」

ずるずると頽れたさやかを、
地面から伸びた硬い蔦の群れが拘束しようとする。
省18
667: mita刹◆JEc8QismHg [saga] 2018/07/21(土)03:17 ID:fABXASRb0(6/22) AAS
「あんたのリズムっ!!」

そして、地面に突き刺さった刀の柄から柄へとたんたーんっと跳躍していた。

「く、っ!」
「そいっ!」

勢いをつけて跳躍をしたさやかを調が狙う、
その時には、さやかは調の背後に回って
調の脚を刀の棟ですぱーんと払っていた。

「つっ………」
「あんたはあたしを怒らせた」
省16
668: mita刹◆JEc8QismHg [saga] 2018/07/21(土)03:18 ID:fABXASRb0(7/22) AAS
「大丈夫ですか、のどか?」
「う、うん、大丈夫」

夕映に支えられ、のどかがよろりと立ち上がる。
単純戦闘力だけで言えば、夕映が介入する隙は幾らでもあった、
と言うか、実際夕映が動いた事もあるのだが、
その度に水晶球による完璧なカウンターを返され
却ってのどかを危険に晒した、と言うのが実際だった。
そんなのどかに、織莉子がざっ、ざっ、と接近する。

「大丈夫だから」
省13
669: mita刹◆JEc8QismHg [saga] 2018/07/21(土)03:20 ID:fABXASRb0(8/22) AAS
「おいっ!」

長谷川千雨が、のどかから離れた織莉子にざっと駆け寄る。

「本屋をどうかしたのかっ!?」
「世界の真実に近づいたのでしょう」

織莉子が、つらっと言った。

「彼女は強い娘なのですね。
それが彼女の世界の全てなら、
彼女は彼女の救世を貫くのでしょう。
私は、私の救世を成し遂げる」
省11
670: mita刹◆JEc8QismHg [saga] 2018/07/21(土)03:22 ID:fABXASRb0(9/22) AAS
「で、用事は済んだ?」
「うん」
「そっか」

のどかの返事に、ハルナはニカッと笑った。

「じゃ、新京極で餡蜜でも食べてこっか」
「そうですね」

夕映がふっと笑ってハルナに答える。
そして、同じクラスの図書館探検部が四人、
合流してわちゃわちゃ楽しそうに歩き出す。
省18
671: mita刹◆JEc8QismHg [saga] 2018/07/21(土)03:24 ID:fABXASRb0(10/22) AAS
「う、ぐ、っ………」
「まだ動くっ!?」

ほむらの腕の力が、むしろ強まったのを素子は感じていた。
それでも、素子はほむらの腕の動きを簡単に封じ込め、
ざんっ、と、空から降りて地を踏みしめた脚を素子が見た時には
どんどんどんっ、と響く銃撃と共にほむらは首を横に折っていた。

「ゆーなさんっ!? これって、まさかっ!?」
「大丈夫、麻酔みたいなもん。
なんかしぶといから象でも倒れるって感じでやったけど、
省19
672: mita刹◆JEc8QismHg [saga] 2018/07/21(土)03:26 ID:fABXASRb0(11/22) AAS
「神鳴流には飛び道具は通用しない。
彼女は、私の斬岩剣に敢えて突進して来た」
「………自爆技?」

ほむらに向けて青い光を向けながらのさやかの呟きに
素子が頷いた。

「そっか………魔法少女は痛みを完全に消せる、
体が幾ら壊れても修復出来る………」
「優しいんだな」
「?」
省13
673: mita刹◆JEc8QismHg [saga] 2018/07/21(土)03:28 ID:fABXASRb0(12/22) AAS
ーーーーーーーー

「おい、大丈夫かっ!?」
「ええ、何とかね」

辛うじて痕跡を留めている露天風呂の中で、
佐倉杏子の声を聞きながら巴マミは頭を振っていた。

「なぁにやってんだよっ、
魔女の結界じゃあるまいに加減ってもん考えろ」
「考えてたら、今頃私はブロンズ像か肉片ね」

マミがキッと視線を向けた先では、
省16
674: mita刹◆JEc8QismHg [saga] 2018/07/21(土)03:31 ID:fABXASRb0(13/22) AAS
「あ、どうも、お久しぶりです」

もう一度、露天風呂に水柱が上がった辺りで、
露天風呂に飛び込んで来た火の玉が、
リットル記号を描く様に上空に飛び上がり、
戻って来てようやく着地した。

「何やってんだ、お前?」

杏子が、しごく簡単な問いを発する。

「やぁーっと止まりました。大至急の到着の為に
無理くり魔力供給して来たもので。
省19
675: mita刹◆JEc8QismHg [saga] 2018/07/21(土)03:33 ID:fABXASRb0(14/22) AAS
「素子ちゃん、頼まれてたもの。
伝承の中の天変地異の記録を
その解釈から調べ直したら色々出て来たよ」
「そうか、有難う。助かったよ」
「ん?」

露天風呂を出てさやか達に合流しようとした杏子は、
隣のマミが浮かべた生温かい微笑みに気付く。
視線の先にいるのは青山素子、
先程露天風呂に突っ込んで来た眼鏡男に資料を渡され、
省19
676: mita刹◆JEc8QismHg [saga] 2018/07/21(土)03:35 ID:fABXASRb0(15/22) AAS
「葛葉刀子先生を仲介に、桜咲刹那さんが正式に投降を申し出、
東西近衛家もそれを了承して計画は正式に中止しました。
「白き翼」から単独行動をとっていた
綾瀬夕映さん、宮崎のどかさんの離脱も確認。
これ以上の抵抗は無意味です」

「承る。御苦労だった」
「有難うございます」

素子の凛とした言葉に、愛衣が改めて頭を下げた。

「本当に、決着なのかしら?」
省15
677: mita刹◆JEc8QismHg [saga] 2018/07/21(土)03:37 ID:fABXASRb0(16/22) AAS
「それから………」
「ん?」

「難しいかも知れませんが、桜咲刹那さんの事。
私から見て、その大半は本心だったのだと思います。
魔法少女を利用した、と言いながら、
私達を一時期の仲間と思って共に命を懸けた事も」

「大事な友達を助けるため、只それだけのために。
そのためならまどかや魔法少女に恨まれても
ルール違反で組織から追及されても、
省15
678: mita刹◆JEc8QismHg [saga] 2018/07/21(土)03:39 ID:fABXASRb0(17/22) AAS
「星が告げている」
「もしかして、陰陽術ですか?
星占いの?」

マミの言葉に、素子はふっと口元を綻ばせる。

「見滝原、なんだろうな」
「いい星?」

素子が呟き、マミの問いに素子は首を横に振る。

「大きく、禍々しいものが見滝原に迫っている。
神鳴流の歴史の中でも幾度か見られたものだ」
省7
679: mita刹◆JEc8QismHg [saga] 2018/07/21(土)03:54 ID:fABXASRb0(18/22) AAS
 ×     ×

「あれっ?」

平和な放課後、麻帆良学園女子中等部エリアの一角で、
柿崎美砂は発見していた。

「ネギ君とアスナ?」
「あ、ホントだー」

隣にいた椎名桜子が美砂の視線の先を見ると、
確かに、ヨーロッパ風石畳の歩道を、
見知った可愛い男の子と長い付き合いのツインテール同級生が
省20
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