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鳴護アリサ「アルテミスに矢を放て」 〜胎魔のオラトリオ〜 (917レス)
鳴護アリサ「アルテミスに矢を放て」 〜胎魔のオラトリオ〜 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396305392/
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207: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga sage] 2014/04/28(月) 22:07:29.20 ID:nhaEnWJ20 他の人も言ってるけど実在する伝説と禁書を違和感なく繋げてる>>1は鬼才 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396305392/207
334: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage ] 2014/05/27(火) 21:29:14.20 ID:aLKD/258o 万能地雷?(決闘) 乙、ベイロープ可愛いよベイロープ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396305392/334
383: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2014/06/10(火) 11:01:48.20 ID:7LSxdjkO0 さて、どうしようか、酷く迷う。 少々タガが外れた――か、緩んだ――老人へ対し、笑うのも礼を欠いている。 だからといって知らんぷりするのも誠実ではないだろう。 ならば、だ。 「――安曇(あずみ)は謝らなければいけない」 そう安曇は黙礼すると、片手を口へ突っ込み、ごぎゅっ、と顎を外した。 続けて喉、食道、胃を人間ではないそれへ変化させ、手探りで探す。 すると、消化しかけたサメの骨に混じって、棒状の何かが手に触れる。 ギュボッ。 人体構造を無視し内容物を引き抜く。ずぞぞぞ、と食道を逆しまに通る際に出血する。 それは1m程の黄色いビーコン。目の前の研究者がサメへ撃ち込んだ、大切な実験器具の筈だ。 「安曇はこれを返そう。本当にすまなかった。うん」 「――ひっ!?」 短い悲鳴を上げて後ずさる彼。 「安曇に他意は無かった、と言って信じて貰えるだろうか。証明も何も難しくはある」 『必要悪の教会』に目を付けられている。そう『双頭鮫』から連絡が入ったのは少し前の事。 空を行っても目立ちすぎる安曇の容姿は隠しきれるものでは無く、仕方なしに『海中』を進む事にした。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396305392/383
427: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2014/06/24(火) 10:46:24.20 ID:zTTXki+Z0 鳴護「今、どちらに?」 シャットアウラ「一度学園都市へ戻ってオーバーホール――というか、休養を命じておいた」 シャットアウラ「肉体部分の損傷はともかく、それ以外はどうしても、な」 鳴護「……そっか。じゃ、良かった」 上条「すまん。俺が無茶頼んだばっかりに」 シャットアウラ「いや、お前に謝られる筋合いは無い。そもそも護衛対象でもあるお前を護るのは仕事の内だ」 シャットアウラ「むしろ部下の命を助けてくれた事を感謝しよう。ありがとう、上条当麻」 上条「……っ!」 上条(……そう言ってぎこちなく笑うシャットアウラの顔は、どこかアリサに似ている) 上条(元々が同じで、今は『姉妹』としてそれぞれを大事に思ってるんだから、それは当たり前なんだろうが) 上条(その『無防備さ』ってのが、なんか、こう、アレだ) 上条(なーんか『勘違い』しちまいそうになる、っていうかですね?) シャットアウラ「どうした?」 上条「ん!?あぁいやいや別に何でも!」 上条「ただ『聖地巡礼してー」みたいな事言ってたけど、どうしたんかなーって」 シャットアウラ「ローランサン巡りは有給でも取ってくればいい。申請は取りやすいようにしてやる、と言っておいた」 鳴護「えっと、一人で?お姉ちゃん何か言われてなかった?」 シャットアウラ「うん?……あぁ、確か『一緒にどうですか?』とは言われたな」 鳴護「そ、それでっ?」 シャットアウラ「『なんで?』と応えておいたが?」 鳴護「……お姉ちゃん」 上条「あー……うん、まぁ!まだまだチャンスはあるし!」 レッサー「横からで恐縮ですが、シャットアウラさんはそちらさんがお嫌いで?」 シャットアウラ「特に何とも。それがどうした?」 レッサー「あっちゃー……他人事とは言え、聞いてて痛々しいですな」 上条「……えっと、どうしようこの惨事……?」 鳴護「言っても分かんないと思うけど、当麻君にも責任はあるからね?自覚はしなくていいけど、ってかされると困っちゃうけど」 上条「すいません……?」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396305392/427
479: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2014/07/01(火) 11:34:57.20 ID:ce+frY1U0 上条「俺らって大抵、まぁ大人しいじゃん?良くも悪くも引いてるっつーか」 上条「嫌な事されても、大体困った笑顔なんだけど――それが一定のレベル過ぎると、『笑顔でお断り』するんだ」 フロリス「あっそ」 上条「あ、すまん。興味ないか」 フロリス「んー……むむむむむむむ」 上条「……どったの?紙コップの中に溶け残った砂糖の塊でもあった?」 フロリス「いゃぁそんなんじゃないだけど、妙にイラついててさ。こう」 フロリス「もっかい蹴って良いかな?」 上条「嫌に決まってんだろうが!?てかそれで『あ、どうぞどうぞ?』って言い出す奴はどっか壊れてるぞ!」 フロリス「なんてーかなー……うん、よくわっかんないんだけど、こないだの件あるじゃんか?『ハロウィン』の」 上条「いやだから、それも謝ってんでしょうが」 フロリス「分かってるし。そうじゃなくって、つーか、んー……?」 上条「どうした?お前ホントにおかしいぞ?」 フロリス「あ、いやホラ。ワタシ、どんな風に見える?どんな感じに見える?」 上条「……質問に質問で返されまくってんだが」 フロリス「マジで答えて」 上条「あー、うん。まぁ、そうだな。言えっつーんだったら、言うが」 上条「どっちかっつーと、綺麗系だよな」 フロリス「――へ?」 上条「クラスの一人ぐらい居るじゃん、綺麗なんだけど鼻にかけないで、あんまツルむのも好きじゃないっぽい子」 上条「別に女子からハブられる訳じゃないんだけど、なんか、こう孤立してる感じの」 上条「でも何か俺達がサッカーとかゲームとか、その子の好きそうな話してたら混ざってくる感じでさ」 上条「……で、自分の容姿とかにも、あんま興味ない感じだから。距離感とかも無造作?無頓着?」 上条「卒業して何年か経って、『あ、そういや俺、あの子好きだったかも?』って思い出すの」 フロリス「妙に具体的だなっ!?」 上条「ベイロープまで行っちまうと『無理めの美人』って感じだけど、フロリスさんだと、まぁ『ちょい無理めの不思議系』?」 フロリス「どっちにしろ無理ジャンか」 上条「ごめんなさいねっ!だって俺彼女居た事ありませんしぃっ!」 フロリス「ちゅーか、意外だなぁ。似たような事レッサーにも言われたよ」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396305392/479
656: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2014/08/05(火) 11:46:21.20 ID:A1Hzqpy/0 上条「なんだよ」 レッサー「(四億と五千年前から愛してましたっ……!!!)」 上条「(お前は生物が陸上へ上がる前から好きだったのか――で?)」 レッサー「(最近スルーされるようになって悲しいです……あぁ以前の『も、もしかしてマジ告白かもっ!?』と慌てふためくリアクションをもう一度!)」 上条「(やっぱり俺をからかってただけじゃねぇかコノヤロー)」 レッサー「(ま、それはさておき。今から私がベイロープへ質問しますんで、繰り返して貰えません?)」 レッサー「(私の推測が当たっていればそれで判明すると思います)」 上条「(何か意味があるとは思えないが……)」 レッサー「(付き合ってくれないとご両親の所へ押しかけますよっ!)」 レッサー「(『当麻君に騙されて身も心も調教されました!』と、若干のフィクションを交えながら、えぇ)」 上条「(――よしやろう!さっさと終らせよう!)」 レッサー「(何が何でも『面倒はゴメンだぜ』という姿勢がステキですよねっ!)」 フロリス『もしもーし?どったん?トラブル?』 レッサー「いえちょいと悪巧みを――ベイロープさんっ!質問があります、Pardon?」 ランシス『どうして英語の使い方間違うの……?』 ベイロープ「どうぞ。こっちに答えられない事なんて無いわよ」 レッサー「では第一問。てか実は去年の秋頃から疑問に思ってたんですけど」 上条「なんだその無駄に長い溜め時間は」 レッサー「『新たなる光』――『N∴L∴』のロゴのジャケット作ったじゃないですか?」 フロリス『あったよねー。先生から「ワイのお祝いやで?今度は仲良ぉせなあかんよ」って』 鳴護「……謎の関西弁が入るよね、たまに」 上条「興味あるんだが、突っ込んだら蛇が出て来そうで怖い……」 レッサー「シャツ何枚かとスカート・スパッツ、あとスタジャンみたいなの貰ったんですが――」 レッサー「――どうしてベイロープはジャケット着てないんです?」 ベイロープ「ん?どうして、って言われても深い意味は無いわよ、特には」 レッサー「私達とオソロ着るのに抵抗ある、ってんじゃないですよね。シャツ着てますもんね」 ベイロープ「そうよ。恥ずかしいんだったら、こっちの服も着てないわ」 レッサー「はいここで、マナ2消費して『上条当麻』をフロントへ送り、『さっきの約束』能力を発動!」 上条「人をカードゲームのモンスターっぽく使役すんな……で、なんでジャケット着ないんだ?」 ベイロープ「その――っ!キツい、のよ……!」 上条「はい?」 ベイロープ「胸がキツくなっちゃって前が閉まらないの!」 レッサー「デーブーデーブーっ!ひゃっかんデーブー!お前のかーちゃんひーしょーじょーっ!」 ベイロープ「アナタって子はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」 レッサー「うっぎゃぁぁぁああぁぁぁっ!?テンパったおっぱいが私のおっぱいをおっぱいだ!」 フロリス『あと、普通のおかーさんは非処女だと思う』 ランシス『大工の嫁でもない限りきは……うん』 鳴護「……何か今、おかしな現象があったような……?」 レッサー「奇遇ですねぇアリサさん。私も同感です――では第二問!」 ベイロープ「あ、コラっ、逃げるな!」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396305392/656
686: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage] 2014/08/19(火) 19:39:28.20 ID:2JGKg27SO 乙 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396305392/686
836: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2014/09/29(月) 12:26:05.20 ID:KJWQPZFU0 上条「じゃ言うけど!13時間ってなんだよ、13時間って!?せめて2時間3時間だったら話は分かっけど、半日以上て!?」 ベイロープ『あー……その、言いにくいんだけど』 フロリス「……ネタじゃないんだよ、ウン。ネタじゃないんだな、これが」 ランシス「ブリテンじゃふつーふつー……」 上条「おかしいの俺か!?」 レッサー「ね、上条さん?気持ちは分かりますよ、えぇ。カルチャーギャップと言いますか」 レッサー「高度に効率化された社会に於いて、スローライフが異様に見えてしまうかも知れません」 上条「いやあの、もう効率的以前に『これ料理?』って感じなんだが……」 レッサー「ですが!裏を返せば料理一つにここまで手間暇をかけられる!そういった心の余裕がゆとりなんですよ!」 上条「『余裕=ゆとり』だからな?それっぽい事言ってるつもりなんだろうが、失敗してるからな?」 上条「……いや、まぁ言いたい事は何となく分かる。料理に時間を割けるのって、大切だもんな」 上条「効率やけ追い求めるんだったら一昔前の宇宙食みたいになって、味気ないシロモンだって話か」 レッサー「――で、13時間煮込んだものがここにあります」 上条「良い話してたよね?お前の話に合わせてそれっぽい事言ってたよね?俺の気遣い返してくれないか?」 レッサー「この『魔法の寸胴鍋』を使えば13時間が13分に短縮出来ます!」 上条「個人的にスッゲー欲しい鍋だ!?」 鳴護「当麻君、ツッコミ段々ズレてきてる」 上条「い、いや違うんだよアリサ?確かに『13時間!?』とは言ったけどな」 上条「でも丁寧に煮込めば煮込む程、ダシ――スープに具材の旨味が出てくるんだ」 鳴護「あー、煮込んだカレーも美味しいよねぇ」 上条「確かに効率は良くない!良くないだろうけどさ!」 上条「でもっ13時間も煮込んでるんだったら、きっととても美味い出汁が取れて――」 レッサー「あ、煮汁は邪魔なんで捨てますね」 ザーーッ 上条「レッサァァァァァァァァァァァァァッ!?」 フロリス「待て。手順通りだから!ネタじゃなく!」 上条「……なぁ?これ本当に料理人が考えたレシピなの?」 ランシス「……誇張一切無しで、有名な人」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396305392/836
879: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga] 2014/10/07(火) 13:15:43.20 ID:Iye/cFlo0 ベイロープ「ギリシア神話でゼウスの孫、エーリスの王」 ベイロープ「ある時、山の頂で眠っていたエンデュミオンを、月の女神セレーネが見初め、恋へ落ちる」 ベイロープ「しかし不老不死のセレーネは、エンデュミオンが段々と老けるのを悲しみ、ゼウスへ彼を不老不死にするように頼んだ――が」 ベイロープ「ゼウスは彼を永遠の眠りへ尽かせ、不老不死にしたのね」 上条「……そんな名前を持つ、『塔』か」 マタイ「レディリーの境遇に似ていると言えるかも知れない」 マタイ「エンデュミオンは神の力によって不老不死となり、そこから脱却を図るために――」 鳴護「一度造り上げたエンデュミオンを、壊す……?」 マタイ「それも龍脈の影響の少ない宇宙で、だ。そこへ組み込まれた魔術的な記号は『塔』と『歌』」 マタイ「アリサ君にさせたかったのは多くの魔力を集めるため……まぁ、巫女のような役割だろうか」 マタイ「証拠……と呼ぶには軽々過ぎるが、レディリーの術式は失敗、そしてエンデュミオンの残骸の中、未だ眠っているのだろう?」 マタイ「まさに『不老不死のまま眠り続けるエンデュミオン』のように」 ベイロープ「……乗り越えようとした術式を失敗して、逆に取り込まれる。矛盾はないのだわ」 フロリス「ミイラ取りがミイラってヤツだよねー」 ランシス「『おかーちゃんはミイラ』……」 上条「……?」 ランシス「……『Mammy is Mummy』……ッ!!!」 上条「あ、このお菓子美味しいから食べて良いぜ?出来ればゆっくりな?」 レッサー「……うーむむむむむ。今んトコは矛盾らしい矛盾もありません、ありませんが――そうですねぇ」 レッサー「では逆に、『龍脈の影響の薄い所』なのに、アリサさんが生まれたのは何ででしょうかねぇ?」 マタイ「一つにレディリーの施した術式、それも星座に纏わる何か、セレーネ、もしくはアルテミス関係だと思うが」 マタイ「二つに『高度故に龍脈が純化している』のではないかと私は思う」 上条「純化?」 マタイ「高い山の上へ登ると酸素が美味しい、とは言うかも知れない。実際には薄くなってはいるが、都市より不純物は少ない」 マタイ「また過去の例で言えば、深山に神霊が宿る、という話は聞かないかな?」 上条「あるな、割と多く」 マタイ「山奥へ入って何かに祈って願いを叶える――これはつまり、逆に深山では術式が使い易くなっているのではないか?」 フロリス「日本の修験道、ワタシらのウィッチ。どっちとも山深い場所で暮らしてるかー」 マタイ「以上二つの要因により、アリサ君は『願い』を叶えるために生まれた、と」 マタイ「従って君の能力は『龍脈』を恣意的に操れる能力だと、私は推測している」 鳴護「歌は?どうしてあたしの歌がっ!」 マタイ「そもそも『歌』というものは宗教的な儀式の一環だったのだ」 マタイ「神へ捧げる歌、雨を請う歌、戦いへ赴く歌。絵画などよりもずっと昔から、人類と共に在っただろう」 マタイ「人が声を合わせて一つの旋律を作り、または優れたる音階に耳を傾け、祈りを捧げる」 マタイ「言わば『奇蹟』の方向性を決定づける力、とでも言おうか」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396305392/879
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